2011.06.29 (Wed)

ボルシア、U-21モンテネグロ代表MFをテスト

 ボルシア・メンヒェングラートバッハは、すでにバイエルンのバート・ヴェリスホーフェンでトレーニングキャンプに入っています。グラートバッハでの練習初日に姿のなかったロイス、テアステーゲン、ノルトヴァイト、ヴェントも合流し、いよいよ本格的なトレーニングが始まりました。
 このトレーニングキャンプにU-21モンテネグロ代表のアスミル・カイェヴィッチ(Asmir Kajević)が練習生として参加することになりました。

Asmir Kajevic absolviert Probetraining  (Borussia Mönchengladbach 公式サイト)

 カイェヴィッチは昨シーズンはセルビア1部リーグのFK BSK ボルチャで26試合に出場し3ゴールを記録しています。グラートバッハは、当初、マンチェスター・ユナイテッドからレンタルで獲得することになっていたジョシュア・キングが怪我してしまったため契約をしない可能性が出てきており、その代役としてカイェヴィッチをテストしているようです。カイェヴィッチは攻撃的MFで左サイドを得意としており、もし契約となった場合は、アランゴのバックアップとなると思います。


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2011.06.28 (Tue)

2011 J-League Division 1 第18節 大宮 vs. 神戸

 日曜日の夜の試合はいろいろと大変です。私は毎週日曜日の午後にいろいろと用事があるのですが、それが終わってスタジアムに向かうとキックオフにぎりぎり間に合う時間です。試合が終わって帰宅してしばらくすればもう翌日からの仕事の準備となるのですから。そんなときに嫌な試合でも見せられたりしたらたまりません。


 この試合、前半はどちらも大きなチャンスはなかったように思いますが、全体としてみれば神戸のペースでした。中盤の選手の出足が早く、またしつこくプレスをかけてくるので大宮の中盤、特に上田がどうしても下がり気味になり攻撃に手が回せない状態でした。必然的にラファエル、イチョンスも中盤まで下がってしまうことが多くなり、ドリブルで攻めるのが精一杯でシュートまでが遠く感じられます。一方の神戸もボールはキープできますが単純なパスミスでボールを奪われこちらも決定機はありませんでした。
 後半、どちらが仕掛けてくるのだろうなどと考えていた矢先に神戸が先制しました。神戸の先制点は左サイドを抜け出した小川から折り返したボールが大宮のDFにあたりうまい具合に正面でフリーになっていた大久保のところへ出てきました。このチャンスを大久保が逃すはずがありません。リードされた大宮はU-22代表の試合から戻ったばかりの東と石原を入れて反撃に転じます。かなり前がかりになり守備がスカスカになった感じがしましたが、それでも、東が同点ゴールを決めて追いつきました。左サイドの角度のないところで相手を交わして放ったシュートがゴール前に詰めていた相手DFにあたって入るというラッキーなゴールでした。
 その後は大宮が押し込み神戸がカウンターを仕掛ける展開となりどちらにも得点のチャンスはありましたが決まらずドローに終わりました。


 結果的にはドローに終わった試合ですが、試合は全体的にみると神戸の勝利が妥当な内容ではなかったかと思います。またしてもホーム初勝利はならなかった大宮ですが、劣勢の展開を終盤になりふり構わずに攻めてドローに持ち込んだ点に関しては評価したいと思います。これまでの大宮はリードした試合を追いつかれることはあってもその逆は皆無。つまり、リードされたらそこで負けが決まっていました。それが、16節の名古屋戦、17節の磐田戦に続いてリードされた試合を追いつけるようになってきました。これは選手の自信にはつながると思います。


 とはいうもののホームでひとつも勝てないというのは大問題です。この試合の入場者数は5,627人とJ1とは思えない寂しさです。これはホームで勝てないことと無関係ではないと思います。私の周囲で観戦していた人たちもそろそろ我慢の限界に近い様子でした。果たして大宮は次のホームゲームは勝ってくれるのでしょうか。

 最後にもうひとつ付け加えれば、そろそろ石原を最初から使ってもらえないものでしょうか。今シーズンは短い時間でも石原のパフォーマンスは素晴らしいと思うのですがね。


2011 Jリーグ Division1 第18節
2011年6月26日(日), 19:05, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - ヴィッセル神戸 1:1 (0:0)
大宮: 北野 - 渡部, 深谷, 坪内, 村上 (72. キム ヨングォン) - 金澤 (59. 東), 上田, 青木, 藤本 (59. 石原) - ラファエル, イ チョンス
神戸: 徳重 - 近藤, 北本, 河本, 茂木 - 松岡, ボッティ (82.朴康造), 田中, 小川 - 大久保, 吉田 (61. ポポ)
得点: 0:1 大久保 (53.), 1:1 東 (83.)
警告: 茂木
観客: 5,627人
主審: 佐藤 隆治

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2011.06.26 (Sun)

ジョシュア・キング獲得は見送り

 ボルシア・メンヒェングラートバッハの公式サイトの情報によれば、マンチェスター・ユナイテッドからレンタルで獲得する予定だったジョシュア・キングとの契約をいったん見送ることになりました。最終判断は8月になるとのことです。

 Borussia verschiebt King-Transfer (Borussia Mönchengladbach 公式サイト)

 キングの加入に関しては、もはや契約を取り交わすだけの状態だったと思いますが、このようになった背景として、キングがU-21ノルウェー代表として出場したスウェーデンとの試合で怪我をし、今週の火曜日に手術をしたということがあります。ボルシアとしては手術後の経過を見極め、この契約を結ぶ価値があるかどうかを判断したいとの意向です。
 キングは19歳のオフェンシブ・オールラウンダーですが、私自身も全く知らない選手でしたのでどんなプレーをするのか早く見てみたいなと思っていただけに残念なニュースです。ただし、事情が事情だけにキングの加入の件についてはあまり期待しないほうがよいと思います。

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2011.06.25 (Sat)

VfLボーフムに関する情報まとめ

 2011/12シーズンに向けて各チームが動き出しましたが、ツヴァイテリーガではやはり個人的にはボーフムに注目していこうと思っています。この数シーズンのボーフムを見ているといつも歯がゆい思いをしていたように思います。
 昨シーズンは、3位に終わり入替戦でグラートバッハと対戦するという私にとって絶対避けたい事態になってしまいました。まあ、そうなればグラートバッハを応援するわけですが、ボーフムの今後について大きな不安を感じたのも事実です。今さら言っても仕方がないですが昨シーズンは終盤に追いつかれたりとか、もったいない試合が多すぎました。それでも結果的には2位と同じ勝ち点でした。1試合でも何とかしていたらと思うと未だに悔しい気持ちです。今シーズンはもう少し楽しく見たいものです。 
 

■ イェンス・トット氏がスポーツディレクターに就任

 ずいぶん古くなってしまいましたが、スポーツディレクターのトーマス・エルンストに代わりイェンス・トット(Jens Todt)が就任しました。2年間の契約です。私にとって、トットは現役時代はフライブルクの選手としての印象が強いのですが、昨シーズンまではヴォルフスブルクのユーストレーニングセンターのディクターだったようです。
 エルンストと契約を延長しないという話はすでに年次総会で決定済みでした。2部降格、1部昇格失敗の責任のすべてをエルンストに押し付けるのはどうかと思いますが、それでもやはり私の眼から見ても彼の在任期間中にボーフムは悪い方向に大きく変わったと思います。簡単に言えばチームの若返りに失敗し、その場しのぎの選手獲得を繰り返してきたということです。エルンストは退任後に「3年間の任期における最大の失敗はヘアリッヒとの契約だった」と言っているようでしたが、私に言わせるとボーフムにとってはクンツの後任にエルンストを選んだこと自体が最大の失敗だったと思います。緊縮予算の中である程度の結果を残すことが求められるトットには厳しい2年間になりそうです。

Todt löst Ernst ab (VfL Bochum 公式)

Thomas Ernst: "Herrlich war mein größter Fehler" (Westline)


■ 選手の移籍情報

OUT
 MF
 Marc Rzatkowski (→ Arminia Bielefeld)
 FW
 Ümit Korkmaz (→ Eintracht Frankfurt)
 Mahir Saglik (→ FC St. Pauli)
 Roman Prokoph (→ KSV Superfund)

IN
 DF
 Lukas Sinkiewicz (← FC Augsburg)
 MF 
 Denis Berger (← Kickers Oddenbach)
 Christoph Kramer (← Bayer Leverkusen)
 Enes Uzun (← VfL Wolfsburg)
 FW
 Daniel Ginczek (← Borussia Dortmund)

 あまり派手な選手の入れ替えは行ないませんでした。というよりもできる状況ではないでしょう。フランクフルトからレンタルしていたユミト・コルクマツを返却、ザクリク、プロコフがチームを去り、代わりに5人の選手が加入しました。5人のうち即戦力として期待しているのは、アウクスブルクから加入したシンキーヴィッツと3部のキッカーズオッフェンバッハから加入したベルガー。それ以外の3人はいずれも若い選手で将来性は期待できますが、今シーズンに戦力になるかはわかりません。それでも今の選手層の薄さを考えれば使っていかなくてはならないでしょう。

 あと付け加えておかなくてはならないこととして、マインツにレンタルされていたフクスのシャルケへの移籍、トルコのアンカラギュチュへレンタルされていたシェスタークの完全移籍が決まりました。これらはクラブの現状を考えれば良かったことととらえるしかありません。フクスとシェスタークの今後の活躍を祈ります。


■ リーグ戦はデュッセルドルフから

 6月11日に2011/12シーズンのDFBポカール1回戦の組み合わせが決まりました。ボーフムの相手は昨シーズンドリッテリーガで優勝しツヴァイテに復帰してきたハンザロシュトックとなりました。毎年、スロースターターのボーフムにとってはかなり手ごわい相手です。
 また、ツヴァイテリーガの日程も発表になり、ボーフムはまずアウェイのデュッセルドルフ戦から始まり最後はアウェイのアウエ戦で終わります。詳細はこちら。特筆すべきはDFBポカール1回戦の1週間後に行われる3節がアウェイのロシュトック戦ということです。2週続けてロシュトックでの試合となってしまいました。
 今シーズンのツヴァイテリーガは7月15日に開幕します。あっという間に始まってしまいますので、短期間でチーム作りをしていかなくてはなりません。


■ 今シーズンのボーフムに期待すること

 私が今シーズンのボーフムに私が期待するのは2位以内で1部に昇格することです。と、言っては見たものの、現実には若い選手を中心としたチームに生まれ変わろうとしているボーフムは戦力的に見ても1部昇格は厳しいと思います。それなら、昇格はしなくてよいから面白いサッカーを見せて欲しいと言いたいところですが、私はフンケル監督のサッカーにはどうしても魅力を感じないのです。
 では、何を期待できるのか困ってしまいますが、実はこのチームは若い選手に可能性を秘めた選手がいるのではないかと思っています。昨シーズンから使われているコップリン、フォクト、オストチョレクなど若い選手がどれだけ伸びているか、それに加えて新加入のクラマーやギンチェクがどこまで通用するのか楽しみです。
 結論。今シーズンのボーフムは若手選手が活躍し降格はしなければ良しとしたいです。ツヴァイテ仕様になったクラブに過度な結果を期待をしたら楽しめなくなりそうですので・・・。あ、あとインゴルシュタットにはしっかりと借りを返すように。


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2011.06.24 (Fri)

ボルシア始動

 いよいよグラートバッハの新シーズンがスタートしました。6月23日、ボルシアパークでのトレーニングには約2000人ものファンが集まったそうです。この日はロイス、テアステーゲン、ツィマーマンなどは参加しませんでしたが、彼らは27日、バート・ヴェリスホーフェンで行なわれるトレーニングキャンプに合流する予定です。また、他クラブへの移籍をほのめかしていたダンテについても練習に参加しています。余談ですが、RPのサイトに載っていたダンテの写真見て、一瞬誰だろうと思ってしまいました。やはりダンテはあの髪型でないと。

 昨シーズンの終盤では、正直にいえばダンテとロイスは出て行ってしまうのだろうなと思っていましたが、結果的にクラブは1部に残留し、彼らを含めた主力メンバーがチームに残り新たなシーズンを迎えることができて本当によかったと思います。

トレーニングの様子は、Bundesliga 11/12: Gladbach startet in die Saison (RP Online)

一応、自分のメモも兼ねて、選手の移籍情報や今後の予定をまとめておきます。

■ 選手の移籍情報

OUT
 GK
 Logan Bailly (→ Neuchâtel Xamax )
 DF
 Jean-Sebastien Jaures (引退)
 Paul Stalteri (移籍先未定)
 Sebastian Schachten (→ FC St.Pauli) 
 Jens Wissing (→ SC Paderborn)
 Christian Dorda (→ SpVgg Greuther Fürth)
 MF
 Michael Fink (→ Besiktas Istanbul)
 FW
 Fabian Bäcker (→ Alemannia Aachen)

IN
 DF
 Oscar Wendt (← FC Kopenhagen)
 Matthias Zimmermann (← Karlsruher SC)
 MF
 Matthew Leckie (← Adelaide United)
 Lukas Rupp (← Karlsruher SC)
 FW
 Raul Bobadilla (← Aris Saloniki)

 上記のほかにイングランドのアストンヴィラへレンタル移籍していたマイケル・ブラッドリーについては今後が未定となっています。当初、買取オプションを行使すると見られていたアストンヴィラが契約をしない方針を示したという情報が出ているようですが、このあたりははっきりするまで様子を見たいと思います。もし、グラートバッハに復帰となれば中盤はすごい競争になりそうですがどうでしょうか。

 こうしてみると新シーズンのグラートバッハは、突出したスーパースターはいないですが将来性のある選手を多くそろえた魅力的なチームになっていると思います。あとはファヴレ監督の手腕に期待です。


■ 今後の予定

 6/25 - 7/2 バート・ヴェリスホーフェンでトレーニングキャンプ
 6/30  練習試合 対 グロイター・フュルト
 7/2   練習試合 対 FCハイデンハイム
 7/4   ダービーカップ (アーヘン、デュッセルドルフが参加)
 7/9   練習試合 対 FCアバディーン 
 7/13  練習試合 対 1.FCザールブリュッケン
 7/16  練習試合 対 FCポルト (オーバーハウゼン)
 7/23  練習試合 対 FCサンダーランド (ボルシアパーク)
 7/24  新シーズン、オープンイベント(ボルシアパーク)


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2011.06.19 (Sun)

DFBポカール 1回戦の相手はレーゲンスブルク

 DFBポカール1回戦の組み合わせが決まりました。グラートバッハの相手はドリッテリーガのヤーン・レーゲンスブルクです。DFBポカールでは特に1回戦で、まだ調子の上がらないブンデスリーガ1部や2部のクラブが、3部以下のリーグに所属するクラブに足元をすくわれるケースが必ずあり、それがこの大会の興味深いところでもあるのですが、グラートバッハはそんなことのないようにしっかりと勝ち進んで欲しいです。
 そして、そろそろ久しぶりの優勝を期待したいのですが、それは無謀というものでしょうかね。


SSVヤーン・レーゲンスブルクについて

 南ドイツ、バイエルンのレーゲンスブルクをホームとするクラブでクラブの正式名称は、SSV Jahn 2000 Regensburg e. V.。創設は2000年ですが前身のクラブは1889年に創設されています。さすがにドイツ、このような小さなクラブでも非常に長い歴史があります。
 このクラブ、2010/11シーズンはドリッテリーガ(3部)で8位に終わっていますが、2003/04シーズンにツヴァイテリーガ(2部)に昇格しています。ただし、そのときは1年でレギオナルリーガへ降格。その後、さらに一度バイエルンリーガに降格しますが1年で復帰。2008年から創設されたドリッテリーガに所属して現在に至っています。
 DFBポカールでの実績をみると、昨年は初戦でビーレフェルトにPK戦で敗退していますが、2003/04シーズンに3回戦まで進んでいます。(3回戦はデュイスブルクにPKで敗戦)

 ホームスタジアムは、Jahnstadion、11,800人収容の小さなスタジアムです。ちなみに私はリンク先の写真を見てなぜか西が丘サッカー場を思い出してしまいました。

 レーゲンスブルクのエースはFWのトビアス・シュヴァインシュタイガーで2010/11シーズンは31試合に出場して9ゴール4アシストを記録しています。ちなみにこの選手はドイツ代表のバスティアン・シュヴァインシュタイガーの兄です。しかし、このシーズンオフに中盤の核となっていたハラーをはじめ中心選手がごっそりと移籍しているため、新チームの概要は見えていません。
 参考情報として、過去にはボーフムやグラートバッハに在籍していたこともあるGKゴスポダレクが所属していたこともあります。ゴスポダレク、懐かしい。

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16:22  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2011.06.18 (Sat)

ツィマーマンとルップが加入

 ボルシア・メンヒェングラートバッハは、ツヴァイテリーガのカールスルーアSCから、U-19ドイツ代表のマティアス・ツィマーマン(Matthias Zimmermann)とU-20ドイツ代表のルーカス・ルップ(Lukas Rupp)を獲得しました。2014年6月までの3年契約です。

Borussia erzielt Einigung mit dem KSC  (Borussia 公式サイト)

 ツィマーマンは、数日前に19歳になったばかりですが昨シーズンはツヴァイテリーガ33試合に出場(1ゴール)しています。ツィマーマンに対しては、シュトゥットガルト、ホッフェンハイム、カイザースラウテルン、アウクスブルクなどブンデスリーガの複数クラブが獲得に動いていたようですが、決め手になったのはグラートバッハのスポーツディレクター、マックス・エバール氏の存在だったようです。Kickerのサイトの記事によれば、ツィマーマンは「エバール氏は3,4年前から自分のことを認めてくれていた」とのこと。

 ルップは現在20歳の攻撃的MFで昨シーズンはツヴァイテリーガ24試合に出場し3ゴールを記録しています。ツィマーマンについては2010/11シーズンの終了時点から移籍の話がいろいろなメディアに取り上げられ、グラートバッハも獲得に動いているという話は出ていましたが、ルップについては個人的にはノーマークでしたので少々驚いています。
  
 グラートバッハのスポーツディレクターのエバール氏については就任当初から頼りないという声が多く、昨シーズン前半のチームの低迷と前監督の去就にあたっても批判的な声が多かったように思いますが、昨シーズンのウィンターブレークやこのオフでの補強など、私はかなり評価しています。

 気の早い話ですが、新シーズンに向けてロイス(22歳)、テアステーゲン(19歳)、ヘアマン(20歳)、ヤンチュケ(21歳)、ノルトヴァイト(20歳)に、新たにレッキー(20歳)、キング(19歳)、ツィマーマン(19歳)、ルップ(20歳)が加わりかなりチームが若返ります。この世代の選手たちは経験を積めば一気にブレークする可能性を秘めているので本当に楽しみです。


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2011.06.15 (Wed)

オスカー・ヴェント獲得

 少し、古くなってしまいましたが、ボルシア・メンヒェングラートバッハは、デンマークのチャンピオンチーム、FCコペンハーゲンから左サイドバックのオスカー・ヴェント(Oscar Wendt)を獲得しました。

Borussia verpflichtet Oscar Wendt  (Borussia Mönchengladbach 公式サイト)

 ヴェントはスウェーデン代表の25歳。グラートバッハとは2014年6月までの3年契約となります。なお、この移籍に関しては移籍金は発生しません。
 今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグではコペンハーゲンの健闘が光りましたが、ヴェントはまさにそのチームの中心選手として全試合に出場し、メッシとの対戦も経験しているのです。
 左サイドバックといえばキャプテンのダエムスがいますが、そのほかジョレスは引退、シャフテン(→ パウリ)、ヴィッシンク(→ パダボーン)、ドルダ(→ フュルト)は揃って移籍しました。左サイドバックはダエムスの控えとの力の差が大きくダエムス自身も最近は少々パフォーマンスが落ちてきているので明らかな補強ポイントだと思っていました。その意味ではヴェントの獲得は私も非常に嬉しく思います。ヴェントであればダエムスの控えに甘んじることなくポジションを奪ってしまう力は十分にあるでしょう。それにしても、まだ最低あと1人は補強が必要だと思いますが…。


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2011.06.12 (Sun)

2011 J-League Division 1 第14節 大宮 vs. 浦和

 さいたまダービーは昨シーズンまで大宮がホームの場合でも、1シーズンをのぞいて浦和のホームスタジアムを使用して開催されてきましたが今シーズンからはホームのNACK5スタジアムで開催されることになりそうです。私は大宮がNACK5スタジアムが改修された当初は運営面などの問題でさいたまスタジアムでの開催はやむを得ないと思っていましたが、大宮のホームはNACK5で開催するのがダービーとしての当然の姿だとは思います。


 試合前にホームのゴール裏へ行ってみるとマスコットのダンスが始まろうとしていました。そこで写真を1枚。大宮のマスコット、特に「ミーヤ」のほうは最近その行動がいろいろ話題になっているらしい。


 で、この試合、ひとことで言うなら原口元気に尽きるでしょう。試合自体は両チーム、および審判も含めてパッとせず凡戦といってもよい内容だったかもしれませんが、そんな中でも後半の原口の活躍は光っていました。

 前半は大宮がロングボールを多用し押し込む展開になり特に両サイドで比較的自由にボールをキープできていましたが、フィニッシュの一つ前がうまくいきません。これは今シーズンの当初から見慣れた光景です。悪くはないのですが決め手がないという感じです。ラファエルのヘディングシュートによる先制ゴールは素晴らしいものでしたが、これはクロスに対して出足の遅れた浦和DF山田のミスと言えるプレーでした。
 一方、前半の浦和のほうもエジミウソンと高崎にゴール前で一度ずつ決定機がありましたが単発的なものでありそれ以外はほとんど見せ場はありませんでした。ただ、試合後のペトロビッチ監督の見方は違っていて「前半試合を支配しながら、チャンスを多く作り出し、相手にはほとんどチャンスを与えず、その中で子供じみた失点をしてしまった。」ということだったようです。
 確かに大宮に決定的なシーンはそれほど多くなかったし、失点はセンターバックの失態による部分が大きかったですが、前半は試合を支配していたのはむしろ大宮の方でもう一工夫あれば2点目が取れていたのではないかと思います。


 後半、比較的早い時間にセットプレーから深谷のゴールが決まり2点差になりました。これは浦和DF山田の集中力が切れていたのか、絶好のポジションで完全にフリーとなっていました。ここまでの浦和の出来からすると深谷のゴールで大宮はかなり有利になったと思いましたが、そのすぐ3分後にPKを与えてしまい、エジミウソンが決めて1点差になるとここから大きく流れが変わります。このPKの判定は確かに大宮にとって不運としか言いようがありませんが、この日の主審が誰かということを考えればある程度想定していなくてはいけなかったのかも。
 大宮はこのあたりから中盤の運動量が落ちてきますが、そうなると後半から入った田中のスピードが機能して浦和がボールを支配する時間が長くなります。そしてこの試合のハイライトとなった原口のゴール。ドリブルで2人をかわしバランスを崩し倒れながら左足でゴールの右隅に蹴り込みました。執念を感じるゴールです。原口はこのあとも足をつりながらも何度もドリブルを仕掛けチャンスを作り出していました。私は浦和の試合をほとんど見ないので原口のプレーを見る機会もほとんどないのですが体の強さのみならず精神的な部分も非常に強い選手なのだと感じました。この試合で最も印象に残った選手です。
 その後、大宮は途中交代で入った石原のパフォーマンスは素晴らしくスピラノビッチをほとんど相手にせず1人で決定機を何度も作っていました。勝手なことを言うと石原のプレーをもっと長く見たいです。

 大宮は未だにホームで1勝もできない状態が続いています。この試合は2点リードしながらも勝てませんでした。今は辛うじてアウェイで勝っているけれどやはりホームで勝てないチームはリーグの終盤ではかなり苦しむことになると思います。また、ホームで勝てないのでは客も増えません。次はぜひ勝利を見たいです。
 この試合に関して言えば、大宮が一生懸命攻め込み何とか手にしたリードをいとも簡単に追いつかれてしまった感じがして空しさが残りました。このあたりが底力の差なのでしょうか。では今の浦和にあって大宮に欠けているのは何でしょう。私は、ひとりで局面を打開できるような個人技、そしてメンタリティの強さなのではないかと思いました。それが原口のゴールに集約されていたように思います。そしてその差はまだかなり大きいのではないかと感じてしまいました。


2011 Jリーグ Division1 第14節
2011年6月11日(土), 19:03, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - 浦和レッズ 2:2 (1:0)
大宮: 北野 - 渡部, 深谷, キム ヨングォン, 坪内 - 青木, 上田, 東 (80. 石原), 藤本 (75. 渡邉) - ラファエル (84. 金久保), イ チョンス
浦和: 加藤 - 高橋, 山田(暢) (66. スピラノビッチ), 永田, 宇賀神 - 鈴木 (72. マゾーラ), 柏木, マルシオ リシャルデス, 原口 - 高崎 (45. 田中), エジミウソン
得点: 1:0 ラファエル (37.), 2:0 深谷 (53.) 2:1 エジミウソン (56. PK), 2:2 原口 (78.)
警告: キム ヨングォン, イ チョンス - 原口
観客: 12,221人
主審: 家本 政明


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2011.06.10 (Fri)

ヴィッシンクはパダボーンへ

 前の投稿で、グラートバッハの左サイドバック、シャフテンがザンクト・パウリへ移籍というニュースを書きましたが、今度は同じ左サイドバックのイェンス・ヴィッシンク(Jens Wissing)がツヴァイテリーガのSCパダボーンへ移籍することになりました。

Jens Wissing wechselt zum SC Paderborn (Borussia Mönchengladbach 公式サイト)

 ヴィッシンクは昨年レギオナルリーガのプロイセンミュンスターから加入し、今シーズンはダエムスがセンターに回り手薄になった左サイドバックとして3試合に出場しました。シャフテンのようなポカはなかったのですが、正直なところぱっとしなかった印象が強くまだブンデスリーガでプレーするには力不足かなという感じがしました。シーズン当初は下部リーグの若手有望株の加入ということで前年に同じような形で加入したロイスのような活躍をひそかに期待していましたが、そううまくはいきませんでした。
 パダボーンは、来シーズンから昨年までプロイセンミュンスターを率いていたロジェ・シュミットが監督に就任しますので、ミュンスターでのプレーをよく知っているシュミットの強い希望があったのでしょう。パダボーンは昨シーズンまで不動の左サイドバックだったライタラがホッフェンハイムへレンタルバックされポジションが開いた形になっています。チャンスを生かして思う存分活躍して欲しいと思います。

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2011.06.08 (Wed)

シャフテンの移籍とキングの加入

■ シャフテンがザンクトパウリへ

 グラートバッハの左サイドバック、セバスティアン・シャフテン(Sebastian Schachten)が来シーズンはツヴァイテリーガに降格するザンクト・パウリに移籍することになりました。グラートバッハとの契約は6月までとなっていて、パウリへの移籍に関する移籍金は発生しません。シャフテンはパウリとは2年契約を結びました。

Sebastian Schachten wechselt zum FC St. Pauli (Borussia Mönchengladbach公式サイト)

 今シーズンのグラートバッハはセンターバックに怪我人が続出したため本来左サイドバックのダエムスがセンターバックに回ることが多く、その代わりにシャフテンが左サイドバックに入りました。なかなかスピードがあり攻撃参加の好きな選手なのですが、守備に難点があり相手にあまりにもあっさりかわされたり、苦し紛れのファールで止めて退場になったりしたシーンが印象に残っています。私の中では残念ながらシーズン前半の大量失点の原因を作ったひとりだという印象が残りました。
 しかし、私は2009/10シーズンに彼がツヴァイテリーガのパダボーンでプレーしている試合をスタジアムで見ています。そのときは実にしっかりしたプレーをしていい選手だと思ったのでした。このたび移籍するパウリは来シーズンから当時パダボーンを指揮していたアンドレ・シューベルトが監督に就任しています。おそらくシャフテンは彼に引っ張られたのだと思いますが、果たして期待にこたえられるでしょうか。ツヴァイテならそこそこやれそうだと思いますが。


■ ジョシュア・キングをレンタルで獲得

 この話、まだ正式には決まっていないようですが、ほぼ確定ということで公式にも出ています。ジョシュア・キング(Joshua Christian Kojo King)をマンチェスターユナイテッドから1年間のレンタル契約で獲得することになります。現在19歳のジョシュア・キングはノルウェー人のFWで昨シーズンはプレストン・ノースエンドFCへレンタルされ7試合に出場しています。またノルウェーU-19代表として2試合の出場(2ゴール)経験があります。
 プレミアリーグのビッグクラブのリザーブチームに所属するノルウェー人若手プレーヤーの獲得といえばノルトヴァイトのケースと似ています。ノルトヴァイトは1部残留に貢献しましたので、二匹目のドジョウを狙ったようにも思えますが活躍を期待したいと思います。

Borussia vor der Ausleihe von Joshua King (Borussia Mönchengladbach公式サイト)


 このほか、U23のニクラス・ダームス(Niklas Dams)と2年間の契約、デニス・ドヴィダート(Dennis Dowidat)と1年間の契約しています。それ以外にも数人の選手の獲得濃厚との話がありますが、それらについてはまた決まり次第記そうと思います。



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2011.06.05 (Sun)

グラートバッハの2010/11シーズンを振り返って

 個人的に急に多忙になってきまして、ちょっと遅くなってしまいましたが、忘れないうちに2010/11シーズンのグラートバッハについて自分なりに感じたことを残しておこうと思います。

1. 大きな誤算

 シーズンが始まる直前、私のグラートバッハに対する期待は例年になく大きなものでした。昨シーズンと同じ顔ぶれとなった4バックとボランチの2人(マルクスとブラッドリー)の連携が深まり、イドリス、デカマルゴが加わり攻撃陣も厚みが増し、一桁順位はいけるのではないかと思いました。Testspielも好調でリバプールに勝ったりしましたからね。

 シーズンが始まり、第2節ではこれまでまるで勝てなかったレヴァークーゼンにアウェイで6:3で勝利という信じられない結果を残します。今思えばこれで選手たちが何か勘違いをしてしまったのではないかと思います。続くフランクフルト戦を0:4、シュトゥットガルト戦は0:7と今度は信じられない大敗。しかも、この試合でダンテが怪我で離脱してからDFに怪我人が続出するようになります。さらにもうひとりのセンターバック、ブラウェルスも揃って長期離脱。センターバックはアンデルソンと本来左サイドバックのダエムスが組むことになりました。さらにアンデルソンが負傷したときには、センターバックに選手がいなくなりボルシアⅡからカルセンブラッカー(現アウクスブルク)を昇格させるなどの惨状。ダエムスの代わりに左サイドに入るはずのジョーレスやドルダも怪我で長期離脱しており、ブンデスリーガでの経験はほとんどなかったシャフテンやヴィッシンクを使わざるを得ない状態。もう完全に守備陣は壊滅状態で1試合あたり3失点は当たり前の状態でした。
 さらにはFWのボバディーヤが退場、ピッチ外での乱暴行為を繰り返し、ついに戦力外となりギリシアのアリス・テッサロニキ(坂田のいるクラブですね。)へレンタル移籍することになるなどチームはガタガタ。結局、リーグ戦の前半17試合で失点は47。勝点わずか10で最下位に終わりました。正直なところこの段階では私も今シーズンはダメかなと思いました。


2. 適切な補強と監督交代

 短いウィンターブレイクが終わり5試合を消化したところでグラートバッハはフロンツェク監督を解任しファヴレ監督に1部残留を託しました。中断明けの5試合は内容はよくなってきていましたが、残留を争うライバルチームにことごとく敗れてしまったのがいけませんでした。
 ファヴレ監督はまず守備の建て直しに着手しましたが、ちょうどよいタイミングで怪我をしていたダンテ、ブラーウェルスが復帰し、ウィンターブレークで獲得したシュトランツル、ノルトヴァイトもチームとかみ合い始めました。その結果、リーグ最悪だった守備がリーグでもトップクラスの安定感を誇るまでに変身しました。参考までにファヴレ監督就任後の12試合で失点はわずか9です。
 攻撃に関してはボバディーヤが抜けて破壊力はなくなったもののハンケの加入で計算ができるようになりました。また、攻めのパターンは少なくなった分、ロイスのワンツーパスからの相手DFラインの裏への飛び出しという必殺技に磨きがかかりました。
 もともと戦力的には悪くはなかったグラートバッハですので、仮にフロンツェック監督が指揮していた場合でも、怪我人が復帰すれば浮上してくるとは思っていましたが、残留争いの中で安定した戦いができるかといわれると疑問を感じます。短期間での熾烈な争いでは少ないチャンスを確実に活かし守りきれるサッカーの方が圧倒的に有利だと思うのです。


3. 執念の1部残留

 チームの状態はよくなりましたが、とにかくリーグ戦前半の出遅れを取り戻すのは大変でした。しかも残留を争っているチームがシュトゥットガルトとかヴォルフスブルクとかブレーメンとか、普通に考えれば降格はないだろう、いずれ上がって行くだろうというチームだったので心配でした。
 事実、30節終了時点で依然として17位と3ポイント差で最下位という状況ではやはり残留は厳しいなと思いました。しかし、ここからのグラートバッハには執念を感じました。特に31節のドルトムント戦。優勝目前のチームの分厚い攻撃を懸命に守りきった姿には感動を覚えました。私はこの試合を見てグラートバッハの降格はないと確信しました。そして、その後は無敗で乗り切りなんとか16位まで順位を上げ、入替戦ではボーフムに1勝1分で1部残留を果たしました。まさに薄氷の残留です。実際、フランクフルトの異常ともいえる失速がなければ残留を果たせなかったかもしれませんし、最後は運も味方しました。

 ただ、シーズンを通してみた場合、これは「奇跡の残留」ではないと思います。1部にふさわしい選手を揃えたチームが1部にふさわしいサッカーをしていますから。単にリーグ戦前半は通常では考えられないくらいの怪我人続出という不運に見舞われただけのことであり、そこからの巻き返しが思った以上に大変で最後はぎりぎり何とか間に合ったということでしょう。

 2010/11シーズンのグラートバッハは、苦手だったレヴァークーゼン、ホッフェンハイム、さらには入替戦でボーフムにも勝つなどこれまでの嫌な相性やジンクスを覆してくれました。また、CL4強の強豪クラブに対して1勝1分。永遠の宿敵に対しては2戦2勝(合計スコアはなんと9:1)とサポーターをしっかりと喜ばせてくれ、最後にはあんなにドラマチックな結末を演じてくれたのです。心配させやがってと文句を言うのではなく、楽しませてくれたことに感謝したいと思います。


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2011.06.05 (Sun)

2011 J-League Division 2 第15節 栃木 vs. 水戸

 今週末は久しぶりの晴天でどこかに出かけようかと思っていましたが特に決めていませんでした。そうなればサッカー観戦です。土曜日はJ1の試合が組まれていないので、近場のJ2の試合を見に行こうと思って試合の予定をチェックすると栃木で試合がありました。栃木にはまだ一度も行ったことがなかったのでこの機会に行ってみようかと思い土曜日の朝に即決しました。
 幸い道路は空いていて思ったより早くスタジアムに着くことができました。この栃木県グリーンスタジアム、なんとなく変わったつくりです。特にメインスタンドの最上部の高さが周囲の道路と同じ高さになっているので歩道橋を渡ってスタジアムに入れるようになっているところがユニークだと思います。もっとも、この入り口は閉じられていましたが…。残念ながら非常に不便な場所にあり、電車で行くとなれば大変です。宇都宮駅からシャトルバスは出ていますが、本数が少ないような気がしました。また、車で行った場合もスタジアムと臨時駐車場はかなり距離があります。スタジアムと駐車場の間はシャトルバスが運行されていましたが、バスの数が少ないので帰りはかなり待つことになりました。まあ、歩けない距離ではないのでバスを運行しているだけでもありがたいと思わなくてはいけないのかも知れません。


 栃木と水戸、草津が対戦する試合は北関東ダービーとしていろいろ盛り上げているようで、スタジアムではイベントが行なわれたり、各県を代表するユルキャラが集まったり華やかです。栃木のゴール裏には写真のような黄色のダルマが置かれていました。


 この試合で栃木SCの大和田選手が通算200試合出場となり試合前にセレモニーがありました。大和田の200試合出場のうち197試合は水戸の選手としての出場であり、まだ栃木の選手というイメージは薄いのですが200試合目の出場の相手が古巣の水戸というのも不思議な感じです。なお、この試合で水戸の尾本選手も100試合出場となりました。

 前半から水戸はかなり気迫を前面に見せていました。1対1の局面ではほとんど勝っていたしルーズボールも拾えていました。一方の栃木は水戸のプレスにおされ気味とでしたが、それでもカウンターで応戦します。これは水戸のプレスを想定した上で狙っていたことでもあったのでしょうか。私は栃木の試合を見るのは初めて(いや、たしかかなり昔に天皇杯で改修前の大宮公園で大宮と対戦した試合を見たはず・・・)でしたが、攻守のバランスがよく能力の高い選手も揃えていてJ2上位にいるのも納得です。特に目立ったのはパウリーニョで水戸の厳しいプレッシャーを軽くかわしていく個人技の高さには思わず声を上げてしまいました。
 前半は水戸が栃木ゴールに迫る場面が多かったですがシュートの精度が悪くゴールは奪えず、栃木はカウンターやセットプレーで決定機がありましたが本間のすばらしいセーブもあってゴールは決まりませんでした。

 前半でかなり体力を消耗したであろう水戸ですが、後半もその勢いが衰えることはありませんでした。先週の鳥栖戦と同じチームなのかと思うくらい運動量もあり集中力が途切れません。後半の最初のうちは、栃木が能力の高いブラジル人選手と崔根植や水沼宏太などを絡めて何度か決定機を作り出しましたが、後半も本間がその前に立ちはだかりました。また尾本、塩谷のセンターバックコンビもしっかりマークについていました。
 終盤は栃木の運動量も落ちてきたため、お互いがボールを奪ってカウンターを仕掛ける形になりましたが、疲れのせいかパスやトラップなどプレーが雑になりそれほど多くの決定機を作り出せないまま試合が終わりました。

 試合を通して見てまず感じたのは、両チームの間にはかなり力に差があるなということです。試合をしていた両チームの選手たちは個人として、そしてチームとしての力の差は感じたと思います。ですので、このドローと言う結果に対しては栃木のほうが悔しく感じたのではないかと思います。で、両チームの差を埋めたのは、やはり水戸の選手の勝利に対する執念や気迫というメンタル面だったと思います。


 スコアレスドローという結果。そして中盤で激しくつぶしあう展開。特に何か思い入れなく客観的に見ればつまらない試合に見えたかもしれません。私も先週の水戸の試合を見ていなければそう思ったでしょう。しかし私はこの試合での水戸の選手たちの奮闘ぶりは理屈抜きに素晴らしいと思いました。正直に言うとスタジアムで試合を見て感動をしたのは久しぶりです。こんな試合を見せてくれるのであればまたスタジアムへ行ってみたい気になってきます。


2011 Jリーグ Division2 第15節
2011年6月4日(土), 13:03, 栃木県グリーンスタジアム
栃木SC - 水戸ホーリーホック 0:0 (0:0)
栃木: 鈴木(智) - 大久保, 渡部, 大和田, 那須川 - 水沼, パウリーニョ, 小野寺 (5. 鈴木(修)), 高木 (71. 河原, 82. 廣瀬) - リカルド ロボ, 崔 根植
水戸: 本間 - 岡田, 塩谷, 尾本, 保崎 - 小池, 西岡 (48. ロメロ フランク, 83. 代), 村田 , 小幡 - 遠藤, 岡本
得点: なし
警告: 大和田, リカルド ロボ
観客: 3,931人
主審: 廣瀬 格

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タグ : スタジアム観戦記

08:44  |  J-League  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑
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