2012.03.25 (Sun)

ブンデスリーガ2011/2012 第27節 グラートバッハ vs. ホッフェンハイム

 DFBポカールの準決勝はバイエルン相手に堂々と渡り合い惜しくもPK戦で敗退となったもののその試合ぶりは賞賛に値するものでした。その死闘からわずか3日ということもありグラートバッハは常に固定していたメンバーを何人か入れ替えてきました。DFBポカールで負傷したシュトランツルに代わりブラーウェルス、ノルトヴァイトに代えてマルクス、ハンケに代わりデカマルゴが入り、右サイドハーフにはDFBポカールで途中から出場したヘアマンが久しぶりにスタメン復帰です。
 ホッフェンハイムは25節でバイエルンに7失点の大敗を喫したりスポーツディレクターのタナー氏が解任されたりと穏やかでない状態です。前回の両チームの対戦では1:0でホッフェンハイムが勝利しています。その試合、私はジンスハイムのスタジアムで観戦しましたが、グラートバッハのコンビネーションが非常に悪くパスミスを繰り返し結果的にイビシェビッチのゴール一発に沈められた一戦でした。しかしそのイビシェヴィッチはシュトゥットガルトに移籍してしまいもういません。またグラートバッハのチームとしての完成度はその試合のあとに飛躍的に高まっています。

 前半は30分過ぎまで全く互角の展開となりました。どちらも中盤でパスを回しながらDFラインの裏を狙いますが最終ラインがしっかりと組織されていて決定機は作れません。どちらもミスが少ないレベルの高い試合内容だったと思います。どちらもチャンスが作れない展開がしばらく続きましたが、グラートバッハは38分にヘアマンが後方からのパスをペナルテイエリア内で受けて体勢を崩しながらもフリーのロイスへつなぎロイスがしっかり決めて先制ゴールを決めました。
 先制ゴールを奪えば相手が攻撃に重点を置かざるを得なくなり、カウンターの得意なグラートバッハの試合になります。40分には左サイドをドリブルで上がったダエムスが折り返したボールをアランゴが左足で強烈なシュートを撃ち、42分には右サイドをデカマルゴがあがり逆サイドにへクロス、完全フリーのヘアマンが頭でゴールを狙うなど思い描いたとおりの攻撃を展開できるようになります。これらのチャンスで追加点がとれなかったのは残念ですが、この日のグラートバッハの守備は完璧で全く危なげなくこのままでも逃げ切れるように感じました。

 後半はホッフェンハイムがボールを保持しグラートバッハが守りカウンターのチャンスをうかがう展開とらりましたが、グラートバッハは高い位置からもしっかりプレスをかけホッフェンハイムは思ったようなパス回しができませんでした。しかし、ホッフェンハイムは途中交替でロベルト・フィルミーノが入ると高い位置でボールをキープできるようになり細かいパス回しで揺さぶりをかけるようになります。グラートバッハの守備は安定して防いでいましたが、77分にフィルミーノがペナルテイエリア付近の狭いところでノイシュテッターとヤンチュケを抜き去り左足でシュートを決め同点に追いつきました。このシュートはブラーウェルスに当たって角度が変わりテアシュテーゲンには不運でした。さらにその2分後には右からのザリホヴィッチのコーナーキックをヴクチェヴィッチに頭で決められあっという間に逆転されてしまいます。グラートバッハはロスタイムにダエムスが左足でミドルシュートを撃ちましたがシュタルケに弾き出されてしまい、追いつくことはできませんでした。

 グラートバッハは同点に追いつかれるまでは本当に安定していてバイエルンを120分無失点に抑えた自信も感じられました。それだけにまさかこのような結果になるとは想像できませんでした。同点ゴールは相手選手の個人技に不運も加わったものだし、2点目もセットプレーからの失点で相手に崩された感じは全くありませんでした。しかし、2失点は一瞬の集中力の欠如につけこまれた結果であり。それは水曜日の深夜の激闘と無関係ではなかったかもしれません。そしてやはり追加点が取れるそうだった前半の終わりごろの時間帯で点が取れなかったことがこのような結果につながったと思います。
 結局、ホッフェンハイムには今シーズンも2敗で終わりました。グラートバッハはホッフェンハイムには全く勝てず昨シーズンようやく初勝利をあげたばかりです。監督も選手も代わっているのに苦手意識だけは引き継がれていくのでしょうか。ちょっと憂鬱になります。
 第27節の他の試合の結果、グラートバッハは順位を4位に落としましたが5位とは11ポイントの差があります。今の調子を維持できればELは確定的でしょう。ここからはCLを目標にできれば3位をめざしてほしいと思っています。


1. BUNDESLIGA 2011/12 27.Spieltag
24.03.2012, 15:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - TSG 1899 Hoffenheim 1:2 (1:0)
Borussia: ter Stegen - Jantschke, Brouwers, Dante, Daems - Neustädter, Marx (83. Leckie) - Herrmann (78. Wendt), Arango - Reus, de Camargo (74. Hanke)
Hoffenheim: Starke - Beck, Vorsah (82. Vestergaard), Compper, Johnson - Rudy, Williams (58. Firmino), Weis, Salihovic – Babel (69. Schipplock)
Tore:1:0 Reus (38.), 1:1 Firmino (77.), 1:2 Vukcevic (79.)
Gelbe Karten: Marx, Brouwers, Wendt - Compper, Firmino
Zuschauer: 52.796
Schiedsrichter: Wolfgang Stark (Ergolding)

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2012.03.24 (Sat)

2.ブンデスリーガ 2011/12 第27節 ボーフム vs. インゴルシュタット

 ツヴァイテリーガもいつのまにか第26節まで来ました。今週はボーフムとインゴルシュタットの試合をネットの映像で観戦です。インゴルシュタットはリーグ戦後半は無敗でひとまず残留争い渦中からは抜け出そうとしています。この間、パウリ、デュッセルドルフ、パダボーンなどとも対戦していて上位チームとっては厄介な存在となっています。特にブラジル人のカイウビーを生かしたカウンターが冴えているという印象を受けます。一方、ボーフムはフュルト戦のアイディン、デルーラに続き、前節ではアザウアクも怪我で長期離脱となり非常に厳しい状態に追い込まれました。私は、この試合について順位はボーフムが上ですがチームの状態やモチベーション、さらに過去の対戦での相性を考えるとインゴルシュタットが有利なのではないかと予想していました。

 しかし私の予想に反して序盤からボーフムが主導権を握りインゴルシュタットが守る展開となりました。ボーフムの攻撃は中盤でパスをつなぎながら相手DFの裏をとろうとする意図が見えました。しかし残念ながらパスミスやトラップミスなどが多くあまりスムーズにボールが動かない感じがします。これは今に始まったことではなく時間をかけてもなかなか改善されていないという印象を受けます。もちろんその中心と期待された選手たちが次々と離脱している状況ではやむを得ない面もあるとは思いますが。
 そんなギクシャクした攻撃ではありましたがそれでもチャンスは何度もありました。10分に乾が放ったシュートは相手にブロックされますがこのボールを左サイドの深い位置で拾ったトスキが中央に折り返しフライヤーがシュートしたシーン、16分にトスキからのスルーパスを受けた乾が左サイドを切り込み中央へ入れたラストパスにゲラシュヴィリが飛び込んだシーンなどは可能性を感じました。しかし、その後、何度もチャンスをひとつも決められない決定力のなさは大きな問題です。こんな場合、試合がどのような結末になるか何となく予想できてしまいます。なにしろ私はJリーグでもそんな試合を繰り返すチームを見ているのですから。

 ボーフムは後半も開始直後に立て続けにあった決定機を相手GKの素晴らしいセーブもあり得点できず、その後は次第にペースダウンしてしまいます。そして終了直前の89分にボーフムがカウンター攻撃をしかけたときにドリブルでかけ上がったフライヤーがあっさりとマティップにボールを奪われてしまい、最も危険なカイウビーにパスがつながってしまいました。カイウビーはセンターライン付近からひとりで持ち込み決勝ゴールを決めました。インゴルシュタットの素晴らしい逆襲に見えますが、私に言わせればあまりにも簡単にボールを奪われたフライヤーとあまりにも簡単に相手に抜かれてしまったマルトリッツのベテランとは思えない軽率なプレーに問題があると思います。
 ところでベルクマン監督が64分にトスキに代えて守備的なエイヨルフソンを入れた意図は何だったのでしょう。確かにトスキの守備は相変わらず最悪で相手に左サイドの裏のスペースを自由に使われて危険ではありましたが、結局エイヨルフソンを左サイドバックにしてコップリンを右サイドバックにするのでは守備を固めたことにならず、むしろ攻撃面で貢献していたトスキがいなくなったことで前線へ効果的なパスを供給できる選手がいなくなってしまい攻撃が停滞してしまった感じがします。やはり深刻な人材不足なのでしょうか。
 とにかくこの試合は一番悔しい形の負け方です。こういう試合で勝てなくて他に勝てる試合があるのかといいたくなります。ボーフムはこの敗戦で残留争いに再び片足を踏み入れたといってよいでしょう。全く油断はできません。
 
 勝ったインゴルシュタットについても触れておきます。シーズンの前半戦はあれだけ大量失点を繰り返した守備が監督交替後はGKオズジャンを中心にリーグでも屈指の安定感を見せています。この変貌はあたかも昨シーズンのグラートバッハの姿と重なるものがあります。しかし、正直なところその戦い方には賛同できません。この試合のインゴルシュタットは最後まで守備重視で積極的に仕掛けることはなくあたかも相手のミスを狙っているかのような戦い方でした。当面の残留争いから抜け出すための現実的な戦い方であり結果も出ているので今はこれでよいのかと思いますが、この戦術はツヴァイテの上位クラスはもちろんのこと下位クラスの相手にも長期的には通用しないと思います。不振のチームを立て直したオラル監督の手腕は認めますが来シーズンが正念場ではないかと思います。


2. BUNDESLIGA, 27. Spieltag
23.03.2012, 18:00 Uhr, rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum 1848 - FC Ingolstadt 04 0:1 (0:0)
Bochum: Luthe - Kopplin, Maltritz, Acquistapace, Toski (64. Eyjólfsson) - Kramer, Freier, Dabrowski (83. Berger), Federico - Gelashvili (70. Ginczek), Inui
Ingolstadt: Özcan - Görlitz, Biliskov, Gunesch, Schäfer - Matip, Ikeng - F. Heller (65. Bambara), Caiuby (90. Schäffler) - Nemec (81. Haas), Leitl
Tore: 0:1 Caiuby (89.)
Gelbe Karten: Dabrowski, Ginczek - Caiuby
Zuschauer: 12.346.
Schiedrichter: Harm Osmers (Hannover)

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2012.03.20 (Tue)

ヤマザキナビスコカップ 2012 第1節 大宮 vs. 横浜FM


 ヤマザキナビスコカップが始まりました。リーグ戦や天皇杯と並んで大事な公式戦ではありますが、率直に言うとリーグ戦と違ってどうも応援に気合が入りません。平日開催が多く見に行けないことが多いということもありますが、いくら負けようが2部への降格がないという安心感のせいかもしれません。

 さて試合ですが、終始優勢に試合を進めていた大宮が前半にリードしながらもチャンスを逃し続け、終盤に追いつかれてしまいドローに終わりました。もう、昨シーズンのホームゲームでは嫌というほど見飽きた展開に、「また今年も覚悟が必要なのか・・・」と思いましたが、まあこれはカップ戦ですのでリーグ戦へ向けての調整というように個人的には考えたいと思います。いや、これは暴言なのかもしれませんが。


 自分の目で見た杭州とのプレシーズンマッチ、東京との開幕戦、そしてTVで途中から見た新潟戦ではいずれもコンビネーションの悪さが調整不足を物語っていましたが、この試合はだいぶ良くなってきたという印象を受けました。ゲームの組み立ての中心となっているのはカルリーニョスで視野の広さと運動量で早くも攻守に欠かせない存在になっていると感じました。大宮の先制点も起点となったのはカルリーニョスのロングフィード、そしてラファエルのクロスがゴール前でこぼれたところに後方から走りこんでゴールを決めたのもカルリーニョスでした。
 一方でチャンスでの決定力不足は大きな課題として残ります。特に71分にヨンチョルがGKと完全に1対1になったシーンは決めないといけません。


 後半の失点は齋藤のシュートがポストに跳ね返り北野に当たってゴールに入ったもの。しかし、その前にタッチライン際で相手と競り合った渡邉が粘りきれずに齋藤にパスした形になってしまいました。もう少ししっかりとキープしてほしかったところ。終盤で中途半端なプレーが出ているうちは昨シーズンと同様に勝てる試合を落とすことになります。今日はカップ戦でしたがリーグ戦で同じようなことはしてほしくありません。昨シーズンはアウェイでかなりポイントを稼げましたが、今シーズンはそううまく行くはずはなくホームで昨シーズンと同じことを繰り返していると勝点50どころか降格の危険もあると思います。
 コンビネーションなどの面でチームの完成度が上がってきた兆しが見えてきただけに集中力を切らさず最後までリードを守りきるところも見せてほしいと思います。


ヤマザキナビスコカップ 2012 第1節
2012年3月20日(火) 16:00, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - 横浜Fマリノス 1:1 (1:0)
大宮: 北野 - 渡部, 深谷, キム ヨングォン, 下平 - 渡邉 (88. 橋本), 青木, カルリーニョス, チョ ヨンチョル (78. 金澤), 金久保 - ラファエル (78. 長谷川)
横浜: 飯倉 - 小林, 栗原, 中澤, 比嘉 - 中村, 谷口, 兵藤, 狩野 (46. 松本/81. 富澤) - 齋藤、大黒 (46. 小野)
得点者: 1:0 カルリーニョス (15.), 1:1 齋藤 (84.)
警告: 青木 - 齋藤, 谷口
入場者: 7,845人
主審: 吉田 寿光


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21:45  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2012.03.20 (Tue)

ブンデスリーガ2011/2012 第26節 レヴァークーゼン vs. グラートバッハ

 レヴァークーゼンとの対戦というと思い浮かぶのは昨シーズンの3:6での勝利です。それまでグラートバッハは29試合もの間、レヴァークーゼンから勝てなかったのですからあの勝利は奇跡といってよいものでした。グラートバッハがその後大量失点での大敗を繰り返し降格確実という状態まで落ち込んでしまったのはレヴァークーゼン戦の奇跡的勝利と無関係であるとは思えません。そんな奇跡のような勝利は例外として、今シーズンのチームが圧倒的に分の悪い相手とどこまで戦えるのか、今回の対戦は今のチーム力を測る試金石となるのかと思っていました。

 グラートバッハは右サイドバックのヤンチュケが出場停止となり誰を使うのか注目していましたが、センターバックのシュトランツルを使ってきました。これはDFBポカールのハイデンハイム戦で一度試しています。また前節に続いて右サイドハーフにヴェントを入れてハンケとロイスが2トップを組む形でスタートしました。

 前半7分にシュヴァーブのクリアミスから得たGKと1対1のチャンスをロイスがしっかりと決めてあっさりとグラートバッハが先制しました。最近のグラートバッハの試合では相手が守備的な戦術もあってなかなかチャンスを作れなかったのですが、この試合のレヴァークーゼンは特別そのようなことはなく中盤でかなりスペースを作ってくれていたので決定機を作り出すアランゴやロイスがいつもより自由にプレーでき、久しぶりにグラートバッハの攻撃を楽しむことができました。もちろん攻撃的なレヴァークーゼンにもチャンスは多く、やはりこういうオープンな試合のほうが純粋に見ていて楽しく感じます。

 後半もグラートバッハに決定機がありながらレノのセーブで得点できずレヴァークーゼンがキースリンクのゴールで追いつかれます。これまでのグラートバッハならここで再度突き放すことはできなかったのかもしれませんが、残り時間わずかとなったところで途中から入ったデカマルゴが決勝ゴールを決めてグラートバッハが勝利をものにしました。 

 それにしても見事な勝利でした。終了間際に途中交替で入ったデカマルゴが決めたのも大きいです。ブラーウェルスのハンドを見逃してもらえた点はラッキーでしたが決定機もグラートバッハのほうが多く誰が見ても妥当な結果だと思います。それにしてもロイスの活躍は見事でした。序盤、アランゴのパスに対してオフサイドでもないのにプレーに関与せずスルーしたシーンには苦笑してしまいましたが、先制ゴールをはじめとして相手を混乱させる素晴らしいスピードを何度も見せてくれました。特に後半の相手DFシュヴァーブを背にしてボールを受けてターンして簡単に振り切りシュートまでもっていったシーンなどは得点にはなりませんでしたが思わず興奮してしまいました。

 さて次はミッドウィークにDFBポカール準決勝のバイエルン戦があります。今シーズンのリーグ戦で2勝している相手ですがさすがにバイエルンも意地があるはずです。しかもこのところCLも含めると3試合で20点と攻撃陣が大爆発しておりグラートバッハにとっては厳しい戦いになるでしょう。でも見方を変えると相手が攻撃的に来てくれたほうがチャンスは作れる気がします。現在、グラートバッハはリーグ戦とDFBポカールのどちらもタイトルが狙える位置にはいますが、今の状況を考えると最もタイトルに近いのはDFBポカールであり、ぜひ本気で獲りに行ってほしいと思います。


1. BUNDESLIGA 2011/12 26.Spieltag
17.03.2012, 15:30 Uhr, BayArena, Leverkusen
Bayer 04 Leverkusen - Borussia M'gladbach 1:2 (0:1)
Leverkusen: Leno – da Costa (83. Friedrich), Schwaab, Toprak, Kadlec – Reinartz, Rolfes (64. Derdiyok) – Castro, Renato Augusto, Schürrle – Kießling
Borussia: ter Stegen - Stranzl, Brouwers, Dante, Daems - Nordtveit, Neustädter – Wendt (84. Ring), Arango – Reus (90. Marx) , Hanke (70. de Camargo)
Tore: 0:1 Reus (7.), 1:1 Kießling (75.), 1:2 de Camargo (88.)
Gelbe Karte: Toprak, Schwaab – Stranzl, Nordtveit
Zuschauer: 30.210 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Florian Meyer (Burgdorf)

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01:15  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2012.03.18 (Sun)

2.ブンデスリーガ 2011/12 第26節 インゴルシュタット vs. パダボーン

 前節、ボーフムと引分けて5位に後退したパダボーンは、頬骨の骨折で欠場していたプロシュヴィッツがスタメン復帰しフェースマスクを着けてプレーしました。そしてテイラー、ブランディをはずし2列目にカラ、メハ、ルップを置く4-2-3-1のフォーメーションでスタートしました。
 対戦相手のインゴルシュタットはリーグ戦前半は守備が崩壊し大量失点を繰り返し一時は最下位に沈んでいましたが、その後監督が変わりウィンターブレークでの選手の補強により建て直しに成功、この8試合は無敗と好調です。

 前半16分にインゴルシュタットがセットプレーから先制しました。カイウビーのフリーキックはゴール前で競ったアルシの頭に当たり角度が変わりそのままゴールへ入るオウンゴールとなりました。パダボーンのGKクルーゼにとってはアンラッキーでした。これで明らかに勢いの出てきたインゴルシュタットは39分にゲルリッツからアカイチへスルーパスが通りアカイチが決定的なチャンスを得ますがシュートはクルーゼがセーブしました。
 この日のパダボーンは、普段どおりパス交換から相手を崩しペナルティエリアで勝負を仕掛けるのですが、スルーパスがほとんど通らずインゴルシュタットDFにカットされてしまいます。また、サイドチェンジなど長いパスにもミスが多くパダボーンらしさは見られませんでした。素人目にはこれまでうまく行っていた選手間の連係にずれが出てきているように思います。

 パダボーンのシュミット監督は後半開始からメハに替えてブランディを入れより攻撃を重視したフォーメーションをとります。勝利を目指す以上当然のことではありますが、試合の展開上はこれが裏目に出ました。インゴルシュタットが前線の2人を除いてほとんどが引いて守る形となりほとんどスペースを与えてもらえない中、全体が前がかりになったところでボールを失いカウンターでピンチを招くという危なっかしいシーンが連続します。そして 分にはインゴルシュタットのコーナーキックをゴール前でプロシュヴィッツがクリアしたボールがゲルリッツに渡ってしまい右足でボレーシュートを決められてしまいました。このシュートはゲルリッツのシュートミスに見えましたが地面に強く叩きつけられたボールが高く弾みクルーゼの頭上を超えてゴールに入ってしまうパダボーンにとってはこれもまたアンラッキーな感じのする失点でした。

 パダボーンの不運はこれだけでは終わりません。70分、アルシのレントルへのスライディングタックルが危険なプレーとみなされ、アルシは一発レッドで退場となってしまいます。確かにアルシのプレーは遅れ気味のタックルではありましたが、スライディングは完全にボールに行っていたこともありレッドカードはずいぶん厳しいと感じました。いや、個人的な感情を交えて言うなら「主審は何見てるんだ! ふざけるな!」となりますが・・・。しかし、何はともあれ主審のこのジャッジにより事実上この試合の決着はついてしまいました。その後、数的優位を得たインゴルシュタットはカウンターから2ゴールを決めて4:0で試合を終えました。

 インゴルシュタットにとっては2部残留に向けて大きな勝利ですが、パダボーンにとってはあまりにも痛く悲しい試合となってしまいました。アルシの退場は納得できませんがインゴルシュタットの内容がよかったこと、運に見放されていたとはいえパダボーンの内容が悪かったことは明らかでインゴルシュタットの勝利は正当だと思います。今シーズンのパダボーンは内容が悪くても粘り強く戦い勝利を手にしていました。それは安定した守備があってこそできていたことだと思いますが、序盤にリードを許したことで天をとりに行かなくてはならない状況では厳しかったのかもしれません。昨シーズンのパダボーンは良い内容の試合をしていてもリードされると集中力が切れてしまい結局大敗してしまう試合がいくつかありました。この試合は昨シーズンまでの「悪いときのパダボーン」そのものを見ているようでした。客観的にはこの敗戦でパダボーンの1部昇格はかなり厳しくなったと言わざるを得ません。しかし残り8試合何が起きるかわかりません。目標を見失わずに頑張ってほしいと思います。


2. BUNDESLIGA 2011/12 26.Spieltag
17.03.2012, 13:00 Uhr, Audi-Sportpark, Ingolstadt
FC Ingolstadt 04 - SC Paderborn 07 4:0 (1:0)
Ingolstadt: Özcan - Görlitz, Biliskov, Gunesch, Schäfer -Matip, Ikeng - Buchner (23. Akaichi), Caiuby - Leitl (88. Schäffler), Nemec (81. Heller)
Paderborn: Kruse - Wemmer (67. Brückner), Strohdiek, Mohr,Bertels - Krösche (67. Taylor), Alushi - Rupp, Kara, Meha (46.Brandy) - Proschwitz
Tore: 1:0 Alushi (15.,Eigentor), 2:0 Görlitz (64.), 3:0 Ikeng (80.), 4:0 Akaichi (89.)
Gelbe Karten: Caiuby, Nemec
Rote Karte: Alushi (70.)
Zuschauer: 6.098
Schiedsrichter: Thomas Metzen (Mechernich)

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11:07  |  SC Paderborn 07  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2012.03.11 (Sun)

ブンデスリーガ2011/2012 第25節 グラートバッハ vs. フライブルク

 ブンデスリーガ第25節に入りました。グラートバッハは依然として上位争いに加わっています。客観的にみれば上位争いをしているチームの中で最も力が弱いと思いますが何とか最後までくらいついてほしいと思っています。
 第25節の対戦相手のフライブルクはここまでリーグ最多失点を記録していますが、前回のアウェイでの対戦では1ゴールも奪えずに敗れています。グラートバッハは、本来左サイドバックでダエムスの控えとなっているオスカー・ヴェントを右サイドハーフに起用し、ロイスをトップに上げるフォーメーションを組みました。ロイスの突破力と決定力をよりゴールに近いところで生かそうという思惑でしょう。

 前半9分、ハンケがフリーになってシュートしGKバウマンが防いだ跳ね返りをロイスが左足で狙った決定機はロイスをトップに置いた効果が早くも現れたシーンだったと思います。残念ながらこのチャンスはバウマンの素晴らしい反応にあってしまいました。
 しかしフライブルクも前半は中盤はコンパクトに保ちグラートバッハに効果的なパス回しはさせてくれません。自然にグラートバッハはロイスの個人技に頼った攻撃になりますがこれに対しても最終ラインが細心の注意を払い得点は許しません。フライブルクの攻撃は中盤でボールを奪うとロングパスでサイドに起点を作り中央へ攻め込む形が主体です。しかしサポートがあまりないので攻撃に連続性はありません。前半のフライブルクの決定機は、20分右からのクロスをシュトランツルがクリアしたボールがノイシュテッターの背中にあたりフライスがゴール前でフリーになった場面、42分コーナーキックでローゼンタールと競ったヤンチュケのヘディングがクロスバーを直撃しあわやオウンゴールとなった場面など偶発的なものに限られました。そんな具合でグラートバッハが常にボールを支配しフライブルクがしぶとく守る展開が続いたままハーフタイムに入りました。

 後半のフライブルクは明らかに攻撃にシフトしてきたようで中盤でのプレスが厳しくなりグラートバッハが押し込まれるようになりました。それにつれてグラートバッハにはパスミスや不用意なファールも増えはじめ嫌な雰囲気になっています。
 そこでグラートバッハは、この試合で精彩を欠いていたハンケに代えてデカマルゴ、ヴェントに代えてリングを入れ再び流れを引き寄せ、69分に決定機がありました。中盤のアランゴから前線のデカマルゴへスルーパスが通り、デカマルゴが左足でシュートを撃ちますがわずかに枠をはずしてしまいました。この数試合結果を残せていないデカマルゴにはなんとしても決めてほしかったのですが・・・。その後、ロイス、アランゴにもチャンスがありましたが決まらず、ダエムスの素晴らしい左足のボレーシュートもバウマンのスーパーセーブに阻まれスコアレスドローに終わりました。

 攻撃的な選手4人の絶妙なコンビネーションで作り上げられていたグラートバッハの攻撃は、確かにヘアマンがかけることによって威力が欠けているのは間違いありません。相手がグラートバッハのスピードあるカウンターを警戒した戦術をとってきているのも事実で、以前ほど簡単に決定機を作れなくなるのは当然のことです。だからこそ少ないチャンスをしっかりと決めて1:0で勝ってほしいのです。この試合は前半のハンケ、後半のデカマルゴはどちらも決めてほしかったです。
 また、こういうときこそ控え選手に奮起してほしいです。この試合にスタメン起用されたヴェントは無難にプレーできていましたし、途中交代で入ったリングは攻撃の面で思い切りのよさを見せてくれました。今後が楽しみです。


1. BUNDESLIGA 2011/12 25.Spieltag
10.03.2012, 15:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - SC Freiburg 0:0 (0:0)
Borussia: ter Stegen - Jantschke, Stranzl, Dante, Daems - Neustädter, Nordtveit - Wendt (70. Ring), Arango - Hanke (66. de Camargo), Reus.
Freiburg: Baumann - Sorg, Diagne, Ginter, Mujdza (79. Jendrisek) - Schmid, Makiadi, Flum (73. Schuster), Caligiuri - Rosenthal (82. Santini), Freis
Tore:Keine
Gelbe Karten: Stranzl, Jantschke - Caligiuri
Zuschauer: 52.207
Schiedsrichter: Peter Sippel

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2012.03.11 (Sun)

2012 J-League Division 1 第1節 大宮 vs. FC東京

 JリーグのDivision1もいよいよ開幕。今年も地元大宮の試合は都合のつく限りスタジアムで見ようと思います。昨シーズン、私は試合内容に納得がいかず自分を見失い周囲の人たちに失礼な態度を見せてしまいましたが、今年は大宮がいかなる試合をしても決して自分を見失わないようにします。


 3月10日は「埼玉の日」(単なる語呂合わせ)ということでコバトンが来場していました。寒い中、お疲れ様です。


 大宮はJ1昇格後のホームゲームでは東京に対して全敗ですべて無得点。大宮が絶好調で東京が不調で対戦しながら0:3で東京が勝利したり、大宮がPKを獲得しPKには絶対の自信を持つマトが蹴ったにもかかわらず失敗するということもありました。つまり、その試合に臨む両チームの調子やその試合内容の良し悪しに全く関係しない強力なジンクスとなっているのです。そんなこともあり、試合の内容はもちろんですが、大宮がゴールを決められるかどうかにも注目していました。


 前半から東京はミスを連発し、そこにつけこんだ大宮が何度も決定機を作りますがシュートは決まりません。権田のスーパーセーブがあったことを差し引いても最低1点はとらないといけません。後半に入ると大宮は動きがとまったところに東京が石川を入れてきたこともあり東京のペースになり61分に梶山のパスをルーカスがワントラップしてボレーシュートを決め先制しました。これは素晴らしいシュートでした。終盤は大宮が東京のDFラインの裏の広大なスペースにひたすらロングボールを放り込みましたが、権田の果敢な飛び出しに防がれて最後までゴールを奪えず試合が終わりました。

 さて、あまり書きたくないのですが一応簡単に感想を。先々週の杭州との試合でも感じましたが大宮のチームとしての調整の遅れを改めて感じました。とりわけ攻撃に入ったときの中盤の連係が悪くパスを受けてからパスコースを探しているかのようなもたつきぶりが目につきました。前半は決定機を作っていたのは事実ですが、それはほとんどが相手の凡ミスがきっかけとなって得たものがほとんどであり、自ら仕掛けて崩すようなシーンはあまり見なかったように思います。決定力不足と後半の失速については昨シーズンと同じで、この試合の展開はまるで昨シーズンのホーム開幕の柏戦と同じです。また昨シーズンと同じことを繰り返されるのかと気分が暗くなりました。しかし、まだ1試合を消化しただけ。選手の連携が改善されれば昨シーズンとは違った面もみられるはずだと期待しています。

 一方の東京について。ルーカスのゴール、権田のスーパーセーブはもちろん素晴らしかったですが、個人的にはやはり梶山の落ち着きと視野の広さが印象に残りました。前半をはちょっとおかしかったですが、後半を見た限りではさすが昨シーズンの天皇杯王者、実力は1ランク上だと感じました。

 しかし、NACK5での東京戦初ゴールはいったいいつになるのでしょうか。


2012 Jリーグ Division1 第1節
2012年3月10日(土), 19:04, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - FC東京 0:1 (0:0)
大宮: 北野 - 村上 (71. 長谷川), 菊地, キム ヨングォン, 下平 - 渡邉, カルリーニョス, 青木, チョ ヨンチョル (76. 橋本) - 東, ラファエル
東京: 権田 - 徳永, 森重, 加賀, 太田 - 高橋, 梶山, 羽生 (72. 渡邉), 長谷川 (90+2. 田邊), 谷澤 (56. 石川) - ルーカス
得点: 0:1 ルーカス (61.)
警告: なし
観客: 11,437人
主審: 飯田 淳平

テーマ : 大宮アルディージャ - ジャンル : スポーツ

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2012.03.10 (Sat)

2.ブンデスリーガ 2011/12 第25節 パダボーン vs. ボーフム

 今シーズンのブンデスリーガも残り10試合となりました。今シーズンのブンデスリーガ1部の最大の驚きがボルシア・メンヒェングラートバッハの躍進と言えると思いますが、2部ではSCパダボーンの予想外の健闘だといえるでしょう。どちらも好きなクラブなので私は非常に嬉しいです。せっかくここまできたのだからパダボーンにはぜひ1部昇格を勝ち取ってほしいと思っています。しかし第25節の対戦相手のボーフムも個人的には応援しているクラブですので、私にとってはどちらかに肩入れして見ることができないことがつらいです。

 パダボーンは4-2-3-1のフォーメーションですが、エースストライカーでここまでリーグ得点王のプロシュヴィッツが前節頬骨を骨折する怪我を負い欠場し、ワントップには代わりにマシューテイラーが入りました。ボーフムは4-4-2のフォーメーション。前節、出場停止や怪我などの理由で欠場していたトスキ、ダブロフスキ、フェデリコが戻ってきました。
 前半はどちらかといえばボーフムに勢いがありました。特に前半の終わりころは相手ゴールに迫り攻撃を展開する時間が長かったですが、攻め込んでからフィニッシュまでに一工夫足りず決定的なシュートは多くありませんでした。大きなチャンスは37分に右サイドをアザウアクが相手との競り合いで粘りながら中央へ折り返し乾がシュートしたシーンでしたが、乾のシュートはクロスバーを越えました。
 パダボーンの攻撃はスピード感こそ感じられませんが選手間の連係のよさとスペースを巧みに使う展開力を感じます。ショートパスをつなぎながらフリーの選手ができるとそこに的確なタイミングでパスが出て、常にボールが動いているような印象です。しかし残念ながら中央は崩しきれずフリーでシュートを撃てるような場面はほとんど作れませんでした。

 後半に入るとややパダボーンが優勢となりますが一方的なものではなくゴールが決まりそうな気配はありません。パダボーンは63分にブリュックナー、ボーフムは68分にフライヤーと切り札になりそうな選手を入れてきますが状況は変わらず。毎試合、必ず1回は大きなミスをするボーフムの守備陣もどういうわけか安定していて結局最後まで大きな見所の無いスコアレスドローに終わりました。

 試合を振り返ってみると、どちらもチャンスが少なくスコアレスドローという結果は妥当なものだと思います。そして、この結果はもちろんパダボーンにとっては痛いものとなりました。リーグ戦も終盤を迎え、上位チームはこれからますます勝敗を重視したサッカーをしてくるのは間違いなく今後は下位との対戦での取りこぼしが許されなくなるでしょう。そんな状況で10位のボーフム相手にスコアレスドローという結果に満足できるはずはありません。試合後にシュミット監督は「ドローという結果はOKだ。確かに最高の試合ではなかったがどちらももてるものすべてを出して戦った。」(パダボーン公式サイトより引用)とコメントしていますが、内心は悔しかったのではないかと思います。この試合のパダボーンは特に内容が悪かったとは思いませんが、やはり攻撃面では最後のところでプロシュヴィッツの不在がおおきかったかなと感じずにはいられません。代役を担ったテイラーは奮闘していましたがサイドでボールを受けることが多くペナルティエリアで仕事をする機会はほとんどなかったように思います。プロシュヴィッツのなるべく早い復帰が待たれます。

 一方、ボーフムにとっては収穫の多い試合だったといえるかもしれません。同じ無得点でも前節と違ってチャンスを作ることもできず攻撃の面では物足りなさを感じましたが、それでも試合を通してコンパクトな形を保ち、このところ非常に不安定なプレーを見せているDFも最後まで頑張ったと思います。常にこのようなパフォーマンスを示してくれれば私もそれほど悲観的にはならずにすみます。


2. BUNDESLIGA, 25. Spieltag
09.03.2012, 18:00 Uhr, Energieteam-Arena, Paderborn
SC Paderborn 07 - VfL Bochum 1848 0:0 (0:0)
Paderborn:Kruse - Wemmer, Mohr, Strohdiek, Demme (64. Bertels) - Krösche (79. Krösche), Alushi - Brandy (64. Brückner), Kara, Meha - Taylor
Bochum: Luthe - Kopplin, Maltritz, Acquistapace (86. Eyjólfsson), Toski - Kramer - Azaouagh (70. Freier), Dabrowski (81. Ginczek) - Federico - Gelashvili, Inui
Tore: Keine
Gelbe Karten: Brandy - Kopplin, Toski, Azaouagh
Zuschauer: 13.202.
Schiedrichter: Tobias Stieler (Obertshausen)


テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

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2012.03.06 (Tue)

ブンデスリーガ2011/2012 第24節 ニュルンベルク vs. グラートバッハ

 第24節、グラートバッハはアウェイでニュルンベルクと対戦しましたが終了直前にゴールを決められて敗れてしまいました。この試合に勝てばバイエルンを抜いて再び2位に浮上するチャンスでしたが結局3位のまま。首位ドルトムントは連勝を続けているため勝点では8ポイントの差がついてしまいました。
 この試合は日本時間では日曜の深夜に行なわれたのですが、私は月曜の早朝に起きてネットの録画放送をみました。これから1週間仕事が始まるというときに痛い敗戦を見てしまうと気分も暗くなってしまいます。

 グラートバッハは、センターバックをブラーウェルスをシュトランツルに変えただけであとは前節と同じメンバーでスタートしました。対戦相手のニュルンベルクはこのところケルン、ブレーメンを1点差で退け好調です。ニュルンベルクといえば組織的なサッカーを展開し得点力はそれほど無いものの失点が少ないというイメージ。今季好調のグラートバッハもこういうチームには苦戦をしておりこの試合も1点をとるのが大変だろうとは思っていました。

 序盤、グラートバッハはアランゴとロイスが左右のポジションを変えながらパス交換を繰り返し攻め込みますがシュートの1つ、2つ前のプレーでの精度が低くなかなか相手を崩すまでにはいたりません。一方のニュルンベルクは両サイドからの攻撃が主体で特に左のエスヴァインから良いクロスが入ってきますが、グラートバッハのセンターバックコンビが落ち着いて対処し、こちらも決定機が作れません。どちらにも得点の雰囲気がまるで感じられずに前半を終了しました。

 明らかに1点で勝敗が決まってしまいそうな膠着した展開では1つのミスが命取りになることが多々あります。この試合も後半に両チーム一度ずつゴール前でミスが出て相手に決定機を与えてしまうシーンがありましたがそこでもゴールは決まりません。
 それでも70分を経過したあたりから徐々にニュルンベルクにチャンスが増えてきます。74分にはフリーキックからマローのヘディングがわずかに合わず、77分にはフォイルナーのミドルシュートが枠をとらえます。劣勢に立たされたグラートバッハは80分に本来は左サイドバックのヴェントを左サイドハーフに入れアランゴを右サイドに回しロイスをトップに入れ状況の打開を図ります。ロイスの攻撃力に期待したのでしょうがほとんど効果はありませんでした。
 そして、87分ついに試合が動きます。中盤左サイドでヴォルシャイトがアランゴからボールを奪いエスヴァインへパス。エスヴァインは左サイドを突破して折り返すと中央に走りこんできたブンヤクが左足であわせてついにニュルンベルクが先制しました。ここまでの試合展開、そして87分という時間を考えるととてつもなく重いゴールでした。その後、グラートバッハはFWにブラーウェルスを入れてパワープレーに勝負をかけますが何もできずに試合は終わりました。

 ニュルンベルクが相手ならこんな試合もありうるだろうとは思っていましたが、まさかグラートバッハがここまで決定機を作れないとは思っていませんでした。確かにこの試合のニュルンベルクはほとんど穴が無かったと思います。グラートバッハに対しては、無理して攻撃的にならず守備を重視しコンパクトな状態を保ってスペースを与えないサッカーを続けていくことが有効であることはこの試合のニュルンベルクを含めていくつかのチームが証明しています。以前にも書きましたが、リーグ戦の前半とは違って相手のマークも厳しくなるのでこのような試合が増えるはずです。グラートバッハにとってはここが上位に踏みとどまれるかどうかの正念場ではないかと思います。


1. BUNDESLIGA 2011/12 24.Spieltag
04.03.2012, 15:30 Uhr, easyCreditStadion, Nürnberg
1.FC Nürnberg - Borussia M'gladbach 1:0 (0:0)
1. FC Nürnberg: Schäfer – Feulner, Maroh, Wollscheid, Hlousek – Hegeler (84. Bunjaku), Simons – Chandler (69. Eigler), Didavi (79. Cohen), Esswein - Pekhart
Borussia: ter Stegen - Jantschke, Stranzl, Dante, Daems – Nordtveit (90. Brouwers), Neustädter – Reus, Arango – Hanke, de Camargo (81. Wendt)
Tore: 0:1 Bunjaku (87.)
Gelbe Karte: Pekhart - Daems
Zuschauer: 45.000
Schiedsrichter: Tobias Welz (Wiesbaden)

テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

22:19  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2012.03.04 (Sun)

2.ブンデスリーガ 2011/12 第24節 ボーフム vs. ドレスデン

 前節のアウェーでのフュルト戦はボーフムにとっては悪夢のような試合でした。試合結果ももちろんですがそれ以上に2人の選手(アイディン、デルーラ)が今季の復帰が絶望となる大怪我をしてしまったことが残念でなりません。その前のウニオンベルリン戦でも2人の選手が怪我をして前節を欠場しており最近のボーフムには災難が降りかかっているかのようです。さらに前節はトスキが退場、フライヤーが累積警告となり、このドレスデン戦はいったいどんなメンバーで戦うのだろうと心配になってしまうほどでした。
 そしてこのドレスデン戦の前日には、かつてボーフムで活躍した元ポーランド代表のヘンリク・バルシンスキが39歳の若さでこの世を去ったというニュースもありました。私はバルシンスキのプレーを覚えていないのですがボーフムのファンにとっては1994年のブンデスリーガデビューでの2ゴールやボーフムにとってのUEFAポカール初ゴールを決めた選手として記憶に残っているようです。スタンドには "RIP Balu" の文字も見えました。

 ボーフムは怪我により欠場していたダブロフスキとアザウアク、ギンチェクの3人が復帰、さらに昨シーズンの試合中に脛骨、腓骨を骨折して長期欠場していたコンチャが15ヶ月ぶりに復帰しました。左サイドバックにはコップリンが回り中盤はボランチにクラマー、左サイドにダブロフスキ、右サイドにギンチェク、トップ下に乾、フォワードにゲラシュヴィリ、少し下がり目の位置にアザウアクという斬新なフォーメーションでスタートしました。
 ドレスデンのメンバーにはデディッチ、トロヤンという2人の元ボーフムの選手がいます。昇格チームのドレスデンは今シーズンは2部残留がクラブとしての目標ですが、この2人、とりわけシーズン途中にレンタル移籍したデディッチの貢献度は高い働きをしていて、この試合もボーフムにとっては注意が必要な選手だったはずです。

 序盤はボーフムが中盤でプレスをかけて相手ボールを奪い攻守の切り替えも早くなかなかよい印象を受け。この試合はよい結果が期待できるかもしれないと思いました。しかし、そんなことを思ったのも最初の10分だけでした。11分にデディッチがディフェンスラインの裏をあっさりと抜けてGKと1対1になり難なくゴールを決めてドレスデンが先制したのです。ボーフムのDFはもともとスピードのあるカウンターを仕掛けてくる相手は苦手としているのですが、このシーンはそんなことは全く関係ありません。
 前半のボーフムには何度か大きなチャンスがありました。特に28分に左サイドにいたギンチェクのスルーパスを受けたゲラシュヴィリがGKと1対1になったシーンで決められなかったのは痛かったです。34分には乾のスルーパスを受けて再びゲラシュヴィリがシュートを撃ちましたがGKに止められました。ゲラシュヴィリはその直後にも右からのクロスをフリーでヘディングシュートしましたが枠をはずし、この時点で今日は何をしてもだめなのではないかと予感させてくれました。前半はボーフムが優勢だっただけに最低でも追いついておきたかった。

 後半に入り再びDFに凡ミスが飛び出します。47分にフォルトに簡単に裏を取られ最後はGKも交わされて追加点を許します。センターバックの2人が相手選手に引き寄せられたところをフォルトがフリーになってしまい、カバーに入るべきコップリンも自分がマークしていた選手がオフサイドポジションにいたせいかフォルトのマークにはついて行きませんでした。前半の信じられないミスを後半も繰り返してしまうとは・・・。この日は久しぶりにコンチャが入りコップリンが左に入る不慣れなフォーメーションではありましたがそんなことは言い訳にならないレベルのミスでしょう。
 2点リードされたボーフムは49分に右からのクロスにゲラシュヴィリが頭で合わせますがGKキルステンに阻まれました。これはスピードのある素晴らしい攻撃でGKのキルステンをほめるべきでしょう。さらにその後選手の交代により右サイドに回ったコップリンからのクロスをゲラシュヴィリが相手と競り合いながら押し込もうとしましたが惜しくも決まりませんでした。終盤はボーフムがフライベルガー、ケフキルなど経験の少ない選手を入れたことやドレスデンがゴールを決めた2人を下げて守りに入ったことからお互いそれほどチャンスは作れなくなりそのまま試合が終わりました。
 
 この試合に関しての私の感想は、まず勝敗の問題以前に怪我人が出なくてよかったと思います。残念ながら今シーズンのボーフムに勝敗は私にとってはそれほど重要ではなくなってしまいましたが、とにかく選手には元気にプレーしてほしいと思います。
 試合の内容についてはやはり失点がまずかったでしょう。誰がどう見ても許されるレベルのミスではありません。いやミスというより集中力の欠如といったほうがよいでしょうか。ボーフムが今後一部リーグ復帰を本気で目指すなら守備力の強化は必須だと思いますが、このようなシーンをシーズンを通して未だに目にするということはもはやすぐには改善できる問題ではないのでしょう。つまり選手のを入れ替えを真剣に考えていかなくてはならないのではないかと感じています。
 一方、攻撃に関してはやはりFWゲラシュヴィリが5回あったチャンスで1つも決められなかったことが残念ですが、中盤もパスミスが非常に多く満足できるものではありませんでした。フォーメーションに関しても例えばギンチェクのサイドハーフ起用やコップリンの左サイドバックが果たして適切なものだったのでしょうか。怪我人が多くて毎試合メンバーを入れ替えなくてはならない事情もあってこの試合に関してはやむを得ない面はあるでしょうが選手はやりにくいでしょう。しかし、見方を変えればDFとは違ってこちらはまだよくなる余地はあるということです。事実、ゲラシュヴィリのシュートにつながるまでの流れはゲラシュヴィリ本人のプレーも含め素晴らしかったし、それがコンスタントにできるようになれば得点も増えるでしょう。
 今シーズンはもはやチームとしての目標を失ってしまった感じがするボーフムですが、まずは残留確実となる勝点をなるべく早く取ること、そして上位クラブとの対戦や前半戦で大敗した相手には意地を見せてくれることを期待しています。


2. BUNDESLIGA, 24. Spieltag
02.03.2012, 20:30 Uhr, rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum 1848 - Dynamo Dresden 0:2 (0:1)
Bochum: Luthe - Concha (66. Berger), Maltritz, Acquistapace, Kopplin - Kramer (74. Kefkir) - Ginczek (66. Freiberger), Dabrowski, Inui - Azaouagh, Gelashvili
Dresden: Kirsten - Gueye, Bregerie, Savic (81. Jungwirth), Schuppan - Solga, Fiel - Koch, Trojan - Fort (61. Poté), Dedic (70. Walch)
Tore: 0:1 Dedic (11.), 0:2 Fort (47.)
Gelbe Karten: Keine
Zuschauer: 14.498.
Schiedrichter: Robert Kempter (Sauldorf)

テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

09:06  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑
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