2011.03.26 (Sat)

FCエメンとの練習試合

 今週末は代表の試合がある関係でブンデスリーガの試合はありません。グラートバッハは、オランダ2部リーグのFCエメンと練習試合を行いました。試合会場はオランダのテゲレンという人口2万人あまりの小さな村でドイツ国境に近いところです。

 前半、開始早々に相手FWに右サイドをえぐられシュート気味の低いクロスを入れられるとこれがポストを直撃するという場面がありました。しかし、その後はグラートバッハが着々とゴールを重ねていくことになります。
 まず、シャフテンのクロスをイドリスがヘディングで決めて1点目。続いてフィンクのフリーキックをハンケが頭でつなぎブラーウェルスがヘディングで決めて2点目。マトムールのコーナーキックをイドリスがヘディングで決めて3点目。
 後半は、84分に相手DFラインの裏に受けたマトムールがロングシュートを決めて4点目。これはスーパーゴールでしょう。リーグ戦でぜひとも決めてもらいたいと思います。終了間際にDFがオフサイドトラップを掛け損なって失点はしたものの練習試合を無難にこなしました。特に最近出番が減っているレフェルス、ブラーウェルス、ハンケに90分間プレーする機会が与えられたのは良かったと思います。


Testspiel
25.03.2011, 15:00 Uhr, Stadion des SC Irene, Tegelen
FC Emmen - Borussia M'gladbach 1:4 (0:3)
FC Emmen: Zeinstra – Görtz (46. de Groot), Fischer (60. Poldervaart), Zimmerman, G. de Vries (46. Stolte) – de Visscher (46. Velda), Shayesteh (71. van der Ven), J. de Vries (71. Rojer), Wolters (71. Wouda) – Chery, ter Heiden (46. Denissen)
Borussia: Heimeroth (46. Bailly), Levels, Brouwers, Anderson, Schachten – Marx (60. Neustädter), Fink (60. Stranzl), Matmour, Idrissou (46. Reus) – Hanke, Bäcker (60. Daems)
Tore: 0:1 Idrissou (23.), 0:2 Brouwers (28.), 0:3 Idrissou (37.), 0:4 Matmour (84.), 1:4 Rojer (90.).
Zuschauer: 153.
 
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2011.03.21 (Mon)

2. ブンデスリーガ 2010/11 第27節 パダボーン vs. FSVフランクフルト

 実はグラートバッハの非常に痛い敗戦を引きずっていて、あまりサッカーのことは考えたくない状態だったのですが、やはり日曜日の夜(現地は昼)になるとついつい応援しているチームの試合が気になってしまいます。今週はパダボーンがFSVフランクフルトと対戦した試合を見てしまいました。

 パダボーンはどういうわけかオーバーハウゼンを苦手にしていて過去に1度も勝ったことがないのですが、私の印象ではむしろ今回対戦したFSVフランクフルトとの相性の悪さが印象に残っています。そこで調べてみるとやはり過去1度も勝ったことがないことがわかりました。(DFBポカールを含めて4度対戦して1分3敗、しかも全試合無得点)

 しかし、この試合では予想に反して試合開始直後からパダボーンのペースになりました。開始早々の2分に左サイドでブリュックナーの出したスルーパスをハイトヘルターが相手DFを吹っ飛ばして裏に抜けてこのパスを受け冷静にゴールキーパーを交わすシュートを放ち早くも先制しました。これがFSVフランクフルトとの対戦で初ゴールです。さらに7分には右サイドをギーミエンとヴェンマーで崩し中央でパスを受けたブランディが右足で決めて2点リード。フランクフルトのディフェンスラインはまさにザルといった状態でスルーパスが次々と通りビッグチャンスを作りかけます。この時点で私はパダボーンの大量点も予想しました。しかし、そこで決めきれなかったのが後に響くことになります。
 19分に左サイドを崩されミュラーにクロスを上げられ中央でメルダースに頭で決められてしまいました。メルダースには2人が付いていましたがそれでも競り負けました。

 後半に入ると今度はフランクフルトがボールをキープして攻め込み、パダボーンがカウンターを仕掛ける展開になります。フランクフルトがかなり前に出てきたこともあってパダボーンのカウンターは面白いようにチャンスにつながります。しかし、どうもブリュックナーや途中から入ったヤンゼンあたりはボールを持ちすぎる嫌いがありビッグチャンスを逃し続けます。これは本当に歯がゆくなる展開でした。そして案の定、90分に途中から入ったシジマールに同点ゴールを決められ悔しいドローに終わりました。まあ、サッカーではよくある展開です。

 相性の悪さというのは本当にあるのかもしれません。なにしろフランクフルトはかなり酷い状態で点をとるチャンスはいくらでもあったのですから。それでもやはりこの試合は絶対勝たなくてはならない試合展開でした。負けに等しいドローといってよいでしょう。どうも最近のパダボーンは攻撃のときに積極性や強引さに欠けているような気がします。決定力のなさやセットプレーでの精度の低さは相変わらずで低迷しているのも納得してしまいます。

 さて、そろそろ順位表が気になる頃です。パダボーンは残り7試合で16位との差が6ポイント。全く油断ができない状況になってきました。次は首位を走るヘルタとの対戦ですので苦戦が予想されますが、前回の対戦では素晴らしい試合で勝っていますので期待しようと思います。



2. BUNDESLIGA 2010/11 27.Spieltag
20.03.2011, 13:30 Uhr, Energieteam-Arena, Paderborn
SC Paderborn 07 - FSV Frankfurt 2:2 (2:1)
Paderborn: Masuch - Wemmer, Mohr, Strohdiek, Raitala - Krösche, Alushi - Guié-Mien (80. Palionis), Brückner (89. Daghfous), Heithölter - Brandy (64. Jansen)
Frankfurt: Klandt - C. Müller, Schlicke (68. N'Diaye), Gledson, Konrad (81. Cidimar) - Heitmeier, Cinaz (46. Fillinger) - Wunderlich, Gjasula, Bouhaddouz - Mölders
Tore: 1:0 Heithölter (2.), 2:0 Brandy (7.), 2:1 Mölders (19.), 2:2 Cidimar (90.)
Gelbe Karten: Guié-Mien - Bouhaddouz, Schlicke
Zushauer: 5.835.
Schiedsrichter: Bibiana Steinhaus (Hannover)

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2011.03.19 (Sat)

ブンデスリーガ2010/2011 第27節 グラートバッハ vs. カイザースラウテルン


Dramatisches Eigentor von Logan Bailly

 何度も何度も落としてきた残留争いのライバルとの直接対決ですが、今後の対戦相手を考えるとこのカイザースラウテルンとの一戦がライバルとの最後の決戦ということになります。少しでも自力で上位との差を詰める最後のチャンスともいえる重要な試合だったのですが、極めて不本意な結末を迎えることになってしまいました。

試合の経過
 グラートバッハは守備的MFをマルクスに代えてノルトヴェイトを戻した以外は前節(ブレーメン戦)と同じメンバー、一方のラウテルンは 前節1トップの位置に入っていたホッファーに代えて中盤に元グラートバッハのキルヒを入れてネメツを1トップに置く4-2-3-1のシステムです。

 前半はグラートバッハがボールを支配する時間が長かったように思えます。しかし、中盤でダイレクトパスを多用し相手を崩そうとする意図はわかるのですがコンビネーションがよくないためパスミスで相手にボールを奪われてしまうことが多く、シュートまでもっていくことはできません。15分にグラートバッハに惜しい場面がありました。右からのコーナーキックから相手がクリアしたボールをシュトランツルがボレーでシュートしますが、惜しくもゴールライン付近にいたロドネイに頭でクリアされました。
 ラウテルンのほうもほとんどチャンスはありませんでしたが、前半も残り5分を過ぎたあたりから徐々に攻勢をかけてきます。41分にフリーキックからネメツがヘディングシュート、43分にもフリーキックのボールに対してゴール前にロドネイとアベルがとびこみましたが、わずかにタイミングがあわず、どちらもゴールにはなりませんでした。

 後半に入るとグラートバッハの良い面はほとんど見られなくなり、ラウテルンが次々とカウンターからチャンスを作り出すようになります。57分にティファートが、59分にはイリチェヴィッチが決定的チャンスからシュートを放ち、あと一歩でゴールという状態になります。
 そして、61分に信じられないシーンを目にすることになってしまいました。いやこれは悪夢のようなシーンといっても良いでしょう。ラウテルンの左からのコーナーキックに対してGKのバイリーが右手でのパンチングをミスし、なんと自らゴールに入れてしまったのです。私はいったい何が起こったのか自分の眼を疑ってしまいました。
 この失点のあと、グラートバッハは攻撃に転じますが、焦りからか前半以上にパスミスが目立ち攻撃がつながりません。唯一のチャンスは88分にハンケが抜け出し中央に折り返し中央にロイスが詰めていたシーンですが、これも相手DFの出足が一歩早くクリアされてしまいました。

感想
 Klassenerhaltがますます遠くなる痛い敗戦です。試合終了後、さすがにグラートバッハの選手たちは気の毒なほどがっかりしていました。そんな中でダンテが懸命にチームメイトを励ましている様子がむしろ痛々しく感じました。特にバイリーは相当悔しいことだろうと思いますが、これまでのチームへの貢献を考えれば誰も彼を責めることはできないはずです。後に引きづらないでほしいと思いますが・・・。

 それにしても、グラートバッハはとことん残留争いのライバルを手助けしてしまうのですね。重要な試合をことごとく落としています。残り7試合の対戦相手に上位チームが多いことや、ライバルチーム同士が直接対戦する組み合わせを残していることを考慮すると、客観的に見ればもはや絶望的とも言える状況になってしまいました。
 しかしまだ終わったわけではありません。残り7試合で最大21ポイントとるチャンスが残っていると思って最後まであきらめないでほしいと思います。

 なお、この試合でボルシアはスポンサーの京セラと共同で東北・関東大震災および津波による被災者への募金活動を実施したようです。キックオフの前には犠牲者を追悼し黙祷が捧げられました。


1. Bundesliga, 2010/11 27.Spieltag
18.03.2011, 20:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - 1.FC Kaiserslautern 0:1 (0:0)
Borussia: Bailly - Jantschke, Stranzl, Dante, Daems - Fink (63. Herrmann), Nordtveit - Reus, Neustädter, Arango (72. Matmour) - Idrissou (57. Hanke)
Kaiserslautern: Trapp - Dick, Abel, Rodnei, Jessen - Tiffert (90. Amedick), Kirch - Ilicevic, Moravek (87. Petsos), Hlousek - Nemec (66. Lakic)
Tor: 0:1 Bailly (61.,Eigentor)
Gelbe Karten: Dante, Neustädter
Zuschauer: 47.696
Schiedsrichter: Knut Kircher (Rottenburg)

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12:25  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2011.03.16 (Wed)

ブンデスリーガ2010/2011 第26節 ブレーメン vs. グラートバッハ

 先週の金曜日に発生した地震の影響で自宅の室内が酷い状態となり、当日ネットでサッカーを見ている余裕などなく、さきほどようやくタイトルの試合を確認したところです。もちろん、結果は先に知っていましたが・・・

 この試合はグラートバッハとブレーメンの試合はどちらにとっても非常に重要な試合でした。特にグラートバッハにとっては、ここで離されるようではもはや来シーズン1部で試合をすることが非常に難しくなってしまいます。
 そんな重要な試合を前にして、このところ好調のデカマルゴが練習中の怪我により長期離脱となったのは非常に痛いです。この試合では代わりにイドリスがFWの位置に入りました。また、前節の試合で鼻骨を折ってしまったダンテはフェースマスクをつけて強行出場。前節、初めてスタメンで起用されまずまずのプレーを見せたヤンチュケが右サイドバックの位置に入りました。
 
試合の経過
 東北地方太平洋沖地震による被災者を追悼する黙祷のあと試合が始まりました。試合開始直後からブレーメンは攻撃モード全開でした。まず、2分にシルヴェストルが左からあげたクロスをゴール前でフリーになっていたヴァーグナーが頭でシュートします。バイリーが辛うじて反応しポストにも助けられましたが、このあともブレーメンの攻撃は勢いを増します。
 18分にはヴァーグナーからの素晴らしいスルーパスに反応してバルクフレーデが抜け出しましたが、このシュートもバイリーが止めました。26分にはシュトランツルがピサロにドリブル突破を許しますがダンテが何とかカバーに入り難を逃れました。さらに34分にはピサロのクロスをバルグフレーデがボレーでシュートしますが、これもバイリーが防ぎました。
 そんな具合に防戦一方となりながらなんとか踏ん張ってきたグラートバッハでしたが、39分についに失点してしまいました。左サイドバックのダエムスが高い位置でボールを奪われてしまい、相手のカウンター攻撃を受けてしまいました。ブレーメンは奪ったボールを素早くピサロにつなぎ、ピサロのクロスをファーサイドのヴァーグナーが頭で合わせてゴールの右隅に決めたのです。その後もブレーメンは43分にボロフスキの強烈な右足のシュートがクロスバーを直撃されますがゴールにはなりませんでした。
 前半はとにかくブレーメンの一方的な展開。グラートバッハは相手の流れるようなパスワークと多彩な攻撃についていくのが精一杯で攻撃までは手が回せない状態でした。ちなみに前半のシュート数は9:1となっていました。

 後半、グラートバッハはマルクスに代えてノルトヴァイトを入れ建て直しを図ります。それでも前半同様に押し込まれる場面が多かったのですが、60分を過ぎたあたりからようやく相手のディフェンスラインの裏を取ろうとする攻撃ができるようになりました。スルーパスに反応したノイシュテッターが絶妙なタイミングで抜け出してシュート。この絶好のチャンスで枠をはずしてしまったノイシュテッターにはガッカリですが、カウンターからの守備には脆さのありそうなブレーメンに対しては有効な攻撃が出てきました。
 ブレーメンは途中からマリンとアルナウトヴィッチをと同時に投入し、その後はスピードを生かしたカウンター攻撃を見せ始めました。グラートバッハも終盤に捨て身の攻撃を見せ、残り5分を切ったあたりからは激しい打ち合いの様相を呈してきました。グラートバッハは、86分にロイス、87分にシュトランツルに絶好のゴールチャンスがありましたが決めきれず、逆にブレーメンは88分にカウンターからアルナウトビッチがGKと完全に1対1になる決定的チャンスがありましたが、なんとこれをはずしてしまいました。結果的にはこれが本当に大きく試合を決定付けることになります。

 3分間のロスタイムが2分経過したところでグラートバッハにフリーキックのチャンスが与えられました。アランゴのフリーキックをダンテがメルテザッカーに競り勝ちシュートを決め同点。土壇場で追いついたグラートバッハが辛うじて1ポイントを手にすることになりました。

感想
 試合全体を通した感想を正直に言うと、グラートバッハの大ファンの私ではありますがこの試合のブレーメンの攻撃には惚れ惚れとしてしまいました。ショートパスをダイレクトでつないで崩してきたり、カウンターから手数をかけずに相手の裏をとったり、ミドルシュートやマリンのようなドリブラーもいたり実に多彩な攻撃パターンを見せてもらいました。守備の脆さを含めてブレーメンは楽しいチームだと思います。今シーズンはかなり苦戦していますが降格することはまずないでしょう。
 グラートバッハは、リーグ戦の状況を考えれば3ポイントとれないと満足できないはずですが、この試合展開でドローに持ち込んだのは上出来だと思います。怪我をしながら出場し試合を通して守備ではぎりぎりのところで踏ん張り最後に同点ゴールまで決めたダンテはやはり素晴らしい選手だと思いました。あと、付け加えるならボルシアファンはアルナウトビッチにも感謝しなくてはいけないと思います。
 グラートバッハは次がカイザースラウテルンとの対戦になりますが、この試合は本当に重要な試合です。ドローも許されないでしょう。


1. Bundesliga, 2010/11 26.Spieltag
12.03.2011, 17:30 Uhr, Weserstadion, Bremen
SV Werder Bremen - Borussia M'gladbach 1:1 (1:0)
Bremen: Wiese - Fritz, Mertesacker, Prödl, Silvestre - Frings - Bargfrede, Borowski (71. Wesley) - Trinks (58. Marin) - Pizarro, Wagner (58. Arnautovic)
Borussia: Bailly - Jantschke, Stranzl, Dante, Daems – Fink (78. Herrmann), Marx (46. Nordtveit) – Reus, Neustädter, Arango – Idrissou (65. Hanke)
Tore: 1:0 Wagner (39.), 1:1 Dante (90.+2)
Gelbe Karte: Prödl, Bargfrede, Marin
Zuschauer: 40.500 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Manuel Gräfe

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09:52  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2011.03.06 (Sun)

ブンデスリーガ2010/2011 第25節 グラートバッハ vs. ホッフェンハイム

 前節での不甲斐ない敗戦、そしてノルトヴァイトの欠場を受けてファヴレ監督は、フォーメーションを変えて試合に挑みました。FWはイドリスに代えてデカマルゴ、ボランチはノルトヴァイトの代わりにはフィンク、さらに右サイドバックはレフェルスでなくヤンチュケを起用しましたが、まあ、ヴォルフスブルク戦でのレフェルスはかなり酷いパフォーマンスでしたので仕方がないでしょう。

 対戦相手のホッフェンハイムはグラートバッハにとって苦手チームの中のひとつで、まだクラブの歴史の中で一度も勝ったことがありません。ホッフェンハイムはブンデスリーガでの歴史は非常に浅くまだそれほど対戦試合数は多くはないのですが、私の記憶の中には悔しい負け方をした試合がいくつかあり、苦手な相手だという印象はありました。ただ、今回に関しては監督がラングニックからペッツァイオリに変わったほか、グラートバッハにとっての天敵、デンバ・バも移籍してしまい怖さがなくなった感じがします。

 前半、まず6分にグラートバッハはコンペアとの競り合いでボールを奪ったデカマルゴが右サイドからクロスを入れ、左サイドからアランゴがフリーでシュートを放ちますが枠をはずします。
 ホッフェンハイムは、16分にバベルが抜け出してフリーでシュートを放ちネットを揺らしましたが、オフサイドのジャッジでゴールは認められませんでした。しかし、ビデオで見るとパスが出たときのバベルのポジションは全くオフサイドではなく明らかな副審のミスジャッジでした。これにはグラートバッハは助けられました。
 ただし、グラートバッハにとって危なかったのはこのシーンくらいで、あとはほぼ優位にたった状態で試合が進みました。ロイスが体勢を崩しながらドリブルでシュートしたシーンや、フィンクが相手との空中戦で落としたボールがデカマルゴがゴール前でフリーでシュートしたシーンなど、得点にはなりませんでしたがいつ決まってもおかしくないシーンの連続でした。普通、客観的に見ればこの試合はグラートバッハは行けそうだと感じるはずですが、どうも最近私は悲観的になってしまっているようでまだまだ不安でした。とにかくホッフェンハイム戦では前半の出来が素晴らしかったのに後半に一気に形勢逆転してひっくり返されたという試合を何度も見ているので・・・。

 幸い、後半に入ってもグラートバッハにチャンスが連続します。しかし、デカマルゴやロイスがタイミングよく飛び出すもののぎりぎりでオフサイドに引っかかりちょっとイライラさせられます。54分にはフリーキックからゴール前でこぼれたボールをコンペアがクリア、GKに当たって跳ね返りオウンゴールとなりそうでしたが枠を外れました。
 そんな展開が続いた65分のこと、完全にDFラインの裏に抜けたデカマルゴを思わず飛び出したGKのシュタルケが引っ張りPKが与えられます。このPKはダエムズが決めてグラートバッハがとうとう1点をリードします。さらに5分後にはコーナーキックからデカマルゴが頭で決めて2点目をいれ試合を決めました。

 ついにホッフェンハイム戦初勝利です。試合の内容も非常によく前節で悲観的になった私も再び希望を持たせてもらいました。この試合で今シーズン初めてフル出場したヤンチュケは地味ながら右サイドバックを無難にこなし、スタメンでも使える目処が立ったと思います。またデカマルゴの1トップもアランゴ、ロイスとの連携がよくヴォルフスブルク戦はいったい何だったのかと思ってしまいます。

 監督交代後はホームで2勝、アウェイで1敗。勝った時と負けた時の内容の差が激しすぎてどちらが本物かわからないのですが、近年のグラートバッハの正常な姿に戻ったのかもしれません。この数年、ホームでは強いけれどアウェイではやたら弱い。そして特定の相手になかなか勝てない(具体的にはレバークーゼンなど)という特徴があったのですから。
 次節はアウェイのブレーメン戦です。これまで残留争いのライバルとの直接対決をすべて落として自ら苦しい状況に追い込んで来ました。にもかかわらず、まだ15位との勝ち点差が3か4しか離れていないというのはラッキーだというしかありません。ホームとかアウェイとか関係なく次の試合は絶対に勝たないといけないでしょう。


1. Bundesliga, 2010/11 25.Spieltag
05.03.2011, 15:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - TSG 1899 Hoffenheim 2:0 (0:0)
Borussia: Bailly – Jantschke, Stranzl, Dante (87. Brouwers), Daems – Marx, Neustädter, Fink (90. Schachten), Arango – Reus, de Camargo (90. Idrissou).
Hoffenheim: Starke - Beck, Jaissle, Compper (71. Vorsah), Ibertsberger - Rudy, Alaba, Salihovic – Sigurdsson (59. Mlapa), Babel, Vukcevic (68. Firmino).
Tore: 1:0 Daems (65., Foulelfmeter), 2:0 de Camargo (70.)
Gelbe Karten: Dante – Compper, Alaba, Starke, Mlapa
Schiedsrichter: Florian Meyer (Burgdorf)
Zuschauer: 35.350

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2011.03.06 (Sun)

2011 J-League Division 2 第1節 水戸 vs. 京都

 いよいよ2011年のJリーグが開幕しました。私は今年も大宮のホームゲームを中心に試合を観戦するつもりです。さて、開幕戦の大宮は日曜日に鹿島での試合となりました。個人的なスケジュールの都合で残念ながら鹿島にはいけません。代わりにというわけではありませんが、やはりTVではなくスタジアムでサッカー観戦がしたいと思い、水戸まででかけることにしました。

 昼頃に水戸市内に入ったのですが市街地は至る所で渋滞がありました。これは水戸ホーリーホックの開幕ゲームを見に来る人たちによる渋滞ではなく、偕楽園の梅まつりがあったようです。事前に知っていたら、試合のあと「夜梅祭」に行ったのに・・・


 スタジアムに入りメインスタンドから眺めるとゴール裏には調整池が見え反対側にはのどかな農村風景が広がっています。試合が始まる前にキッズチアリーダーによるダンスがあったり、プロレスラーの開幕宣言があったり、ほのぼのとした良い雰囲気です。私は結構こういう雰囲気は好きです。ちなみに私はドイツ2部のパダボーンも応援しているのですが、このクラブも同じように6年前に訪問したスタジアムののどかな雰囲気が好きでそのまま応援するようになったのです。そういえば、水戸とは偶然ユニフォームのカラーも似ているしマスコットの名前も同じだったような気がします。

 話がそれましたが、今シーズンの水戸は闘将柱谷哲二監督が率いることになりました。前任の木山監督とイメージがかなり異なるのでどんなサッカーをするのかとても楽しみです。


 水戸の対戦相手は2部昇格の有力候補の京都でしたので劣勢を予想していました。ところが予想に反して試合開始後わずか9分で水戸が先制点をあげます。右からのコーナーキックに中央で飛び込んだ加藤が長身を生かした高い打点からのヘディングシュートを叩きつけました。
 その後は予想通り京都が圧倒的にボールを試合しショートパスをつなぎながら攻め込む展開となります。それに対し水戸はディフェンスでしつこく食らいつきなかなか決定的なチャンスは作らせません。それでも、23分に京都は内藤が素晴らしいミドルシュートを決めて同点に追いつきます。
 同点に追いつかれた水戸でしたが、34分にフリーキックから加藤が頭でつないだボールを岡本が受けて相手をかわしながら反転して左足でシュートを決めました。順天堂大から加入した岡本はこの試合はポストプレーでも力を発揮し、かなりやれそうな雰囲気を感じました。

 前半は水戸の選手の懸命のプレーが印象に残りましたが、ちょっと飛ばしすぎているかのようにも見えたので終盤のスタミナ切しないか心配でした。しかし、実際はむしろ時間が経過し京都の中盤にスペースができ始めると水戸がこぼれ球をほとんど拾いカウンターを次々と仕掛け次第に京都を圧倒するようになりました。
 試合終了間際には京都もパワープレーで反撃に出ますが、水戸は最後まで集中力を切らさずに守りきりました。2:1での勝利は極めて妥当で文句のないものだと思います。


 昨シーズンも水戸の試合は2試合しか見ていないので、水戸の本来の姿は見ていないのかもしれませんが柏や千葉といった格上を相手にしても守りに入らずたてパスを中心に攻撃的なサッカーを展開して印象に残りました。今シーズンの水戸のサッカーは極めてシンプルでわかりやすい印象を持ちました。守備では個々の選手が1対1で勝負、ボールを奪ったら素早く攻撃に切り替える。攻撃の選手もゴールを目指して積極的に勝負を仕掛けるという印象です。この試合では相手のその良い面が出ていたように思いますが夏場も含めてシーズンを通してどうなのか気になります。
 一方、京都ですがこの試合ではちょっと守備の不安を感じました。攻撃に関しては能力ある選手が揃っているので連携がかみ合えばやはり強いだろうと思いますが、リーグ戦の序盤は少し苦労するかもしれません。


2011 Jリーグ Division2 第1節
2011年3月5日(土), 17:05, ケーズデンキスタジアム
水戸ホーリーホック - 京都サンガFC 2:1 (2:1)
水戸: 本間 - 岡田, 加藤, 塩谷, 保崎 - 小池, 西岡, 村田, 小幡 - 遠藤, 岡本 (68. 常盤)
京都: 水谷 - 内野, アライール, 福村 - 内藤, 秋本, チョン ウヨン (65. 中村), 中山 (74. 金 成勇) - ドゥトラ, ディエゴ, 宮吉
得点: 1:0 加藤 (9.), 1:1 内藤 (23.), 2:1 岡本 (34.)
警告: 保崎, 遠藤
観客: 4,222人
主審: 井上 知大

テーマ : Jリーグ - ジャンル : スポーツ

タグ : スタジアム観戦記

15:39  |  J-League  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑
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