2011.08.31 (Wed)

ブンデスリーガ 2011/12 第4節 シャルケ vs. グラートバッハ

 私事ですが仕事が忙しくなってきてブログの更新がままならなくなってきました。ただでさえ、試合が日本時間で日曜の深夜ということでこの試合の中継を見てしまった私は今でも睡眠不足と言う大きなダメージを負ったままです。しかも負け試合となれば余計にやる気がなくなってきます。まあ愚痴はここまでにして、試合の話に移りましょう。

 グラートバッハはリーグ戦第4節はシャルケとアウェイで対戦しました。試合の序盤は一進一退の攻防が見られましたが徐々にシャルケが優位に立つようになり、64分のラウールのゴールが決まり1:0でシャルケが勝ちました。

 グラートバッハはアウェイとはいえ守備的にはならず果敢に点を取りに行く意欲は感じさせました。左右のサイドハーフ、アランゴとロイスが頻繁にポジションを入れ替わり、この2人とボランチのノイシュテッター、FWのハンケとの間で素早いパス交換をしながら相手DFを崩そうと試みます。序盤は何度か相手ディフェンスの裏に抜けたハンケによいボールが出ますがシュートは枠を外れたりGKの正面だったりと得点の気配はあまり感じられませんでした。
 グラートバッハは攻撃は、起点となる2人が中へ中へと切り込みがちで両サイドを使った攻撃が少なくシャルケのDFも守りやすかったのではないかと思います。また、ゴール前へ攻め込んでもパスミスやパスミスやボールロストが多く完全に崩しきるには至りませんでした。この点に関しては、純粋に技術の問題であることをファヴレ監督、エバール氏ともに認めています。テンポの速い展開に技術がついていかなかったということでしょうか。

 シャルケは左からドラクスラー、フクス、右からはファルファンが再三攻め込みチャンスを作ります。特にファルファンは好調でグラートバッハの選手もディフェンス面での対応に精一杯で攻撃に力を使う余力がありませんでした。そのことが攻撃面で両サイドを有効に使えなかった要因のひとつのようにも思います。また、相手のセットプレーでの守備に関してはヒヤヒヤさせられることが多く、何度かフリーでヘディングされゴール前でフィールドプレーヤーがクリアするシーンが2度ばかりありました。
 以前からうすうす感じてはいましたが、最近のグラートバッハは失点は少ないですが守備は意外に脆く、相手に簡単に崩されながらセンターバックの1対1での対応とゴールキーパーのファインセーブでなんとか防いでいるという印象があります。この試合も何度も決定機を作られたにも関わらず1点に抑えられたのは上出来という気がします。

 そんな具合で点差こそ1点ですが内容は完敗でした。グラートバッハも決して悪くは無かったのですが、それだけに余計相手との純粋な力の差が際立ってしまったように思えて悔しく感じます。ヨーロッパで戦うクラブと国内リーグの1部残留を目指すクラブとの自力の差を再認識させられた気がします。

 この試合に敗れたことは残念ですが、勝点40を目指すクラブとしては開幕からの4試合で7ポイントとれたのはまずまずと考えなくてはなりません。それよりも気になるのはけが人が増えてきていることです。この試合でロイスとテアステーゲンが怪我をしてロイスがA代表、テアステーゲンはU-21代表をそれぞれ辞退することになりました。それにしてもいったいロイスの代表デビューはいつになるのでしょう。
 リーグ戦序盤での怪我人続出というと昨シーズンの序盤の嫌な状態を思い起こしてしまいます。代表の試合を欠場することは彼らにとっては残念極まりないのですが、グラートバッハとしては、幸い試合間隔が2週間空きますので、次節には2人が問題なく出場できることを願っています。


1. BUNDESLIGA 2011/12 4.Spieltag
28.08.2010, 17:30 Uhr, Veltins Arena, Gelsenkirchen
FC Schalke 04 - Borussia M'gladbach 1:0 (0:0)
Schalke: Fährmann – Uchida, Höwedes, Matip, Fuchs – Papadopoulos, Holtby (82. Höger) – Farfan (90. Baumjohann), Raul, Draxler (86.Marica) – Huntelaar
Borussia: ter Stegen – Jantschke, Brouwers, Dante, Daems – Neustädter, Nordtveit (81. Rupp) – Reus, Arango – Hanke (73. Leckie), Bobadilla (67. de Camargo)
Tore: 1:0 Raul (64.)
Gelbe Karte: Fuchs, Höwedes – Jantschke, Bobadilla
Zuschauer: 61.673 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Felix Zwayer (Berlin)

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2011.08.27 (Sat)

グラートバッハの首位について思うこと

 このブログをご覧いただいているボルシアファンの皆様は、この1週間、首位の気分を満喫されたでしょうか。私は前節の試合の記事でグラートバッハの首位は1日限りだろうと書きましたが、先週末の他の試合の結果が実に都合よく行き第3節終了時点でもまだ首位に立っています。グラートバッハにとってはとてもラッキーなのですが、こういう運はこんなところで使って欲しくない気もします。また、かつて黄金時代を築いたグラートバッハが首位になったということでメディアでもあちこちで取り上げています。

 参考までに、グラートバッハが暫定でなくそのSpieltag終了時点で首位に立ったのは1998/99シーズン第1節終了時点のこと。1試合だけ終わった時点で首位というのもどうかと思いますが記録上はそうなっています。1998/99シーズンといえば古くからのファンの方なら忘れられない嫌なシーズンとして記憶に残っているのではないでしょうか。首位でスタートしながら最終的には最下位で初の2部降格となったシーズンです。
 そういえば、暫定首位になったのが2006/07シーズンの第5節以来でしたが、この2006/07シーズンもグラートバッハは最下位で2度目の降格をしています。シーズン序盤の首位はシーズン終了時点での最下位につながっているのです。 

 もちろん、こういう記録を気にする必要は無いのですが、強いて教訓とするなら、「首位にいるということを励みにするのはよいが決して浮かれるな」ということか。あくまでもチームとしての最初の目標は 40-Punkte-Marke に到達することなのですから。
 そういえば昨シーズンもレバークーゼンにまさかの大勝をしたあと大敗を繰り返し最下位へ落ちていきましたが、これも何らかの油断や気の緩みがあったのではないかと想像します。その意味でも快勝した次の試合が大事でしょう。

 次の試合は日曜日の午後に敵地ゲルゼンキルヒェンでシャルケとの対戦があります。今シーズンのシャルケは攻撃面が好調でリーグ戦やELで毎試合大量得点を記録しています。グラートバッハはおそらく攻め込まれる時間が長くなるでしょうが、テアステーゲンを中心にどこまで守れるのか注目したいと思います。シャルケも守備が堅いわけではないので何度かチャンスは来るはずです。

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2011.08.27 (Sat)

2.ブンデスリーガ 2011/12 第6節 ボーフム vs. フュルト

 ボーフムとフュルトの試合を後半から見ました。個人的な話ですがちょっと仕事のほうが忙しくなってきていたりして帰宅してからも油断しているとつい居眠りしてしまいふと気づいたら午前2時ごろ。前半が終了する時間になっていました。実に不健康な生活パターンです。そんなわけで前回の記事に引き続き、中途半端な内容なので記事にするのはやめようかと思ったのですが、少し思うことがあったのであえて記事にしました。

 ここまでの5試合でボーフムは勝点4とスタートダッシュに完全に出遅れました。さらに暗いニュースとしてキャプテンのダブロフスキに加えてMFのトスキがこの試合の数日前に練習で怪我をしてしばらく欠場するという話がありました。
 これまでほとんど結果を残せていないFWのアイディンに代えてギンチェクをスタートから起用した以外は前節と同じメンバーでスタート。前半はフュルトがサラレルのヘディングで先制し、41分にボーフムがフライヤーのゴール(乾のアシスト)で追いつき同点でハーフタイムに入りました。
 後半に入り、52分にフュルトがオーシャンのゴールで再びリードします。フュルトは後半の早い時間に1点リードしてからはそれほどガツガツと前に出てこなくなりボーフムは自由にボールを持てるようにはなりましたが、攻めに転じたときの不用意なパスミスからカウンター攻撃を受けます。そして、守備陣はこのカウンターへの対処が全く出来ずに次々と失点を重ねてしまいました。フュルトの4点目のゴールシーンなどは集中力が完全になくなっていたんだなと感じさせるような残念なシーンでした。
 
 ホームでの無様な大敗は昨シーズンもありました。同じように1:4で敗れた13節のインゴルシュタット戦ですが、昨シーズンはこの試合のあとまさかの8連勝をしてなんとか1部昇格をかけたプレーオフに進出したわけですが・・・。
 ちなみに、昨シーズンのインゴルシュタット戦の戦犯、マフライはその試合のきっかけにボーフムでのポジションを失いフュルトへ移籍し、この試合ではセンターバックで出場しているというのが面白い偶然です。マフライには悪いですが、彼がセンターバックにいるくらいなのでフュルトも決して守備が堅いとは思えません。この試合もボーフムが何度かあっさり最終ラインを抜けてシュートまで持っていくシーンがありましたが、カバーに入った選手がPKすれすれの懸命のスライディングなどでゴールを阻止しました。このあたりがボーフムとの違いでしょう。

 ところで、ボーフムの中盤にひとり使えない選手がいるようですがどういう意図があって使い続けるのでしょう。若い選手で経験を積ませればよくなるとか、能力が高いので実戦を経験していくうちによくなる可能性があるというのならわかりますが、3部のオッフェンバッハから加入したこの選手は単に能力的に2部のレベルについていけないだけのように思えるのですが・・・。これなら、もうひとり同じポジションにいる若い選手を使ってみたらよいと思うのですがベンチにも入れていませんでしたね。
 それから、フュルトのFWオーシャンを全く止められなかったのですが、たしか昨シーズンのDFBポカール1回戦で3部のオッフェンバッハに完敗したときも当時オッフェンバッハに所属していたオーシャンにいいようにあしらわれていましたね。少しは対策を考えていたのでしょうか。

 とにかく、この試合のボーフムの守備の酷さは目を覆いたくなります。これはDFに限った話ではなくMFも守備をサボっていたように思えます。何かをきっかけによくなるなど考えられるレベルではありません。ファンの立場に立つなら残念を通り越して怒りがこみ上げて来ることでしょう。わざわざ金と時間をかけて嫌な思いをするのであれば、よほど強い気持ちを持ったサポーターでなければ見に行かなくなるのは当然です。ますます客が減りますね。

 この試合を見る限り今シーズンの上位争いはまず無理でしょう。そもそもどこに勝てるというのでしょう。今のチームは完全に降格候補だと思います。それよりも残留を目標にして勝てそうな試合をしっかりととっていかないといけないと思います。ダブロフスキ、アザウアク、テセに早く戻ってきてほしいです。
 

2. BUNDESLIGA 2011/12 6.Spieltag
26.08.2010, 18:00 Uhr, rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum 1848 - SpVgg Greuther Fürth 1:4 (1:1)
Bochum: Luthe - Kopplin, Maltritz, Sinkiewicz, Ostrzolek - Kramer, Johansson - Freier, Inui, Berger (64. Aydin) - Ginczek
Fürth: Grün - Nehrig, Mavraj, Kleine, Schmidtgal (62. Pekovic) - Fürstner (71. Tyrala), Prib - Sararer, Schröck (85. Pektürk) - Nöthe, Occean
Tore: 0:1 Sararer (35.), 1:1 Freier (41.), 1:2 Occean (52.), 1:3 Nöthe (60.), 1:4 Sararer (68.)
Gelbe Karte: Aydin - Schmidtgal, Fürstner
Zuschauer: 10.719
Schiedsrichter: Tobias Welz (Wiesbaden)

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2011.08.24 (Wed)

2. ブンデスリーガ 2011/12 第5節 ドレスデン vs. パダボーン

 この週末は外出などあって忙しくネットでのサッカー観戦すらままならない状態でしたが、夜(現地時間は13:30)から行なわれたディナモ・ドレスデンとSCパダボーンの試合は途中から見ることができました。途中からなのであまりしっかりと見られませんでしたが、メモ程度に感想を記しておきます。

 私がパダボーンの試合を見るのは今シーズンこれが2試合目。前回見たデュッセルドルフ戦はなかなか面白いパスサッカーをする印象をもったのですが、その後はウニオン・ベルリンに3点差で敗れるなど調子に並があるようです。一方のドレスデンは私はまだ一度も試合を見たことがありませんでしたが、DFBポカールでレバークーゼンに3点リードされながら逆転勝ちした試合は記憶に新しく、また前節もウニオン・ベルリンに対してホームで4:0と圧勝しているので、ちょっと興味がありました。

 私が試合を見始めたのはパダボーンに先制点が入ったすぐあとだったようです。この得点シーンについては中継の中で何度もリプレイされたので映像で確認できました。メハの左からのコーナーキックをDFのゴンターが頭で合わせたゴールでした。
 このあとは、パダボーンが縦パスを使い押し込む展開でしたが、パスミスが多くボールを奪われてたびたびカウンター攻撃にさらされます。しかしこの試合はGKのクルーゼが好セーブを連発、さらにドレスデンのシュートの精度もいまひとつでした。44分にはついにドレスデンのシュートがゴールネットを揺らしましたがオフサイドの判定によりゴールは認められませんでした。シュートをうったクノールはオフサイドポジションにはいませんでしたが、オフサイドポジションにいたFWのシジマールがプレーに関与したとみなされたようです。確かにそう見えなくもありませんでしたが、いずれにしろ極めて微妙な判定でした。

 前半から多少ラフプレーが目についていたドレスデンですが、後半に入ると前半終了間際のオフサイド判定に対する不満もあいまってかますますファールが多くなってきます。スタジアムの雰囲気も険悪な感じになってきました。すると当然プレーも途切れ途切れになり面白みのない試合になってきます。危険なプレーも多く怪我をする選手が出ないか心配になりました。
 そんな面白みにかける試合が続く中、パダボーンは84分にペナルティエリアの外側、ゴールの正面で得たフリーキックのチャンスで、メハが直接ゴールを決めてほぼ勝利をものにしました。メハは1ゴール1アシストの文句ない活躍でした。前に見たデュッセルドルフ戦でもそうでしたが、この選手フリーキックにはかなり自信を持っているようですね。
 ドレスデンも粘りを見せ90分にコッホのヘディングで1点を返し、ブンデスでは珍しく長いロスタイムでもパワープレーで攻め込みますが追いつけませんでした。

 試合が終わったあともドレスデンの選手やスタンドのファンはこの試合の結果に納得がいかない様子でした。確かに主審の判定はホームのドレスデンに不利なものもあったと思いますが、私の眼からはそれほどおかしなものだったとは思えませんでした。審判よりもこの試合における両チームのクオリティの低さに少々失望しています。
 パダボーンにとっても自分たちの本来のサッカーが出来なかった試合だと思いますが内容が伴わないゲームでもしっかりとポイントを取れたことは大きな収穫です。今シーズンのツヴァイテはかなり実力が伯仲していて油断をするとドリッテに降格ということも十分ありうるのでなおさらそう感じます。


2. BUNDESLIGA 2011/12 5.Spieltag
21.08.2011, 13:30 Uhr, Glücksgas-Stadion, Dresden
Dynamo Dresden - SC Paderborn 07 1:2 (0:1)
Dresden: Eilhoff - Gueye, Bregerie, Stoll, Schuppan (75. Trojan) - Solga, Papadopoulos - Pfeffer (62. Heller), Koch, Knoll - Cidimar (86. Kegel)
Paderborn: L. Kruse - Wemmer, Gonther (43. Palionis ), Strohdiek, Bertels - Krösche, Alushi - Meha, Brandy (74. Kara), Brückner (76. Guié-Mien) - Proschwitz
Tore: 0:1 Gonther (35.), 0:2 Meha (84.), 1:2 Koch (90.)
Gelbe Karten: Schuppan, Heller - Bertels, Krösche, Brückner
Zushauer: 25.296.
Schiedsrichter: Bastian Dankert (Rostock)

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01:09  |  SC Paderborn 07  |  Trackback(0)  |  Comment(2)  |  Edit  |  Top↑

2011.08.20 (Sat)

ブンデスリーガ2011/2012 第3節 グラートバッハ vs. ヴォルフスブルク

 グラートバッハはこの数年ヴォルフスブルクを苦手にしています。しかし、昨シーズンのグラートバッハは降格の危機にさらされながらも、これまで長く勝てなかった相手を次々と破り過去のデータに左右されない結果を残しています。そして、今シーズンも敵地ミュンヘンで1995年以来の勝利を収めています。ということで、今回も苦手な相手だからこそ勝つような気が何となくしていました。

 グラートバッハはセンターバックのシュトランツル、FWのデカマルゴは怪我の回復が遅れ前節のシュトゥットガルト戦に続いてこの試合も欠場となりました。また、CBのブラウウェルスがシュトゥットガルト戦で警告2枚で退場となりこの試合は出場停止となりました。そこでファヴレ監督はノルトヴァイトをセンターバックに下げ、ボランチにマルクスを入れ、FWには前節に続いてボバディージャを起用しました。もうひとつのオプションとして、左サイドバックのダエムスをセンターバックに回して左サイドバックにはヴェントを使うというオプションもあったのですが、ファヴレは確実性の高いほうを選んだようです。
 対戦相手のヴォルフスブルクは数日前に獲得したばかりのヒッツルスペルガーがいきなりサイドハーフでスタメンに入りました。この選手にはVfB時代に結構やられている印象がありますが、私が現地で観戦した試合の印象が強いだけかもしれません。いずれにしても嫌な選手がきたものだと思います。

 前半、序盤は一進一退の攻防が続いていましたが、12分にヴォルフスブルクが最初のチャンスを得点に結び付けました。左サイドからヘルメスがファーサイドへクロス、トレーシュがダイレクトで折り返したところに後方から上がってきた長谷部が右足で決めました。
 嫌な形で先制されたグラートバッハですが、すぐ3分後にラッキーな形で同点に追いつきました。相手陣内でのケアーのトラップミスをプレスをかけていたボバデージャが拾いゴール前でGKをかわし完全フリーのロイスにつなぎ同点。このあとはヴォルフスブルクが攻守とも全体的にちぐはぐな面が目立ち始めグラートバッハが押し込むようになります。ワンツーパスを多用した前線のコンビネーションがすばらしくそこからのボバディージャやロイスの突破にヴォルフスブルクのDFはついていくのが精一杯となります。そして、32分にハンケのパスを受けたロイスが抜け出しペナルティエリア内でシュルツェのファールを誘いPKを獲得。これを"PK職人"ダエムスが決めてリードしました。さらに前半終了直前にもコーナーキックからボバディージャのヘッドで3点目。最高の形で前半を終えます。
 後半に入っても前半同様にグラートバッハが終始ヴォルフスブルクを圧倒しました。この試合のヴォルフスブルクのDF(特にケアーやシュルツェ)のパフォーマンスは酷いものでしたが、それを差し引いたとしてもグラートバッハの前線のコンビネーションは素晴らしかったです。ボールがしっかりとおさまり、それを起点にショートパスが面白いようにつながり、ボランチも攻撃参加した分厚い攻めを展開し、いつゴールが決まってもおかしくない状態が続きました。
 そして、圧巻が67分の4点目。ノイシュテッターから右サイドを上がったアランゴにスルーパス、アランゴはこのパスを左足アウトサイドで絶妙のクロスをあげ、左サイドをあがったロイスがダイレクトボレーを決めました。ゴールに至るまでの一連の流れは、「グラートバッハにこんな攻撃が出来るのか」と驚いてしまうほど惚れ惚れとするものでした。これがダメ押しとなりグラートバッハの快勝で終わりました。

 実に素晴らしい試合でした。私はこういう試合が見たかったのですよ。個人的に長谷部に決められたのは悔しいのですが、そんなことを吹き飛ばしてくれる快勝でした。これほど楽しい試合を見たのは久しぶりです。
 私は、このブログの前節のシュトゥットガルト戦についての記事の中で、ファヴレ監督就任後失点が減り安定した試合が出来るようになったのはよいけれど、攻撃面で物足りなさを感じるという贅沢な不満を書いたのですが、次の試合でその不満を吹き飛ばしてくれるとは。やはりグラートバッハの魅力は攻撃サッカーにあるのです。それにしても、この試合がTVで放送されなかったのは実に残念です。

 この試合で3ゴールのゴールに絡んだロイスの活躍は申し分ありませんが、そのほかではボバディージャが素晴らしかったと思います。デカマルゴの代役として2試合目の出場となったボバディージャは、力強い突破が魅力ですが、この試合では持ち味の力強い突破力を存分に見せつけましたが、相手DFへのしつこいプレスもかなり効果的で、その結果としてグラートバッハはセカンドボールをほとんど拾えていました。昨シーズンは精神面での不安定さが悪い方向に出てしまいシーズン途中でレンタルに出されてしまったわけですが、この部分が改善されていればグラートバッハにとっては大きな武器になると思います。特に彼の突破力は守備に不安を抱える相手には有効ではないかと思うのです。

 さてこの試合の勝利によりグラートバッハの暫定順位は首位となりました。おそらく1日だけのことでしょうが、記念にキッカーのサイトの順位表をキャプチャーして貼り付けてみました。試合後のコメントでハンケが「もう自分たちを上のほうに見ようとして順位表をひっくり返してはいけない。」なんて冗談半分で言っていましたが、実はグラートバッハが暫定も含めて首位に立ったのは5年前のこと。そのシーズンは結果的に最下位に終わり2部降格となってしまいました。まあ、今シーズンはそんなことは絶対無いだろうと思います。


 次はアウェイのシャルケ戦です。私の頭の中には、グラートバッハはシャルケにというよりはラングニク監督の指揮するチームに全然勝てないイメージがあります。それでも、こんなサッカーがができるのであればきっと勝てると思います。


1. BUNDESLIGA 2011/12 3.Spieltag
19.08.2010, 20:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - VfL Wolfsburg 4:1 (3:1)
Borussia: ter Stegen - Jantschke, Nordtveit, Dante, Daems - Marx, Neustädter , Reus (88. Herrmann), Arango - Bobadilla (81. Leckie), Hanke (86. King).
Wolfsburg: Benaglio – Hasebe, Russ, Kjaer, Schäfer – Hitzlsperger, Josué (84. Knoche), Träsch, Salihamidzic (23. Schulze) – Mandzukic (58. Lakic), Helmes.
Tore: 0:1 Hasebe (12.), 1:1 Reus (15.), 2:1 Daems (32. Foulelfmeter), 3:1 Bobadilla (45.), 4:1 Reus (67.)
Gelbe Karten: Hanke – Schulze, Russ
Zuschauer: 43.224
Schiedsrichter: Markus Schmidt (Stuttgart)



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2011.08.15 (Mon)

ブンデスリーガ2011/2012 第2節 グラートバッハ vs. シュトゥットガルト

 グラートバッハは開幕戦に引き続き第2節もTV放送で中継がありました。これは大津が加入したというよりも相手に宇佐美がいたり、岡崎がいたりということや開始時刻が微妙にずれたことが大きな理由なのだと思います。なお、フジテレビNEXTでは第4節のシャルケ戦も放送してくれるようです。まあ、実況や解説への不満はともかくとしてグラートバッハの試合がTVで見られるのは嬉しい限りです。

 対戦相手のシュトゥットガルトは開幕戦はスーパーカップを獲ったシャルケに3:0で勝利しています。もともと力のあるクラブだけに昨シーズンのような低迷はなさそうです。グラートバッハはバイエルン戦でゴールを決めたデカマルゴが怪我で欠場し代わりにはボバディージャが入りハンケとの2トップを組み、それ以外はバイエルン戦と同じメンバーでスタートです。

 前半、グラートバッハが主導権を握り、バランスよくスペースを使ったテンポのよいパス回しを見せました。そんな中で中盤の低い位置からの長めのパスにロイスが抜け出すというシーンが2度ほどありましたが、いずれもシュートを決めることはできませんでした。やがて時間が経過するにつれてグラートバッハの選手の動きが少なくなりパスミスも増えて徐々にシュトゥットガルトが優勢になってきます。グラートバッハはサイドからの攻撃や中央からの縦パスで簡単に崩される場面が目につきますが、相手のシュートはテアステーゲンがすべて防ぎます。

 後半に入ると前半から引き続きシュトゥットガルトのペースになりますが、最初の得点はグラートバッハに入りました。ハンケのパスを受けたロイスがドリブルで中央から突破を図りペナルティエリア内でクヴィストに倒されてPKを得ます。これをダエムスが決めて先制しました。ダエムスのPKに失敗はありません。しかし、その4分後にシュトゥットガルトはクヴィストの右からのクロスをファーサイドのゲントナーが頭で落としカカウが角度の無いところから決めて同点にします。これまでシュトゥットガルトとの対戦では嫌な思いをさせられ続けているカカウにまたも決められてしまいました。同点にされたグラートバッハはレッキーを入れて攻撃の活性化を図りますが、その3分後にブラウウェルスが2枚目の警告で退場となってしまいます。この日の主審はグラートバッハのPKも含めてジャッジの基準が曖昧で納得できないものが多く、ブンデスリーガでは数少ない外れ主審として私の記憶にインプットされました。いずれにしろ、1人少なくなった時点でドローを狙った戦術になり、ロイスを下げてマルクスを入れるなどしっかりと手をうち1ポイントを獲得したという試合でした。

 試合の内容から判断してドローで納得しなくてはいけないかなと思います。この試合の収穫は途中から入ったマシュー・レッキーだと思います。20歳のオーストラリア人は果敢にドリブルで突破を図るなど気持ちのよいプレーを随所で見せてくれました。またテアステーゲンは前節に引き続きスーパーセーブを連発。TV中継でも言っていましたが、スーパーセーブを見せるGKは得てして不安定な選手が多く必ずしも味方に信頼感を与えるとは限らないのですが、彼の場合は安定感も抜群で本当に19歳なのか疑ってしまうほどの貫禄も兼ね備えています。正直なところグラートバッハのDF(特に両サイド)には少々不安を感じるのですがテアステーゲンの存在がそれを消し去っているように思います。

 一方で心配なのが攻撃です。これは昨シーズンの終盤からうすうす感じてはいたのですが、ファヴレ監督になってからは攻撃は常にロイスありきなのです。言い換えるとロイスが絡まない形では決定機は作れない状態です。決定力のあるデカマルゴが不在となったこの試合では余計にそれが目だってしまいました。ドイツ代表にも選ばれたロイスに対してはマークが厳しくなるのは間違いなく、昨シーズンよりも得点は減るでしょう。この部分の改善には時間がかかりそうな気がします。


1. BUNDESLIGA 2011/12 2.Spieltag
13.08.2010, 18:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - VfB Stuttgart 1:1 (0:0)
Borussia: ter Stegen - Jantschke, Brouwers, Dante, Daems - Nordtveit, Neustädter, Arango, Reus (83. Marx) – Hanke (77. Leckie), Bobadilla (69. Rupp).
Stuttgart: Ulreich - Boulahrouz, Tasci, Maza, Molinaro – Kvist, Kuzmanovic – Harnik, Hajnal (71. Traoré), Gentner (77. Pogrebnyak) – Cacau.
Tore: 1:0 Daems (67.,FE), 1:1 Cacau (71.)
Gelb-Rote Karten: Brouwers (80.)
Gelbe Karten: Bobadilla, Brouwers, Jantschke – Molinaro, Kvist.
Zuschauer: 48.322
Schiedsrichter: Manuel Gräfe (Berlin)

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2011.08.13 (Sat)

2. ブンデスリーガ 2011/12 第4節 ボーフム vs. ザンクト・パウリ

 早朝に辛かったのですが何とか起きてボーフムの試合をネット観戦しました。

 ボーフムは前節のロシュトック戦とはがらりとメンバーを変えてきました。同じポジションで使われた選手はGKルーテとDFのマルトリッツ、シンキーヴィッツ、中盤のダブロフスキとFWのアイディンだけです。相変わらずメンバーが固定しないのですが、好調でも不調でも選手をメンバーを変えてくるのがフンケル監督の特徴ですので、おそらくシーズン通してこんな状態が続くことと思います。

 普段はなかなか点のとれないボーフムですが、この試合は7分に早くも先制します。乾からのパスをフライヤーがダイレクトでダブロフスキにつなぎ先制ゴールが決まりました。初出場の乾が早速ゴールに絡みここまではいつものボーフムとは違った印象を受けました。
 その後はパウリがゲームを支配する展開になり徐々にゴールへ近づく回数が増えてきます。ボーフムは1点を先制したからというわけではないでしょうが早くも守備的になります。特にセンターバックの2人が集中してよく守りパウリに決定的な場面は作らせませんでした。
 ボーフムにとって痛かったのは22分にキャプテンのダブロフスキが負傷により退いてしまったことです。代わりに入ったフォクトは攻撃にはほとんど貢献できず守備的な戦いぶりにさらに拍車がかかります。ボーフムいつも守備的に戦っていますが、そのわりにはDFはポカをやる選手が多いこともあって無失点で守りきれる試合はあまりありません。この試合でもやはりそうでした。32分にパウリはクルーゼの右からのクロスをファーサイドにいたバーテルスが決めて同点に追いつきました。その後はパウリが次々と決定機を作り出すようになりGKのルーテが忙しくなります。守備に問題のあるボーフムですが、それで鍛えられたのかわかりませんがルーテは本当によいGKに成長したと思います。

 後半に入ってもボーフムは攻撃が単調でフライヤーのドリブルかコップリンのクロスだけ。しかもこの試合のコップリンのクロスは非常に精度が低くまるでチャンスにはなっていませんでした。後半のボーフムのチャンスといえば、53分にペナルティエリア内でボールを受けようとしたフライヤーが相手に倒されたシーンと70分にフライヤーがドリブルで上がり乾が左からフリーでシュートをしたシーンくらいでした。正直に言えば、53分のシーンは主審にはPKをとって欲しかったし、70分のシーンは乾にしっかり決めて欲しかったです。
 しかし、それ以外はほとんどチャンスが無いのだから勝ち目はありません。パウリは84分に右サイドで2人をひきつけたブルンスから絶妙のパスがクルーゼに出てクルーゼがしっかりと決めてリードします。86分には昨シーズングラートバッハに在籍していたシャフテンが2枚目の警告で退場になりますが、1点のリードを守りきり試合が終わりました。

 ボーフムにとっては残念な結果でしたが、この試合を見る限りでは問題が山積していると思います。とにかく中盤が全体的に下がりすぎているため攻撃が単発で厚みが無いのです。その攻撃面で注目していた乾ですが、この試合に関しては先制点の場面と後半のシュートくらいしか見せ場は無く、周囲との連係の悪さからかボールを持ちすぎて結果的に相手に奪われてしまうシーンが目につきました。まあ、周囲との連携は今後試合を重ねるうちによくなっていくし、そうなると彼の持ち味も発揮できるのではないかと思います。
 しかし、仮に乾ひとりが機能するようになったとしてもそれによって状況が激変するとは思えません。問題はもっと根本的なところにあると思います。

 一方のパウリ、この試合は1アシスト、1ゴールとクルーゼの活躍が目立ちましたが、全体的に見てもバランスが取れた良いチームになっている感じがしました。この試合は試合の内容から見ても妥当な勝利で、今シーズンは間違いなく有力な昇格候補となるでしょう。



2. BUNDESLIGA 2011/12 4.Spieltag
12.08.2011, 20:30 Uhr, rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum 1848 - FC St. Pauli 1:2 (1:1)
Bochum: Luthe - Kopplin, Maltritz, Sinkiewicz, Ostrzolek - Kramer (46. Toski), Dabrowski (21. Vogt) - Freier, Inui, Berger - Aydin (79. Ginczek)
St.Pauli: Tschauner - Rothenbach, Sobiech, Thorandt, Schachten - Boll - Bartels, M. Kruse, Takyi (60. Hennings), Bruns (88. Gunesch) - Saglik (78. Morena)
Tore: 1:0 Dabrowski (7.), 1:1 Bartels (32.), 1:2 Kruse (84.)
Gelb-Rote Karten: Schachten (86.)
Gelbe Karten: Kramer, Ostrzolek - Hennings
Zushauer: 22.913.
Schiedsrichter: Markus Wingenbach (Diez)


テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

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2011.08.13 (Sat)

ブンデスリーガ2011/2012 第1節 バイエルン vs. グラートバッハ

 この数日、体調を崩していたり忙しかったりしてなかなか見ることができなかったグラートバッハの開幕ゲームを昨日ようやく録画で見ることができました。

 グラートバッハにとってみれば会心の勝利といってよいでしょう。どんなに一方的に攻められようが、唯一の得点が相手のミスによるものであろうが関係はありません。むしろ、私が何となく思っていた通り選手間のコミュニケーションなどの差がそのまま試合の結果に直結し、ある意味では多少想像していたとおりになりました。

 グラートバッハは、本来であればセンターバックのレギュラーポジションを確保していたシュトランツルが怪我によりブラウウェルスが入り、コパアメリカに参戦していたため練習試合には全く出場していなかったアランゴが左サイドハーフに入りました。
 序盤からバイエルンが攻勢に出ますが、グラートバッハは本来攻撃の中心となるロイスも含めて守備陣が奮闘しました。特に左サイドでロッベンをしっかりと抑えたのが大きかったと思います。そしてなんといってもGKテアステーゲンの活躍は素晴らしかったです。もちろん相手FWのシュートミスやオフサイド(微妙な判定もありました)に救われた部分もありますが、今シーズンは大幅にチームの失点は減りそうです。

 62分のグラートバッハのゴールはブラウウェルスの後方からのロングボールをノイアーとボアテンクが譲り合うような形になったところを一瞬早くボールに触れたデカマルゴが頭でゴールに流し込んだもの。バイエルンの新加入の2人によるミスをものにした形になりました。終盤、リベリーを投入しさらに攻勢を強めたバイエルンでしたがグラートバッハの固い守りはゴールを許しませんでした。

 この試合の展開はなんとなく昨シーズンの終盤にあったホームのドルトムント戦を思い起こさせてくれました。あの試合も一方的に攻め込まれながらの勝利でしたが、思い起こせばその勝利でグラートバッハはよみがえった感じがしました。とにかく今までならアウェイのバイエルン戦といえばドローで上出来と考えなくてはならないところでしたが、そこで3ポイントがとれたというのは実に素晴らしいスタートです。今シーズンはかなり期待できるのではないかとわくわくしてきます。

 グラートバッハは次節は明日ホームにシュトゥットガルトを迎え撃ちます。シュトゥットガルト戦といえば、アウェイではありましたが7点差で大敗した試合が記憶に新しいです。借りを返したいですね。


1. BUNDESLIGA 2011/12 1.Spieltag
07.08.2010, 17:30 Uhr, Allianz-Arena, München
FC Bayern München - Borussia M'gladbach 0:1 (0:0)
FC Bayern: Neuer – Rafinha, Boateng (76. Petersen), Badstuber, Lahm – Schweinsteiger, Gustavo – Robben, Müller, Kroos (60. Ribéry) – Gomez
Borussia: ter Stegen – Jantschke (90. Marx), Brouwers, Dante, Daems – Neustädter, Nordtveit – Reus (90. Rupp), Arango – Hanke (83. Herrmann), de Camargo
Tore: 0:1 de Camargo (62.)
Gelbe Karte: de Camargo
Zuschauer: 69.000 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Babak Rafati



テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : TV観戦記

00:43  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2011.08.12 (Fri)

2011 J-League Division 1 第20節 大宮 vs. 仙台

 未だにホームで未勝利の大宮ですが、もうリーグ戦も折り返しに入っています。このままずるずるといってしまうことが無いか心配になってきました。そして順位もいつの間にか15位と降格ラインまで落ちてきてしまいました。今回の相手は苦手の仙台ですが、悪い流れを断ち切るためにも私はこの試合は内容よりも結果を期待していました。


 大宮は数日前に加入したばかりのホドリゴ・ピンパォンを早速起用しラファエルとツートップを組ませ、そしてセンターバックには今シーズン初めて片岡を起用してきました。

 前半の大宮はラファエルとホドリゴピンパォンのコンビネーションが非常によく普段より得点の可能性を感じさせる攻撃を展開します。それが14分にさっそくラファエルの先制ゴールと言う形になります。このゴールもピンパォンが相手DFを引き連れてラファエルがフリーになったように見えました。大宮はさらに40分に、右サイドを駆け上がったラファエルからの低いクロスをピンパォンが左足で決めて2点差をつけました。 
 大宮が圧倒しているように見えた前半ですが、時間がたつにつれ徐々に仙台がチャンスを作るようになりました。特に40分に左サイドから太田が抜け出して放ったシュートがポストを叩いたシーンなどは完全に崩されていて守備の不安を感じてしまいました。


 後半は完全に仙台のペースに変わりました。いつもの通り、大宮の前線・中盤の動きが止まり仙台が自由にボールを回せるようになります。こうなると梁勇基が本領を発揮し、次々とチャンスを作り出します。赤嶺、菅井のゴールで同点になったのは必然だと言わざるを得ない展開でした。同点になってからの残り時間はお互いカウンターの応酬といった様相を呈していましたが、どちらもゴールは決まらずにドローで試合は終わりました。


 この試合、大宮で印象に残った選手はやはり新加入のホドリゴ・ピンパォンでした。私はこの選手、セレッソ大阪在籍時もそのプレーを見たことが無かったのですが、想像していた以上にテクニックのある選手だという印象を受けました。また、チームに加入したばかりとは思えないほどチームにフィットしており、早速ゴールを決めたところなど決定力もありそうで、点の取れない大宮にとって貴重な戦力になりそうです。

 前半にあった仙台の決定機や後半の展開を見ると仙台が勝利していておかしくない試合で、大宮としてはドローで助かったという感想を持ちました。しかし、やはり2点リードしながら後半追いつかれてしまったという展開はちょっと我慢がなりません。いったい何度同じことを繰り返しているのでしょう。

 普段は比較的おとなしく観戦している私ですが、そんなことを考えたら急に我慢ができなくなり汚い罵声を発してしまいました。周囲の人には見苦しい姿を見せてしまい申し訳なく思っています。いい年をしたおっさんなのだから理性を持たなくてはいけないですね。それができないうちはスタジアム観戦を自粛しようと思います。


2011 Jリーグ Division1 第20節
2011年8月7日(日), 19:03, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - ベガルタ仙台 2:2 (2:0)
大宮: 北野 - 杉山, 片岡, キム ヨングォン, 村上 - 青木 上田, イ チョンス (82. 金久保), 藤本 (68. 東) - ラファエル, ホドリゴ ピンパォン (63. 石原)
仙台: 林 - 菅井, 曹秉局, 鎌田, 朴 柱成 - 関口, 高橋 (63. 松下), 角田 (84. 中原), 梁 勇基 - 太田, 赤嶺 (67. 中島)
得点: 1:0 ラファエル (14.), 2:0 ホドリゴ ピンパォン (40.), 2:1 赤嶺 (55.), 2:2 菅井 (77.)
警告: 杉山 - 角田, 曹秉局
観客: 9,979人
主審: 村上 伸次


テーマ : 大宮アルディージャ - ジャンル : スポーツ

タグ : スタジアム観戦記

01:48  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2011.08.06 (Sat)

2011/12シーズンのグラートバッハについて思うこと

 いよいよブンデスリーガ2011/12シーズンが始まりました。グラートバッハは開幕戦でいきなりバイエルン・ミュンヘンと対戦することになりました。誰もがバイエルンの勝利を予想していると思いますが、この伝統の一戦でボルシアの底力を見せて欲しいと思っています。
 さて、直前になってしまいましたが、今シーズン私がグラートバッハに期待することを勝手に書かせていただきます。


■ 順位

 このところの練習試合におけるメンバーを見ると今シーズンのグラートバッハは、昨シーズン後半のメンバーを中心にフォーメーションを組むことになりそうです。新鮮味に欠ける感じがしないでもないですが、互いをよく知ったメンバーでリーグ戦に臨めるため、他のクラブに比べてチームとしての完成度は高くなっているというアドバンテージがあると思います。先週のDFBポカール1回戦の戦いぶりでもわかるように、今年は特にシーズンオフが短いので主力選手の移籍が多かったり怪我人がいたクラブはチーム作りに苦労しているようです。グラートバッハはこのアドバンテージを生かしてスタートダッシュをかけたいところです。
 また昨シーズンの前半は怪我人が続出して苦しめられましたが、今シーズンは、万が一怪我人が出たとしても的確な補強により控えの層が厚くなっているので昨シーズン前半のような壊滅的な状況に陥ることはないと確信しています。
 そんな状況を踏まえると、今シーズンのグラートバッハは最終順位は8位くらいはいけるのではないかと期待しています。そんなの無理だろうという声が聞こえてきそうですが、ぎりぎり残留した次のシーズンで上位争いを演じたハノーファーの例もあるし、開幕前くらいは希望を持っていきたいものです。


■ 期待する選手

 個人的には今年はGKのテアステーゲンを推したいと思います。昨シーズン、リーグ戦にデビューし終盤の苦しい残留争いを経験したことでいっそう頼もしい存在になりました。今シーズンはさらにステップアップしてドイツ代表を目指すくらいの活躍を期待しています。


■ 負けたくない試合

 グラートバッハを応援している以上、負けてよいと思っている試合などひとつもありませんが、それでも個人的な感情から、「ここだけには絶対負けたくない」という相手はありますね。そんなクラブとの対戦だと意味もなく普段より力が入ってしまいます。私の場合、FCバイエルン、1.FCケルンは言うまでもありませんが、最近ではドルトムントがそれに加わりました。最近のドルトムントは香川選手の加入により日本のファンも増えていると思いますが、そうでないサッカーファンの間でも「ボルシアといえばドルトムント」と思っている人が多いようです。これは年寄りの私にとってそれは少々悔しいことです。オヤジの世代にとっては「ボルシアといえば、メンヒェングラートバッハ」なのです。今シーズンもドルトムントは強そうなので倒し甲斐があります。

 以上、勝手なことを書きましたが、今シーズンはもう少しリラックスして楽しめればよいなと思います。グラートバッハの皆さん、しっかり応援しますのでよろしくお願いします。

テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

22:55  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑
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