2011.05.29 (Sun)

2011 J-League Division 2 第14節 水戸 vs. 鳥栖

 3月のJリーグ開幕に続いて2回目の水戸遠征です。前日に梅雨入りし天気が悪いのは想定済みでしたが、せめて小雨程度になってくれないかと願いつつ、雨の中さいたま市の自宅を出ました。幸い水戸へ向かう間に雨が弱くなってきました。


 スタジアムに到着しバックスタンドに入ります。震災で被害を受けたスタジアムのメインスタンドは本格的な修復工事がスタートし、中央部に足場が組まれていましたが、こうしてみると痛々しく見えます。今日のような雨の日にはメインスタンドで試合を見たいという人たちも多いことでしょう。


 鳥栖のサポーター、人数は少ないですが雨の中でも気合が入っていました。


 雨の中、ピッチがかなり水を含んだ状態で序盤は両チームの選手は足を滑らせる選手が続出しパスミスだらけでしたが、1対1のぶつありあいや個の強さや技術では鳥栖が上まわっていて、時間が経過するにつれて徐々にその差が目に見えてくるようになりました。
 水戸はボールを奪っても相手のプレッシャーを受けてしまい、なかなか前へボールが運べず、前線への苦し紛れのロングパスやFWの強引なドリブル突破が目立ちほとんど攻撃の形が作れませんでした。

 また、水戸には勝利に対する執着心の点でも残念なプレーがありました。典型的なのが3失点目のシーンです。鳥栖が水戸のゴール前に攻め込んだ際、副審が鳥栖のオフサイドをとりフラッグを上げたのですが、主審は鳥栖の選手がプレーに関与していないと判断して流し、そのプレーの流れで結果豊田のヘディングが決まりました。このプレーは確かに私にもオフサイドに見えたのですがプレーが止まる前にセルフジャッジでプレーをやめてはいけません。
 このあと、水戸は次々と選手を替えて前がかりになりますが木谷を中心にした鳥栖の最終ラインは安定していてくずれません。逆に鳥栖のカウンターが次々と決まりその後も2点を積み重ねました。水戸は終盤には集中力も切らしてしまったようなプレーが多く見られたのが残念です。

 今シーズンの水戸に対しては、開幕の京都戦の印象がまだ強く残っています。明らかに選手個々の力では劣っていでも、ハードワークで対抗し終盤は相手を圧倒した堂々たる勝利でした。これこそが水戸の良さなのではないかと思うのですが、この試合ではそれが全く見られず、むしろ力で上回る鳥栖が大量リードをしても力を緩めずに最後まで走り続けていたのが印象的でした。


2011 Jリーグ Division2 第14節
2011年5月28日(土), 13:05, ケーズデンキスタジアム
水戸ホーリーホック - サガン鳥栖 0:5 (0:1)
水戸: 本間 - 岡田, 加藤, 塩谷, 保崎 - 小澤, 西岡, 村田 (61. ロメロ フランク), 小幡 (61. 島田) - 常盤, 岡本 (76. 遠藤)
鳥栖: 室 - 田中, 木谷, 呂成海, 磯崎 - 早坂, 永田 (78. 丹羽), 岡本, 金民友 (89. 山瀬) - 池田 (71. 野田), 豊田
得点: 0:1 早坂 (26.), 0:2 早坂 (55.), 0:3 豊田 (60.), 0:4 野田 (75.), 0:5 豊田 (90.+3)
警告: 塩谷, 岡田 - 呂成海
観客: 1,794人
主審: 大西 弘幸
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2011.05.26 (Thu)

ブンデスリーガ 2010/11 入替戦 ボーフム vs. グラートバッハ

 グラートバッハ、1部残留おめでとう! リーグ戦前半の絶望的ともいえる状態からよく巻き返しました。

 ボーフムで行なわれた第2戦、グラートバッハは心配されたロイスが問題なく出場を果たし、第1戦と全く同じスタメン。ボーフムは、フンケル監督が公言していた通り、出場停止のコップリンのポジションにフライアーを起用し右サイドハーフにはアザウアクを入れ、左にはデディッチを起用してきました。TVに映し出されたレヴィアパワーシュタディオンよい雰囲気。私はこのスタジアムはかなりお気に入りです。小さいですが満員になれば熱気が凝縮された感じでスタジアム全体が盛り上がるのです。

 試合の序盤は、当然のごとくグラートバッハは無理をせずに守りボーフムが攻める形になりました。まず3分にコーナーキックからのマルトリッツが頭で合わせたシュートがクロスバーに弾きスタジアムが沸きました。ボーフムはその後も前に押し込む形が続きますが、TV中継でも解説の清水氏が言っていた通り前線にタレントがいないのが厳しいところ。押し込んではいるものの決定機を作るところまでは行きません。
 グラートバッハはボールを奪ってカウンターを狙う戦術をとりますがロングボールにイドリスが競り勝っても全体的に引いてしまっているのでセカンドボールは拾えず、またロイスも完全にマークされ自由にプレーができない状態でした。
 入替戦の第2戦となれば、結果がすべてという試合であり、スリリングで楽しいサッカーを期待するのは間違いだということはわかってはいますが、それにしてもかなり退屈な展開で睡眠不足の私は早くも眠くなりかけました。そんなときに試合が動きます。24分にボーフムがカウンターから左サイドでアイディンが粘り前線へ上がってきたダブロフスキーへボールをつなぐと、ダブロフスキーから中央への折り返しが、あわててカバーに入ったノルトヴァイトのオウンゴールを誘ったのです。

 ボーフムが先制したことで2試合合計が1:1となりこの段階で試合の行方はわからなくなりました。グラートバッハは攻めなくてはならなくなりましたが、攻撃モードへの切り替えにずいぶん時間がかかりました。守備的になるのは当然のことですが、全体のバランスまで崩してしまってはいけません。意外な形で早い時間に失点してしまったことによる同様もあったかもしれません。前半の終了間際にようやく落ち着きを取り戻し、逆に押し込むようになりました。

 後半にはいるとグラートバッハに多くのチャンスが生まれるようになります。55分にカウンターからペナルティエリア内でGKルーテとイドリスの競り合いからこぼれたボールをロイスが押し込みます。これは明らかなオフサイドでしたが次第にゴールが近づいてきた感じがしました。その後は特に左サイドが自由になりダエムスが積極的に攻撃参加できるようになりました。
 そして、試合の行方はあっけなく決まります。74分にロイスと途中から入ったデカマルゴの間のワンツーパスでロイスが抜け出し、フリーになったロイスの左足のシュートが決まりました。それまでは徹底的にマークされていたロイスでしたが、相手の一瞬の隙を突いたという形でゴールを決めました。その姿にはもはやストライカーとしての貫禄を感じます。この入替戦ではアウェイゴールルールが適用されるのでこの段階でボーフムが追いつくためにはあと2ゴールが必要ということになり、実質的にこのゴールひとつで試合を決めてしまったといってもよいでしょう。
 残り時間でボーフムは攻勢をかけますが攻撃があまりにも単調でゴールの気配が感じられないままドローで試合が終わり、2試合合計で2:1となりグラートバッハの残留が決まりました。

 私は、TV画面にグラートバッハの選手たちが喜びを爆発させる様子が映し出されるのを見て、ようやくシーズンが終わったという実感とともになんともいえないほっとした気持ちになりました。まずしばらくは、(ボーフムの1部昇格失敗には目をつぶり)グラートバッハの1部残留を喜びたいと思います。そして、時間ができたら、グラートバッハとボーフムの1シーズンに関して個人的に思うことを振り返ってみようと思います。


Bundesliga 2010/11 Relegation Rückrunde
25.05.2011 20:30 Uhr rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum - Borussia M'gladbach 1:1 (1:0)
Bochum: Luthe – Freier, Matritz, Yahia, Ostrzolek – Johansson, Dabrowski – Azaouagh (63. Federico), Toski, Dedic (75. Saglik) – Aydin
Borussia: ter Stegen – Jantschke, Stranzl, Dante, Daems – Nordtveit, Neustädter – Reus (85. Matmour), Arango – Hanke (90. Brouwers), Idrissou (68. de Camargo)
Tore: 1:0 Nordtveit (Eigentor, 24.), 1:1 Reus (72.)
Gelbe Karte: Ostrzolek, Aydin, Dabrowski - Dante
Zuschauer: 29.448 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Peter Gagelmann (Bremen)

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2011.05.24 (Tue)

ブンデスリーガ入替戦 第2戦に向けて

 ブンデスリーガ入替戦の第2戦はボーフムのレヴィアパワーシュタディオンで5月25日の20:30(現地時間)に行なわれます。

 第1戦ではグラートバッハがロスタイムのラストプレーでゴールを奪い1:0で勝利し優位に立っています。見方によっては、この勝負は2試合で決着するものだから、180分の勝負の前半が終わりグラートバッハがリードしただけと考えることができます。しかし、両チームの特徴を考えると私の目には第1戦のグラートバッハのゴールはそれ以上に大きなものに思えます。

 その1つの理由にアウェイゴールの問題があります。グラートバッハはボーフムにアウェイゴールを許しませんでした。そのため、グラートバッハは1点差の接戦になった場合でもとにかくゴールを決めさえすれば優位になります。仮に1点差で敗れたとしても1ゴールでもとればトータルで勝利できるというのは非常に大きいと思います。
 また、グラートバッハが1点リードで終わったことで、ボーフムは点をとりに出てこざるを得ないはずですが、すると第1戦の後半のようにグラートバッハの持ち味でもあるボールを奪ってからの早い攻撃がチャンスに結びつく確率も高くなるのではないかと思います。
 ボーフムは単に攻めればよいということではなく守備をしっかりした上で攻めることが必要になります。これは実は今のボーフムにとってはかなり難しいと思います。ツヴァイテの試合でよく守備的な相手に対して単調な攻撃でなかなか点が奪えず、そのうちに集中力の欠けたプレーから失点してしまうという試合をよく見たのでそう感じるのでしょう。

 そんなわけで第2戦はチームの特徴を比較してもグラートバッハが単なる1点差以上に優位に立っていると思います。第2戦に向けてグラートバッハのファヴレ監督はプレスカンファレンスで「もちろんしっかり守備をすることが大事だが、ボールを動かし前に向かってプレーしたい。」と話し、守備一辺倒の戦い方はしないことを名言しました。第1戦で足を痛め後半途中で退いたロイスについては、ハムストリング損傷で欠場が濃厚との情報が流れましたが、実はそれほど重傷ではなく、前日まで様子を見て出場できるかどうか判断するとのこと。ロイスが欠場する場合はマトムールが出場することになりそうです。また、デカマルゴのスタメンに関しては明言していません。

 一方のボーフムはコップリンが第1戦で警告が累積5枚となり出場停止となったのがかなり痛いと思います。ツヴァイテ34試合すべてに出場し31試合にフル出場していたコップリンの代わりを誰が務めるというのでしょう。グラートバッハからロイスが抜ける以上に、ボーフムからコップリンが抜ける影響のほうが大きいと感じます。
 "Mister Aufstieg"とも呼ばれるフンケル監督は、問題の右サイドバックにフライアーを起用する考えを持っているようです。フライアーは右サイドハーフの選手ですが、右サイドバックはできるのでしょうか。経験豊富な選手なのでそれなりにはこなせるとは思いますが、やはりなれないポジションであり、グラートバッハにとっては狙い目になると思います。

 どちらにとっても今シーズン最後の重要な試合です。私も睡眠不足と戦いながら、しっかりと見届けようと思います。


 

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2011.05.22 (Sun)

2011 J-League Division 1 第12節 大宮 vs. 清水

 今季、まだホームで未勝利の大宮は強敵清水を迎えての一戦に臨みましたが、残念ながら1:4で完敗しました。ホームで勝利の瞬間を見られるのはいつになるのでしょうか。

 この日、午前中はよく晴れていたのですが、午後になると雲行きが怪しくなり私がスタジアムに向かい出発しようとしたまさにそのときとんでもない豪雨が降り出しました。何年か前にホームゲームのたびにゲリラ雷雨に襲われたことがありましたが、まさにそのときを思わせるような状況でした。大宮のホームゲームは雨の確率が高いように思いますが、誰か雨男がいるのではないでしょうか。私かもしれませんが・・・。


 雨の日のNACK5は辛いです。試合前は狭いゴール裏スタンド下の通路は大混雑でポンチョなどに着替えるのも一苦労です。


 され試合です。前半は互角の展開でしたが、どちらかといえば大宮が中盤を支配します。それと今日はピッチのコンディションを考慮したのかいつもよりは前線へのロングパスが多く見られました。両サイドを崩してチャンスになる場面もかなりあったと思いますが、相変わらずシュートが遅いです。
 そうこうしているうちに39分に清水は大前のクロスをアレックスが決めて先制します。攻勢に出ている時間帯にゴールが奪えず、逆に奪われるという展開を今季もうすでに何度も見ている気がします。


 後半は清水のペースとなりわずか5分で2点目のゴールが決まりました。右サイドを上がった辻尾からのクロスが大宮のクリアミスでゴール前で完全にフリーになっていた高原のところへ流れ、高原が落ち着いて決めました。高原はその9分後にも大宮のバックパスのミスを奪って得たGKと1対1のチャンスを確実に決めてDoppelpack。ここで勝敗は決まりました。最近の高原は精彩を欠いているように思っていたのですが、さすが決定的チャンスではしっかりと決めます。
 
 この試合は大差がつきましたが、一言で言えば大宮の自滅だと思います。アレックスの先制点はクロスを上げる前に自陣で不用意なヒールキックを奪われたものだし、2点目も相手クロスのクリアミス、3点目にいたっては相手へのプレゼントでした。
 また、清水の2点目が決まったあたりからの大宮は前へ向かおうという意識が強すぎてほとんど守備をしなくなっていました。確かに点をとらなくてはならない状況なので多少は仕方がないとは思いますが、ちょっと酷すぎではないかと思います。久しぶりに前監督時代のサッカーを思い出してしまいました。

 一方、大宮のよい点を見つけるのが難しい試合でしたが、強いてあげるならロスタイムにラファエルのゴールで一矢を報いたことでしょうか。ロスタイムが4分と表示されたとき、ずいぶん長いロスタイムだなと思いましたが、その時間を生かして一人少ない状況でよくゴールを決めたと思います。残留争いの終盤になるととても重要になってくる得失点差を1つでもプラスしておくことがきっと効いてくるのではないかと思いたいです。というより、このゴール、今シーズンのホーム初ゴールだったのですね。相変わらず点が取れないですね。


2011 Jリーグ Division1 第12節
2011年5月22日(日), 16:03, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - 清水エスパルス 1:4 (0:1)
大宮: 北野 - 渡部, 深谷, キム ヨングォン, 村上 (82. 坪内) - 青木, 上田, 藤本 (62. 石原) - 東 (72. 渡邉), ラファエル, イ チョンス
清水: 碓井 - 辻尾, 岩下, ボスナー, 太田 - 小野 (73. 伊藤), 村松, アレックス (82. 小林) - 大前 (64. 枝村), 高原, 高木
得点: 0:1 アレックス (39.), 0:2 高原 (50.), 0:3 高原 (59.), 0:4 辻尾 (69.), 1;4 ラファエル (90. +3)
警告: 村上, 石原, 上田 - 辻尾
退場(警告×2): イ チョンス (75.)
観客: 6,668人
主審: 飯田 淳平

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2011.05.20 (Fri)

ブンデスリーガ 2010/11 入替戦 グラートバッハ vs. ボーフム

 入替戦の第1戦はホームのグラートバッハが劇的な勝利をおさめ1部残留に大きく前進しました。ロスタイム2分をすでに経過してからデカマルゴのゴールが決まりました。当然ですが、スコアレスドローで終わるのとは雲泥の差があります。まさに値千金のゴールでした。

 最後のゴールのシーンは、ノルトヴァイトのスローインをボーフムの選手がヘディングでクリアしそこないごる正面のデカマルゴへ渡りデカマルゴがヘディングシュート。このシュートはルーテが反応しましたがこのボールを拾ったアランゴが折り返しハンケとボーフムのDFが競り合ってこぼれてきたボールをデカマルゴが再び押し込んでゴールが決まりました。

 予想通りお互い様子をうかがうような展開となりましたが、試合そのものは終始グラートバッハのペースでした。TV中継では解説の清水氏がグラートバッハに焦りが見られる点、攻撃に一工夫足りない点を指摘していましたが、確かにそうかもしれませんが、私はグラートバッハの攻撃そのものはそれほど悪くはなく決定力さえあれば、もう少し点差が開いたと思います。ロイスが足を痛めて精彩を欠いた代わりにハンケには多くの決定機があったので1つくらい決めてほしかったというのが正直な気持ちです。
 また、ダンテがセットプレーからの空中戦で圧倒的な強さを見せていましたが、やはりゴールが決まりませんでした。グラートバッハの選手が決定機を逃し続けるシーンを見て、私は「グラートバッハがボーフムに勝てないというジンクスは生きているのか」などと余計なことを考えてしまいました。

 一方、ボーフムの決定的チャンスは数えるほどしかありませんでしたが、もともとフンケル監督は打ち合いを避け、スコアレスドローを狙いホームでの第2戦にかけていたのだと思います。その意味ではボーフムの思惑通りに試合は進んでいました。とりわけ、GKのルーテが絶好調で、素晴らしいセーブを連発し、おそらく彼のセーブで2、3点は確実に防いでいたでしょう。最後のデカマルゴのヘディングシュートもよく反応して防いでいたと思います。もしドローで終えていたら、"Spieler des Spiels"は彼だったでしょう。
 ただ、私は今シーズンのボーフムがこのような試合終盤の失点で勝てる試合をドローにしたり、ドローにできる試合を落としたりしているのを何度も見て悔しい思いをしています。この大事な試合でも悪い癖が出てしまったなと感じました。まあ、相手がグラートバッハでなければ私はボーフムを応援していたでしょうから、きっと怒りで叫んでいたことでしょう。

 ところで、この試合のロスタイムは2分と表示されていましたが、最後のプレーでノルトヴァイトのスローインは、91分51秒。その後、すぐに92分は過ぎデカマルゴのゴールが決まったのは92分14秒でした。
(追記:ビデオで確認してみたら正確にはプレーが途切れたときが91分51秒、ノルトヴァイトがボールを入れたときは92分をまわっていました。)
Jリーグを見ているとロスタイムはあくまでも目安であり少々長めに取られることが多く、この程度時間が超過していてもそれほど問題にはならないでしょう。しかし、ブンデスリーガはロスタイムをかなり短めにとることが多くこの試合に関して言えばノルトヴァイトのスローインの時点で試合を終わらせていてもおかしくはありません。ですので、フンケル監督が猛抗議するのも理解できなくはありません。それでも、やはり最後のワンプレーまで集中力を切らしてはまずいだろうと思います。

 グラートバッハのこの勝ち方はチームに勢いを与えるでしょう。かなり有利になったグラートバッハですがもちろんまだ終わってはいません。来週水曜日に行なわれる第2戦はどうなるのか楽しみに待ちたいと思います。


Bundesliga 2010/11 Relegation Hinrunde
19.05.2011 20:30 Uhr Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - VfL Bochum 1:0 (0:0)
Borussia: ter Stegen - Jantschke, Stranzl, Dante, Daems - Nordtveit, Neustädter - Reus, Arango - Hanke, Idrissou (67. de Camargo).
Bochum: Luthe - Kopplin, Maltritz, Yahia, Ostrzolek - Dabrowski, Johansson, Toski (82. Azaouagh) - Freier, Aydin (46. Tese), Korkmaz (71. Federico).
Tore: 1:0 de Camargo (90. +3)
Gelbe Karten: Neustädter - Toski, Kopplin, Ostrzolek.
Zuschauer: 54.057
Schiedsrichter: Günter Perl (Pullach)

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2011.05.19 (Thu)

ブンデスリーガ入替戦 第1戦に向けて

 今シーズンのブンデスリーガ入替戦は明日(現地時間20:30)ボルシアパークで第1戦が行なわれます。

 私の予想もそうですが、今回の入替戦はグラートバッハが大本命でボーフムはアウトサイダーという見方が一般的です。しかし、そのような大方の予想に反して、グラートバッハのファヴレ監督はプレスカンファレンスでは、どちらにも50:50でチャンスがあると発言しています。もちろん、これは決戦を前に気を引き締める意味での発言だとは思いますが、実際にツヴァイテリーガ最終節のボーフム、デュイスブルク戦(3:1でボーフムの勝利)をスタジアムで観戦し、ボーフムは簡単な相手ではないと感じたようです。
 ファヴレ監督は、「ツヴァイテリーガのレベルは議論の余地なく高いものだ。ブンデスリーガ16位とツヴァイテリーガ3位に大きな差はない。ボーフムは入替戦に出てくるのに値するチーム。彼らは、4-3-3、または4-3-2-1のシステムで戦い、アグレッシブでとても組織的である。我々にはハードワークが必要になるだろうが、それは選手も分かっている。」とコメントしています。また、ボーフムのボールを奪ってからの素早い切り替えと質の高いカウンターを警戒し、我慢と落ち着きを保たなくてはならないだろうと分析しています。

 一方のフンケル監督によれば、ボーフムは現在チーム内で非常によい関係ができており、今回のアウェイでの試合には全員を帯同させたいのこと。特に気になるのがMFアザウアクの出場があるかどうかという点ですが、フンケル監督によれば、アザウアクの起用は先週のツヴァイテ最終戦よりも大きなオプションとして考えているとのことで、第1戦から出場の可能性もありそうです。
 グラートバッハに対しては、「良いチームであることは疑う余地はない。しかし我々も良いチームであり、アウトサイダーが本命を倒すことができるということは過去に証明されている。」と自信を見せています。
 試合に関しては、「守備的に戦い、前に出てゴールのチャンスをいかしたい。この試合は戦術に形づくられたものになると思う。グラートバッハは最初から無条件のリスクは取らない。両チームともまだこの試合で決着しないことは知っているのだから。」とのコメント。

 両チームの監督の言葉から少なくとも第1戦の最初のうちはお互い慎重に試合に入るのではないかと思います。どちらが先に主導権を握るかがポイントですが、グラートバッハが先制点を取ると一気に差が開く展開もありうると思います。

 さて、私の個人的な注目選手ですがグラートバッハに関してはなんといってもマルコ・ロイス。リーグ戦後半のグラートバッハのロイスを攻撃の柱とした戦術を取っており、入替戦でもそれは変わらないでしょう。また、ロイスは大事な試合で結果を残してきており、今回もグラートバッハの中では最も注目すべき選手でしょう。そのほか、GKのテアステーゲン、FWのデカマルゴにも注目したいと思っています。
 一方のボーフムではもし出場するならアザウアク。この前の投稿でボーフムの攻撃は単調だと書きましたが、アザウアクが登場すると状況が変わってきます。今シーズンもアザウアクが出場した試合の勝率は相当高かったと思います。また、他には右SBのコップリン、そしてもちろんFWのテセがどのような活躍をするのかにも注目したいと思います。

 繰り返しになりますが、この2つのクラブが入替戦で対戦するというのは私にとっては非常に複雑な心境です。もちろん最愛のクラブはグラートバッハなのでグラートバッハの残留を期待していますが、ボーフムにもよいところを出してもらい、素晴らしい試合になることを期待しています。



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2011.05.18 (Wed)

ブンデスリーガ入替戦を前に

 今シーズンのブンデスリーガ1部と2部の入替戦はボルシア・メンヒェングラートバッハとVfLボーフムの間で行なわれることになりました。どちらも応援している私にとってはつらい組み合わせになりましたが、まあ仕方がありません。最も好きなクラブ、グラートバッハを応援しようと思います。
 
 グラートバッハのファブレ監督とボーフムのフンケル監督の対決も興味深いところです。なにしろ、今シーズン2部で優勝して来シーズン1部に復帰することが決まったヘルタBSCを2部に落としたのはこの2人の監督なのです。ちなみに2009/10シーズンのヘルタはファブレ監督でスタートしましたが6連敗を喫するなど不振を極め、シーズン途中でフンケル監督に交代しましたが、立て直すことはできずに2部降格となったのでした。

 リーグ戦終盤のグラートバッハはダンテ、シュトランツルのセンターバックコンビが安定している上、GKのテアステーゲンの台頭、右サイドバック、ヤンチュケの成長もあり、今ではリーグでも屈指の堅守を誇っています。また、相手ボールを奪ってからのカウンターを得意としていて、特にロイスがスピードを生かして2列目からの飛び出し決定的チャンスを作り出すパターンが目立ちます。入替戦を前にして実質的にエースストライカーであるデカマルゴが復帰してきたのも心強い点です。
 今だから言うわけではありませんが、今シーズンのグラートバッハはそれなりに魅力的なよい選手が揃っていたと思います。前半戦の不振は、守備の選手がいなくなってしまうくらいの怪我人続出が原因であり、怪我人の復帰とピンポイントでの補強がなされれば、上がってくるとは思っていました。ただそれがあまりにもぎりぎりでヒヤヒヤしたということです。

 一方のボーフムはフンケル監督のもとで若い選手が多く台頭してきていますが、グラートバッハとは対照的なサッカーを展開しています。特徴は中盤にボランチタイプの選手を3人配置するという非常に守備的なフォーメーション。1トップに入ることが予想されるアイディンは成長著しい若手ですがひとりで局面を打開できるタイプではありません。そのため守備的な選手からFWにどのようにボールをつなぐかが課題になりますが、この役目を担っていたアザウアクが怪我で欠場濃厚。そうなると右サイドバックのコップリンからのクロスかベテランのフライヤーの突破が頼りです。攻撃のパターンが少ないだけにフライヤー、コップリンをきっちり抑えることができればグラートバッハが失点する可能性は低いと思います。
 一方、守備に関していえばマルトリッツ、ヤヒアのセンターバックコンビがとにかく不安定です。特にロングフィードに対する対処やスピード系の相手を苦手にしている上に凡ミスも多いのが特徴です。ですので、アランゴやダンテからのロングフィードがイドリスやロイスにわたる展開や、ハンケからのスルーパスにロイスが飛び出すパターンなど得点できるチャンスがありそうです。

 それでは、ボーフムが得点するとしたらどんな形になるでしょうか。残念ながら私にはイメージできません。強いて言えば、終盤に登場するケースの多いフェデリコやデディッチの意外性に期待するくらいでしょうか。それ以上に大切なのはディフェンスが集中力を切らさずに最後まで守りきれるかでしょう。

 ここまでの話ではボーフムにはまるで勝ち目がないように思えますが、現段階のグラートバッハはブンデスリーガ1部でも上位レベルの力はあると思うので、ボーフムは相手に恵まれなかったというほかはありません。

 ただし、ボーフムにとってよい話もあります。それは以下の3つのジンクスです。

1. ボーフムは過去5回の2部降格のシーズンはすべて1年で1部に復帰。
2. フンケル監督は過去に5回、2部のクラブを率いてすべて1年で1部に昇格させている。
  (ユルディンゲン2回、デュイスブルク1回、ケルン1回、フランクフルト1回)
3. ボーフムがグラートバッハには1998年のDFBポカール以降1度も負けていない。

 最後に私の予想ですが、グラートバッハが2勝(ホームで3:0、アウェイで1:2)して1部残留決定となります。ボーフムにも頑張ってほしいですけど・・・。


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2011.05.15 (Sun)

2. ブンデスリーガ 2010/11 第34節 ボーフム vs. デュイスブルク

 ツヴァイテ・ブンデスリーガの最終節が終わりました。すでにヘルタBSCとFCアウクスブルクが1部昇格を決めており入替戦の座をめぐってボーフムとフュルトが争う形になっていましたがボーフムが最終節でデュイスブルクに勝って3位となり入替戦で1部16位のグラートバッハと対戦することになりました。

 ホームで行なわれた最終戦、ボーフムは前節の試合で怪我をしたフォクトが欠場し変わりにトスキを起用し、ダブロフスキ、ヨハンソンと3人の守備的MFを並べる形をとりました。攻撃的なポジションにはフライヤーとコルクマツ、トップにアイディンというフォーメーションです。

 9分にボーフムはコップリンのロングスローからのこぼれ球をヨハンソンがスルーパス。ディフェンスラインの裏に抜けたアイディンが冷静に決めて早い時間に先制しました。その後は中盤がやや引き気味になり相手ボールを奪ってから前線まで効果的なボールがつながらずチャンスらしいチャンスは作れませんでした。
 一方のデュイスブルクもトロヤンが絡んだカウンターからは大きなチャンスになりそうなシーンもあったのですが、あまりにも雑なプレーが多くこちらも決定機までにはいたりません。前半終了間際にペナルティエリア内でデゥイスブルクの選手が倒されたプレーがあったのですが、主審の笛は吹かれませんでした。
 後半も同じような展開が続いていましたが、終盤に入り途中から入ったフェデリコが貴重なゴールを決めるとデュイスブルクは意気消沈。その後、再びアイディンがゴールを決めて試合を決定付けました。

 ボーフムに関してはシーズン序盤の酷い状態を考えればよく3位まで持ち直したようにも思いますが、一つ一つの試合を見ると終盤にくだらないミスで失点したりずいぶんもったいないポイントを落とした試合があったと思います。結果論ですがそんな試合でしぶとくポイントをとっていける力があれば、間違いなく2位でフィニッシュできたはずです。

 最近のボーフムは試合内容が劇的によくなったという印象はなくライバルクラブの失速にも助けられた面が大きいように思います。ですので、入替戦ではかなり苦戦が予想されますが果たしてどうなるでしょう。


2. BUNDESLIGA 2010/11 34.Spieltag
15.05.2011, 13:30 Uhr, rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum 1848 - MSV Duisburg 3:1 (1:0)
Bochum: Luthe - Kopplin, Maltritz, Yahia, Ostrzolek - Dabrowski, Johansson, Toski - Freier (75. Federico), Korkmaz (84. Saglik) - M. Aydin (89. Bönig)
Duisburg: Yelldell - B. Kern (59. Bruno Soares), Reiche, Bajic, Veigneau - Banovic, Sukalo - Yilmaz, Trojan (78. Exslager), Sahan - Schäffler
Tore: 1:0 Aydin (9.), 2:0 Federico (82.), 3:0 Aydin (87.), 3:1 Exslager (89.)
Gelbe Karten: Veigneau, Banovic
Zushauer: 27.448
Schiedsrichter: Peter Sippel (München)

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2011.05.15 (Sun)

ブンデスリーガ2010/2011 第34節 ハンブルガーSV vs. グラートバッハ

 ブンデスリーガの最終節が終わりました。グラートバッハはアウェイ、ハンブルクのアイエムテック・アレーナでHSVと対戦して1:1のドロー。15位のヴォルフスブルクがホッフェンハイムに勝ち、17位のフランクフルトがドルトムントに敗れたため下位チームに順位の変動はなく、ヴォルフスブルクの1部残留とフランクフルトの2部への降格、グラートバッハの入替戦出場が決まりました。ベストのシナリオは入替戦なしで残留を決めてしまうことでしたので少々残念ではありますが、シーズン前半のことを考えればここまで来たのは上出来ともいえるでしょう。

 さて、一応試合を振り返っておきます。といっても、実は私はこの試合に関しては冷静に試合の状況を追っていられる状態ではなかったのでかなり雑です。お許しください。

 この試合は序盤からグラートバッハに勢いが感じられました。ノイシュテッターやロイスが積極的にミドルシュートを狙い、イドリスもドリブル突破してシュートするなど何度も相手ゴールに迫り、あと一歩というシーンもありました。
 そして、41分にグラートバッハは相手のファールでゴール正面でフリーキックのチャンスを得ます。ここでアランゴの左足が炸裂して先制しました。その後もハンケのミドルシュートが相手に当たってコースが変わりゴールぎりぎりをはずれるというシーンもあり追加点を期待できる感じでした。HSVの攻撃に対しては、左サイドにいたエリアには手を焼きましたがそれほど大きなピンチもなく無失点で切り抜け、このままのサッカーを続ければこの試合も無失点でいけそうだと感じました。
 
 後半に入りすぐにジンスハイムでヴォルフスブルクがリードされ、ドルトムントではフランクフルトがリードしたという情報がスタジアムにも入ります。グラートバッハにとって勝てば残留決定、負ければ降格決定という状態となり、ハンブルクまで押しかけたグラートバッハサポーターもさらに盛り上がります。しかし、それに反して試合のほうはかなり雲行きが怪しくなってきました。前半とは違ってグラートバッハは全体に下がり気味になりHSVに押し込まれる場面が増えてきたのです。
 そして、HSVはゼロベルトに代わって入ったルート・ファン・ニステルローイが躍動します。71分にディークマイヤーが後方から浮かせたボールを絶妙のトラップ、飛び出してきたテアステーゲンの目の前でまさに跳ね馬のごとく跳躍してループシュートを狙います。ゴールライン直前でダンテが懸命に頭でクリアしますが後方から詰めていたベンハティラが蹴りこんで同点となりました。これは悔しいけれどファンニステルローイの素晴らしいプレーだったと思います。

 その後はヴォルフスブルクが逆転し、グラートバッハはこの試合での残留決定は難しくなりましたが、フランクフルトが逆転されたため入替戦は確保できそうな状態になり終盤はあまり無理をせず、しっかりとドローで終えたという試合でした。

 さて、この記事を書いている段階では入替戦の相手は、VfLボーフムか、グロイター・フュルトのどちらかということになります。私はボーフムも応援しているのでグラートバッハとボーフムの対戦というのはできれば避けてほしかったのですが果たしてどうなるでしょうか。過去の相性などはありますが、最近のグラートバッハの状態とボーフム、フュルトの状態を見比べれば、よほどおかしなことをしなければ勝てるとは思います。とにかく、もうひと頑張りです。
 
 ところで、5月5日の投稿で残留争いの行方について予想しましたが見事当たりましたね。まあ、残り2試合の段階でのよそうですから別に難しいことではありません。なにしろ、私はこの数年は不本意ながらリーグ戦終盤は残留争いに注目し続けているのですから。と、少し自慢してみましたが、実はよくあたったなと思っているのです。


1. Bundesliga, 2010/11 34.Spieltag
14.05.2011, 15:30 Uhr, Imtech-Arena, Hamburg
Hamburger SV - Borussia M'gladbach 1:1 (0:1)
Hamburg: Rost – Diekmeier (84. Benjamin), Kacar, Westermann, Aogo – Tesche, Zé Roberto (68. van Nistelrooy) – Rincon, Ben-Hatira, Elia – Guerrero (38. Pitroipa)
Borussia: ter Stegen – Jantschke, Stranzl, Dante, Daems – Nordtveit, Neustädter – Reus, Arango – Hanke (74. De Camargo), Idrissou
Tore: 0:1 Arango (41.), 1:1 Ben-Hatira (71.)
Gelbe Karte: Ben-Hatira - Arango
Zuschauer: 57.000 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Mauel Gräfe (Berlin)

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2011.05.08 (Sun)

ブンデスリーガ2010/2011 第33節 グラートバッハ vs. フライブルク

 ブンデスリーガも残り2試合となりました。グラートバッハにとって今シーズンのホームでの最終戦となります。対戦相手のフライブルクはシーズン前の大方の予想に反して上位争いを行い結局最後まで大きく崩れることなく中位で来ました。しかし、この試合の前の段階でELの望みは消えており特に大きなモチベーションはなく、勝利に対する意欲はグラートバッハが上回っていたはずです。また、フライブルクの特徴としてはゴールを決めるのはシセと決まっているので、乱暴な言い方になりますがシセを止めれば失点も防げるということになります。
 グラートバッハはこのところ守備が見違えるように安定していますが、この試合からは欠場していたダンテも復帰して万全の状態で試合に臨みました。

 前半はグラートバッハが優勢になりますが、グラートバッハの決定機ではフライブルクの守備もしぶとく守りゴールは許しません。フライブルクは予想通りシセがゴールを狙ってきます。確かにフライブルクの全得点の半分以上を記録しているシセは並みのFWではなくひとりでチャンスを作りゴールまで決めてしまう力を持っていますが、グラートバッハはダンテがしっかりとマークしシュートをうたれてもテアステーゲンが防ぎました。前半にグラートバッハはダンテから前線へのロングフィードを誰も触らずポストに跳ね返るという面白いプレーがありましたが、あれが決まっていたら結果的にすごいゴールになったのではないかと思います

 後半に入ってもしばらくスコアレスのまま時間が経過しましたが、66分にフライブルクはDFのトプラクが2枚目の警告で退場となり、完全にグラートバッハのペースになります。当然、チャンスの数は増えましたがフライブルクのGKバウマンの好セーブもありなかなか点が入らず、さすがの私も少々イライラしてきました。
 しかし、残り10分となったときについにグラートバッハが先制しました。ヤンチュケの右サイドからのクロスをシュスターがクリアミス。そのボールを拾ったハンケが豪快に右足でシュートを決めました。ハンケはグラートバッハ移籍後の初ゴールです。ハンケのグラートバッハ加入後のパフォーマンスは悪くはなかったと思いますが、どちらかというと味方を生かすプレーが中心で多少物足りなさを感じていましたが、本当に大事な試合でゴールを決めてくれました。素晴らしい。
 さらにその2分後にはロイスのゴールで追加点。これはハンケのスルーパスに対してロイスが絶妙のタイミングで裏へ抜けてGKと1対1になるという得意のゴールパターンでした。その後は勝ちパターンでお決まりの選手交代を行いしっかりと逃げ切り、これで3試合連続無失点での勝利となりました。そして順位ではついにフランクフルトを抜いて自動降格ゾーンを脱出です。

 いやいや、冒頭に書いたとおりグラートバッハは本当に見違えるようになりました。ウィンターブレーク前の守備はいったいなんだったのでしょう。私はもはや1部残留は確信していますが、今からシーズンスタートすればかなりいいところに行けるのではないかなどと余計なことを考え始めてしまいました。もちろん、シーズン終了後にはダンテやロイスなどが移籍してしまうことが予想されるので、そんな簡単な話ではないのはわかっています。まあ、とにかく今は余計なことを考えるのはやめて、次のハンブルクでのHSV戦にしっかりと勝つことを願うことにします。


1. Bundesliga, 2010/11 33.Spieltag
07.05.2011, 15:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - SC Freiburg 2:0 (0:0)
Borussia: ter Stegen - Jantschke, Stranzl, Dante (84. Brouwers), Daems - Nordtveit, Neustädter - Reus (90. Matmour), Arango – Hanke (88. Marx), Idrissou.
Freiburg: Baumann - Mujdza, Barth, Toprak, Butscher - Schuster – Nicu (68. Williams), Rosenthal (85. Jäger), Makiadi, Putsila (81. Reisinger) - Cissé.
Tore: 1:0 Hanke (80.), 2:0 Reus (82.)
Zuschauer: 49.072
Gelbe Karten: Daems, Idrissou – Toprak, Mujdza.
Gelb-Rote Karte: Toprak (66.)
Schiedsrichter: Michael Weiner (Hasede)

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2011.05.08 (Sun)

2011 J-League Division 1 第10節 大宮 vs. 新潟

今シーズン2試合目のホームゲームはキックオフが午後3時と普段より少し遅いのでついついゆっくりしていたら結構ぎりぎりの時間になってしまいました。自宅を出るときは曇ってはいましたが雨は降らないかなと思っていましたが甘かったです。私がスタジアムに着くころになると雨が降り始めました。私はとことん雨男のようです。


 ホーム側ゴール裏スタンド下の通路で「大宮盆栽だー」なるものを売っていたようです。面白そうですが、率直に言ってネーミングが安直な駄洒落なのが・・・。


 大宮は中盤の左の位置に渡邉を起用しましたが、これはどのような意図があったのか。試合後の鈴木監督のコメントによると攻撃の面でボールをつないだりスペースへ飛び出したりといったことが期待されていたようです。
 新潟に関しては特にチョ ヨンチョルに注目したいなと思っていました。しかし、そのヨンチョルは試合が始まりわずか4分で足を痛め交代してしまいました。新潟にとっては痛かったと思いますが、私も彼のプレーは見たかったので残念です。
 前半は大宮が中盤を制圧しますがFWへ効果的なパスが出せず決定的なチャンスは作れませんでした。どうも、パスの出し手とFWの選手の動き出しのタイミングがあっていない感じがしました。また、この試合ではポゼッションはできていても甲府戦のようなテンポのよいパス回しはなかったように思います。これはもしかしたらピッチコンディションなども影響していたのかもしれませんが、それならもう少し強引にシュートをうってみるなどしてみてはどうかなと素人の私は感じました。今シーズンの大宮は(記録上の数字は別にして)チャンスでもなかなかシュートをうたない印象があります。そんなわけで大宮の決定的チャンスは、新潟のペナルティエリア内でのこぼれ球を深谷が頭で落ち込もうとして相手DFにクリアされた場面くらいだったでしょう。
 一方の新潟もボランチが積極的なプレスをかけてボールを奪い、カウンターのチャンスを作りますが、前半はほとんどブルーノロペスとミシェウの2人で攻撃している形になり、大宮としては守りやすかったと思います。


 後半に入ると大宮の中盤も運動量が落ち、新潟がセカンドボールを拾うようになります。ボールを拾うと前線のブルーノロペスに預けてそこを起点にした攻撃やミシェウの個人技で次々とゴールに迫り、右サイドバックの藤田からも何度も精度の高いクロスが入り決定的なチャンスが何度かありましたが、あと一歩決め切れません。
 劣勢に立たされた大宮は70分過ぎからシステムを変え、選手も交代し終盤は攻め込みますが、こちらも結局ゴールは決まらずにドローに終わりました。

 試合全体を通してみると、前半は大宮、後半は新潟が優勢な展開でしたが、ゴールのチャンスは新潟のほうに多くあり、大宮にとってはドローでやむをえないといった試合だったと思います。

 今シーズンもなかなかホームで勝てない大宮ですが、サッカーの内容に関してはさほど悪くはありません。後半動きが止まる点と守備の不安は相変わらず感じますが昨シーズンよりはよくなっているでしょう。しかし、内容はどうであれ結果が出ないのが気になります。ここまで5試合を消化して勝点は6ポイント。このままのペースなら最終的には勝点40くらいとなり結局昨シーズンと同じくらいの順位となりそうです。


2011 Jリーグ Division1 第10節
2011年5月7日(土), 15:05, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - アルビレックス新潟 0:0 (0:0)
大宮: 北野 - 渡部, 深谷, キム ヨングォン, 村上 - 青木, 上田, 東 (75. 石原), 渡邉 (82. 藤本) - イ チョンス, ラファエル
新潟: 東口 - 藤田, 鈴木, 千葉, 酒井(高) - 小林 (88. 酒井(宣)), 本間, 三門, チョ ヨンチョル (4. 木暮) - ブルーノ ロペス, ミシェウ
得点: なし
警告: 藤田
観客: 9,094人
主審: 東城 穣

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2011.05.05 (Thu)

ブンデスリーガの残留争いを予想する

 今シーズンのブンデスリーガは2試合を残してドルトムントの優勝が決まり、あとはCL、EL出場権をかけた争いと残留争いに注目が絞られてきました。私にとってはCL、ELはこの数年(いや、おそらく今後も)縁のない世界であり、残留争いにばかり注目しています。
 そこで、今シーズンの残留争いの結末を予想してみることにします。なお、私は自分の応援しているクラブの試合以外はあまり見る機会がないので深い分析などしていません。また、個人的な希望も多少入っています。もし降格に予想したクラブのファンの方がご覧になっていたら申し訳ありません。一個人の勝手な予想だと思ってご容赦願います。

 まず、現時点での順位表です。


続いて、対象クラブ別の予想を。括弧内はこのあとの対戦相手です。

■ ザンクト・パウリ (バイエルン(H)、マインツ(A))
 現在、最下位のパウリは入替戦となる16位のフランクフルトともすでに5ポイント差がついておりこの差を逆転するためには残り2試合で2勝が最低限必要です。しかし、残り2試合は上位でCL、EL出場権を争うクラブとの対戦が続くこともあり、現実的にはすでに降格が濃厚と考えてよいでしょう。余談ですが、スタニスラフスキ監督の後任にシューベルトが決まったようで私としては来シーズンが楽しみです。

■ メンヒェングラートバッハ (フライブルク(H)、ハンブルク(A))
 シーズン前半は壊滅的だった守備が見違えるようによくなり、2:3で負けるサッカーから1:0で勝つサッカーに変わりました。残り2試合は調子を落としているクラブとの対戦が続くので2勝する可能性は高いと思います。(かなり希望が入ってますが・・・)

■ フランクフルト (ケルン(H)、ドルトムント(A))
 現在、16位のフランクフルトはシーズン前半を7位で終えてELも狙える位置にいましたがウィンターブレーク明けに状況が激変しました。8試合連続無得点という酷い状況に陥りスキッベ監督からダウム監督に交代しています。現在は多少持ち直してはいるものの前節はダービーでマインツに叩かれています。とにかくウィンターブレーク明けは1勝しかしていない(しかも相手は最下位のパウリ)のです。あまり試合をよく見ていないのですが、チームの得点力がゲカスの調子に左右されているように思います。
 普通に考えれば今の状態のフランクフルトが残り2試合で勝点を取ることはきわめて難しくパウリの次に有力な降格候補となるでしょう。ただこのあとの対戦が、何かやらかしそうなケルンと優勝を決めて気が緩んでいてもおかしくないドルトムントというのが気になるところです。

■ ヴォルフスブルク (カイザースラウテルン(H)、ホッフェンハイム(A))
 ヴォルフスブルクはシーズンを通して低迷していましたが、27節からマガトが再び指揮をとるようになってからはシャルケ戦の1敗のみ。今のサッカーがマガトが本来やろうとしていることかどうかは疑問ですが、それなりにチームを立て直してきた気がします。もちろん、予断を許さない状態ではありますが、次節対戦予定のカイザースラウテルンにはホームで過去に負けていないという相性の良さや、得失点差でライバルよりもかなり優位に立っていることから残留の可能性は高いと思います。
 
■ ケルン (フランクフルト(A)、シャルケ(H))
 勝点の上ではかなり有利な状態のケルンですが、チームの状態はよくなく特に守備が崩壊気味です。特に27節にグラートバッハに5失点で敗れて以降は、3失点、4失点と続き、今シーズン2度目の監督交代でフィンケが指揮を執ることになりました。しかし、どういうわけかレヴァークーゼンとのダービーでは無失点で完勝とちょっとわからない状態です。チームの状態については次節のフランクフルト戦で判断したいところです。最終節の相手はシャルケには過去10年間で1勝8敗4分と相性が悪いのですがシャルケのモチベーションはすでにDFBポカールに向けられているはずなのでケルンにも勝機があると思います。いずれにせよフランクフルト戦で1ポイントでも取れれば残留できるわけで、辛うじて逃げ切ることになるでしょう。

■ ブレーメン (ドルトムント(H)、カイザースラウテルン(A))
 ブレーメンも数字上は降格の可能性がありますが、現実的にはありえないでしょう。依然として調子が上がらない状態ではありますが、前節ヴォルフスブルクに敗れるまでは8試合負けが無く決して酷い状態ではありません。そもそもブレーメンのようなクラブが降格することなど私には想像もできません。

■ まとめ
 ブンデスリーガとJリーグに限定した話ではありますが、私はこの数年常に残留争いばかり注目しています。応援しているチームが残留争いの常連なので仕方がありません。そこでいつも感じるのは、「終盤に調子を落として下降してきたチームは下位に沈みながらも地道に勝点を積み上げていったチームに抜かれ降格してしまうことが多い」ということです。まあ、短期間で結果を残しながら劇的にチーム状態を変えるというのは相当困難ですから当然といえば当然です。その点では、パウリ、フランクフルト、ケルンが危険であり、ブレーメン、ヴォルフスブルク、グラートバッハは逃げ切れる可能性が高いと見ています。ただし、ケルンはかなり有利な位置にいるのでなんとか逃げ切ってしまい、グラートバッハは15位には届かないでしょう。
 ということで、私は、パウリ、フランクフルトが降格、グラートバッハが入替戦に回ると予想しますが、果たしてどうなるでしょう。

 ちなみに私はこういう予想では当たったためしがありません。また、私の本当の希望がグラートバッハが15位で残留決定であることはいうまでもありません。


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2011.05.04 (Wed)

2011 J-League Division 1 第9節 甲府 vs. 大宮

 ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日に甲府に行ってきました。恥ずかしながら小瀬スポーツ公園陸上競技場が、山梨中銀スタジアムに名前が変わっていたことを2日前にチケットを購入したときに初めて知りました。


 当日は大宮から甲府まで車で出かけたのですがこれが大失敗でした。朝7時頃に大宮を出たのですがひどい渋滞に巻き込まれ小瀬スポーツ公園に着いたのは12時近くでした。駐車場はすでに満車でかなり離れた臨時駐車場に車を停めることに。でも、本当に大変だったのは帰りの渋滞なのですが・・・。
 
 私が甲府に来たのは今回が3度目です。最初は2001年のJ2最終節でした。そのときはスコアレスのまま延長に入り大宮が延長Vゴールで勝ったのですが、現在、徳島にいる島田のクロスを外池が落として西脇が決めた決勝ゴールは今も記憶に残っています。当時大宮を指揮していたのは現在甲府の三浦監督でした。
 2度目の観戦はJ1の2007年シーズンでした。スコアレスドローに終わった試合ですが、ロスタイムのビッグチャンスでシュートをはずしたラドンチッチのことが強烈に印象に残っています。その試合で大宮を指揮していた佐久間悟氏は現在甲府のGM。また大宮の選手として試合に出ていた富田大介、控えのGKとしてベンチにいた荻晃太が現在は甲府の選手として、一方で甲府の選手として出場していた杉山新が現在は大宮の選手となっています。

 そんなことを思い出しながら、スタジアム外の売店で食べ物を買ったりしながらアウェイゴール裏に入ってみると、アウェイ用に割り当てられたスペースはすでにほぼ満員。空いている席を探すのに苦労しました。


 さて、試合を振り返っておきますと・・・

 前半は大宮がよいサッカーをしていたと思います。その流れが続く中、15分に東がペナルティエリアの外側からGKの頭を越すループシュートで先制しました。GKが前に出ているのを見て狙った技ありシュートでした。しかし残念ながら反対ゴール裏にいた私からは非常に距離が遠くてよく見えませんでした。
 前半の大宮を見ていると、ダイレクトパスがテンポよくつながり、おそらく鈴木監督の目指しているアグレッシブで連動性のある見ていて楽しいサッカーがだいぶ形になってきているのではないかと思います。しかし、残念なのはゴールが決まらないということ。そして、これは柏戦の後半にも感じたのですがシュートを狙う積極性が欠けているように感じる点です。 

 後半に入ると最初の5分くらいは大宮にチャンスがありましたが、決定機でもゴール前でラファエルとイチョンスのコンビネーションがあわずにゴールを決めきれず、結果的にはこれがひびくことになります。
 甲府は53分にダニエルからのロングフィードをハーフナーが頭でつなぎ阿部がボレーシュート。甲府は阿部が入ってからセカンドボールを拾えるようになってはいましたが、ゴールは本当にシンプルな形で決まりました。ハーフナーに対してはキムや深谷がかなり厳しくマークしほとんど仕事をさせなかったのですが、この場面だけ決定的な仕事をされてしまいました。それにしてもDFのダニエル、初めて見たのですがかなりいい選手だと思いました。
 その後は、大宮に前半のような動きは見られなくなり、甲府が攻める時間が多くなりましたがゴールは決まりません。試合の終盤に入ると今度は再び大宮が押し込むようになりますが、こちらも決定的チャンスはロスタイムにラファエルが放ったシュートだけ。この最後のチャンスも荻に防がれて1:1のドローに終わりました。



 前半は大宮、後半は甲府が攻め込む展開でどちらにもチャンスはあったので、客観的に見れば引分けという結果は別におかしなものではないとは思います。ただし、大宮を応援している私から見るとこのドローは実に悔しく感じます。
 まださほど心配する時期ではないと思いますが、勝てそうな試合を落とし続けているのが気になります。今シーズンの大宮はよい戦力補強もできていて個人的にも期待しているのですが、調子がよいときにポイントを稼いでおくことができないと、結果的にはいつもどおり残留争いをしているなどということになってしまうように思います。

 さて、愚かな私は甲府からの帰路も大渋滞に巻き込まれた上に、この試合観戦の直後からなぜか花粉症の症状が悪化しくしゃみや鼻水が止まらなくなり散々な目にあいながら深夜に帰宅しました。やはり何事もしっかりと状況判断をできないといけないと反省しました。


2011 Jリーグ Division1 第9節
2011年5月3日(火), 14:03, 山梨中銀スタジアム
ヴァンフォーレ甲府 - 大宮アルディージャ 1:1 (0:1)
甲府: 荻 - 吉田, ダニエル, 冨田 (75.小林), 内山 - 養父 (32. 阿部), 伊東, 石原, 永里 - 松橋 (61. 柏), ハーフナー マイク
大宮: 北野 - 渡部 (88.杉山), 深谷, キム ヨングォン, 村上 - 青木, 上田, 藤本 (65. 石原), 東 (78. 金久保) - イ チョンス (88. 金澤), ラファエル
得点: 0:1 東 (15.), 1:1 阿部 (53.)
警告: 永里
観客: 12,056人
主審: 松尾 一

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2011.05.01 (Sun)

ブンデスリーガ2010/2011 第32節 ハノーファー vs. グラートバッハ

 ぎりぎりの状態まで追い込まれてからのグラートバッハは強いです。この試合の前日にブレーメンとヴォルフスブルクの試合があり、私の期待に反してヴォルフスブルクが勝ったため残留ラインはさらに高くなってしまいました。そのためグラートバッハは理論上の話は別にして現実的にはドローすら許されない厳しい状況に追い込まれていました。しかも相手は今シーズンここまで3位と大健闘している強敵のハノーファーです。そんな中でもしっかりと3ポイントをとり次節以降に望みをつなぎました。

 序盤からグラートバッハはアグレッシブでした。4分に早くも決定機を作ります。左サイドのダエムスからのクロスにハンケが合わせます。シュートは相手にブロックされますがそのボールがクロスバーに跳ね返されました。7分にはペナルティエリアの右でハンケがトラップで相手をかわしシュートしますがサイドネットとゴールにはなりませんが勢いを感じる攻撃が続きました。

 13分にハノーファーはチェルンドロがセンターライン近くからGKのツィーラーへの長い距離のバックパスを出しますがツィーラーは反応が遅れ危うくオウンゴールになりそうでした。グラートバッハとハノーファーの対戦というと私は未だに2009年のハノーファーが記録した1試合3つのオウンゴール(ハッギは1人で2つのオウンゴール)を思い出すのですが、この場面は嫌でもそれを思い出してしまいました。いずれにせよハノーファーは何だかおかしな様子で、やはりグラートバッハの序盤の攻撃が効いていたのかもしれません。

 後半、52分にはヤンチュケに決定機がありました。右サイドのイドリスからロイスにつなぎ右サイドを上がっていたヤンチュケがGKと1対1の状態でパスを受けましたが冷静に狙いすぎてツィーラーに止められました。73分には右サイドからの長いクロスに左サイドのイドリスが頭で合わせますがクロスバーに跳ね返されました。どちらも決めてほしいシーンだったので私はちょっと嫌な気がしました。最近攻めているほうがシュートを決めきれずに逆にワンチャンスを決められて負けるという試合を続けて見ているせいもありました。
 しかし、この試合はそんな展開にはなりませんでした。76分にロイスが素晴らしいミドルシュートで先制ゴールを決めてくれました。さすがロイス、本当に頼りになります。こういう接戦でゴールを決めたりアシストしたりするのはたいていロイスです。
 グラートバッハにもピンチがなかったわけではありませんでしたが、この日が19歳の誕生日だったテルステーゲンが安定したプレーを見せてくれるので安心していられます。本当に彼がゴールに立つようになって私の精神衛生面も安定してきました。もちろんウィンターブレークに加入した戦力がうまく噛み合ってきたことも大きいでしょう。
  
 この試合は1点差の試合でしたが内容は完勝といってよいと思います。今のグラートバッハなら好調のハノーファー相手にアウェイでこれだけの試合ができるのです。2点取るけど3失点していた時期が遠い昔のように感じられます。あの頃は1点勝負の試合なんてできませんでしたから。
 さて、残り2試合。対戦相手はフライブルク、HSVです。フライブルクには一時期の勢いはなく、HSVは今週そのフライブルクにアウェイで敗れるほど調子を落としています。この試合のようなサッカーをすれば間違いなく2勝できると思います。問題はライバルチームがどうなるかということですが、それはまた別の機会に記そうと思います。


1. Bundesliga, 2010/11 32.Spieltag
30.04.2011, 15:30 Uhr, AWD-Arena, Hannover
Hannover 96 - Borussia M'gladbach 0:1 (0:0)
Hannover 96: Zieler – Cherundolo, Haggui, Pogatetz, Schulz – Pinto, Schmiedebach – Schlaudraff (77. Stoppelkamp), Rausch (87. Forssell) – Ya Konan, Abdellaoue
Borussia: ter Stegen – Jantschke, Stranzl, Brouwers, Daems – Nordtveit, Neustädter – Reus (87. Marx), Arango (90. Schachten) – Hanke (71. Matmour), Idrissou
Tore: 0:1 Reus (76.)
Gelbe Karte: Pinto, Haggui
Zuschauer: 49.000 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Marco Fuchs (Korb)

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10:47  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑
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