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2013.08.26 (Mon)

ブンデスリーガ2013/2014 第3節 レバークーゼン vs. グラートバッハ

 前節はハノーファーを相手にホームで快勝。その内容は今季の躍進を期待させてくれる素晴らしい内容だっただけに、私は今節のレバークーゼン戦はそれが果たして上位に通用するのかどうかを見極める試金石となるのかと思っていました。
 グラートバッハは前節では攻撃的な位置の4人にボランチも加わったスペクタクルな攻撃を展開し楽しませてくれました。これが強豪相手に通用するのかというのは気になりますが、そもそもボールを保持できなければその攻撃は成り立たないのは事実で、実際に開幕戦のバイエルン戦ではグラートバッハの良い面は単発的にしか見られませんでした。過去のレバークーゼン戦ではどうしても相手のプレッシャーに押されてしまい攻撃の形が作れずに良くてもドローが精いっぱいという試合を多く見ている印象があるので、バイエルン戦のような展開になってしまう危険性も高いという不安も感じてはいました。ということで勝敗のポイントはまずはグラートバッハが試合を通して安定した守備を維持できるかという点になると予想していました。

 そして、試合の結果は私の予想が悪いほうに的中してしまいました。

 試合の展開は前半23分にアランゴがペナルティエリア内でハンドでPKを取られキースリングが決めてレバークーゼンが先制。28分には右サイドを崩し最後はサムが決めて2点目。
 後半に入ると54分にグラートバッハはクルーゼとヘアマンのコンビで相手の左サイドを崩しシュトランツルが決めて反撃開始。その3分後にはGKレノのキャッチミスをアランゴが決めてあっという間に同点に追いつきました。しかしさらにその3分後にサムが再び決めて3:2。72分にはカストロのミドルシュートが決まり最終的に4:2という結果となりました。

 レバークーゼンの3トップ。キースリングと少し下がり目にいるサムとソンを全く止めることができませんでした。特にサムには最初から最後までやりたい放題にやられてしまったという印象が強く残ります。彼の動きに中盤のクラマーやシャカ、両サイドバックがつられてしまい簡単にスペースを作り次々とレバークーゼンの選手に突破を許してしまいました。結果としてシャカやクラマーが攻撃の起点となることはできず、アランゴやヘアマンも押し込まれた形となるため攻撃への切り替えも遅れ、ハノーファー戦で見られたような頻繁なポジションチェンジとパス交換があまり見られませんでした。
 こうした点はとりわけ前半に顕著で、実際のところレバークーゼンは前半であと2点くらいとって試合を決めてしまうことは可能でした。そのくらい多くの決定機がレバークーゼンにありそのほとんどをサムが演出していました。全く恐ろしい選手です。
 そんな展開にも関わらずグラートバッハが一度は同点に追いつくことができたのは運がよかったのだと思います。特に同点ゴールは相手GKのありえないミスでもらったゴールでしたから。グラートバッハに関して残念だったのはせっかく同点になった後にいったんゲームを落ち着かせることができなかったということです。勢いに乗って攻めるのは良いのですがそこで守備がおろそかになりバランスを崩してしまうという悪癖は昨シーズンよく見られましたが今シーズンも改善されていないのかと思うとガッカリです。もっともまだ先は長いので長い目で見守りたいとは思いますが。

 ところで気になるのは先制点となったアランゴのハンドです。レバークーゼンのコーナーキックの場面。ファーサイドに上がったボールにアランゴとトプラクが重なるように競り合いトプラクが頭で合わせたボールが不運にも一緒に跳ねたアランゴの腕に当たってしまったのです。このように意図せずにあたってしまった場合はハンドとはみなされないはずですが、実際には主審の判断に任されていて、現実にはとにかく手に当たってしまったらファールを取られているケースが多いように感じます。グラートバッハは開幕戦でもドミンゲスが2つ微妙なジャッジによりハンドによるPKを取られています。運が悪いとはいえ3試合で3つめであればファヴレ監督も穏やかではありません。「主審のせいで負けたのではない」と言いつつも「ブンデスリーガはファンタスティックですべてがパーフェクトだ。しかし、この規定に関しては破滅的だ」とハンドをとる基準に関する不満を口にしています。まあPKをもらえるのならよいのですが取られる側ばかりですから嫌になりますね。

<引用記事>
Stimmen zum Spiel (Borussia公式サイト)
Lucien Favre kritisiert Handspiel-Regel (RP Online)


1. BUNDESLIGA 2013/14 3.Spieltag
24.08.2012, 15:30 Uhr, BayArena, Leverkusen
Bayer 04 Leverkusen - Borussia M'gladbach 4:2 (2:0)
Leverkusen: Leno - Hilbert (61. Donati), Toprak, Spahic, Boenisch - Lars Bender, Reinartz, Castro - Sam, Kießling (83. Hegeler), Son (88. Kruse)
Borussia: ter Stegen - Jantschke, Stranzl, Dominguez, Daems - Kramer, Xhaka (75. Hrgota) - Herrmann (87. de Jong), Raffael, Arango (75. Younes) - Kruse
Tore: 1:0 Kießling (23., Handelfmeter), 2:0 Sam (28.), 2:1 Stranzl (54.), 2:2 Arango (57.), 3:2 Sam (60.), 4:2 Castro (72.)
Gelbe Karten: / - Xhaka
Zuschauer: 29.243
Schiedsrichter: Felix Brych (München)
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

00:43  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2013.08.25 (Sun)

2013 J-League Division 1 第22節 大宮 vs. 柏

 相変わらず暑い日が続いていますが、さすがに夕方の試合でも気温が30℃を超えることはなくなってきました。中断期間明けの猛暑の中の過密日程からは解放され本来の週1試合に形になりようやく試合の質も上がってくるのではないかと思います。ただ、この日の大宮の相手の柏レイソルはACLに参戦中で中2日での試合となります。


 小倉監督就任後の初戦となったこの試合、大宮は大きなメンバー変更はなく、普段センターバックとして起用されることの多い片岡が右サイドバックに入ったのが唯一の違いです。1対1で強い片岡をサイドバックで起用した意図は守備の安定を図ることだと思います。
 対する柏はレアンドロドミンゲスがけが、工藤が累積警告による出場停止で欠場するなど大きくメンバーが変わっています。ただ柏の場合は代わりに出場する選手の質も高いため大きな戦力ダウンにはならないように思います。柏のスタメンを見て、ACLを戦うためには選手層の厚さも大事だと改めて実感させられます。



 前半開始後4分に柏は田中の豪快なミドルシュートがゴールネットを揺らし早くも先制、27分にはジョルジワグネルのシュートのこぼれ球を田中が押し込んで2点差とします。前半終了間際に大宮は左からの長いクロスに対して相手と競ったノヴアコヴィッチが倒されPK獲得。ズラタンが決めて1点を返してハーフタイムに入りました。
 前半の大宮はパスミスだらけでひどい内容でしたが、主審のジャッジも含めていつもとは違った運を味方につけていた感じで、もしかしたらという根拠のない期待を抱きつつ後半開始を待ちました。

 後半、私の根拠なき期待が現実になります。50分に大宮は右サイドを上がった片岡に絶妙のパスが出ます。片岡の折り返しを渡邊がダイレクトで決めて同点に追いついたのです。これは久しぶりに見る素晴らしいゴールでした。早い時間に同点に追いつくことができた大宮はその後も勢いに乗ってゴールを奪いに行きますが、柏のカウンターが決まりだしひやひやの連続。そしてついに65分に澤に決められて再びリードを許してしまいます。その後は大宮が選手交代を行いパワープレーを仕掛け懸命に反撃を試みましたがゴールは奪えず試合終了。大宮はこれで7連敗となりました。


 大宮が早い時間に失点、そして前半のうちに追加点をわれるという展開は私が前回観戦した20節のセレッソ戦(0:3で敗戦)と同じです。ちなみにセレッソ戦の失点時間は3分、26分、64分。そしてこの試合は4分、27分、65分とほとんど同じ。
 2つの試合に共通していえるのは選手に迷いが感じられその結果一つ一つのプレーが遅れミスが多くなっているということです。とりわけ中盤の青木、金澤は相手にプレスをかけられると慌ててしまい後ろを向いたプレーばかり。中途半端なプレーも多く危険な位置でのパスミスでピンチを招くシーンが目立ちました。この試合も先制ゴールとなった田中のゴールはスーパーゴールで不運だったように思えますが、そのきっかけとなったのは中盤でのつまらないパスミスです。一方、攻撃に関してもズラタンが相手のミスで得た決定機で枠をはずしたり、ヨンチョルが左サイドを上がっても思い切りよく勝負を仕掛けなかったり、随所に自信のなさが感じられます。相手の柏は思い切りの良いミドルシュートやボールを奪ってから手数をかけずに迷いなくゴール前にボールを運ぶものだから余計にそれを感じました。なかなか結果がでないので厳しいとは思いますが、試合の中で見いだせるポジティブな面を自信につなげて焦らず地道に頑張ってほしいと思います。

 片岡の右サイドバックですが、慣れの問題か少々もたついたりミスもあったもののまずまずの出来だったと思います。今後オプションの1つとして計算できるのではないかと思います。また、新加入のニールも途中交代で登場。こちらはもう少し見てみたいところですが落ち着いたプレーぶりはさずが経験豊富なベテラン選手です。きっと守備安定の役目を担ってくれることでしょう。
 

2013 Jリーグ Division1 第22節
2013年8月24日(土), 19:00, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - 柏レイソル 2:3 (1:2)
大宮: 北野 - 片岡 (90.+1 鈴木), 菊地, 高橋, 下平 - 青木, 金澤 (77. ニール), 渡邉, チョ ヨンチョル - ノヴァコヴィッチ - ズラタン (77. 長谷川)
柏: 菅野 - キム チャンス, 近藤, 鈴木, 橋本 - 狩野 (90.+2 太田), 大谷, 栗澤, ジョルジ ワグネル - 田中 (90. クレオ), 澤 (83. 増嶋)
得点: 0:1 田中 (4.), 0:2 田中 (27.), 1:2 ズラタン (45.,PK), 2:2 渡邉 (50.), 2:3 澤 (65.)
警告: 金澤, ノヴァコヴィッチ, ニール - 近藤, 狩野, 増嶋
観客: 11,661人
主審: 西村 雄一

テーマ : 大宮アルディージャ - ジャンル : スポーツ

タグ : スタジアム観戦記

11:34  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2013.08.18 (Sun)

ブンデスリーガ2013/2014 第2節 グラートバッハ vs. ハノーファー

 グラートバッハのホーム開幕戦です。相手のハノーファーはおそらくグラートバッハとELの枠を巡るライバルになるのではないかと思われます。開幕戦はアンドレアセンとフスティのゴールでヴォルフスブルクに勝ち良いスタートを切っています。

 さてグラートバッハは代表戦からの合流が遅れたアランゴがスタメン入りするか注目していましたがやはりファヴレ監督は前節とは全く同じメンバーで試合に臨みました。ハノーファーは前節はヴォルフスブルク戦無失点だったデイフェンスラインからハッグイを外し新加入のマルセロを入れてきました。

 グラートバッハは開幕戦は相手がバイエルンということもあってその圧倒的な攻撃力に屈してしまいましたがボールを持った時にはチャンスは作れていました。リーグ最高の守備力を誇るバイエルン相手でもある程度やれたのですからハノーファーが相手なら期待はできるなと思ってはいましたがいざ蓋を開けてみると予想以上に良い内容でした。

 前半からグラートバッハがボールを支配します。ハノーファーは全体的に守備的ではありましたがグラートバッハは新加入のラファエル、クルーゼとアランゴ、ヘアマンがワンツーパスを繰り返し何度もチャンスを作り出します。
 21分の先制点は左サイドでパスを受けたアランゴが左サイドを抜け出したラファエルに絶妙のタイミングでパス。左サイドの深いところから中央へ折り返したボールを中央のクルーゼが左足でダイレクトで流し込みました。ゴールにつながるまでの個々のプレーの精度の高さ、息の合ったコンビネーション。実に素晴らしい先制点でした。ゴールこそ決まりませんでしたがこれ以外にもグラートバッハは似たような形で左サイドを崩しクルーゼの折り返しをアランゴがシュートするシーンもありました。一方、ハノーファーは前半終了の少し前にアンドレアセンのミドルシュートやシュトランツルの中途半端なバックパスをディウフが奪うなどチャンスがありましたがゴールは奪えずに終わっています。
 
 後半もグラートバッハの優位は変わらず。ヘアマンとのコンビネーションでペナルティエリアにまであがったクラマーがGKの頭上を越えるループシュートでゴールを狙いますがこれはサネがゴールラインに飛び込みスーパークリア。しかし53分にはクルーゼが粘ってペナルティエリア左からループシュート。これもサネが飛び込んでクリアしますが今度はゴール前にクラマーが詰めていてこぼれたボールをゴールに押し込みました。この2点目はクルーゼのキープ力とアイデア、そしてクラマーの運動量が実ったゴールです。
 グラートバッハは65分にさらに追加点を決めて勝敗を決定づけました。クルーゼが左サイドをドリブルで切り込み酒井のハンドを誘いPKを獲得し、これをダエムスが決めました。ハノーファーは後半はフスティにボールを集めシュートを狙いましたが、この試合のグラートバッハはテアシュテーゲンも絶好調で素晴らしいセーブを連発し失点を許しませんでした。

 文句なしの快勝でした。まだ開幕して2戦ですがすでにこれはシーズンのベストゲームなのではないかと思ってしまうほどです。新加入の2人を中心に攻撃的なポジションの選手たちは絶え間なくポジションチェンジしてスペースを作り出し、そこに飛び出す選手にはしっかりと精度の高いパスが出てくる。このようなプレーが少ないタッチでスピーディーに行われるものだから見ている側としてはとても楽しいのです。もちろんプレーしている選手たちも楽しいのではないでしょうか。もちろんまだコンビネーションの点では改善の余地があり、今後試合を重ねていけばさらによくなる可能性もありとても楽しみです。単純に比較はできませんが2011/12シーズンのオフェンシブカルテットを中心としたサッカーよりも攻撃のバリエーションが多い分、より魅力的なサッカーができるのではないでしょうか。
 さて、個人的にはこのサッカーがブンデスリーガの4強に対してどこまで通用するのか興味深いのですが次節はさっそくレバークーゼンとの対戦が控えています。レバークーゼンはグラートバッハにとってバイエルン以上に分の悪い相手ですので、この試合はいつも以上に楽しみにしたいと思います。


1. BUNDESLIGA 2013/14 2.Spieltag
17.08.2012, 17:30 Uhr, Stadion im Borrusia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - Hannover 96 3:0 (1:0)
Borussia: Ter Stegen – Jantschke, Stranzl, Dominguez, Daems – Kramer, Xhaka (83. Nordtveit) – Herrmann (88. Hrgota), Arango (77. Younes) – Raffael, Kruse.
Hannover: Zieler - H. Sakai, Sané, Marcelo, Pocognoli - Andreasen, Stindl – Bittencourt (46. Sobiech), Prib (57. Hoffmann), Huszti – Diouf
Tore: 1:0 Kruse (21.), 2:0 Kramer (53.), 3:0 Daems (65., Handelfmeter)
Gelbe Karten: Xhaka - Prib, Sakai, Andreasen, Pocognoli
Zuschauer: 46.089
Schiedsrichter: Dr. Jochen Drees (Münster)

テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

12:32  |  Bundesliga 全般  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2013.08.17 (Sat)

2. ブンデスリーガ 2013/14 第4節 ボーフム vs. ザンクトパウリ

 ツヴァイテブンデスリーガの第4節、ボーフムはホームでザンクトパウリと対戦。ボーフムにも元パウリのバスティアンズがいますが残念ながらこの試合は欠場です。一方、ザンクトパウリには昨シーズンはボーフムの中盤で攻撃の中心を担っていたチャトコフスキがいます。ボーフムのユースで育った23歳のMFが相手チームの選手として古巣に戻りどのようなプレーを見せるのかが個人的には最大の注目ポイントです。

 この試合はボーフムはシヴィールングが前節退場によりこの試合は出場停止。代わってアイディンがスクタパスと2トップを組みます。また左SBには今シーズン、フランクフルトからボーフムに復帰したブッチャーが初登場、また中盤の左は19歳のブルートが抜擢されツヴァイテ2試合目の出場で初めてスタメンに名を連ねました。

 序盤はからお互いに相手のゴール前まで攻め込みますがクロスやミドルシュートの精度の悪さが目立ちます。この点はツヴァイテでは一部のクラブを除き共通の課題のような気がします。ボーフムは18分にコーナーキックをファビアンが頭でつなぎブッチャーが頭で押し込んで先制。パウリは23分にはチャトコフスキの早いリスタートからティーが頭でつなぎフェルフークが決めて同点。ボーフムはプレーが途切れた時などに気を抜いてしまうことが多いのですが、この同点ゴールはチャトコフスキがボーフムでの自らの経験を生かした頭脳プレーが生み出したといってもよいかもしれません。チャトコフスキは35分にも素晴らしいパスをボーフムディフェンスラインの裏に出しフェアフークの素晴らしいゴールを演出しました。
 ボーフムは4-3-1-2のフォーメーションとのことでしたが左SBのブッチャーがかなり高い位置をとっているため実質的には3バックの形になっていて、その空いたスペースをうまく使われ次々とペナルティエリアへの侵入を許し苦しい展開が続きました。逆転を許したあと2点目を奪うチャンスもなかったわけではありませんがカウンターからフライヤーが持ち込むものの前線でボールのおさまらず思いどおりの攻撃が展開できなかったように思います。
 
 後半、ボーフムはブッチャーをあきらめアクヴィスタパーチェを入れましたが、これが功を奏したか守備が安定しボールがよくまわるようになりパウリを圧倒するようになります。決定機も多く作れるようになり56分には左からアイディンの放ったシュートがわずかに枠をはずれる惜しいシーンがありました。59分には田坂に代えて新加入のイルセーを投入するとさらに攻撃に勢いが増します。そして69分にコーナーキックからGKがパンチングで弾いたボールをユングヴィルトが胸トラップして右足で決めてついに同点に追いつきました。アクロバティックな体勢からゴール右隅に決めた素晴らしいゴールでした。
 ボーフムはその後カウンターからブルートが抜け出し完全にGKと1対1を作り出す場面もありましたが足を滑らしてチャンスを逃します。76分にはスクタパスのシュートが決まったかに見えましたがゴールライン上でチャトコフスキがクリア。84分にもエイヨルフソンのヘディングシュートも決まったかに見えましたがこれもチャトコフスキがゴールライン上でクリアして逆転を許しません。ボーフムの逆転の可能性も大いにあった後半ですが試合の終盤は疲れも出たのか攻撃に粗くなりチャンスを生かせずに試合が終わりました。

 両チームとも良い点も悪い点も含めて持ち味を存分に発揮、ゴール前での攻防や素晴らしいシュートも見られたとても良い試合だったと思います。この試合を見た印象では今シーズンのパウリはなかなか良さそうだと感じました。昨シーズンはギンチェクがストライカーとして結果は残しましたが、チームはギンチェクに頼る部分が多く終盤にギンチェクが息切れするとチームも失速してしまったという印象が残ります。しかし、今シーズンは攻撃パターンは多彩で魅力的なチームに見えます。その中でチャトコフスキが非常に重要な役目を果たしているということは嬉しく感じます。この試合でも優勢だった前半には2点に絡む活躍を見せれば、劣勢だった後半には相手の2つのゴールを阻止するなど大活躍。チャトコフスキは試合前にボーフムの選手の中では特にフライヤーとの対戦が楽しみだと話していたようですが、フライヤーとは激しくぶつかり合い思わずフロンツェク監督が興奮して怒鳴る場面もあり見ごたえがありました。
 ボーフムも後半は中盤でのコンビネーションが非常によくなりました。まだ安定してこのようなパフォーマンスが発揮できてはいませんがシーズン開幕時に非常に不安だった中盤はそれなりに形ができてきた印象です。問題はFWです。この試合のスクタパスはZweikampfで奮闘していたし惜しいシュートも放ちましたがしっかりとボールをキープすることはできていません。またFWであればゴールという形でも結果がほしいです。アイディンについては今シーズンは全く精彩を欠き存在感が薄くなっています。ボーフムのここまでの5ゴールの内訳をみるとDFが3ゴール(1つはPK)、DMFが2ゴールを記録。数字が現状を表しています。1人しっかりしたFWが加わるだけでだいぶ状況が変わってくるように思いますが、その点では後半から登場したイルセーが随所によさを見せたことが期待を抱かせてくれます。

<参照記事>
Pfiffe der VfL-Fans würden Ex-Bochumer Rzatkowski überraschen (DerWesten)


2. BUNDESLIGA 2013/14, 4. Spieltag
16.08.2013, 20:30 Uhr, rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum 1848 - FC St. Pauli 2:2 (1:2)
Bochum: Luthe - Freier (77. Eyjolfsson), Maltritz, Fabian, Butscher (46. Acquistapace) - Bulut, Jungwirth, Latza - Tasaka (59. Ilsö) - Sukuta-Pasu, Aydin
St. Pauli: Tschauner - Nehrig (64. Kalla), Thorandt, Gonther, Halstenberg - Kringe, Buchtmann (77. Kurt) - Rzatkowski, Bartels, Thy (72. Nöthe) - Verhoek
Tore: 1:0 Butscher (18.), 1:1 Verhoek (23.), 1:2 Verhoek (35.), 2:2 Jungwirth (69.)
Gelbe Karten: Sukuta-Pasu, Freier, Fabian - Nehrig, Thy, Bartels, Nöthe, Verhoek
Zuschauer: 23.028.
Schiedsrichter: Marco Fritz (Korb)


テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

11:34  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2013.08.14 (Wed)

ベルデニック監督解任について

 先週末のセレッソ大阪戦の翌日に大宮アルディージャはベルデニック監督の解任を発表しました。クラブからの発表によれば「今シーズンの目標を達成するため」に監督交代に踏み切ったとのことでした。単純にこの言葉を信じて言うならば「あまりにも馬鹿げた決断だ」と言うことになります。万年残留争いをしていたチームが今年はすでに昨シーズンに近い勝点を積み上げ現在4位にいるのです。どう考えてもおかしいでしょう。
 その後、一部メディアの記事に今回の決定に至った背景が公にされ、クラブからも監督交代についての詳細が発表されました。それによればすでに以前から監督とコーチ、選手との間に溝が生まれていてそれが修復できない状態になっていたとのことです。7月に小倉ヘッドコーチがテクニカルディレクターの就任し現場から離れることになったのも、チーム内のごたごたが背景にあったということのようです。

 このような監督とコーチ、選手との間に溝ができてしまうような話は別に珍しいことではないように思います。そこでどのような対応をとるかということが問題になるのですが、大宮の場合は試行錯誤の末に監督を切ったということです。これはクラブの判断であり、実情を詳しく知らない私がとやかく言えませんが、ただ1つ残念なのは、シーズン途中とはいえ大宮を上位に引き上げた功労者を解任するという結果になったことです。ベルデニック監督には1ファンとして感謝の気持ちしかありません。


 さて、今後の大宮はどうなるのでしょう。次期監督は未定ですが今回の監督解任にいたる流れから小倉氏の監督就任が自然な流れでしょう。いやそうでなければ皆納得しないと思います。小倉氏はヘッドコーチとして好調大宮を支えてきた人なので特に問題はなくチームはまとまっていくのではないかと思います。問題はノヴァコヴィッチとズラタンの2人がこのままチームを去ってしまうのではないかという心配がありますが、もともと彼らは今年一杯でチームを去ることになっていたはずです。仮に今彼らが抜けるという事態になっても、今シーズンの残り試合で彼らに頼らなくても戦えるチームを作り上げてほしいと思います。 

<参照記事>
監督交代のお知らせ (大宮アルディージャ公式サイト)
大宮アルディージャを支えてくださる皆様へ (大宮アルディージャ公式サイト)
チーム内に溝 異例の事態プラスへ/大宮ベルデニック監督解任 (埼玉新聞)


テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

00:23  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2013.08.11 (Sun)

2013 J-League Division 1 第20節 大宮 vs. C大阪

 記録的な猛暑となった日、大宮公園へサッカー観戦に行きました。私は汗をかきにくい体質のせいか暑さ(特に湿度の高さ)の中に長時間いるのは苦手です。本来なら自宅でおとなしくしているべきなのでしょうが大宮公園で大宮の試合はほぼ3ヶ月見ていないのです。正確には鳥栖戦は後半の20分くらいだけ見たのですがまあ見たとはいえないでしょう。

 このところ大宮は4連敗中で、連敗が始まった頃は惜しい試合だったようですが、連敗が続くにつれて内容も崩れてきたようです。対戦相手のセレッソは柿谷曜一郎をはじめとして将来有望な若手選手を揃え、選手の顔ぶれだけ見ても優勝争いに絡んでくるのは間違いないチームです。大宮はこの試合から下平がスタメン復帰。ノヴァコヴィッチも控えに入りようやく勢いがあったころのメンバーで戦えるようになって来ました。


 この試合はなんと言っても柿谷の活躍に尽きます。2つのゴールはいかにも彼らしいゴールでした。ディフェンスラインの裏へ抜け出すスピードとトラップのうまさは感心するしかありません。もちろんそういうプレーは彼一人でできるものではなくシンプリシオや南野のパフォーマンスも非常によかったと思います。とにかくセレッソはボールを奪ってからシュートに行くまでが実に速かったなという印象が強烈に残りました。大宮は早い時間で失点しまい冷静さを失った様子でミスが多くチャンスをほとんど作れませんでした。

 後半はどちらも暑さのせいもあったかミスが多く動きの少ない凡戦となった感はありますが、気温35℃近い気温の中での試合ということを考えれば仕方がないと思います。そんな中でもセレッソは守備的に戦いながらさらに追加点を決めました。3点差での勝利という結果は全く妥当なものだったと思います。
 大宮に関しては先週の鹿島戦の感想の繰り返しになりますが、今は我慢の時期です。慌てずにしっかりと建てなおしてほしいと思います。連敗は精神的にきついですがこれまでのシーズンのことを考えればだいぶましでしょう。クラブも応援する側にも我慢が必要でしょう。


 それにしても本当に暑かったです。はっきりと言いますがこのような暑さの中で試合をしなくてはならないことに疑問を感じます。人間は気候までコントロールはできないので試合の開催はやむを得ないとは思いますが、選手もサポーターも倒れてしまうのではないか心配になります。やはり日程面での配慮が必要だという思いが日に日に強くなってきます。


2013 Jリーグ Division1 第20節
2013年8月10日(土), 19:00, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - セレッソ大阪 0:3 (0:2)
大宮: 北野 - 今井, 菊地, 高橋, 下平 - 渡邉, 青木, 金澤 (42. 上田), チョ ヨンチョル (72. ノヴァコヴィッチ) - ズラタン, 鈴木 (56. 富山)
C大阪: キム ジンヒョン - 藤本, 丸橋, 酒本 (61. 新井場), 山下 - 扇原, 山口, 南野, シンプリシオ (79. 横山) - 柿谷, エジノ (74. 枝村)
得点: 0:1 柿谷 (3.), 0:2 柿谷 (26.), 0:3 シンプリシオ (64.)
警告: 菊地 - 酒本
観客: 12,093人
主審: 扇谷 健司

テーマ : 大宮アルディージャ - ジャンル : スポーツ

タグ : スタジアム観戦記

20:43  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2013.08.11 (Sun)

ブンデスリーガ2013/2014 第1節 FCバイエルン vs. グラートバッハ

 2013/14シーズンの開幕です。グラートバッハは開幕戦でバイエルン・ミュンヘンと敵地ミュンヘンのアリアンツアレーナで対戦します。グラートバッハにとってみればバイエルン戦はある意味では負けて当然であり何も失うものはありません。一方でもし勝てれば2011/12シーズンのようにスタートダッシュに弾みがつくわけで、開幕戦としては最高の対戦相手となりました。特に相手は新監督のリーグ戦デビューということもありつけいる隙はあると思います。

 この試合はフジテレビNEXTでライブ放送されましたが、当然の事ながら実況、解説はバイエルン中心となるわけで、正直なところ私にとっては不快に感じることもありますが、気にしないようにしています。ちなみにあまりに不愉快な場合は音声だけネットのラジオ放送に切り替えるという手段をとることもありますが。

 この試合グラートバッハは、DFBポカールを欠場したヤンチュケ、アランゴが復帰してそれぞれ右サイドバック、左サイドハーフに入りました。それ以外は基本的にDFBポカール同様にラファエル、クルーゼ、ヘアマンが攻撃的なポジションに入りボランチはシャカとクラマーというフォーメーションです。対するバイエルンも監督は代わりましたが出場する選手の顔ぶれは昨シーズンと同じです。

 予想通りグラートバッハは守備的に戦うことになりました。グラートバッハが勝てるとしたら守備が頑張りとテアシュテーゲンのスーパーセーブが絶対必要になるわけでこれは十分理解できます。しかし、バイエルンの両サイドロッベンとリベリーは強力で簡単に抑えきれるものではありません。12分にリベリが中央に入れたボールをドミンゲスの後ろに抜け出したロッベンが左足でダイレクトにあわせて先制。さらに16分にはロッベンのフリーキックをテアシュテーゲンが弾きこぼれたボールをマンジュキッチが押し込んでたちまち2点差になります。その後、グラートバッハもアランゴのクロスがダンテのオウンゴールを誘い1点差に追いついて前半を終えました。

 後半もバイエルンの攻撃をグラートバッハが守る構図は変わりませんが点差は1点なのでグラートバッハが先にゴールを決めて追いつけるのではないかと期待感が高まりました。バイエルンが攻め手を欠き試合が膠着していくとともにその思いは強くなっていたのですが、思わぬ形でバイエルンが追加点を決めて勝敗を決定付けました。68分にペナルティエリア内でドミンゲスがハンドを取られてバイエルンにPKが与えられたのです。極めて微妙な判定ではありましたが仕方がありません。しかしここはミュラーのPKをテアシュテーゲンが止めました。このボールをロッベンと競ったドミンゲスが再びハンドを取られてバイエルンにPKが与えられ、今度はアラバがしっかりと決めて非常に大きな追加点が入りました。立て続けに2つもペナルティエリア内でハンドを取られたドミンゲス。本来なら大失態と言いたいところですがTV画面を見ているとどちらも微妙でありこれをどちらもとられてしまうドミンゲスは運がなかったといったほうがよいかもしれません。
 このPKに対して試合後のファヴレ監督は、「PKにつながったどちらのシーンもおかしかった。このようなケースの規定ははっきりしていないが、私はこの決定を尊重する。主審は我々監督よりもずっと難しい仕事をしているよ。」とコメント。一方、グラウディオラ監督は、「PKのジャッジはどちらも正しかった。自分でもそう決断した。」とコメントしています。お互いの立場を考えれば当然のコメントか。
 ところでこの2つのファールの間はわずか83秒だったそうで、1人の選手がこれだけの短時間でPKを2つ献上してしまうケースはブンデスリーガ50年の歴史のなかでも例がないことのようです。素晴らしい記録といえるかどうかはわかりませんが、記録を作ったことは確かのようです。

 試合はそのまま3:1でバイエルンが勝利するというあまりにも順当で全く面白くない結果に終わってしまいました。力及ばず敗れたグラートバッハですが、随所に良い面は見られました。特に前半は2失点はしたもののボールを奪ってからは手数をかけずに中盤やディフェンスラインの裏にできたスペースに飛び出しフリーの状況を作り出しミドルシュートやクロスを入れてゴールまであと一歩というシーンは何度も作りました。ボールを奪ったら素早く切り替えサイドバックが上がったスペースや中盤のスペースに飛び出し揺さぶりをかける攻撃は他のチームにも参考にもなったのではないでしょうか。もちろんバイエルンも修正はしてくるでしょうが、少なくてもリーグ戦前半はグアルディオラのバイエルン・ミュンヘンには隙ありと見ました。昨シーズンのような独走はないでしょう。
 またグラートバッハは新加入の3選手がなかなかよかったと思います。ラファエルとクルーゼはチームの中でしっかりと機能しアランゴやヘアマンとのコンビネーションもまずまず。押し込まれる展開の中でもダイレクトパスやサイドチェンジを織り交ぜチャンスを作れていて今後が本当に楽しみです。クラマーに関してはツヴァイテで見せていた強さ、キープ力がブンデスリーガでも通用することを感じさせてくれました。秘かに期待はしていましたがやはり思った以上によい選手です。

<引用記事>
Stimmen zum Spiel (Borussia Mönchengladbach 公式サイト)


1. BUNDESLIGA 2013/14 1.Spieltag
09.08.2012, 20:30 Uhr, Allianz-Arena, München
FC Bayern München - Borussia M'gladbach 3:1 (2:1)
FC Bayern: Neuer - Lahm, Boateng, Dante, Alaba - Schweinsteiger (74. Kirchhoff) - Robben, Müller (77. Rafinha), Kroos (85. Martinez), Ribery – Mandzukic.
Borussia: ter Stegen - Jantschke, Stranzl, Dominguez, Daems – Kramer (84. de Jong), Xhaka - Herrmann (70. Younes), Arango (70. Hrgota) - Raffael, Kruse.
Tore: 1:0 Robben (12.), 2:0 Mandzukic (16.), 2:1 Dante (40.), 3:1 Alaba (69./Handelfmeter)
Gelbe Karten: Mandzukic - Kramer, Stranzl, Dominguez
Zuschauer: 71.137 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Tobias Welz (Wiesbaden)


テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : TV観戦記

20:30  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2013.08.10 (Sat)

DFBポカール 2013/14 1回戦 ダルムシュタット vs. グラートバッハ

 2013/14のDFBポカールが始まりました。グラートバッハの1回戦の相手はドリッテリーガ(3部リーグ)所属のSVダルムシュタット98です。ダルムシュタットは昨シーズンのドリッテリーガで18位に終わり本来であれば4部へ降格するはずでしたが、他に経営破綻により強制的に降格となったクラブがあった関係で今シーズンもドリッテで試合をすることになりました。昨シーズンは得点力不足が深刻で得点はリーグワーストとなり、シーズン前に攻撃的な選手の補強を行なうなど戦力アップを図りましたが今シーズンはここまで2試合を消化して2分け(得点失点ともに1)となっています。ダルムシュタットは過去に2シーズンだけ1部リーグでの経験がありグラートバッハとも対戦しています。ベーケルベルクでは2敗しているもののホームのダルムシュタットでは1勝1分という数字が残っています。
 グラートバッハは開幕に向けての準備を順調にこなし練習試合でもテレコムカップのバイエルン戦以外では結果を残してきました。シーズン開幕前ではありますが3部のダルムシュタットにはしっかり勝利して気持ちよく開幕のバイエルン戦を迎えたいところでしたが、そうはいきませんでした。

 この試合、グラートバッハはラファエル、クルーゼを前線に置き、ボランチにはクラマーといった具合に新加入選手をすべてスタメン起用。さらに右サイドバックにはコルプを入れてきました。

 前半、ダルムシュタットは全体をコンパクトに保ちながら極端なくらい守備的に戦います。その結果グラートバッハがほぼ一方的にボールを保持する形になりますがダルムシュタットのしつこい守備に手を焼き決定機を作るところまではいけません。ダルムシュタットはボールを奪うとアーヘンから加入した右サイドのヘラーにボールを預け彼のドリブル突破に頼る形になります。ヘラーは応対するダエムズを振り切りクロスをあげるものの中央に味方がほとんどいないためチャンスになりません。グラートバッハはクルーゼの左からのクロスにルップがあわせようとしたシーンとシュトランツルのロングフィードをクルーゼが相手GKの目前で左足でゴールを狙った

 後半開始早々にグラートバッハはシュトランツルのフィードにクルーゼが抜け出しましたがGKツィマーマンの思い切りのよい飛び出しもありシュートを打ち切れませんでした。このシーンがこの試合のグラートバッハ最大の決定機でした。前半は引きこもっていた感のあったダルムシュタットですが後半は積極的にプレスをかけてボールを奪いカウンターを仕掛けるようになります。幾度となくチャンスも作るようになり86分にはコーナーキックからの流れでゴルカが中央に蹴りこんだボールをベーレンスが押し込んでゴールネットを揺らしましたがオフサイドの判定でノーゴール。ファヴレ監督は後半にデヨングを入れラファエル、クルーゼとの3トップで攻めますがあまり機能せずにゴールは奪えませんでした。

 延長に入るとダルムシュタットの選手たちは完全に自信をもってプレーしている様子がうかがえ、グラートバッハの選手たちは連係面でちぐはぐな点が目につくようになります。延長に入ってすぐにダルムシュタットはシュトローエンゲルがテアシュテーゲンと1対1の状況になりますがシュートをはずします。これが延長戦で最大の決定機でした。その後はどちらも決め手を欠いたまま120分でも決着がつかずPK戦にもつれ込みました。
 PK戦ではグラートバッハはデヨングとフルゴタが失敗。テアシュテーゲンも1人を止めましたが、5:4で敗れてしまいました。

 グラートバッハにとっては非常に内容の悪い試合でした。いつでも点が取れそうな時間帯に点が奪えず、徐々に相手のペースになってしまう。失点こそなかったものの後半や延長戦は相手のペースでありPK戦での敗戦と言う結果は素直に受け入れなくてはならないでしょう。PK戦に関しては運も大きく左右するものであり仕方がないとは思いますが、ひとつだけ残念だったのは最後のフルゴタのPK失敗です。この大事な場面でフルゴタはチップキックを試みてクロスバーにあててしまいました。昨シーズン、ハットトリックを決めたマインツ戦でもチップキックによるPKを決めていて自信はあったのでしょうが、PK戦では相手を舐めるような小細工はしないでほしかったと思います。まあ、とにかくこの試合の結果はグラートバッハファンの私にとって非常に悔しいものではありますが、これでリーグ戦に集中できると無理やり前向きに考えることにします。
 ところで、全体的に精彩を欠いたグラートバッハの選手の中でクルーゼは決定機につながるクロスを入れたり惜しいシュートを放ったりとまさに孤軍奮闘でした。リーグ戦でも間違いなく活躍が期待できそうです。 


DFB-POKAL 2013/14, 1. Runde
04.08.2013, 15:30 Uhr, Stadion am Böllenfalltor, Darmstadt
SV Darmstadt 98 - Borussia M'gladbach i.E. 5:4
Darmstadt: Zimmermann – Ratei, Sulu, Gorka, Stegmayer – Behrens, Gondorf (80. Biada) – Hesse (75. Ivana), Heller (119. da Costa) – Sailer, Stroh-Engel.
Borussia: ter Stegen – Korb, Stranzl, Dominguez, Daems – Kramer (90.+1 Herrmann), Xhaka – Rupp (70. de Jong), Hrgota – Raffael (90.+1 Nordtveit), Kruse.
Tore: Keine
Elfmeterschießen: 1:0 Sulu, 1:1 Daems, 2:1 Sailer, de Jong scheitert an Zimmermann, 3:1 da Costa, 3:2 Xhaka, 4:2 Stegmayer, 4:3 Kruse, ter Stegen hält gegen Stroh-Engel, 4:4 Stranzl, 5:4 Ivana, Hrgota an die Latte
Gelbe Karten: Gondorf, Stegmayer, Sulu - Dominguez, Kramer, ter Stegen
Zuschauer: 16.500 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Frank Willenborg (Osnabrück)

テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

11:59  |  Bundesliga  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2013.08.04 (Sun)

2013 J-League Division 1 第19節 鹿島 vs. 大宮

 鹿島まで行ってきました。私の鹿島スタジアム訪問は2010年9月に続いて2度目になります。ちなみにそのときはマルキーニョスのハットトリックで鹿島が3:0で勝利、大宮には何一つよいところがない完敗でした。
 さてそのときと同じく東京駅からスタジアム行きの高速バスに乗ったのはよいもののバスが鹿嶋市内に入ったあたりから体調が悪化したため(乗り物酔い)途中のバス停で降りることになりました。回復を待ちながらのんびりと市街地を歩き鹿島神宮へ。その後、鹿島神宮駅から鉄道を利用してスタジアムまで行くという面倒な行程となってしまいました。
 

 鹿島スタジアムはいうまでもなく立派なのですが、周囲に何もないせいかものすごく巨大に見えます。すっかり乗り物酔いから回復した私はビールを飲みつつもつ煮を食べたりしながら、たまにはアウェイゲーム観戦もよいものだなどと思っていました。

 この日の大宮はズラタンが久しぶりにスタメン、欠場していた下平もベンチに入りました。主力に怪我が相次ぎ苦しい状況でしたが徐々にベストメンバーに戻りつつあります。鹿島は前節に負傷したダヴィが欠場、ジュニーニョもメンバーから外れています。また大宮が過去に何度も痛い目に合わされてきた野沢はベンチスタートとなりました。


 試合は前半から鹿島のペースとなります。鹿島は1対1の局面でもほとんどボールを奪い、細かいパスワークとドリブルを駆使して揺さぶりをかけ大宮の中盤と最終ラインの隙間のスペースや両サイドの裏のスペースに次々と切り込んできます。大宮の両CBの懸命の対応や鹿島のシュートミスもあって得点こそ入りませんでしたが鹿島が前半で2点位とっていてもおかしくない展開でした。
 大宮は鹿島のプレスに押されたのか攻撃の起点となるべき中盤の選手がほとんど前を向かせてもらえず、前線への供給もロングボール主体となってしまい鹿島DFに簡単に跳ね返されチャンスらしいチャンスはないまま終わりました。


 後半、果たして大宮が鹿島の攻撃に対してどこまで持ちこたえられるのだろうかなどと考えていたら、鹿島に先制点が入りました。ペナルティエリア右側でフリーでボールを受けた遠藤がミドルシュートを決めました。まあ、前半からこれだけシュートチャンスがあればさすがに決めるでしょう。
 1点をリードした鹿島は前へのプレッシャーをかけなくなり、結果的にセカンドボールは大宮が拾えるようになりましたが、この試合の大宮は攻撃でもよいところが全くありませんでした。特に中盤と前線での連係面でのずれを感じるシーンが多々見られました。終盤などは鈴木の左足くらいしか期待できない状況で決定機といえるほどの大きなチャンスはなく試合が終わりました。

 さて大宮ですが、ここまでよいところが見つけられない試合というのは今年初めてではないでしょうか。相手は相性の良くない鹿島(特にカシマスタジアムでの鹿島戦)ではありますが相手の主力の多くが欠場している状況でもあり、もう少し抵抗できるのではないかと思っていましたが・・・。
 素人の私が見て気になったのは一つ一つのプレーの遅さです。その結果守備では相手のプレスをまともに受けクリアが相手へのパスになってしまったり、攻撃ではパスミスも多くまた思いきりよく勝負を仕掛けることもなくチャンスを作れませんでした。連敗によって選手たちに迷いが生じているのではないかと思います。試合後のベルデニック監督のコメントにも「敗戦を重ねる毎に、本来の自分たちのあるべき姿が失われて来ています。長いボールが多くなっているというのは、自分たちがつなぐ、ボールを動かす、奪われることを怖れてやらなくなる、怖れるあまり長いボールが増えてしまう。そういうことで早くボールを失い、結果として自分たちのサッカーが出来なくなっている。」とありました。ここまで予想以上に順調に来た今シーズンですが、ここが正念場であることは間違いないでしょう。 
 幸い大宮はまだ優勝を目指しているチームではないし、例年と違って残留争いも考えなくてよい状況にいます。何も焦る必要はないのです。目先の勝負にこだわることなく多少時間はかかってもよいですからしっかりと自分たちの目指すサッカーを追求し、リーグ戦終盤さらにその後も見据えた戦力アップを期待しています。

 鹿島について思ったことを記しておくと、小憎らしいほどの試合運びのうまさは相変わらずだなと感じました。この試合など1点リードしたら途端に省エネモードに入ったかのようにプレーし、大宮に自由にボールを持たせつつ肝心なところだけ抑えるといった感じにも見えました。その試合運びのうまさを維持しながら新しい選手たちが出てきた感じで、ファンにとって今後のリーグ戦が楽しみなのではないでしょうか。

<記事引用>
【J1:第19節 鹿島 vs 大宮】ベルデニック監督(大宮)記者会見コメント (J's GOAL)


2013 Jリーグ Division1 第19節
2013年8月3日(土), 18:34, カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ - 大宮アルディージャ 1:0 (0:0)
鹿島: 曽ヶ端 - 西, 青木, 山村, 前野 - 柴崎, 小笠原, 中村 (81. 梅鉢), 遠藤 (87. 岩政), 土居 (58. 赤崎) - 大迫
大宮: 北野 - 今井, 菊地, 高橋, 渡部 (83. 富山) - 渡邉, 上田, 青木, チョ ヨンチョル (75. 下平) - 長谷川 (72.鈴木 ) - ズラタン,
得点: 1:0 遠藤 (50.)
警告: / - 今井, 下平
観客: 14,925人
主審: 吉田 寿光

テーマ : 大宮アルディージャ - ジャンル : スポーツ

17:49  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑
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