2014.01.26 (Sun)

ブンデスリーガ2013/2014 第18節 グラートバッハ vs. バイエルン

 ブンデスリーガは中断期間が終わり2013/14シーズンの後半戦がスタートしました。グラートバッハはホームにバイエルン・ミュンヘンを迎えての一戦でしたが、力の差を見せつけられて0:2で敗れました。今季リーグ戦は無敗で首位を走るヨーロッパチャンピオンが相手ですので仕方がありません。ファヴレ監督の言葉を借りれば「バイエルンが信じられないほど強いということは受け入れなくてはならない。テクニック、戦術、予測、すべてが最高のスピードで見られるのだ。」ということです。
 勝てる可能性としては相手の油断ということもあったのですが、運悪くバイエルンは先週の練習試合でザルツブルクに敗れており、しっかりと引き締めて試合に臨んできました。この件についてはグラウディオラ監督も試合後のプレスカンファレンスで触れていました。

 試合に関して触れておくと、前半7分にバイエルンは絶妙なタイミングでディフェンスラインの裏に抜けたミュラーが中央に折り返すとフリーで待ち構えていたゲッツェが右足で決めて先制しました。この場面はグラートバッハのセンターバックがミュラーの動きにつられてしまいゲッツェのマークを外してしまいました。後半に入り53分にはグラートバッハゴール前での混戦でシャカがハンドを取られバイエルンにPKが与えられます。これをミュラーが決めて2点目。グラートバッハは最後までゴールを奪えず0:2で敗れました。

 前半はバイエルンの守備の強さを感じました。グラートバッハはボールを奪ってもすぐにプレッシャーをかけられほとんど前を向いてプレーができない状態で、攻撃面でのコンビネーションを使う場面はほとんどなし。チャンスといえばクルーゼがドリブルで仕掛け放ったミドルシュートがノイアーの右手をはじいてポストに当たった場面と左サイドからアランゴが放ったシュートをノイアーに防がれた場面だけでした。1点という点差以上に力の差を感じました。
 しかし、後半のグラートバッハはそれほど悪くはなかったと思います。2点差になってバイエルンが少しペースを緩めたのかもしれませんが、ワンタッチでのパス交換からサイドを使った攻撃など持ち味は何度か見せることができ、ヘアマンのポストに跳ね返されるシュートなど決定機もありました。前後半トータルしてみるとボール支配率などはバイエルンが圧倒しつつも決定機の数はそれほど差はなくチャンスを生かす決定力の差が点差になったという印象が残りました。とりわけ開始7分での失点は痛かったと思います。

 グラートバッハはホームでついに敗れたことになりますが、この内容であれば悲観することはないと思います。むしろ順位の近い相手に対して確実に勝利していくことの方が重要です。次の試合に期待したいと思います。

シュトランツル選手のコメント
全体的に見れば消極的すぎてチャンスを生かせなかった。次のハノーファー戦に向けて準備し良い結果を見せたいと思う。


1. BUNDESLIGA 2013/14 18.Spieltag
24.01.2014, 20:30 Uhr, Stadion im Borrusia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - FC Bayern München 0:2 (0:1)
Borussia: ter Stegen - Korb, Stranzl, Dominguez, Wendt - Kramer, Xhaka - Herrmann (75. Hrgota), Arango - Raffael - Kruse
Bayern: Neuer - Rafinha, Boateng, Dante, Alaba - Lahm - Müller, Thiago, Kroos (87. Höjbjerg), Shaqiri (79. Robben) - Götze (81. Pizarro)
Tore: 0:1 Götze (7.), 0:2 Müller (53., Handelfmeter)
Gelbe Karten: Wendt, Kramer - Kroos
Zuschauer: 54.010 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Peter Gagelmann (Bremen)
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2014.01.19 (Sun)

練習試合:ボーフムvs. グラートバッハ

 ブンデスリーガ2013/14シーズンの再開を直前に控えグラートバッハはツヴァイテリーガのボーフムと練習試合を行いました。練習試合であるし試合の中継も無かったようで試合の経過はテキスト情報で追うしかなかったのですが、どちらも応援している私にとっては注目すべき試合となりました。

 この時期の対戦ですのでグラートバッハはもちろんベストメンバーで試合に臨みます。しかしヤンチュケはヘルタとの練習試合で頬骨を怪我してしまい代わりにドミンゲスが出場しました。一方のボーフムはツヴァイテリーガの再開までまだ3週間あるためあくまでも練習試合モード。控え選手や将来を期待する若い選手も交えたメンバーでスタートしました。

 前半は守備的に戦うボーフムに対してグラートバッハはロングボールを織り交ぜて何度かチャンスを作りましたがゴールは奪えませんでした。ハーフタイムにGKのルーテ以外の全員を入れ替えたボーフムに対してグラートバッハは60分に中盤でのパス交換のあとクルーゼのスルーパスを受けたラファエルが先制ゴールを奪いました。ここでファヴレ監督は4人の選手を入れ替えます。66分にはディフェンスラインの裏を取ったムラパが角度のないところからゴールを決めて試合を決めました。

 ファヴレ監督は「前半は動きが少なくテンポもよくなかった。トレーニングのあとで集中力を保つのも簡単ではなかったが失点しなかったことは良かった」とコメントしています。この試合は相手が引きこもっていたこともありバイエルン戦に向けての準備にはならなかったかもしれませんが、リーグ戦でこのような戦い方をしてくるクラブもあると思いますので後半に2点を取ったことはそれを想定した場合に収穫と言えるでしょう。
 これでグラートバッハはウインターブレーク中の練習試合を3勝1分で終えました。初戦のベシクタシュとの試合では選手間の連係に問題がありましたがトレーニングを重ねて解消されたように思えます。またシーズン終了後に契約延長をしたいことになったテアシュテーゲンに対するファンの反応もポジティブなものが多いようで、彼のパフォーマンスを低下させるような問題はないでしょう。リーグ戦の再開が待ち遠しく感じます。

 ウインターブレイクの練習試合全体を通して目立ったのがムラパの活躍です。今季のムラパは怪我での出遅れもあり出場機会を大幅に減らし他クラブへの移籍の噂まで流れる状態になっていましたが、練習試合では4試合で3ゴールを決めました。果たしてファヴレ監督はどう見たのか気になるところですが、「ゴールを決めたのは良かったが、問題点は同じ。」とのコメント。やはりボルシアでチャンスを得るのは難しいことに変わりはないようです。
 もう一つがルップの右サイドバックへのコンバートです。センターバックとしては4番手の存在だったヤンチュケが予想外の働きで今ではレギュラーを確保。怪我で欠場していた元レギュラーのドミンゲスが復帰しましたが彼はおそらく控えに回るでしょう。そうなると右サイドバックが手薄になるためにこの話が出てきたのだと思います。まずはコルプの控えになるでしょうが興味深い争いになると思います。

 一方のボーフムについて触れておきたいと思います。ボーフムはここまでの練習試合はホッフェンハイムと0:1、ドルトムントと1:2、そしてグラートバッハと0:2と全敗です。相手が1部の上位クラブなので勝敗はしかたないとしてもチャンスがほとんど作れていないことが問題です。ちなみにドルトムント戦の1点は終了間際に明らかに相手が気を緩めた隙をU23のクライヤーが決めたものであまり参考にはならないと思います。要するに攻撃力の弱さという課題が全く解消されていないことが大きな不安要素なのです。
 ノイルーラー監督はこのウインターブレイク中の練習試合には10代の選手を積極的に起用し、彼らもそれなりに良い面を見せ将来に向けて楽しみではあります。しかし、目先のリーグ戦で残留ラインぎりぎりにいるという現実を考えると本当に大丈夫なのか心配になってしまいました。今のメンバーではこの状況を変えることは難しく補強が必要だと思うのですが、ボーフムは中断期間中に補強を行いませんでした。ボーフムはこのあとボーフムU23、そしてチェコ2部リーグ所属のFKバニーク・モストと試合を行う予定ですが、どのようにチームを仕上げていくのでしょう。


Testspiel
18.01.2014 16.00 Uhr, rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum 1848 - Borussia Mönchengladbach 0:2 (0:0)
Bochum (1.Hz.): Luthe - Eyjolfsson, Fabian, Butscher, Bastians - Bulut, Latza - Tiffert, Aydin, Gulden - Sukuta-Pasu
(2. Hz.): Luthe - Heber, Sinkiewicz, Acquistapace, Holthaus - Jungwirth, Zahirovic - Tasaka, Ilsö, Cwielong - Kreyer
Borussia: Ter Stegen - Korb (71. Rupp), Stranzl (71. Daems), Dominguez (61. Brouwers), Wendt (71. Brandenburger) - Kramer (71. Marx), Xhaka (61. Nordtveit) - Herrmann (61. Hrgota), Raffael, Arango (61. Mlapa) - Kruse (71. De Jong)
Tore: 0:1 Raffael (60.), 0:2 Mlapa (66.)
Schiedsrichter: Sören Storks
Zuschauer: 6.100

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