2013.03.31 (Sun)

2. ブンデスリーガ 2012/13 第27節 ヘルタBSC vs. ボーフム

 VfLボーフムはベルリンのオリンピアシュタディオンで前節まで首位のヘルタと対戦しました。ヘルタはすでに来季の1部復帰はほぼ確実と言えるほど3位とは差をつけていますが、ブラウンシュヴァイクとの首位争いは続いており2日前に一足先に試合を消化したブラウンシュヴァイクが暫定首位に立ったということもあり、一応モチベーションは高かったと思います。
 戦力的に見劣りのするVfLボーフムがこの試合でポイントを取るのが難しいことは試合前からわかっていましたが、今後の残り試合も考えてどのような収穫が得られるかを見たいと思って試合を見ることにしました。

 さて試合が始まりわずか3分に早くもヘルタが先制します。ペナルティエリア外側で得たフリーキックのチャンスでロニーが左足で直接ゴールを決めました。これはとにかく物凄いドライブのかかったシュートでGKはどうすることもできなかったでしょう。ロニーの左足は警戒していたはずでしたが、ファールした位置が悪すぎました。
 後半も開始1分もしないうちにヘルタはシュルツがドリブルで切り込みそのままシュートを決めて2点差とし、事実上ここで勝敗は決まりました。このときマークについていたマルトリッツは簡単に抜かれてしまいましたが、もう一人のCBエイヨルフソンもカバーに入れませんでした。

 ところでこの試合のボーフムに私が期待していたのは勝敗ではなく何か収穫を得られるか、言い換えれば何か今後に期待をもてる材料を見せてくれれば良いなと思っていました。その意味では後半途中から入ったアイディンとフライヤーがどのように機能するのか楽しみでしたが、結果は本当に残念なものとなりました。アイディンはほとんど消えた状態で存在感はまるで無く結局は今のFWと何ら変わらないのではないかと心配になり、フライヤーに至ってはそもそも往年のパフォーマンスを期待すること自体が間違いなのだと気づかされました。

 今シーズンは良い試合がほとんど無いボーフムですが、それにしてもここまで何もできずに終わった試合はあったでしょうか。ナイツェル監督、スポーツ担当取締役のトット氏の試合後のコメントからは後半は良くなったとのコメントがありましたが、これは明らかにヘルタがペースを緩めてボールを持たせてくれただけのことであって、それでもチャンスはひとつも作れませんでした。一体この試合でヘルタのGKクラフトを慌てさせたシーンが一度でもあったでしょうか。

 ヘルタにとってこの試合が持つ意味がどうだったかという点については、ヨス・ルフカイ監督の試合後のコメントにすべてが集約されていると思います。
 「我々にとって絶対的な試合であり可能な範囲での結果を手にした。我々にはディフェンスに全く問題は無く2つの早い時間帯でのゴールを得ることができた。特に後半のゴールは試合に落ち着きをもたらした。その後は我々の攻撃が最後までうまく行ったわけではないが、自分の基準に照らして満足している。リーグ戦での我々のポジションを固めるためにはこの勝利は重要だった。」

 ヘルタは次節はブラウンシュヴァイクとの首位決戦です。両チームのボーフム戦を基準に勝敗を予想するなら圧倒的にヘルタ勝利と思いますがどうでしょう。私はもはやああ麻里関心はありませんが・・・。
 ボーフムはこの試合のことは忘れて次節に集中してほしいと思います。ツヴァイテの残留争いの行方を予想するとレーゲンスブルクは降格濃厚、残りはアウエ、ボーフム、ドレスデン、ザントハウゼンの4チームのうち1つが自動降格、1つが入替戦という形が見えてきました。残り試合の対戦相手を考えても次節のアウエ戦で3ポイントを取れなければ大変なことになりそうです。

引用記事
Die Stimmen zum Spiel gegen Bochum (ヘルタBSC 公式サイト)


2.BUNDESLIGA 2012/13 27.Spieltag
30.03.2013 13:00 Uhr, Olympiastadion, Berlin
Hertha BSC - VfL Bochum 1848 2:0 (1:0)
Hertha: Kraft - Pekarik, Lustenberger, Brooks, Kobiashvili - Niemeyer, Kluge (75. Morales) - Allagui, Ronny (88. Janker), Schulz - Ramos (88. Janker)
Bochum: Luthe - Rothenbach, Maltritz, Eyjolfsson, Lumb (21. Chaftar) - Kramer, Dabrowski (67. Aydin) - Goretzka, Rzatkowski (67. Freier), Tasaka - Dedic
Tore: 1:0 Ronny (4.), 2:0 Schulz (46.)
Gelbe Karten: / - Tasaka, Chaftar
Zuschauer: 34.082.
Schiedsrichter: Tobias Stieler (Hamburg)

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2013.03.31 (Sun)

2013 J-League Division 1 第4節 大宮 vs. 鹿島

 この数日、春らしく暖かくなってきたと思ったら一転して肌寒い一日となりました。本当は晴れた温かい天気のもとでビールを飲んで気持ちよく観戦したいのですが、天気ばかりは仕方ありません。雨が降らないだけ良かったと思うことにします。むしろ、私の曖昧な記憶の中では大宮は涼しい天気のときのほうが勝率が良いような気がするので、この天気は歓迎すべきなのだと言い聞かせながらスタジアムへ向かいました。


 大宮はスロベニア代表のノヴァコヴィッチとズラタンが合流しましたが、ズラタンはコンディションが悪くベンチ入りメンバーから外れ、長谷川がスタメンとなりました。
 試合が始まってわずか1分で鹿島左サイドからジュニーニョが簡単に渡部をかわしてペナルティエリアに侵入し決定機を作り出しました。鹿島はFWダヴィにスピードのある左サイドのジュニーニョやトップ下の野沢、右サイドの遠藤が絡み厚みのある攻撃を展開し、怪我で欠場した大迫の不在を感じさせません。守備もアグレッシブで好守の切り替えも早く大宮はパスをカットされるとたちまちピンチに陥り懸命にクリアするのが精一杯の状況です。いくら鹿島でもこのペースで90分は持たないだろうと思いますが、序盤で先制されると試合運びのうまさがあるだけに大宮は苦しくなるなと感じました。しかし、恐れていたとおりに鹿島が先制点をとります。15分に素早いスローインから柴崎が抜け出してシュートを撃ち、北野が弾いたボールを詰めていたダヴィが難なく押し込みました。このような相手の油断を抜け目無く突いてくるところもいかにも鹿島らしいと感じます。とにかくこの時点で私はこの試合を大宮が勝つのはきわめて難しくなったと思いました。
 しかし、大宮は36分に金澤の左足のミドルシュートがポストに当たってゴールに入り同点にしました。結局前半はそのまま1:1で終わりましたが、ほとんど鹿島のペースで試合が展開される中で同点で終わったというのは大宮にとっては上出来だったと思います。
 
 後半に入ると大宮も鹿島の攻撃に対処できるようになり攻撃も機能し始めました。前半とは違って鹿島の中盤と前線の間が空いて攻撃も個人の突破など単発的になったこともありますが、大宮がアグレッシブにプレッシャーをかけてボールを奪いチャンスを作れるようになりました。
 そして、53分に高橋が左サイドとのワンツーからゴール前まで上がり逆サイドのノヴァコヴィッチにパス、ノヴァコヴィッチがしっかり決めました。高橋の攻撃参加には意表をつかれましたがゴール前でしっかりと周囲が見えている落ち着きも素晴らしいと思います。この試合では守備でもダヴィを相手に奮闘していましたし試合後にマンオブザマッチに選ばれたのも当然だと思います。


 大宮は途中交替で入った富山がこの試合でも幾度と無く思い切りの良いプレーを79分には試合を決定付ける左足のミドルシュートを豪快に決めました。富山には好印象を持っていましたが、このゴールを見てしまうと今後も十分期待できるのではないかと思います。


 ホームではこれまで2試合とも終盤で追いつかれて勝てる試合をドローにしてしまった大宮ですがこの試合はしっかりと守りきりホームでの初勝利。久しぶりに気持ちの良い勝利でした。これまでホームでの2試合は勝てる試合を終盤に追いつかれ4ポイントを失った印象が強いのですが、実は4試合終了時点で勝点8は大宮にとってJ1昇格後の最高の数字です。もちろんまだ始まったばかりですが、今までほとんど勝てなかった鹿島を相手に、今まで滅多に見られなかった逆転勝利を見てしまうとついつい期待してしまいます。次の試合が楽しみです。


2013 Jリーグ Division1 第4節
2013年3月30日(土), 15:00, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - 鹿島アントラーズ 3:1 (1:1)
大宮: 北野 - 渡部, 菊地, 高橋, 下平 - 渡邉 (84. 今井), 青木, 金澤, チョヨンチョル - 長谷川 (71. 富山), ノヴァコヴィッチ (89. 片岡)
鹿島: 曽ヶ端 - 西, 岩政, 青木, 中田 (80. 前野) - 小笠原, 柴崎, 遠藤 (62. 本山), ジュニーニョ (72. 中村), 野沢 - ダヴィ
得点: 0:1 ダヴィ (15.), 1:1 金澤 (36.), 2:1 ノヴァコヴィッチ (53.), 3:1 富山 (79.)
警告: ノヴァコヴィッチ, チョヨンチョル - /
観客: 11,492人
主審: 東城 穣

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2013.03.22 (Fri)

2013 ヤマザキナビスコカップ Aグループ第1節 大宮 vs. 磐田

 ナビスコカップの予選リーグが始まりました。大宮はノヴァコヴィッチとズラタンがスロベニア代表に、磐田は前田、伊野波、駒野が日本代表に招集されて不在。されに事前の情報ではそれ以外の選手も大幅に入れ替えることが予想されていたため普段あまり見ない選手がどんなプレーを見せてくれるのか楽しみにしていました。
 

 大宮は中盤の左に鈴木、右にチョヨンチョルが入りましたがこれがどうもバランスが悪くパスがスムーズに回りません。とりわけ前線と中盤の距離があいてしまいコンビネーションは皆無で、最後は鈴木がゴール前に長いクロスを入れ、人数がしっかり揃った磐田の守備陣に跳ね返されるだけというパターンであまりチャンスは作れませんでした。
 磐田は開始早々に左サイドを金沢が突破して中央に入れたクロスを金園が合わせて先制。22分には中盤を崩して山本が抜け出しGKとの1対1を確実に決めて2点差とし優位に立ちました。磐田の攻撃は山田を中心にして特に縦のコンビネーションを使ってDFラインの裏に抜けていく動きがうまく決まっていたと思います。


 後半に入ると大宮は鈴木に替えてトップに清水を入れ富山を右SHに下げてヨンチョルを本来の左SHにまわすフォーメーション変更を行ないました。こちらのほうがしっくりくるのか後半は磐田と互角の試合を行なうようになりチャンスも作りました。もっとも2点リードした磐田が無理に点をとりに来なくなったのでボールを持たせてもらえただけかもしれませんが。でも、せめてゴールを1つは見たかったなと思います。


 私の眼からは大宮にとって収穫の乏しい試合だったように見えました。これまでチャンスのなかった選手たちが実戦の経験を積むことができ、そのうち何人かは思い切りの良いプレーを随所に見せてくれただけだったように思います。やはりレギュラーと控えでは力に差があるのではないかと感じました。まだチャンスはあるので特に若い選手はもっとアピールしてほしいと思います。


2013 ヤマザキナビスコカップ Aグループ第1節
2013年3月20日 16:00 NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - ジュビロ磐田 0:2 (0:2)
大宮:江角 - 渡部 (56. 今井), 片岡, 高橋, 下平 - チョ ヨンチョル, 青木, 上田, 鈴木 (46. 清水(慎)) - 富山 (77. 宮崎), 長谷川
磐田:八田 - 菅沼, 山本(脩), 金沢, チョビョングク (46. 櫻内), 藤田 - 小林, 山田, 松浦 (68. 山崎), 山本(康) (76. 田中) - 金園
得点:0:1 金園 (7.), 0:2 山本(康) (22.)
警告:なし
入場者: 6,613人
主審:窪田 陽輔

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2013.03.17 (Sun)

2. ブンデスリーガ 2012/13 第26節 ボーフム vs. ブラウンシュヴァイク

 ツヴァイテリーガ第26節、ボーフムはホームにここまで2位で昇格の可能性が高いブラウンシュヴァイクをホームに迎えての一戦となりました。ボーフムはチームの中心として活躍しているボランチのクラマーがイエローカード累積により出場停止。代わりにダブロフスキを起用しました。また、この試合からデディッチが久しぶりに先発出場です。

 前半はボーフムの守備が安定していてブラウンシュヴァイクの攻撃をほぼ完璧に封じていました。ブラウンシュヴァイクのチャンスといえば37分にヴランチッチがドリブルで攻め込み放ったシュートがボーフムDFに当たって角度が変わりわずかにゴール右に外れた場面だけ。ボーフムのほうは21分にチャトコフスキのミドルシュートがクロスバーに当たって惜しくも外れましたが、それ以外はこちらも大きなチャンスはなく見所の少ない45分でした。
 
 後半に入るとボーフムが一方的に攻める展開となります。49分にチャトコフスキのフリーキックをぺナルティエリア内でデディッチが頭で叩きつけますが相手GKのセーブに阻まれます。53分にはルムブの左からのクロスのクリアボールをダブロフスキがボレーシュート、GKのクリアを拾った田坂がつなぎデディッチが右足のシュート、さらにそのクリアをゴレツカが狙いますが枠をはずしました。
 後半のボーフムは中盤でパスがつながりコンビネーションも良くなりブラウンシュヴァイクをゴール前に押し込んだ形になりその後も一方的な展開は変わらず、71分にシャイトハウアー、76分にチャトコフスキ、81分にゴレツカが次々シュートを放ちますがいずれも決まらず。特にチャトコフスキのシュートはまたもクロスバーに弾かれる非常に惜しいシュートでした。
 しかし、85分にブラウンシュヴァイクはカウンターから右のエラブデラオウイのクロスをファーサイドで完全フリーで待ち構えていたクンベラが難なく決めて先制。結局これが決勝ゴールになりました。後半、全くチャンスのなかったブラウンシュヴァイクですが唯一のチャンスをゴールに結び付けました。この場面ではクロスが入ってきたときにゴール前にはマルトリッツが一人いましたが彼は背後のクンベラには気づいていなかったのか、あるいは他の選手とコミュニケーションが取れていなかったのかわかりませんが、いずれにせよツヴァイテリーガ得点王をゴール前に完全フリーにしてはいけません。こういうシーンは昨シーズンあたりから何度も見ていて珍しいことではなく、この試合でもやはり最後に出てしまったかと思うと残念です。

 ボーフムはリーグ戦再開後は1860戦の1勝のみ。この試合も不可解な判定によるラッキーな勝利でしたのですっきりと勝った試合はまだありません。しかし、この数試合のボーフムを見ているとリーグ戦後半再開直後に比べるとだいぶ内容がよくなってきたように思います。相手が上位のラウテルンやブラウンシュヴァイクでも優位に立っていますのでそれ以外の相手でもある程度は戦えるはずです。問題は、「ツヴァイテリーガレベルの」ストライカーの不在、致命的な守備のミス、運の無さの3つです。ストライカーの不在に関しては復帰してきたデディッチにどれだけモチベーションがあるのか疑問ですが、彼が戻ってきたことで多少は良くなるでしょう。守備の問題に関していえば、こればかりは今の選手では限界ですぐに改善できる問題ではないと思います。あきらめるしかないでしょう。問題は運のなさです。1860戦以外は審判のミスも含めて運にかなり見放されている気がします。チームの状態はさほど悪くないが運にも見放され結果が出ないままずるずると落ちていくパターンは降格チームに良く見られますが今のボーフムはまさにそんな状態です。

 さて、そんな危険な状況なので気が早いとは思いつつ今後の対戦相手を見てみると、残り8試合で勝てそうなところはほとんどありません。とにかく可能性のある28節のアウエ戦、31節のザントハウゼン戦には絶対に勝ち、プラス2ポイントくらい加えて16位でフィニッシュ。入替戦で残留を決めるというのが現実的なシナリオではないかと思います。


2.BUNDESLIGA 2012/13 26.Spieltag
16.03.2013 13:00 Uhr, rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum 1848 - Eintracht Braunschweig 0:1 (0:0)
Bochum: Luthe - Rothenbach, Maltritz, Eyjolfsson, Lumb - Goretzka, Dabrowski (87. Delura) - Rzatkowski, Tasaka (84. Iashvili) - Scheidhauer, Dedic (70. Toski)
Braunschweig: Davari - Kessel, Bicakcic, Dogan, Bohl - Kratz (55. Petersch), Theuerkauf - Elabdellaoui, Vrancic (79. Ademi), G. Korte (55. Boland) - Kumbela
Tore: 0:1 Kumbela (85.)
Gelbe Karten: Rzatkowski, Tasaka, Scheidhauer - Bicakcic
Zuschauer: 12.371.
Schiedsrichter: Sascha Stegemann (Niederkassel)

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21:25  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(2)  |  Edit  |  Top↑

2013.03.17 (Sun)

2013 J-League Division 1 第3節 大宮 vs. 新潟

 J1第3節の開催された3月16日の関東地方は穏やかな天気でサッカー観戦日和となりました。しかし、私にとっては花粉と格闘しなくてはならない辛い季節です。不本意ながら帽子、マスク、メガネを着用し目薬を差してのサッカー観戦です。


 試合前、通算100試合出場を果たした青木に花束が贈られていました。青木は昨シーズンあたりから本当に信頼できる選手に成長したと思います。今の大宮には欠くことのできない存在でしょう。

 前半からどちらもアグレッシブにぶつかり合う展開となります。お互いが激しくボールを奪いあい一見すると面白い試合にも見えますが、とにかく前へ前へという意識が強いせいか無理なパスを出してカットされたり、個人的なミス等も多くもう少し落ち着いてできないものだろうかとも思いました。どちらにも守備では体を張った激しいプレーが見られ相手にそれほど多くのシュートチャンスを与えない展開ではありましたが、時折、ペナルティエリア近くの危険な位置でミスをする選手がいてこれが相手の決定機につながります。特に大宮にそのようなミスが目立ったので喜んで試合を見ていられる状態ではありませんでした。


 新潟が優勢だった前半ですが、何度かあったチャンスで決められず前半はスコアレスで終了。後半は大宮が左サイドで下平とのコンビネーションからチョヨンチョルが仕掛ける場面が多くなります。ヨンチョルのスピードは相手にとっては嫌だったと思います。対面していた坪内も懸命に対応していましたが、結果的にコーナーキックで終わることが多くなりました。しかし、大宮もこのチャンスは生かせませんでした。
 後半は大宮が優勢ではありましたがそれほど得点の気配はありませんでした。しかし、点が入るときは実にあっけないものです。76分に相手ファールによるフリーキックのチャンスで下平がペナルティエリアに入れたボールを途中交替で入った新人の富山が頭で押し込んでプロ初ゴールを決めたのです。しかしそのままでは終わりません。その後の新潟の攻撃を何とか凌いできた大宮ですがアディショナルタイムに攻撃参加していたCBのキムクナンに決められて同点。新潟が土壇場で追いつきドローで試合が終わりました。


 試合を通して見たときに前半は新潟、後半は大宮が押し気味とはいえほぼ互角の展開だったことを考えると引き分けという結果は全く妥当だとは思います。しかし、やはり92分での失点ということを考えれば、試合終了直後はまるで新潟が勝ち大宮が敗れたかのような雰囲気がスタジアムに漂っていました。

 実に悔しい結果です。開幕戦でも終盤に2点リードを守りきれずにドローで終わったことを考えるとなおさら悔しさがこみ上げてきます。この数年ホームではこういう試合ばかりを見ている気がします。しかしまだ今年のリーグ戦は始まったばかり。昨年までとは違うのだということを示してくれることを期待しています。


2013 Jリーグ Division1 第3節
2013年3月16日(土), 15:00, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - アルビレックス新潟 1:1 (0:0)
大宮: 北野 - 渡部, 菊地, 高橋, 下平 - 渡邉 (71. 富山), 青木, 金澤, チョヨンチョル - ズラタン, ノヴァコヴィッチ (83. 長谷川)
新潟: 黒河 - 坪内 (68. 菊地), 大井, 金 根煥, 金 珍洙 - 三門, レオ シルバ, 成岡 (79. 鈴木), 田中(亜) - ブルーノ ロペス, 田中(達) (64. 川又)
得点: 1:0 富山 (76.), 1:1 金 根煥 (90.+2)
警告: ズラタン - ブルーノ ロペス, 金 根煥
観客: 10,485人
主審: 今村 義朗

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2013.03.10 (Sun)

ブンデスリーガ2012/2013 第25節 グラートバッハ vs. ブレーメン

 ホームでのブレーメン戦は現地時間の18:00キックオフ。日本時間だと深夜2:00から始まり終わるのが明け方の4:00頃という日本に住むファンにとっては最も辛い時間です。以前の私ならネットのストリームで観戦したりしたかもしれませんが最近は体力的な問題もあって辛くなりました。また、画質の悪い動画を見るのは目も疲れるしストレスが溜まります。そんなこともあり、試合後にクラブの配信する「Fohlen.tv」を翌日に見ることにしています。

 さてグラートバッハはローマでのラツィオ戦で怪我をしたアランゴが復帰したため、ヴェントを本来の左SBに戻し、また出場停止のマルクスに代えてシャカをボランチに起用しました。ブレーメンは出場停止のソクラティスに代えてパヴロヴィッチを入れたほか、中盤もトリブルを今シーズン初めて起用するなど前節とはスターティングイレブンを大幅に入れ替えました。

 序盤はどちらも慎重に試合に入りました。ブレーメンの攻撃の中心となるのはデブライネです。様々なアイデアを持ち、攻撃にアクセントを加えることができるデブライネが機能することでチャンスを作り出します。グラートバッハは比較的弱いといわれるブレーメンのDFラインの裏、とりわけ相手の左サイドにヘアマンを走らせる形が多く見られました。
 前半の決定機は15分にノルトヴァイトのパスをユネスがヒールで流しヘアマンが抜け出しGKも交わしてゴールを決めた場面でしたが、これはオフサイドでゴールは認められませんでした。また、ロスタイムにはヘアマンがユネスとのコンビネーションから左足でシュートを撃ちますがクロスバーの上を超えてしましました。

 後半のグラートバッハは左SBのヴェントの攻撃参加が増え左からの攻めるようになりますが、ブレーメンのコンパクトな守備を崩せないまま時間が経過していきます。こんな展開に痺れを切らしたのかファヴレ監督は70分にオフェンスの選手を一気に3人交代し勝負をかけます。その2分後にコーナーキックから交代で入ったムラパが頭で先制点を決めました。相手DFのパヴロヴィッチがマークについておらずムラパは全くのフリーになっていてグラートバッハにとってラッキーといえるゴールでした。
 しかし、ブレーメンもそのわずか3分後にデブライネが中央からドリブルで右に切り込んであげた絶妙のクロスを左サイドで完全にフリーとなっていたイグニョフスキが決めて同点とします。グラートバッハは90分にムラパがDFラインの裏に抜け出しGKまでかわしてシュートしますがパヴロヴィッチが懸命に戻って防ぎました。

 結果的にドローに終わった試合ですが、グラートバッハにしてみればELを争うライバルたちについていく上ではこの試合でポイントをとることはとても重要なことであり、それが可能な展開だっただけに極めて残念なドローです。この試合のひとつのポイントとしてシャカをボランチに入れオフェンスをデヨング、ユネス、ヘアマン、アランゴの4人で構成し、ボランチにシャカを入れた攻撃的なフォーメーションが機能するかという点だと思いますが、この試合は思った以上にブレーメンの守備意識が高かったこともあり十分に機能していませでした。特にアランゴのいる左サイドがうまくいっていなかったようです。攻撃的なポジションの選手をこのメンバーで構成するのは初めてなのでまだまだ評価するのはもう少し先にすべきかもしれません。
 シャカについては、試合後に本人が「90分間にチームにとって危険なパスミスはひとつもしなかった。そのことは私の目標だった。自分自身の存在を示したかったがうまくやれた。ノルトヴァイトとも関係もうまくいっていた。」とコメントしています。確かにHSVのように失点につながってしまうような致命的なパスミスが目に付くことはありませんでした。しかし、彼の持つポテンシャルとグラートバッハが彼を獲得するためにつぎ込んだ金額を考えるとファンはそれ以上のものを求めているのは確かでこの程度で満足してもらっては困ると思います。とりあえずは、試合に出場して試合での感覚を掴んでいくことが先かもしれませんが、果たして次節、出場機会は与えられるのでしょうか。

 EL出場権獲得に向けてライバルチームが順調にポイントを積み上げ始めた状況にあって、この試合の結果がグラートバッハをさらに厳しい状況に追い込むことになったのは事実ですが、もちろんまだ十分に可能性はあります。残り試合はホームでは全勝するくらいの勢いで進んでほしいと思います。


BUNDESLIGA 2012/13 25.Spieltag
09.03.2013, 18:00 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - SV Werder Bremen 1:1 (0:0)
Borussia: Ter Stegen – Jantschke, Stranzl, Dominguez, Wendt – Xhaka, Nordtveit, Herrmann (70. Rupp), Arango – Younes (70. Mlapa), de Jong (70. Hanke).
Bremen: Mielitz – Gebre Selassie, Pavlovic, Lukimya, Schmitz – Junuzovic – Fritz (46. Hunt), de Bruyne, Ignjovski, Trybull (75. Arnautovic) – Petersen
Tore: 1:0 Mlapa (73.), 1:1 Ignjovski (76.)
Gelbe Karten: Dominguez - /
Zuschauer: 54.010 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Wolfgang Stark (Ergolding)

テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

12:10  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2013.03.09 (Sat)

2013 J-League Division 2 第1節 千葉 vs. 札幌

 昨シーズンのJ2はプレーオフの導入もあって中位クラスのモチベーションが非常に高く終盤まで混戦が続く面白い展開となりました。また結果としてリーグ戦6位の大分がJ1昇格を決めたこともあり昨シーズンまで下位のクラブも高い目標を掲げるところが出てきました。そこにガンバ大阪をはじめとした力のあるクラブが降格してきたこともあり、今シーズンは昨シーズン以上に激しい昇格争いが予想されます。普段、Jリーグは地元大宮の試合以外はあまり見ない私ですが、今シーズンは関東で開催されるJ2の試合は何試合か見に行こうと思っています。まずは開幕戦の千葉対札幌を観戦にフクアリへ行ってきました。


 当日は曇りの肌寒い天気でしたがスタジアム手前の広場の売店には大勢の人が列をつくり、中にはとんでもなく長い行列ができている店もありました。やはりフクアリでの皆シーズン開幕を待ち望んでいたのでしょう。
 私はキックオフの少し前にスタジアムに着きましたが空いている席がなかなか見つからず、結果的にゴール裏の最上段の非常に風通しのよい席を確保しました。


 千葉は今シーズンから昨シーズン途中まで大宮の指揮をとっていた鈴木監督が率いることになりました。正直なところ鈴木監督は大宮にはあわなかったと言わざるを得ませんが、千葉ではどのようなサッカーを見せてくれるのか注目です。またJ2各クラブの戦力や現時点での仕上り具合をよく知らないため、降格チームの札幌が今シーズンはどれだけの力を持っているのかにも興味がありました。

 試合は立ち上がりは札幌が積極的にゴールを狙ってきますが、完全に相手の守備を崩してのシュートはほとんどなく、やがて時間の経過とともにホームの千葉がボールを支配しゲームをコントロールするようになりました。後半に入るとさらにその傾向が強まりましたが、千葉のほうもFWに入ったケンペスになかなかボールがおさまらず、MFとの連係もよくなかったためペナルティーエリアに近づくと攻撃が停滞してしまい札幌DFは余裕をもって対処できました。左SHのジャイールのドリブルは切れがありましたが、左SBのキムヒュヌンがほとんど上がってこないこともあってボールを受けたときは常に孤立した状態で1人で相手2人に勝負を仕掛ける形になっていました。一方、右SBの高橋は積極的に攻撃参加をしましたがこちらもやはり単独でしかける形が多く攻撃に厚みが見られません。結果としてなかなか決定機といえるようなチャンスは作れませんでした。
 一方、札幌は後半ほとんど守り一辺倒でしたが、アディショナルタイムに相手ミスでボールを奪うとカウンターから内村がミドルシュートで試合を決めました。こういった展開の試合は珍しいことではありませんが、開幕戦でホームチームが敗れるという形でしたのでスタジアム全体にがっかりした空気に包まれました。

 ところで、私はと言うとやはり寒さが応えたのか試合が始まりしばらくすると頭痛に悩まされハーフタイムに薬を飲んだものの回復せず後半はしっかりと試合を見ることが難しい状態でした。早く暖かい季節がやってこないものかと強く感じました。


 さて私にとって久しぶりのフクアリはやはり良いスタジアムです。私は巨大スタジアムよりもそこそこの規模で試合を見やすいスタジアムが好きなのですが、ここはまさにその条件に当てはまります。そして付け加えるなら売店の食べ物もおいしい。これだけ立派なスタジアム、サポーターがいて、J1のクラブに全く遜色ない選手が揃っている。このようなクラブが長くJ2にいてはいけないと思います。


2013 Jリーグ Division2 第1節
2013年3月3日(日), 13:03, フクダ電子アリーナ
ジェフユナイテッド千葉 - コンサドーレ札幌 0:1 (0:0)
千葉: 岡本 - 高橋, 竹内, 山口, キム ヒュヌン (90.+3 佐藤(健)) - 兵働, 佐藤(勇) (90.+3 深井), 米倉, ジャイール - 谷澤, ケンペス (63. ナム スンウ)
札幌: 杉山 - チョ ソンジン, 櫛引, 奈良, 松本 - 河合, 上里, 古田 (86. 砂川), 内村, 神田 (76. 岡本) - テレ (79. 前田)
得点: 0:1 内村 (90.+1)
警告: キムヒュヌン, 谷澤 - 内村, 松本, 岡本
観客: 13,583人
主審: 村上 伸次

テーマ : Jリーグ - ジャンル : スポーツ

タグ : スタジアム観戦記

22:21  |  J-League  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2013.03.09 (Sat)

2. ブンデスリーガ 2012/13 第24節 カイザースラウテルン vs. ボーフム

 ボーフムは前節を終えた段階で13位ではありますが3部との入替戦にまわる16位とはわずか4ポイント差しかなく全く油断できない状況に置かれています。対戦相手のカイザースラウテルンは1部との入替戦となる3位にいますが、2位とは徐々に差がつき4位以下との差は詰まってきている状況でこちらも負けるわけには行きません。
 ボーフムは3日前のDFBポカール準々決勝に引き続き田坂が左SHに入りトップ下にトスキ、右SHにチャトコフスキ、ボランチにゴレツカとクラマーというメンバーで中盤を構成します。ラウテルンは前節レッドカードをもらい退場となったバウムヨハンが出場停止となりますが、イドリス、ブニャクを擁する攻撃陣はツヴァイテではかなり強力です。

 前半はほぼ互角の展開となります。劣勢を予想していたボーフムですが、田坂とチャトコフスキが頻繁にポジションを入れ替わり中盤でパスをつなぎながら攻めようという意図が感じられました。しかし、相変わらずパスの精度が悪いため攻撃に時間がかかったり簡単にボールロストしたり意図したとおりに行きません。ラウテルンの方もそれに付き合うかのようにパスミスを繰り返し攻めきれないまま時間だけが経過していきました。
 そんな前半の終了直前の45分にようやくラウテルンが決定機を作りました。スルーパスが左サイドを抜け出したブニャクに通り、右足でシュートを放しますが、ルーテが辛うじて阻み前半を無失点で終えました。ボーフムには前半は決定機はありませんでした。

 後半、50分にDFラインの裏を抜けたシャイトハウアーがラウテルンGKのジッペルと1対1になりましたが、左足のシュートはジッペルに右足で防がれてしまいました。いくらなんでもこのようなチャンスを決められないのはFWとしてどうかと思います。ボーフムは62分に田坂がトスキとのコンビネーションでDFの裏をとりゴールネットを揺らしついに先制したかと思いましたが、なんとオフサイドの判定が下されました。しかし、このシーン、ビデオで見ると田坂はパスで出された時点で1メートルほど相手DFの後ろにいて全くオフサイドではありません。もう、最近はツヴァイテリーガの審判のレベルはひどいものだと思ってはいますが、(1860戦は別にして)どうしてこうもボーフムに不利になるような誤審が多いのでしょう。ここまで多いと何かあるのではないかと疑いたくなってしまいます。
 ボーフムはこの直後の63分に、クラマーがDFからボールを奪い完全にジッペルと1対1になりましたが、右足で放ったシュートはジッペルの体に当ってゴールには入りませんでした。ボーフムは77分にチャトコフスキのフリーキックをゴレツカが完璧に頭で合わせましたクロスバーに弾かれてゴールは奪えず結局スコアレスドローに終わりました。
 後半はラウテルンにもチャンスはありましたが決定機はボーフムに多くあり、この試合はボーフムが勝たなくてはいけない試合でした。序盤は精度の低かったパス回しが後半はスムーズになり動きの中から何度も相手を崩す形ができていて久しぶりによい内容の試合だったと思います。まあ、ミスジャッジによりゴールを取り消される不運はありましたが、それでも2度あったGKとの1対1を2度とも決められないようでは勝てません。

 ボーフムのスポーツディレクター、イェンス・トッド氏は、「試合前はラウテルンから1ポイント取れればOKだろうと思っていたが、我々のチームの素晴らしいパフォーマンスを見たあとでは残念な気持ちのほうが強い。とりわけ、我々が不利に扱われ、田坂の普通のゴールが認められなかったからだ。」というコメントを残していますが、私も全く同じ感想です。


2.BUNDESLIGA 2012/13 24.Spieltag
02.03.2013 13:00 Uhr, Fritz-Walter-Stadion, Kaiserslautern
1.FC Kaiserslautern - VfL Bochum 1848 0:0 (0:0)
K'lautern: Sippel - Dick, Torrejon, Heintz, Löwe - Karl - Weiser (68. Borysiuk), Fortounis (68. Drazan), Köhler (59. Hoffer) - Idrissou, Bunjaku
Bochum: Luthe - Rothenbach, Eyjolfsson, Maltritz, Lumb - Kramer, Toski (75. Iashvili) - Goretzka, Rzatkowski (87. Acquistapace), Tasaka (71. Delura) - Scheidhauer
Tore: Keine
Gelbe Karten: Karl, Fortounis, Borysiuk - Rothenbach
Zuschauer: 26.896
Schiedsrichter: Günter Perl (Pullach)

テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

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2013.03.08 (Fri)

2013 J-League Division 1 第1節 大宮 vs. 清水

 さていよいよ2013年のJリーグが開幕しました。大宮公園へは2週間前に湘南とのプレシーズンマッチを見に行きましたが、やはり本番となると気分が違います。公式戦の観戦が久しぶりだったからというわけではありませんは当日私はチケットを忘れて家を出てスタジアムの近くで気づいて家に引き返すという失態。自宅を出た時間が早かったのでキックオフには余裕で間に合いましたが、なんとも情けない話です。


 大宮は、CBに新加入の高橋を起用、左SHにチョ ヨンチョルを起用しますが、ほぼ昨シーズンの終盤と同じメンバーでスタートしました。前半はどちらかといえば大宮が試合をコントロールしているように見えましたが、中盤で一部の選手がまだ試合の流れに乗り切れていない様子でコンビネーションが悪く必ずしもうまく行っていない感じは見えましたが、まだ開幕戦なのでこれから試合をこなしていくうちに改善されていくと思うことにします。ただ、それでも大宮は何度かチャンスが作れていてあと一歩でゴールという場面もありました。

 後半、大宮は56分にヨンチョルが左サイドを攻めて中央に入れたクロスがオウンゴールを誘い先制、さらに65分にはノヴァコヴィッチが左サイドゴールラインぎりぎりのところから中央に折り返したボールに中央に詰めた青木が豪快に決めて2点リード。押し気味の展開でもなかなかゴールが遠かった前半と対照的にあっさりと2点リードしました。しかし、この時間帯に大宮には相手GKと1対1になるような大きなチャンスがありそれを生かせなかったのが悔やまれます。


 2点リードされた清水は内田と瀬沼を同時に入れ、ここからロングボールをバレーに入れるパワープレー主体の攻撃に切り替えてきました。大宮の守備はこれになかなか対応できていない様子で試合の流れは清水に傾きました。74分に石毛のゴールで1点を返すと10分後にはフリーキックを内田が直接決めて同点。この時間帯になるとオープンな展開になってしましたがどちらかといえば清水に逆転のチャンスが多くあり、最後は大宮が何とかドローで試合を終えたという印象が残りました。


 大宮にとっては清水を相手に1ポイント取れたという結果は悪くはないし、今後さらによくなれば面白くなるだろうという期待感をもてたことはよかったと思います。しかし、2点をリードしながら終盤に追いつかれてしまうという試合はこれまでにこのスタジアムで何度も見てきたことであり、それを開幕から見せられてしまったことはやはり残念です。勝てそうな試合でしっかりポイントを稼いでおかないとあとで何があるかわかりませんので。
 それにしてもこの日は強風が吹き荒れとても寒かったです。少々油断したようで風邪を引いてしまったようです。


2013 Jリーグ Division1 第1節
2013年3月2日(土), 16:00, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - 清水エスパルス 2:2 (0:0)
大宮: 北野 - 渡部, 菊地, 高橋, 下平 - 渡邉 (80. 富山), 青木, 金澤, チョヨンチョル (88. カルリーニョス) - ノヴァコヴィッチ, ズラタン (79. 長谷川)
清水: 林 - 高木(純), 平岡, ヨン・ア・ピン, 吉田 (70. 内田) - 村松 (70. 瀬沼), 杉山, イミンス, 石毛 - バレー, 高木(俊) (90.+1 伊藤)
得点: 1:0 ヨン・ア・ピン(56. オウンゴール), 2:0 青木 (65.), 2:1 石毛 (74.), 内田 (84.)
警告: / - バレー, ヨン・ア・ピン, 杉山
観客: 11,330人
主審: 高山 啓義

テーマ : 大宮アルディージャ - ジャンル : スポーツ

タグ : スタジアム観戦記

00:41  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2013.03.07 (Thu)

ブンデスリーガ2012/2013 第24節 フランクフルト vs. グラートバッハ

 ブンデスリーガ第24節、グラートバッハは昇格チームながら依然として上位につけているフランクフルトとアウェイで対戦しました。グラートバッハはELのラツィオ戦で負傷したアランゴがこの試合も欠場することとなり代わりに左SHにはヴェントと入りました。また前節で同点ゴールをあげたユネスがスタメンで出場しました。

 試合はフランクフルトが押し気味ではありましたが、グラートバッハの守備は安定していました。フランクフルトがほとんどの時間でボールを保持しますが中盤から前へ入れてくるパスには素早くプレスをかけ自由にさせませんでした。序盤の落ち着かない時間帯がすぎればもう失点しそうな気配もないくらいの安定感でした。パス回しが思い通りにできないフランクフルトは乾が何度か左サイドから得意のドリブルで突破を図りますが右SBのヤンチュケが落ち着いて対応します。ヤンチュケはこの1年間で本当に頼もしい存在に成長したと思います。
 攻めるフランクフルト、守るグラートバッハという構図の試合展開が続きましたが、こういうときは案外守っているほうに先制点が入るものです。この試合も結果的に唯一のゴールとなる先制点はグラートバッハに入りました。22分にノルトヴァイトの右からのコーナーキックをマルクスが頭で角度を変えてペナルティエリア前のデヨンクが頭で押し込んだのです。デヨングらしい素晴らしいゴールでした。

 後半に入るとフランクフルトは精彩を欠く1トップのラキッチに代えてチェロッティを入れ状況の打開を図ります。前半に比べるとDFラインの裏を狙う攻撃が多少増え、何度かチャンスもありましたがなかなか決定機は作れません。一方のグラートバッハも追加点を取れるような感じは無く、終盤はひたすら守備に徹して相手の攻撃を跳ね返し続ける展開となってしまいました。本来であればこのように自陣に引きこもってしまうような戦い方は好ましくありませんが、フランクフルトに対しては有効だったように思います。特にフランクフルトは最近3試合無得点という状況もあったせいか焦りも感じられました。フェー監督は試合の終盤に審判のジャッジに抗議して退席処分になりました。フェー監督にしてみれば前回の対戦でもグラートバッハの守備的な戦い方にやられてしまっているだけにイライラが蓄積していたのだと思います。
 それにしてもグラートバッハ、押され気味の展開の中で数少ないチャンスを確実にゴールに結びつけるなんて、試合運びのうまいチームのアウェイゲームでの勝ち方の典型ではないでしょうか。このような戦い方ができるようになるなんて数年前のチームを見ていたときには想像もできませんでした。特に後半だけ見ているとグラートバッハが辛うじて逃げ切った試合というようにも見えると思いますが、私にとっては会心の勝利だと感じました。

 ところで、グラートバッハはFWのマイク・ハンケと契約を延長しないようです。ハンケは2010/11シーズンのウィンターブレークにハノーファーから加入しました。当時のグラートバッハは17試合を終了した時点で勝点はわずか10で最下位という状態でしたが、ここからハンケの活躍もあって奇跡的に残留を果たしました。グラートバッハでのハンケはゴールは少ないけれど周りを生かすプレーでチームに大きく貢献していると思います。現在、FWはデヨングが使われハンケはジョーカーとしての使われることが多くなっていますが、どのような理由でグラートバッハがこのような決断に至ったのか明確にはされていませんが、未だにファヴレ監督の彼に対する信頼は大きいと思います。この試合でも終盤の重要な場面で使われていることからもそれは間違いありません。今季いっぱいハンケの活躍を楽しみにしたいと思います。


BUNDESLIGA 2012/13 22.Spieltag
01.03.2013, 15:30 Uhr, Commerzbank Arena, Frankfurt
Eintracht Frankfurt - Borussia M'gladbach 0:1 (0:1)
Eintracht: Trapp – Jung, Zambrano, Anderson, Oczipka – Rode, Schwegler - Aigner, Meier, Inui – Lakic (46. Celozzi).
Borussia: Ter Stegen – Jantschke, Stranzl, Dominguez, Daems – Herrmann (85. Rupp), Marx, Nordtveit, Wendt – Younes (77. Hanke), de Jong (75. Mlapa).
Tore: 0:1 de Jong (22.)
Gelbe Karten: Zambrano, Anderson, Rode, Schwegler – de Jong, Daems, Marx
Zuschauer: 51.500 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Deniz Aytekin (Oberasbach)

テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : TV観戦記

00:35  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2013.03.03 (Sun)

DFBポカール 2012/13 準々決勝 シュトゥットガルト vs. ボーフム

 ボーフムを応援しておきながら情けない話なのですが、DFBポカールのベスト8にボーフムが残っていたことをつい最近まで知りませんでした。正直に言うとDFBポカールは2回戦でグラートバッハが早々にデュッセルドルフに敗れてしまったことで興味をなくしてしまったのでした。ボーフムに関してはリーグ戦での不甲斐ない試合ばかりが印象に残っていてポカールもどこかでもう負けていたと思い込んでいたようです。
 改めてDFBポカールでのボーフムの試合ぶりを確認してみると1回戦はハイデンハイム(3部)、2回戦はハフェルゼ(4部)、3回戦は1860ミュンヘン(2部)と対戦して勝利しています。3回戦で初めて同じディビジョンのクラブと対戦、しかもそれが圧倒的に相性の良い1860だというのだから笑いが出てしまうほどのくじ運です。いや、くじ運だけでベスト8に上がってきたと断言してもよいでしょう。しかし、多額の負債を抱え破綻寸前の状態にあるボーフムにとっては、DFBポカール準々決勝進出で得られる収入はとても重要です。
 
 対戦相手のVfBシュトゥットガルトは過密日程も影響しているのかリーグ戦ではいまひとつ調子が出ていませんが、ELを勝ち抜いているチームでありボーフムが勝つことは不可能のように思えました。私は勝敗は別にして何かリーグ戦に向けて明るい希望を持てるような材料が見出せればよいと思っていました。しかし、残念ながらいつものリーグ戦と同じように戦い、同じように点がとれず、同じように失点し、特に見せ場も作れずに敗退しました。
 あまりにもいつもと変わらぬ試合ぶりではありましたが、強いてよかった点をあげるなら相手を2失点に抑えたことでしょうか。2失点はしましたが相手はレーゲンスブルクではなくシュトゥットガルトなのですから守備は頑張ったといってもよいでしょう。失点シーンは少々運も無かったと思います。
 もうひとつは怪我から復帰した田坂が存在感を示したことでしょうか。49分にはゴール前で相手をかわしながら惜しいシュートを放ったシーンもありました。田坂が完全に復帰すれば中盤はゴレツカ、クラマー、チャトコフスキと使える選手が揃いツヴァイテでもそれなりに戦えるのではないかという気になりました。
 一方で深刻なのがFWの弱さです。この試合では1トップでシャイトハウアー、途中からゲラシヴィリがプレーしましたが全く何もできませんでした。これは相手がシュトゥットガルトだからという問題ではなく、ツヴァイテリーガでも戦う上でも大きな課題になると思います。長期離脱中のデディッチやアイディンが復帰までなんとか辛抱するしかないでしょう。これまではボーフムの課題といえば守備ということで、それは今も改善されたとは思えないのですが、まさかFWの不在がそれ以上に深刻な課題になるとは・・・。

 ところで、この試合の翌日、今やボーフムの顔といってもよい存在になったマルトリッツが2014年6月まで契約を延長しました。マルトリッツは2004年7月からボーフムでプレーしているので契約期間を満了すれば10年間在籍することになります。最近のマルトリッツのパフォーマンスは必ずしも良いとはいえないのですが、代わりになる選手もいない中では彼の奮起に期待するしかなさそうです。

(参考記事)
Maltritz unterschreibt bis 2014 (VfLボーフム公式サイト)


DFB Pokal 2012/13 Viertelfinal
27.02.2013 19:00 Uhr, Mercedes-Benz Arena, Stuttgart
VfB Stuttgart - VfL Bochum 1848 2:0 (1:0)
Stuttgart: Ulreich - G. Sakai, Tasci, Niedermeier (51. Niedermeier), Boka - Kvist - Harnik (90.+1 Holzhauser), Gentner, Okazaki (46. Macheda), Traoré - Ibisevic
Bochum: Luthe - Rothenbach, Maltritz, Eyjolfsson, Lumb - Sinkiewicz (68. Delura), Kramer - Goretzka, Tasaka (75. Iashvili) - Scheidhauer (74. Gelashvili), Rzatkowski
Tore: 1:0 Gentner (18.), 2:0 Ibisevic (81.)
Gelbe Karten: Rüdiger - Scheidhauer, Maltritz
Zuschauer: 20.200.
Schiedsrichter: Felix Zwayer (Berlin)

テーマ : 欧州サッカー全般 - ジャンル : スポーツ

タグ : TV観戦記

02:14  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑
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