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2018.12.01 (Sat)

2018シーズンの大宮アルディージャについて思うこと

 大宮アルディージャの2018年のシーズンが終わりました。今季はJ2で21勝13敗8分、勝ち点71で5位。クラブとしては1年でのJ1復帰を目標に掲げていただけに残念な結果に終わったシーズンだったといえるでしょう。しかし、私は絶対にそんなに甘くはないと思っていました。私自身はシーズン開幕前に大宮はプレーオフ圏に入れるかどうかではないかと予想していたので、まあ予想通りの結果でした。
 今季の大宮はJ2でも優勝争いを演じるのではないかと予想する人もいたようですが、昨季終盤の惨状を目の当たりにして、私はとてもそんな予想はできませんでした。むしろ、ほぼ完全に壊れてしまったチームをよく昇格プレーオフに出場するところまで立て直してきたと思います。

 とは言いつつ、終盤の戦いぶりを見ていると、石井監督の指揮する今のチームにはもうこれ以上の伸びしろはないという印象も強く持ちました。特に攻撃面に大きな不満を感じます。選手個々のクオリティ、選手層の厚さに関しては決して他クラブに劣ってはいないはずですが、それをうまく引き出せたとは到底思えませんでした。シーズン序盤の試行錯誤は仕方ないとしても、結局はマテウス、大前の個人技に頼った攻撃に終始し、他にオプションを作れませんでした。相手のストロングポイントを消してくるチームが多いJ2で勝ち抜けないのは必然だったのだと思います。その他にも、大事な試合での勝負弱さ、弱気な采配、(昨季に続き)シーズン途中の不可解な外国人選手補強など不満はいろいろあります。

 すでに石井監督の退任は発表されましたが、その他にも主力選手が抜けることが予想され、今季以上に厳しくなることは間違いありません。しかし、これはある意味ではチームが変わるチャンスです。これからはクラブとしてどこを目指すのか明確なビジョンを持ち、一貫した監督の選定、選手の補強をしてほしいと思います。前回のJ2降格時にも思ったのですが、大宮は過去のしがらみにとらわれずクラブ全体で思い切った改革が必要だと思います。今のままでは一時的に良くなることはあるにせよ長期的に見ればうまく行かないと思います。

 そんなわけでどちらかと言えば不満の多いシーズンではありましたが、監督、選手、チームの皆さんのこの1年間の奮闘には感謝したいと思います。お疲れ様でした。そしてありがとうございました。


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テーマ : 大宮アルディージャ - ジャンル : スポーツ

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2018.11.11 (Sun)

2018 J-League Division 2 第41節 大宮 vs. 山形

 長いシーズンもいよいよ終盤。ホーム最終戦を観戦に行きました。崖っぷちに立たされた状況でのホーム最終戦ということもあってスタジアムには12000人以上の観客が入りました。


 大宮はMFのマテウスをFWに上げて大前と2トップを形成。マテウスのポジションには嶋田が入りました。おそらく相手が3バックなのでスペースを狙わせたいということ、またマテウスが相手を引きつけて空いたスペースを大前や2列目の選手が狙うという意図があったのだと思いますが、前半の最初の半分くらいは狙い通りにうまく行っていたように思います。ただし次第に山形がペースを握るようになり攻め込む時間が長くなり、徐々に山形に得点が感じられるようになってきました。


 後半、51分に大宮のゴール前に攻め込んだ山形のボールを酒井がヘディングでクリアしたボールに対する山形DFの処理ミスもあり大前が入れ替わる形で抜け出し決定機。大前のシュートは櫛引に弾かれましたが詰めていたマテウスが無人となったゴールに流し込んで先制しました。さらに75分には大山のスルーパスに抜けだした茨田が相手DFを振り切りGKとの1対1をしっかり決めて追加点。厳しい展開が続いていただけにこの1点で私はほっとして力が抜けました。また残り20分近くあるというのに・・・。
 試合の終盤は再び山形が攻め込み、大宮がカウンターを狙う形になりましたが、山形の反撃は試合終了直前の三鬼のゴールのみに終わり、2:1で大宮が勝利しました。



 客観的に見てチームの完成度は山形が上回っていました。特に攻撃に関しては汰木を中心とした前線に両サイドの熊本や三鬼が絡む攻撃はなかなか魅力的でした。前半の30分以降と後半の失点シーン以外はほとんど攻めていたしチャンスも作れていました。
 大宮が山形を上回ったのは決定力です。山形が決定機で枠を外したのに対し、大宮は後半の少ないチャンスをしっかりと点に結びつけました。シーズン開幕当初であれば、攻撃の連動性やプレーの質などに注文をつけたくなりますが、この時期にこの状況でそんなことは求めても無理なのはわかっています。とにかく点を取ることが一番大事であり、その意味で私は今日の大宮の攻撃には満足です。
 この試合の結果、大宮は辛うじて最終節にプレーオフ出場の望みをつなげました。40節までの順位ではプレーオフ圏外で41節もライバルクラブはしっかりポイントを獲得しそうですので依然として自力でのプレーオフ出場は決められないという形で最終節を迎えることになりそうです。大宮は最終節はアウェイで岡山と対戦します。この試合で警告を受けたマテウスが出場停止となります。リーグ戦終盤の大宮は攻撃面ではマテウスへの依存度が高く、どうするのか不安がありますが、とにかく3ポイントを獲得しなければそこで終わりです。同時開催の他チームの状況は気にせず勝利でリーグ戦の最後を締めくくってほしいと思います。


2018 Jリーグ Division2 第41節
2018年11月10日(土), 16:00, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - モンテディオ山形 2:1 (0:0)
大宮: 塩田 - 酒井, 畑尾, 菊地, 河面 - 嶋田 (79. 横谷), 大山, 三門, 茨田 - マテウス (88. 富山), 大前
山形: 櫛引 - 熊本, 栗山, 松本 (74. ロドリゲス) - 三鬼, 本田, 中村 (71. 南), 内田 - 小林, 汰木 - 阪野 (83. ロペス)
得点: 1:0 マテウス (51.), 2:0 茨田 (75.), 2:1 三鬼 (90.+5)
警告: 河面, マテウス - 栗山
観客: 12,240人
主審: 三上 正一郎

テーマ : 大宮アルディージャ - ジャンル : スポーツ

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09:53  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2018.10.31 (Wed)

2018 J-League Division 2 第39節 大宮 vs. 京都

 リーグ戦も終盤に差し掛かり昇格争い、残留争いの行方が気になる時期になりました。大宮は自動昇格は厳しい状況ですが、プレーオフ出場枠を巡る熾烈な争いを繰り広げています。対戦相手の京都はまだ残留が決めておらず、こちらも絶対に勝利が欲しい状況です。


 両チームの現状を考えるとどちらも慎重に試合に入るのかと思ったのですが、実際にはそんなことはなく前半4分に早くも試合が動きました。京都が右サイドで細かくパスをつなぎ、2トップの一角に入った闘莉王が中央に入れたボールを詰めていたレンゾロペスが合わせて先制。さらに10分にはカイオが左足で強烈なミドルシュートを決めて早くも2点をリードする形となりました。序盤の大宮は大事な試合にもかかわらず、まるで集中力が欠けていたかのような緩い守備でした。
 大宮の反撃は31分。コーナーキックの際にペナルティエリア内で京都にファールがあり、PKを獲得。大前が決めて1点差にしました。


 後半は大宮が攻め京都が守る時間が長くなりましたが、闘莉王をディフェンスラインに入れて5バックで守る京都の粘り強い守備が上回りました。大宮はチャンスは作りましたが、攻撃の単調さ、バリエーションの無さが目立ちました。惜しかったのはコーナーキックのチャンスで茨田がなぜか完全フリーでヘディングシュートをしたシーンと大前のシュートがクロスバーに当てたシーンでしょうか。
 今季の大宮は相手にリードされて終盤を迎えると厳しいです。この試合は序盤に2点のリードを許してしまったことが全てだと思います。リーグ戦の終盤となったこの時期でも攻撃面についてはあまり向上が見られなかったという印象を持っています。それなら失点をしないように戦わなくてはならないのですが、こんなに簡単に失点しているようではどこが相手でも勝てません。


 さてこの試合が終わった時点で大宮はプレーオフ圏外に順位を落としてしまいました。しかし6位との勝ち点差はまだ2ポイント。残り全勝すれば可能性がないわけではありません。ただしこの時期はどのチームも簡単に勝ち点を取りこぼすことはありません。大宮がプレーオフに出場するには残り3試合で9ポイントは必ず取らなくてはならないでしょう。かなり厳しくなりました。


2018 Jリーグ Division2 第39節
2018年10月28日(日), 16:00, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - 京都サンガF.C. 1:2 (1:2)
大宮: 笠原 - 酒井, 畑尾 (88. 富山), 菊地, 河面 - マテウス, 大山, 三門 (65. 横谷), 茨田 (81. 嶋田) - シモヴィッチ (66. 富山), 大前
京都: 清水 - 石櫃, 染谷, 牟田, 本多 - カイオ, 金久保 (90.+4. 小屋松), 庄司, 仙頭 (62. 岩崎) - 闘莉王, レンゾ ロペス (84. 重廣)
得点: 0:1 レンゾ ロペス (4.), 0:2 カイオ (10.), 1:2 大前 (31.,PK)
警告: / - 本多, レンゾ ロペス, カイオ
観客: 9,527人
主審: 岡 宏道

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23:31  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2018.10.14 (Sun)

2018 J-League Division 2 第37節 大宮 vs. 栃木

 J2第37節。大宮対栃木の試合を観戦しました。NACK5スタジアムのすぐそばでは「埼玉WABI SABI 大祭典」というイベントが開催されていて賑わっていました。盆栽や書道、着物など和の文化を体感するイベントだとのことですが、これらに無関心な私は全く知りませんでした。
 NACK5スタジアムには12000人を超える観客が入りましたが、これはこのイベントと一緒に試合観戦を使用とした人が多かったのか、あるいは対戦相手が比較的近い栃木SCだったからか、それとも入場者にユニフォームデザインのTシャツをプレゼントしていたからなのでしょうか。これだけの観客が入ったNACK5スタジアムで試合を見るのはいつ以来でしょうか。ずいぶん久しぶりのような気がします。


 前半。栃木は思ったほど前線からプレスをかけては来ないので、大宮としては試合をコントロールできるのですが、栃木の守備意識は高く堅守を崩すのは容易ではないという印象を受けました。それでもこの数試合に比べると中盤でしっかりスペースを使った攻撃ができパスがスムーズに通るので、普段より観戦していてフラストレーションがたまることはありませんでした。
 23分に大宮は茨田のスルーパスに抜けだした大前がペナルティエリアのすぐ外でパウロンに倒されてフリーキックを獲得。これを自ら直接決めて先制しました。
 一方の栃木は、何度か左サイドを西谷和希が思い切りよく上がりクロスを入れるシーンがありましたが、大黒に良いボールが入らずほとんど決定機はありませんでした。


 後半に入るとゴールが必要な栃木がアグレッシブなプレーを見せるものの展開は前半と変わらず。55分には再び大前がパウロンに今度はペナルティエリアで倒されてPKを獲得しました。キッカーを決めるのに大前、シモヴィッチ、マテウスの3人でじゃんけんしている様子がはっきりと見えて嫌な予感がしましたが、案の定キッカーを務めたマテウスが失敗してしまいました。
 その後は試合は完全に栃木のペースになり、大宮は防戦一方になります。それでも大宮の守備は安定していて決定機は作らせてはいませんでしたが、やはり1点では何が起こるかわかりませんから心配です。実際に71分にはCBでのパス交換にプレスをかけられ大黒にフリーでループシュートを撃たれ、これがクロスバーを直撃するというシーンがありました。これは完全に決まったかと思いましたが・・・。


 大宮はそのまま1:0で勝利しました。決定機で決められずに終盤苦しい展開にしてしまった点など不満はありますが、ここからははっきり言って内容は酷くても3ポイント取ればすべて良しと言い切ってしまってよいと思います。これからは上位のクラブはどこも結果を求めた戦い方をしてくるでしょうし、簡単にポイントを落とすことはないでしょう。言い換えれば現在プレーオフ圏ギリギリにいる大宮は1つでも落とすとプレーオフ出場も厳しくなるということです。特に次節は順位争いでライバルとなっている横浜FCとの対戦。これは昇格争いへの生き残りを賭けた試合になりそうです。


2018 Jリーグ Division2 第37節
2018年10月13日(土), 16:00, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - 栃木SC 1:0 (1:0)
大宮: 笠原 - 渡部 (73. 酒井), 河本, 畑尾, 河面 - 茨田, 大山, 三門, マテウス (86. 嶋田) - シモヴィッチ (66. 富山), 大前
栃木: 竹重 - パウロン, 服部, 福岡 - 久富 (57. 宮崎), ヘニキ(72. アレックス), 古波津, 夛田 - 西谷(優) (57. 浜下), 西谷(和) - 大黒
得点: 1:0 大前 (23.)
警告: / - パウロン, ヘニキ
観客: 12,053人
主審: 中村 太

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14:42  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2018.10.08 (Mon)

2018 J-League Division 2 第36節 大宮 vs. 水戸

 このところ天気の悪い週末が続いていたせいか久しぶりに良い天気の中でサッカー観戦ができるように感じます。気温は高かったのですが、夏のような不快感はありません。リーグ戦はいよいよ終盤に差し掛かり昇格争いの行方も気になりだしましたが、応援している大宮はどうもパッとしません。久しぶりにすっきりとした勝利が見たいと思いつつスタジアムへ向かいました。


 前半の大宮は積極的にゴールを目指す姿勢が感じられました。序盤に茨田の目の覚めるようなシュートがクロスバーを叩き、マテウスのスルーパスから富山がうまく相手をターンでかわしてシュートするなど良いプレーが見られました。しかし、一方でくだらないパスミスが多く、それを水戸の攻撃陣に狙われました。水戸の攻守の切り替えは早くボールを奪うと一気にゴールへと迫り迫力がありました。17分の水戸の先制ゴールも大宮の中盤のパスを狙いすましたかのように奪い取り、伊藤涼太郎がドリブルで運んでシュート。笠原がはじいたボールをジェフェルソン・バイアーノが押しこんだ形でした。
 一方の大宮は前半の終了直前にコーナーキックからのボールを完全にフリーになったマテウスがヘディングで決めて同点にしました。前半の水戸の守備は悪くなかったと思いますが、マテウスのスピードには手を焼いていました。


 後半、59分に大宮はマテウスがジエゴからボールを奪い、ドリブルから自らシュートを決めて逆転しました。マテウスのスピードと決定力が発揮されたプレーでしたが、これはジエゴの緩慢なプレーに問題がありました。
 前半は自らのミスからバタバタしていた大宮の守備陣でしたが、後半は安定したプレーを見せていました。もっともこれは後半になって水戸の運動量が落ちてきたからとも言えると思います。大宮はハイプレス、ショートカウンターを武器とするチームを苦手としていますが、相手の動きが落ちた後半は落ち着いてプレーできるという傾向があり、この試合も同様だったと思います。
 問題は攻撃のオプションの少なさで、マテウスの個人技かFW2人が相手守備ラインの裏を狙いそこへロングパスを入れる形くらいしかチャンスになりません。この試合はマテウスが自由にさせてもらえましたが、マークが厳しくなると厳しいですね。


 試合は2:1で大宮が勝利しました。簡単にまとめるなら、内容はあまりよくなかったものの、マテウスの個人技で強引に3ポイントを奪い取った試合といえるでしょう。マテウスの2ゴールはいずれも素晴らしいものでしたが、決勝ゴールの方は相手のミスを突いたものであり、ラッキーな面もあったと思います。

 今季も残り6試合となりますが、大宮が自動昇格するには残り試合は全勝する必要があるでしょう。ただ、残念ながら今の大宮にはそのような勢いが感じられません。今日の水戸戦も決して相手を圧倒した試合ではありませんでした。大宮が2位以内でシーズンを終える可能性は限りなく低いと思います。しかし、何が起こるかわからないのがJ2リーグです。とにかく1試合ずつ大事に戦ってほしいと思います。


2018 Jリーグ Division2 第36節
2018年10月6日(土), 16:00, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - 水戸ホーリーホック 2:1 (1:1)
大宮: 笠原 - 渡部 (85. 酒井), 河本, 畑尾, 河面 - 茨田 (90.+3 バブンスキー), 大山, 三門, マテウス - 富山, 大前 (74. 嶋田)
水戸: 松井 - 田向, 伊藤(槙), 細川, ジエゴ - 田中 (79. 白井), 前, 木村, 茂木 - バイアーノ (54. バティスタ), 伊藤(涼) (46. 岸本)
得点: 0:1 バイアーノ (17.), 1:1 マテウス (45.), 2:1 マテウス (59.)
退場: ジエゴ (90.+4, 警告X2)
警告: 三門 - バティスタ
観客: 7,537人
主審: 柿沼 亨

テーマ : 大宮アルディージャ - ジャンル : スポーツ

タグ : スタジアム観戦記

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