2016.11.06 (Sun)

2016 J-League Division 3 第27節 長野 vs. 盛岡

 南長野運動公園で開催されたJ3公式戦、長野対盛岡の試合を観戦してきました。当日、キックオフは13:00でしたが、余裕を見て朝7:30に家を出発。特に渋滞につかまることなく3時間半ほどで無料駐車場のある篠ノ井駅に到着。そこからはシャトルバスを使わずに徒歩で現地へ向かいました。
 目の前に姿を見せたスタジアムは思った以上に立派なスタジアムで、私は外観を見てドイツ、ブンデスリーガのホッフェンハイムのホームスタジアム、ラインネッカーアレーナを思いだしてしまいました。


 まだ昇格の可能性を残している長野はモチベーションも高いようで、序盤から積極的に攻め込む展開となりました。開始早々にFWの菅野が右サイドを突破して角度のないところから放ったシュートはポストに嫌われますが、その後もキープ力のあるコンハードに菅野や佐藤が絡んで次々と盛岡ゴール前に攻め込んできます。また松原優吉のロングスローも威力を発揮しました。長野が一方的に攻め込んでいるという印象はありませんでしたが、チャンスの数は明らかに長野に多くありました。しかしゴールは決めれ鵜ことができませんでした。
 是が非でも3ポイントが必要な長野にとってはこの時間帯に先制できなかったことは痛かったはず。長野の三浦監督も「前半、いいところで得点を奪えていたらまた違った展開になっていたと思う」というコメントを残しています。

 押し込まれる時間が長かった盛岡も30分を経過したあたりからは反撃を開始。盛岡が得意とするパスをつないでいくサッカーが見られるようになりました。しかし、ペナルティエリア付近での連係は今一つ合わずに決定機を多く作ることはできませんでした。


 後半は開始直後に長野に大きなチャンスがありました。左サイドを突破した菅野のクロスに対しファーサイドでフリーの佐藤悠希ゴール前の混戦から何度かシュートを撃ったものの盛岡は懸命のディフェンスでゴールを守りました。長野にとってこの試合最大のチャンスだったと思います。

 前半同様に立ち上がりに押し込まれながらそれを凌いだ盛岡が徐々にペースを握るようになります。FWへ縦パスを入れそれに連動して中盤の選手が攻めあがる形が随所に見られ、特に62分に牛之濱が右から入れたクロスに安楽が飛び込んだプレーは実に惜しかった。ただ、終盤になると疲労のせいか動きが少なくなり細かなミスも増え始め、再び長野が主導権を握る形になりました。この試合は盛岡は控え選手が2人少なく結局は交代選手も一人だけでした。終盤の苦しい時間帯に選手交代でチームを活性化させることができず最後は相手の攻撃を凌ぐのが精一杯という状況になってしまったのが残念です。
 試合は最終的にスコアレスドローに終わりました。この結果は盛岡にとってはまずまずの結果、J2昇格を狙う長野にとっては痛いものとなりました。


 最後に初めて訪れた南長野運動公園総合球技場について。昨年3月に全面改修が完成したスタジアムはとても観戦しやすいスタジアムでした。そして何よりもアウェイのサポーターを歓迎する姿勢が感じられ、気持ちよく帰路につくことができました。ぜひ機会があればまた訪れたいスタジアムです。


2016 Jリーグ Division3 第27節
2016年10月30日(日), 13:00, 南長野運動公園総合球技場
AC長野パルセイロ - グルージャ盛岡 0:0 (0:0)
長野: レオーニ - 天野, 大島, 阪田, 松原 - 有永 (75. 仙石), 橋本, 夛田 - 佐藤 (80. 勝又), コンハード, 菅野
盛岡: 土井(康) - 鈴木(達), 畑本, 久保, 八角 - 牛之濱, 垣根 石井, 安楽 - 谷口 (84. 高橋), 梅内
得点: なし
警告: 天野 - /
観客: 3,905人
主審: 西山 貴生


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2016.06.26 (Sun)

2016 J-League Division 3 第14節 FC東京U-23 vs 盛岡

 グルージャ盛岡が西が丘で試合をするというので観戦に行きました。今年、盛岡へ旅行した時に興味本位で観戦したのが最初ですが、それをきっかけにここまですでに4試合も観戦することになるとは自分でも思いませんでした。

 私にとって西が丘は初めてサッカー観戦を経験したスタジアム(1994年のJFL、東芝対PJM)であり思い入れも強いのですが、最近はこちらで観戦する機会はなく本当に久しぶりです。味の素株式会社がネーミングライツを取得し名称は変わりましたが、スタジアムそのものは電光掲示板以外はほとんど変わっていないようで懐かしい気持ちになりました。
 
 グルージャ盛岡は前節はJ3では優勝候補といえる大分トリニータを相手に勝利こそ手にすることはできなかったものの、良い内容の試合を見せてくれました。スタメンもほぼ前節と同様ですのでこの試合では勝利の瞬間を見ることができるかもしれないと期待していました。
 一方、対戦相手のFC東京U-23はU-23日本代表の中島翔哉、室屋成がスタメン入り。また右サイドハーフには水沼宏太が入るなど能力の高い選手が顔を揃えました。


 16分、東京は室屋の左足のシュートを盛岡のGK土井康平が抑えきれずこぼれたボールをユ インスが詰めてゴールに流し込んで先制しました。この試合の土井のパフォーマンスは素晴らしく相手の決定機を何度も防いだのですが、唯一このシーンだけは悔やまれます。その後も東京は右サイドの水沼に展開し、そこを起点に何度もチャンスを作りましたが得点には至らず。前半終了間際には中島が抜け出し土井と1対1になりペナルティエリア内で倒れますが、主審は鯉に倒れたと見て中島に警告を出しました。
 盛岡にも26分に梅内の左サイドからのミドルシュートがクロスバーを叩いたり、43分に東京DFラインの裏に抜けた鈴木達也のシュートは圍に防がれるなどチャンスはありましたがゴールは決まりませんでした。


 後半も東京が攻勢で盛岡にはほとんどチャンスがなく、65分にはペナルティエリア内で相手を倒しPKを与えてしまいました。ここで中島のPKを土井が防いだものの、盛岡はその後も大きなチャンスは作れないまま試合が終わりました。後半の頭から井上を投入しフォーメーションを変えてリズムも多少良くなってきたかと思われましたが、最後の部分での力強さが掛けていました。


 盛岡には攻守両面でミスが目立ちました。攻撃に関してはパスミスが多く攻撃のリズムが作れませんでした。ディフェンスラインの裏を取る場面もなかったわけではありませんが、前節に見られたような中盤で少ないタッチでパスをつないでゆさぶりをかけるようなものではなく、前線への長いパスになっていました。それが悪いわけではありませんが、攻撃は単発的で厚みを感じませんでした。守備では相手にプレッシャーをかけられると危険な位置でもあっさりとボールを失うことが多くそれをきっかけにピンチになる場面が多く見られました。これらの原因は相手との個の力の差によるものだったのかもしれませんが、組織力で勝負する形にならなかったのは残念です。

 私はグルージャ盛岡はまだ成長過程にあるチームであり、それうえに調子の波もあって安定して力を発揮できていない印象を受けます。ただ間違った方向に向かっているようには見えないので少し長い目で見ていく必要があるのではないかと感じます。


2016 Jリーグ Division3 第14節
2016年6月26日(日), 17:00, 味の素フィールド西が丘
FC東京 U-23 - グルージャ盛岡 1:0 (1:0)
東京: 圍 - 室屋 (67. 小山), 吉本, 岡崎, 柳 - 水沼, 野澤, 鈴木, 生地 (81. 松岡) - ユ インス, 中島 (67. 平岡)
盛岡: 土井(康) - 鈴木(達), 畑本, 久保, 森 - 牛之濱, 土館 (64. 土井(良)), 林, 梅内 - 齋藤 (46. 井上), 谷口 (76. 谷村)
得点: 1:0 ユ インス (16.)
警告: 中島 - 井上
観客: 1,937人
主審: 淺田 武士

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2016.06.24 (Fri)

2016 J-League Division 3 第13節 盛岡 vs. 大分

 東京駅を深夜に出発する夜行バスに乗り早朝に盛岡に到着しました。市内の朝市を見学し喫茶店で時間を潰したりしながらいわぎんスタジアムに到着。夜行バスの中ではそれなりに眠れたと思っていたのですが、どうもそうではないようでスタジアムに向かう電車で居眠りし危うく乗り過ごしてしまうところでした。
 いわぎんスタジアムは2度目なのである程度勝手がわかっています。このスタジアムの嬉しいところはおいしい地ビールが飲めるところです。この日も2杯ほど飲んでからメインスタンドに座りました。目の前にはのどかな景色が広がりまた居眠りしそうになります。


 前回、ここで私が観戦した秋田戦の前半の盛岡のサッカーは酷いものでしたが、この試合でもキックオフからさほど時間が経過していない11分にあまりにもお粗末な失点を喫してしまいました。大分のMF千明が前線のスペースへ出したロングボールに対して盛岡の久保が競りに行きヘディングでGKへ返そうとしますが、GKの土井康平が飛び出しており、この競り合いから抜け出した大分の伊佐耕平が無人のゴールへ流し込みました。この場面ではスタンドからも大きなため息があちこちで漏れていました。
 しかし、この試合の盛岡はこのようなミスで気落ちすることなく攻撃的な姿勢を見せてくれました。その後は、パスをつなぎ大分陣内に攻め込みます。残念ながら中央からの突破が強引すぎたり、サイドからのクロスの精度が低くシュートまではつながらなかったもののほとんどの時間を攻撃に費やし、面白くなりそうだと感じさせてくれる前半でした。


 ハーフタイムにはこの試合のスポンサーになっている幼稚園の園児たちによるダンスなどありましたが、こののどかでほほえましい光景は最近の私が観戦しているJリーグのスタジアムではなかなか見ることができなくなりました。私は殺気立った雰囲気よりもこういう雰囲気の方が好きですね。


 後半は前半に引き続き盛岡がペースをつかんでいるように見えました。そして48分に右サイドバックの鈴木達也が上がり、牛之濱にボールを預けるとそのまま相手DFラインの裏に飛び出し、そこに絶妙なタイミングで牛之濱からパスが出ました。そして鈴木は右足で豪快なミドルシュートを決めて同点に追いつきました。この試合の鈴木達也のプレーはとても印象に残りました。この同点ゴールはもちろんですが、それ以外も大分のカウンターを体を張って止めたと思ったら、サイドを駆け上がりチャンスを演出するなど攻守にわたって目立っていました。
 後半の盛岡は途中から入った左サイドの井上が効果的に攻撃に絡むなど、前半よりもサイドを使った攻撃でシュートで終わる形になっていました。あとはチャンスを確実にものにする決定力が必要です。
 大分にも伊佐のシュートがクロスバーを叩く惜しい場面はありましたが、全体的には最後まで盛岡の攻撃を受ける形になってしまい、終盤には高松を投入し得点を取りに来ましたが不発に終わり、結局は1:1のドローで終わりました。

 盛岡には失礼かもしれませんが、正直なところ盛岡がここまで大分を押し込むとは思っていませんでした。私はこれまで観戦し他秋田戦、栃木戦も踏まえても盛岡の攻撃的なサッカーは少なくてもJ3の上位クラブ相手には十分通用するのだと思います。おそらく今後は上位クラブも盛岡が相手だから勝てるなどと安易に考えることはできなくなるでしょう。
 今は、まだ個人のミスが多く、個々のプレーの質やコンビネーションの面で未完成な部分が多く、結果にはつながっていませんがこの形を追及していったときにどうなるかを見てみたいと感じます。例えとしては適切ではないかもしれませんが、今の盛岡のサッカーからはアンドレ・シューベルト監督時代のSCパダボーンを見たときのようなわくわく感を感じるのです。
  

2016 Jリーグ Division3 第13節
2016年6月19日(日), 13:00, いわぎんスタジアム
グルージャ盛岡 - 大分トリニータ 1:1 (0:1)
盛岡: 土井(康) - 鈴木(達), 畑本, 久保, 森 - 牛之濱, 益子 (78. 土館), 林, 梅内 (46. 井上) - 齋藤 (74. 土井(良)), 谷口
大分: 上福元 - 岩田, 鈴木 (85. ダニエル), 福森, 山岸 - 松本(昌), 千明, 清本 (74. キム ドンウク), 松本(怜) - 伊佐, 三平 (81. 高松)
得点: 0:1 伊佐 (11.), 1:1 鈴木(達) (48.)
警告: 牛之濵 - 三平, 岩田
観客: 1,255人
主審: 宇田 賢史

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2016.05.17 (Tue)

2016 J-League Division 3 第9節 栃木 vs. 盛岡

 先月、盛岡に旅行した時に観戦したグルージャ盛岡はここまでいまだに勝利がありません。観戦した試合では前半は酷い内容でしたが後半は面白いサッカーを見せてくれました。その盛岡が栃木と試合をするというのでぜひ見たいと思い、栃木まで出かけてきました。さいたま市の自宅から一般道を走って約2時間半かかりました。


 前半はまず栃木がペースをつかみました。プレスをかけてボールを奪うとサイドに展開、またディフェンスラインの裏を狙うような攻撃も見せて攻め込みます。惜しかったのは8分のコーナーキックの場面でした。広瀬健太が頭で合わせたシュートは土井康平が弾きだしました。
 栃木の圧力をなんとか凌ぐ形でなかなか攻撃の形が作れない盛岡でしたが徐々に良くなっていきました。盛岡の攻撃はショートパスをつないでいくスタイルで選手同士の連係が重要になりますが、時間の経過とともにうまく機能するようになった印象です。決定機もありましたが、シュートがGKの正面をつくなどこちらも決めきれません。
 お互いの攻撃の特徴が見られた前半でしたが、得点は栃木に入りました。40分、菅和範のクロスに大石治寿が合わせると山なりのボールは土井の頭上を越えてゴールに入りました。


 後半は盛岡がショートパスをつないで攻め、栃木がカウンターを仕掛けるという形は同じですが、盛岡が攻め込む時間が長くなりました。1点リードしたことで栃木が守りに入ったのかもしれません。攻める盛岡も良い形は作りながらもチャンスになりかけるところでミスが出てしまいゴールまでが遠く感じられました。
 72分に攻めあぐねていた盛岡がついに同点に追いつきました。左サイドを齋藤恭志がゴールラインぎりぎりを抜けると中央に入ってきた谷口堅三が合わせてゴールに流し込みました。
 その後は盛岡は疲れからかプレーが雑になりミスが目立ち始め、一方の栃木も選手交代で追加点を奪いに来ましたがうまくはいかず1:1のドローで試合が終わりました。


 結果は出なかったものの盛岡のパスサッカーは魅力的に感じました。私はJ3の試合はほとんど見ていないので推測になりますが、盛岡のように細かくパスをつないでくるチームはJ3にはあまりいないのではないでしょうか。この試合では縦へのパスを果敢に試みておりもう少し選手間の連係した動きが出てくると結果もついてくるようになるのではないかと思います。とはいえ、そこが一番時間を必要とする部分であり、もう少し辛抱が必要なのかもしれません。勝手な希望ですが盛岡は今のスタイルを変えずにプレーの精度なり、連係の強化を図ってほしいと思います。
 一方、栃木サポーターは最下位の盛岡相手に勝ちきれなかったことでかなりイライラされたことと思います。というのも栃木の選手たちのプレーが消極的に見えたからです。前述の通り、盛岡はおそらくJ3では少し変わった戦い方をするチームでそのような相手に対して、慎重になってしまったりあるいは少し慌ててしまったりした面もあったのではないかと思います。


2016 Jリーグ Division3 第9節
2016年5月15日(日), 13:00, 栃木県グリーンスタジアム
栃木SC - グルージャ盛岡 1:1 (1:0)
栃木: 吉満 - 山形, 広瀬, 尾本, 菅 - 廣瀬, 古波津 (84. 西澤), 本間, 山本 (84. ジャーン) - 大石, 上形 (67. 西谷)
盛岡: 土井(康) - 鈴木 (87. 井上), 畑本, 久保, 森 (34. 谷村) - 牛之濱 (83. 林), 益子, 齋藤, 守田 - 梅内, 谷口
得点: 1:0 大石 (40.), 1:1 谷口 (72.)
警告: 菅 - 牛之濱, 林
観客: 3,477人
主審: 宇田 賢史


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