2013.06.29 (Sat)

グラートバッハの選手移籍状況

 ブンデスリーガの開幕は8月9日とまだ少し先ですが、このあたりでグラートバッハの選手の移籍に関する情報を整理しておきます。

【OUT】
 DF
  Niklas Dams → 未定
  Matthias Zimmermann → SV Sandhausen
 MF
  Tolga Cigerci → VfL Wolfsburg
  Alexander Ring → 1.FC Kaiserslautern
 FW
  Mike Hanke → SC Freiburg

【IN】
 MF
  Christoph Kramer ← VfL Bochum
  Raffael ← FC Schalke 04
 FW
  Max Kruse ← SC Freiburg

 上記のほかに昨シーズン途中からホッフェンハイムにレンタルしていたデカマルゴ、FSVフランクフルトへレンタルしていたレッキーの移籍が決まっています。
 
 DFではリーグ戦で出場機会がなくフュルトへレンタル移籍していたマティアス・ツィマーマンがグラートバッハと2015年まで契約を延長した上でツヴァイテリーガのザントハウゼンへレンタルされることになりました。現在のところツィンマーマンはファヴレの構想には入っていないようですが、右SBは戦力的には手薄なところなのでツヴァイテで経験を積んで成長して戻ってきてほしいと思います。
 MFではチゲルチがヴォルフスブルクへ戻りましたが、ディナモキエフからラファエルを獲得しました。ラファエルはこれまでチューリヒ、ヘルタと長年ファヴレ監督の元でプレーしてきた選手で2人は師弟関係のような間柄。ファヴレ監督も獲得を熱望していましたがついに実現しました。昨シーズンの後半はシャルケでプレーしていましたが、何といっても33節のボルシアパークでの試合でのアシストが印象に残っています。あのプレーで事実上グラートバッハのELが絶望的な状況になっただけに本当に悔しい気持ちになったものです。
 また、昨シーズンまでボーフムでプレーしていたクラマーをレバークーゼンからレンタルで獲得しました。プレー自体は地味ですがよく動きカバーリングの能力に優れかつ足元の技術もある選手でファヴレ監督が求めるボランチのタイプにぴったりとあう選手のような気がします。1部でどこまで通用するか未知数ですが経験を積めばかなりの戦力になるのではないかと期待しています。今シーズンのグラートバッハのキープレーヤーになると思います。
 FWはゴールこそ少ないながらチームへの貢献度は高かったハンケがフライブルクへ去りましたが、そのフライブルクからマックス・クルーゼを獲得しました。クルーゼの昨シーズンの活躍は目を見張るものがありついにドイツ代表に選出されるまでになった選手です。彼の加入でオフェンスの層は厚くなりました。

 全体的に見ると新加入は3人だけですが、必要なポイントによい選手を獲ったという印象を持ちました。気がかりなのは右SB、左SHのバックアップが薄いことですが当面は他のポジションの選手を回すことでさほどレベルを落とすことなく切り抜けられると思います。怖いのは怪我人が出て選手のやりくりができなくなってしまうことです。それさえなければグラートバッハが順位表の上位に名を連ねても全く不思議ではないと思います。今シーズンのグラートバッハは楽しみです。


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22:35  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2013.06.23 (Sun)

ボーフム選手の移籍状況

 2013/14のツヴァイテリーガの試合日程が発表され開幕は7月19日から22日の間に組まれることになりました。ボーフムはベルリンでウニオンベルリンと対戦することが決まっています。ということはもう開幕まで1ヶ月しかないわけで新チームがどのようになるのか気になります。まだシーズン開幕までに動きはあると思いますが、ここでいったん選手の移籍情報を整理しておきます。(2013年7月7日時点)

【Out】
 GK
  Philipp Heerwagen → 未定
  Daniel Heuer-Fernandes → VfL Osnabrück
 DF
  Florian Brügmann → Hallescher FC
  Michael Lumb → FC Vestsjaelland
 MF
  Marc Rzatkowski → FC St. Pauli
  Michael Ortega → Atlas Guadalajara
  Christoph Dabrowski → 未定
  Christoph Kramer → Borussia Mönchengladbach
  Leon Goretzka → FC Schalke 04
  Faton Toski → 未定
  Michael Delura → 未定
  Sören Bertram → Hallescher FC
 FW
  Zlatko Dedic → Dynamo Dresden
  Kevin Scheidhauer → VfL Wolfsburg
  Nikoloz Gelashvili → Qarabag Agdam
  Alexander Iashvili → Inter Baku

【In】
 GK
  Felix Dornebusch ← VfL Bochum II
  Jonas Ermes ← VfL Bochum II
 DF
  Heiko Butscher ← Eintracht Frankfurt
  Felix Bastians ← Heartha BSC
  Jan Gyamerah ← VfL Bochum U19
  Fabian Holthaus ← VfL Bochum U19 
 MF
  Christian Tiffert ← Seattle Sounders
  Florian Jungwirth ← SG Dynamo Dresden
  Danny Latza ← MSV Duisburg
 FW
  Daniel Engelbrecht ← Stuttgarter Kickers
  Smail Morabit ← Rot-Weiß Erfurt
  Piotr Cwielong ← Slask Wroclaw
  Richard Sukuta-Pasu ← Strum Graz
  Joel Reinholz ← VfL Bochum U19

 ゴレツカに関しては契約に関する例外条項を巡って訴訟問題に発展してしまいましたが、ゴレツカ自身がシャルケでのプレーを希望している以上、結果がどうであれもう彼がボーフムのチームの一員としてプレーすることはないと思いますのでOUTに入れています。また、移籍や契約が決まっていない選手についても新シーズンのメンバーとして考えられていない選手もOUTに含めています。

 こうしてみるとOUTとなった選手がずいぶん多いですが、やはり痛いのは中盤の3人(クラマー、ゴレツカ、チャトコフスキ)の移籍です。昨シーズン終盤のボーフムは彼らと田坂を加えた4人で支えられていたようなチームでしたし、彼ら3人の昨シーズンでの成長を考えると本当に痛いところです。特にゴレツカに関しては私も移籍は来シーズンだと思っていましたのでショックでした。ポジション別にはボランチがクラマー、ゴレツカに加えてベテランのダブロフスキも抜けて本職がいなくなりました。するとシンキヴィッツをセンターバックから回すことになるでしょうが彼はまだリハビリ中です。代わりにブンデスリーガでの実績のあるティファートを獲得しましたがまだ手薄な印象は否めません。守備的MFの補強が絶対に必要だと思います。

 常に課題となっているDFは左サイドバックが2人抜けてしまいましたが実績のあるバスティアンスが加入。マルトリッツの代わりを何とかしなくてはならないCBもブッチャーが復帰が決まりました。また今季はジャメラー、ホルトハウスという2人の若手がユースから出てきそうでここだけは楽しみです。彼らがどこまでやれそうか練習試合などで注目したいと思います。

 FWはアイディン以外は皆入れ替わった感じになりますが、どの選手も実力的に未知数という印象が強くなんともいえません。もっとも昨シーズンもツヴァイテで通用するレベルの選手がほとんどいなくなってしまった時期も多くそれに比べればまだよいのかもしれません。新加入選手のうち一人でも多くが戦力として計算できるようになれば嬉しいのですが。

※ 2013年7月7日時点の情報を追記しました。

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16:03  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2013.06.09 (Sun)

2012/13シーズンのグラートバッハを振り返る

 2012/13シーズンのグラートバッハについて簡単に振り返っておきます。

■ 守備力の低下
 2011/12シーズンと比較して大きく変わったのは守備力のダウンでしょう。失点が24から49に倍増しました。得点は49から45に減りましたがとるべきところではしっかり取れていた印象がありますので、やはり順位を下げてしまった最大の要因は守備力の低下だったといわざるを得ません。
 ファヴレ監督は最終節のバイエルン戦が2012/13シーズンのグラートバッハを象徴する試合だとコメントしていました。つまり、攻撃を気にするあまり守備の意識を怠ってしまうということです。たしかにそんなシーンがシーズンを通して目につきました。ファヴレ監督は基本的にスピードのある選手が少ないタッチでボールを回し一気にゴールへ向かうカウンターが得意です。2011/12はパスを出すアランゴやハンケがロイスやヘアマンと息が合ったプレーを見せていましたが、2012/13はまだコンビネーションが合っていないのにダイレクトパスを使った早い攻撃にこだわるあまりに守備意識が希薄になり、不用意にボールを奪われて逆襲をくらうことが多かったのではないかと思います。要するにグラートバッハ最大の武器だったコンビネーションの良さが失われてしまったということなのではないかと思います。もう少し落ち着いてプレーできなかったかなと感じました。

■ 新加入3選手について
 選手同士のコンビネーションの問題についてはやはり主力選手が入れ替わったことが大きなポイントになりました。2012/13シーズンは前のシーズンに活躍したロイス、ダンテ、ノイシュテッターの代わりとしてデヨング、ドミンゲス、シャカの3人が加入しました。抜けた3人はいずれもチームの中心選手だったので新加入の選手のパフォーマンスは注目されました。

 FWのデヨングはグラートバッハ史上最高額を使って獲得した選手ですので当然ロイス並みの活躍を期待されたと思いますが、残念ながらその期待には応えられませんでした。もっともドリブルや裏に抜け出すプレーが得意なロイスと典型的な点取り屋タイプのデヨンクは全くタイプが違うので同じ戦術では噛み合わないのは当然です。そうなると試合に出ながら連係を深めていくしかないかなと思いましたが途中で怪我などもあって思い通りに行きませんでした。デヨング個人についてはFWとしてのキープ力や強さなどを見れば実力のある選手であることは間違いありません。周りの選手との連係で力を発揮するタイプだと思うので来季はコンスタントに出場してほしいと思います。

 MFのシャカは攻撃力に関してはノイシュテッター以上の力を持っているでしょう。しかし、ファヴレ監督はボランチには守備も求めていてシャカはそこにうまくはまらなかったように思います。本人もその点は意識しているようで終盤に起用された試合では少しずつ良さを出してきていました。これがシャカの持ち味かと言うと違うと思うのですが、このチームでプレーするためには仕方ないのだと思います。

 ドミンゲスに関してはダンテのような1対1での強さはなくスピードのある相手には簡単に抜かれてしまうシーンが目につき、当初は期待はずれの選手だと思っていました。しかし、試合を重ねるうちにそのような不安定な面は目立たなくなり今ではCBとして欠かせない存在に成長しました。結果的には新加入3選手のうち最も使える選手になったと思います。

■ 頑張った選手
アランゴ、ノルトヴァイト、シュトランツルの3人は昨シーズン以上のパフォーマンスを発揮しました。アランゴは相変わらずスーパーゴールを連発、ノルトヴァイトは守備に専念していた2011/12シーズンとは違い攻撃の起点としての役割も増え大変だったと思いますが選手としての幅は広がったと思います。今ではチームに欠かせない存在となりました。これは彼が怪我で欠場した試合のチームのパフォーマンスを見れば明らかです。個人的にはチーム内のMVPではないかと思います。またシュトランツルはCBだけでなく右サイドバックの控えとしても働きセットプレーでの得点能力も発揮しました。もともと今シーズンで引退するつもりだったようですが結局契約を延長しました。彼にはまだ頑張ってもらわなければ困ります。

■ 総括
 今シーズンのグラートバッハはリーグ戦終盤までELの可能性を持ちながらの戦いとなりましたが結果的にはEL出場権は獲得できませんでした。残念な結果ではありますが客観的に見ればそれだけの力がなかったのは事実であり8位という順位は順当な結果だと思います。昨シーズンの躍進と比較して否定的にとらえるファンも多いと思いますが、個人的にはそこそこ満足できるシーズンだと思っています。長期的に見ればチームとしての力は確実に上がってきていることが実感できるシーズンでした。今まで常に降格ゾーンを気にしてきたことを思えば上出来といえるでしょう。昨シーズンは特別だったのです。
 また来シーズンは今シーズンほど大きな選手の入れ替えはないのでさらにチームがよくなることが期待できそうです。

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2013.06.03 (Mon)

2013 J-League Division 2 第17節 水戸 vs. 神戸

 JリーグはJ1が中断期間に入りましたのでJ2の試合を見に行こうと思い久しぶりに水戸まで出かけました。キックオフが午後1時ということで少し早起きが必要でしたが途中は渋滞もなく正午前にはスタジアムへ到着しました。スタジアムの前のスペースには所狭しと食べ物の屋台が立ち並び中央にはステージが設けられイベントが開催されていました。『いばらき!ホーリーホック1万人まつり』というイベントが開催されていたようです。


 戦力的には神戸が上なのは明らか。エステバン、マジーニョ、橋本が中盤を支配し試合をコントロールします。しかし、水戸も相手ボールに対してプレスをしっかりかけてくるのでパスがなかなかきれいにまわらずボールを失うシーンが目立ちました。また、予想以上に風が強く前半風上にエンドをとった神戸は水戸の後方からのロングボールが風に戻され対処に苦慮している様子でこぼれたボールを拾われピンチになる場面も何度かありました。
 序盤は神戸が優勢に見えましたが徐々に水戸がペースをつかみ出してきたころ、神戸の右SB奥井が豪快なミドルシュートを決めて先制します。奥井の思い切りの良さは賞賛されるべきと思いますが、膠着した展開の中で唐突に決まってしまったという感じのするスーパーゴールでした。水戸は前半にあった決定機(右サイドを崩してあがったクロスを三島がフリーでヘディングシュート)をものにできなかったのは実に残念でした。


 後半は神戸は守備を意識した戦いを見せます。水戸が点をとるために前半以上にラインを押し上げてきたところでカウンターを狙う形です。前半は多少不安定さを感じたディフェンスラインも後半は完璧でした。もっとも水戸があまり工夫の感じられない単調な攻撃を繰り返していたこともあるのですが。
 そんな中で神戸は水戸の守備のミスから決定機を得ました。最初のチャンスでゴールに流し込むだけだった田代のシュートがポストに当たって決まりませんでしたが、2度目のチャンスはマジーニョが確実に決めました。この失点の原因となったのは輪湖の中途半端なバックパスでしたが実質的にこれで試合が決まってしまっただけにとても痛いプレーでした。


 試合を通して見ると神戸が危なげなく勝利したという印象が強い試合でした。水戸も特に前半は中盤での1対1の局面で強さを見せていましたが攻撃につなげることはできず、後半は単純なミスで失点するという残念な試合でした。終盤は疲労からか足も止まってしまいましたが、監督は不満だったようで、「せっかく来てくれたお客様に途中まではとっても楽しんでいただけたと思うのに、ホームで負けていて残り15分、こんなにファイトしないチームは俺のチームではない。」とコメントしています。実に柱谷監督らしいコメントです。

<引用記事>
水戸ホーリーホック オフィシャルサイト


2013 Jリーグ Division2 第17節
2013年6月1日(土), 13:03, ケーズデンキスタジアム
水戸ホーリーホック - ヴィッセル神戸 0:2 (0:1)
水戸: 笠原 - 石神, 細川, 冨田, 輪湖 - 西岡 (79. 島田), 鈴木(雄) (76. 内田), 小澤 (81. 難波), 橋本 - 三島, 山村
神戸: 山本 - 奥井, イ・グァンソン, 金 聖基, 大屋 - エステバン, 橋本, マジーニョ - 小川 (67. 杉浦), 田代 (77. 有田), ポポ (90. 茂木)
得点: 0:1 奥井 (32.), 0:2 マジーニョ (65.)
警告: 細川 - イ・グァンソン, エステバン
観客: 6,516人
主審: 吉田 哲朗

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タグ : スタジアム観戦記

00:21  |  J-League  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑
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