2017.10.05 (Thu)

2017 J-League Division 1 第28節 大宮 vs. 清水

 9月の最終日、今季のJ1もいつの間にかもう28節、いよいよ終盤に差し掛かります。大宮はこのところ5試合勝利がなく17位に低迷。残留争いのライバルとなるチームとの差も少しずつ広がり厳しい状況に追い込まれました。かつて毎年のように残留争いを繰り広げていた頃はこの時期になるとチームの状態が上向き最後に残留争いから一歩抜け出してシーズンを終えていたものですが、今季はそんな兆しがまるで見えないのが心配です。
 この第28節は大宮と6ポイント差の清水が相手。清水もこのところ直近の6試合を1勝5敗とチームの状態はよくないだけに大宮としては差を詰めるチャンスであり、言い換えるとここで差を詰めることができなければ降格濃厚となる重要な試合です。もちろん清水も勝利が必要ですが、残留争いに限って言えば最低でも1ポイントを取ればよしという状態でしょう。


 このところの大宮は攻撃に限って言えばマテウスに頼った形になっていましたが、この試合はそのマテウスが出場停止。突破力のある選手を欠いた中で前線に厚みを持たせようという意図は見えました。また右サイドの奥井がかなり高い位置をとり積極的に攻撃参加、次々とクロスを放り込みます。しかし残念ながら前線での連係が欠けており決定機と呼べるようなチャンスはほとんど作れません。一方の清水もパスがつながらず、攻撃が形になりません。


 後半に入ると両チームともに点を取ろうとする意識が強くなり、お互いチャンスの数は増えたものの決定力を欠きました。清水は後半に何度もあったセットプレーを決めきることはできません。大宮は63分、66分に江坂に決定機がありましたが、ゴールライン上でフィールドプレーヤーにクリアされたり、クロスバーに弾かれたりと運もありませんでした。終盤に大宮は菊地を前線に上げパワープレーを仕掛けるも効果なし。結局スコアレスドローに終わりました。
 簡単にまとめるとどちらも集中力は切らさず守備面でよく踏ん張れたものの攻撃に関しては連動性を欠く雑な攻撃を繰り返しミスも多く調子の良くないチーム同士の試合を象徴するような試合内容でした。また審判も明らかな誤審を連発するなど率直に言って残念な試合だったと思います。


 ドローという結果は妥当なものだと思います。しかし、大宮にとっては限りなく敗戦に近いドローでしょう。選手個々のパフォーマンスは悪くはなかったし気持ちも感じられました。にもかかわらず調子の良くない相手にも勝てないどころか1点すら取れない。これが今季のチームの現状だと受け入れなくてはならないのでしょう。もちろんまだ可能性がある限り諦めてはいけないと思いますが、どうしても悲観的になってしまいます。


2017 Jリーグ Division1 第28節
2017年9月30日(土), 19:00, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - 清水エスパルス 0:0 (0:0)
大宮: 加藤 - 奥井, 菊地, 河本, 渡部 - 茨田, カウエ (90.+1 岩上) - 横谷 (84. 山越), 大前 (77. 清水) - マルセロ, 江坂
清水: 六反 - 鎌田, 角田, カヌ, 松原 - 枝村 (89. フレイレ), 竹内 - デューク (85. 長谷川), 白崎 - チアゴ アウベス (84. 北川), 鄭 大世
得点: なし
警告: カウエ - チアゴ アウベス, 長谷川, デューク
観客: 11,545人
主審: 木村 博之
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2017.09.18 (Mon)

2017 J-League Division 1 第26節 大宮 vs. G大阪

 J1第26節大宮のホームゲームは熊谷での開催です。年に1度の熊谷でのホームゲーム。熊谷のスタジアムは駅からのアクセスも悪くバスは渋滞に巻き込まれるし、自動車で行くにしても駐車場の問題があり早めに到着する必要があります。同様に帰りも時間がかかるのでホームゲームとは言えほぼ1日がかり。アウェイ遠征と大差ありません。しかも悪天候が予想されていました。それでも私は昨年都合が悪く観戦できなかったので、今年はぜひ観戦したいと思い出かけることにしました。


 どんよりとした曇天から小雨が降り始めた頃にキックオフとなりました。前半しばらくは互角の展開が続きましたが、ガンバが28分に井手口のミドルシュートで先制しました。シュートは強烈なものではなかったですが菊地の足に当たり角度が変わりGKの加藤は反応できませんでした。大宮にとっては不運に見えましたが、これを境に試合そのものもガンバのペースになりました。しかし大宮も何とか凌いで1失点のみで前半を終了し後半に望みをつなぎました。


 後半、50分に大宮はディフェンスラインからのロングボールに対する競り合いでこぼれたボールを左サイドで拾ったマテウスが左足で強烈なシュートを決めて同点に追いつきました。さらに73分には大前のコーナーキックに対しゴール前の空中戦で競った長沢のオウンゴールで大宮が逆転に成功します。終盤、守りに入った大宮に対してガンバは激しく攻めましたが、ファンのヘディングシュートに対して加藤がスーパーセーブがあったり、長沢のヘディングシュートがクロスバーに当たったりとツキがなく、そのまま終わるかと思いましたが、94分に長沢が左足でゴールを決めて同点に追いつき試合が終わりました。


 試合を通してみれば決定機そのものはガンバに多く、またPKの判定が妥当と思われるプレーがありましたが、大宮もペースを握っている時間は長く、ドローという結果は妥当なものに思えます。ただ、お互いの立場に立ってみればどちらにとっても勝たなくてはいけない試合で勝てなかった悔しさが残ったはずです。
 特に大宮にとっては94分まで何とか凌いでいただけに2ポイントを失ったという気持ちしか残らないでしょう。残留争いを考えると極めて大きな2ポイントです。前回観戦したホームの広島戦でも感じたのですが、試合内容は悲観するほど悪くありません。決めるところできっちり決め、締めるところをきっちり締めることができていないだけです。ただし毎年降格していくチームの1つは内容は悪くないけれど勝ちきれず、運にも見放されているような試合を繰り返しているうちにずるずると落ちていくという形になっています。今の大宮はまさにそんな状況にあり嫌な予感がします。
 かなり厳しい状況に追い込まれた大宮ですが、残留を勝ち取るために必要なのは何か。ライバルとなるのは広島、甲府に絞られたようですが、総合的な戦力には大きな差はないように思います。そうなると内容に関係なくいかにして勝ち点を積み上げていくかにかかってきます。少ないチャンスを得点に結び付ける力、リードした展開でなりふり構わず逃げ切れる力。そんな試合運びの良し悪しが差となるように思います。決定力については選手の能力に依存するところもあり現時点ではすぐに解消はできないかもしれませんが、終盤の守備に関しては選手の意思疎通、監督の選手起用などで改善はできるように思います。この点が残り8試合の残留争いでのポイントになるのかなと、この試合を観戦して感じました。


2017 Jリーグ Division1 第26節
2017年9月16日(土), 18:00, 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
大宮アルディージャ - ガンバ大阪 2:2 (0:1)
大宮: 加藤 - 奥井, 山越 (78. カウエ), 菊地, 和田 (68. 河本) - 横谷 (68. マルセロ), 大山 - マテウス, 大前, 茨田 - 江坂
大阪: 東口 - オ ジェソク, 三浦, ファビオ (46. 金 正也), 藤春 - 井手口, 今野 (80. 遠藤), 倉田, 泉澤 (75. 米倉) - ファン ウィジョ, 長沢
得点: 0:1 井手口 (28.), 1:1 マテウス (50.), 2:1 長沢 (73., オウンゴール), 2:2 長沢 (90.+4)
警告: / - /
観客: 13,364人
主審: 家本 政明

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2017.08.28 (Mon)

2017 J-League Division 1 第24節 大宮 vs. 広島

 Jリーグ、大宮対広島の残留争い直接対決を観戦しました。前回の観戦は7月中旬の大宮と札幌のやはり残留争いの一戦でしたので1か月半ぶりとなるのですが、ずいぶん久しぶりのような気になりました。その後、大宮はムルジャ(湘南)、ペチュニク(栃木)を次々と放出し、代わってマルセロ・トスカーノ、カウエという2人のブラジル人MFを補強しました。この2人がどのように機能しているのかを見るのはこの試合の観戦の楽しみでした。


 戦力補強はしたものの大宮は最下位の新潟以外からは3ポイントが奪えない厳しい状況に陥っており、ゴール裏からも勝利を求める光景が見られました。
 前半の大宮の攻撃は良かったと思います。特にマテウスが縦横無尽に走り回りチャンスを作りだします。新加入のブラジル人2人も持ち味は見せており、今の大宮の攻撃は彼ら3人を中心に展開されているという印象を受けました。彼らを中心にチャンスを作りだすもののなかなかゴールは奪えず、次第に広島のチャンスも増えてきます。広島は大きなチャンスがありましたがこちらもゴールは決まらずスコアレスで前半終了。前半を通してみれば大宮が優勢ではありましたが、大宮ペナルティエリア内での明らかなハンドを審判が見逃したという幸運もあり、大宮としてはリードされずに済んで良かったという気持ちが強かったのではないでしょうか。


 後半も大宮が押し気味の展開でしたが、それでもゴールが決まらず次第に嫌な予感がしてきます。すると案の定、53分に広島は右サイドの丹羽のクロスをパトリックが頭で合わせて先制しました。丹羽のクロスもよかったけれどパトリックのゴール前でのうまさ、抜け目なさを感じました。
 大宮は7分後に大山のフリーキックを菊地が頭で押し込んで同点に追いつきました。菊地は前半にも中林の好セーブに阻まれたものの惜しいヘディングシュートを放っており空中戦での強さはさすがです。その後は一進一退の攻防になりますが、やや大宮が押し込んでいるように思えました。残念ながら80分を経過したあたりでほとんどの選手の動きが止まってしまい、何もできなくなってしまいました。一方の広島も同じくスタミナ切れを起こした状態でお互い攻めることができなくなってしまいました。
 こうなるとセットプレーやあるいは偶発的な何かが起きないと点が入る気配はありません。91分に広島のコーナーキックで水本が惜しいヘディングシュートを話しますが加藤が押さえてゴールならず。大宮も何度かセットプレーのチャンスがありましたが得点は奪えずドローに終わりました。


 ドローという結果は試合内容から見て妥当だったと思います。どちらも是非とも勝ちたい試合だったはずで、しかもお互い勝つチャンスはあっただけに残念に思っているのは間違いないですが、残り試合の対戦相手を考えれば、大宮の方が痛いドローだったのではないでしょうか。現実的には今季の残留はかなり厳しくなってしまったといってよいでしょう。

 全体的な印象ですが、相手が不調の広島ということもありますが攻守ともに今季見た試合の中ではかなり良い方ではないかと思います。ただし、それでもなかなか点が取れません。今の大宮に欠けているのは決定機にゴールを決められる選手です。江坂にはその期待をしているのですが、ブラジル人選手中心の攻撃になり江坂の役割も変わってしまったのでしょうか。ゴール前での危険な空気を感じさせるプレーはありませんでした。攻撃的なサッカーを標榜する伊藤彰監督率いる大宮はこの課題をいかにして解決していくのでしょうか。
 それにしても、終盤のガス欠は本当に残念でした。同点に追いついてからもチャンスは作れていたしどうしても勝利が必要であればもっとアグレッシブに攻めてほしかった。スタジアムのファンもこの時間帯にはイライラしていた人が多かったと思います。結果論ですが、もう少し早い時間に動ける選手を投入していれば少しは違ったのではないかと思わざるを得ません。


2017 Jリーグ Division1 第24節
2017年8月26日(土), 19:00, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - サンフレッチェ広島 1:1 (0:0)
大宮: 加藤 - 奥井, 菊地 河本 (67. 山越), 和田 - カウエ - マテウス, 大山 (90.+ 2 岩上), 茨田, マルセロ・トスカーノ - 江坂 (81. 大前)
広島: 中林 - 丹羽, 千葉, 水本, 高橋 - 野上 (90. + 2 フェリペ・シウバ), 青山 - 柏, 柴崎, アンデルソン・ロペス (83. 稲垣) - パトリック
得点: 0:1 パトリック (53.), 1:1 菊地 (60.)
警告: 河本, 大山 - 野上
観客: 11,511人
主審: 井上 知大

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2017.07.12 (Wed)

2017 J-League Division 1 第18節 大宮 vs. 札幌

 残留ラインを挟んだ15位札幌と6位大宮の対戦。現在はわずか1ポイント差ですがシーズン終了時にはその差はどてつもなく大きなものになります。残留争いのライバル同士の対戦については結果が重要であり、極端に言えば試合内容はどうでもよいのです。

 前半はどちらにも決定機はほとんどありませんでした。大宮はやはりこの試合でもボールを奪ってからの切り替えの遅さが気になりましたが、少なくても先週の横浜戦よりは前線が動いてスペースを作り縦パスを通そうとするチャレンジが多く見られたと思います。守備に関しては札幌が強引にゴール前にボールを入れてきたときの対応にやや不安を感じたものの、全体としてはよかったのではないかと思います。


 後半に入ると大宮が立て続けに2つのゴールを決めて優位に立ちました。先制点は岩上のロングスローに対する競り合いからこぼれたボールを大前が蹴りこんだゴール。その2分後には右サイドからのクロスを大前がシュートしGKに弾かれたボールを江坂が詰めて2点目。このあとも大前に2度ほど決定機がありましたが決めきることができませんでした。これが試合結果に大きく響くことになるとはこの時点では考えていませんでした。 


 それ以降の大宮は守備に重心を置いた形になり札幌の反撃を受けるようになります。2点リードで守備意識が高くなったのか、あるいはスタミナの問題で運動量が落ちたのか理由はわかりませんが、いずれにせす自陣で札幌の攻撃を受け続けることになります。
 81分に札幌はゴール正面で得たフリーキックを福森が直接決めて1点差。そこからさらに勢いに乗って攻めますが、大宮もゴールは許さず時間が経過していきます。
 4分間のアディショナルタイムも超過した96分、大宮がペナルティエリアの外、斜め左の位置でファールを取られ札幌にフリーキックのチャンス。ここで再び福森が直接決めて同点となり、そこで試合が終わりました。まさにラストプレーでのゴールで試合は2:2のドローに終わりました。


 なんという結末でしょう。不用意なファールで相手の得意な位置でフリーキックを与えてしまったことはまずいですが、それを2本とも決めた福森が見事だったというしかありません。どちらも素晴らしいキックでした。

 確かに大宮にとっては限りなく敗戦に等しいドローでしょう。しかし結果はドローです。15位との差は広がりませんでした。まだ残り16試合あります。チーム全体にショックが残る試合でしたが幸いここでしばらく中断が入ります。ここでしっかりと課題を見直してその先のリーグ戦に臨んでほしいと思います。


2017 Jリーグ Division1 第18節
2017年7月8日(土), 19:00, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - 北海道コンサドーレ札幌 2:2 (0:0)
大宮: 松井 - 渡部, 河本, 菊地, 和田 - 大山 - 岩上 (68. 沼田), 横谷 (82. 金澤), 茨田, 大前 (63. マテウス) - 江坂
札幌: ク・ソンユン - 菊地, 河合 (73. 小野), 福森 - マセード, 兵藤 (90. 上原), 荒野, 宮澤, 早坂 (46. 内村) - ヘイス, 菅
得点: 1:0 大前 (47.), 2:0 江坂 (49.), 2:1 福森 (81.), 2:2 福森 (90.+6.)
警告: 横谷, 大山, 江坂 - 荒野
観客: 11,863人
主審: 上田 益也

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2017.07.03 (Mon)

2017 J-League Division 1 第17節 大宮 vs. 横浜FM

 アウェイでリーグ戦下位に低迷する新潟、広島に連勝し降格圏を脱出した大宮ですが、もちろんまだ安心できる状況ではなくむしろようやく残留争いに加われるようになったと考えるべきと思います。この2試合は最高の結果を得ることができたのですが、どちらも劣勢の時間が長く少ないチャンスを活かして勝利したと言えると思います。言い換えると相手にもビッグチャンスを何度も与えており、相手の決定力に救われたとも言えます。第17節の対戦相手は上位の横浜ですので、おそらく同じような戦いをしていては勝てないだろうと予想はしていました。


 前半の大宮は守備は良かったと思います。良く動いて相手のパスコースを消すことができていたし1対1でも負けずにボールを奪えていたと思います。残念ながらボールを奪ってからの切り替えが不味く、素早く攻撃に移れなかったり、もったいないパスミスで再び相手にボールを奪い返されるシーンが多く見られました。
 そしてもう一つ気になったのがシュート意識の低さです。もっと貪欲にシュートを狙ってよいのではないかと思います。確かに中澤を中心とした横浜の守備は安定し崩すのは難しかったのでしょうが、だからこそ少々強引にでもシュートを試すことによってチャンスが広がった可能性はあったと思うのです。結果として前半の大宮は一見すると互角に戦うことができてはいたもののゴールを奪えそうな気配は皆無であり、横浜は怖さを感じることなく落ち着いて戦うことができていたことでしょう。両チームの選手、監督のコメントからもそうであったことがわかります。

「マリノスは中澤(佑二)選手を中心に真ん中を固めてスペースを消してきていたので、そこを崩すのは難しかった。(岩上)祐三さんが1本打ちましたけど、ミドルを打たないと相手も出てこないかなというのも感じた。ハーフタイムに(伊藤)彰さんも言っていましたけど、シュートの本数が少なかったので、ロングシュートを打って相手を引き出すこともしないといけないかなと思います。」(大宮、江坂任選手)

「特に前半は大宮がプレッシャーを掛けてくると予測していた。そのとおりだったが、慌てずプレーして、相手のブロックを下げさせることができたと思う。」(横浜 エリク・モンバエルツ監督)


 後半は両チームとも点を取るために攻撃に力を入れて来たようには感じましたが、それでもしばらくは前半と同様に膠着した展開が続きました。しかし、59分に横浜が鋭いカウンターからマルティノスが右足でミドルシュートを決めて先制しました。マルティノスの個人技も光りましたが大宮の守備の対応も拙いところがあったように見えました。やはり上位相手ではミスは失点につながってしまいます。68分にも中盤でのパスミスを山中に奪われそのまま左足で豪快なミドルシュートを決められ2点差に。

 ここまでの大宮の攻撃を見ていると、山中のゴールで勝敗は決まったかと思いましたが、大宮の伊藤監督は大前に交代してDFの菊地を入れシステムを3バックに変更します。するとここから反撃を開始し78分にセットプレーから菊地が頭で決めて1点差とし、直後にもマテウスが惜しいシュートを放つなど、前半の消極的に見えたゴールへの勢いが感じられるようになりました。しかしやや手遅れでした。横浜もその後はしっかりと試合をコントロールし試合を終えました。

 大宮は新潟、広島では、勝利したことで目に見えていなかった課題が表面化してきたと思います。伊藤監督はそのあたりは認識しているようなので、とりあえず次の札幌戦をなんとか乗り切ってその後の中断期間でしっかりと対策してほしいと思います。


 試合後、湘南へ移籍が決まったムルジャの挨拶がありました。ムルジャは好不調の波があるものの重要な試合での活躍が目立ちました。特に2015年11月のJ1昇格がかかった試合で劣勢を跳ね返す2ゴールは忘れられません。大宮での活躍を感謝するとともに湘南での活躍を祈りたいと思います。

<引用記事>
大宮vs横浜FMの試合結果・データ (選手コメント) (Jリーグ公式)
大宮vs横浜FMの試合結果・データ (監督コメント) (Jリーグ公式)


2017 Jリーグ Division1 第17節
2017年7月1日(土), 19:00, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - 横浜Fマリノス 1:2 (0:0)
大宮: 松井 - 奥井, 河本, 高山, 和田 - 大山 - 岩上, 横谷 (83. 黒川), 茨田 (64. マテウス), 大前 (73. 菊地) - 江坂
横浜: 飯倉 - 金井, 中澤, パク ジョンス, 山中 - 中町, 扇原 - 齋藤, 天野, マルティノス - ヴィエイラ (84. 富樫)
得点: 0:1 マルティノス (59.), 0:2 山中 (68.), 1:2 菊地 (78.)
警告: 高山 - 中町
観客: 11,448人
主審: 西村 雄一

テーマ : 大宮アルディージャ - ジャンル : スポーツ

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