2014.08.17 (Sun)

DFBポカール 2014/15 1回戦 ホンブルク vs. グラートバッハ

 グラートバッハの新シーズン公式戦最初の試合はDFBポカールの1回戦。対戦相手はFC 08 ホンブルクです。ホンブルクはレギオナルリーガ南西部地区に所属。すでに開幕から3試合を消化して2敗1分で順位は17位。調子自体はよくありません。
 ところで最近のDFBポカールの日程はブンデスリーガ1部の開幕前。2部、3部は開幕後2試合程度消化した時期に組まれることが多いのですが、これはチームの調整の進み具合や試合勘に差がある状態での対戦となり明らかに1部のクラブに不利となります。その結果として番狂わせが起こりやすくなり面白さが増しているとも言えます。もともと格下のディビジョンを相手にした試合は難しいと言われますが、グラートバッハも昨年は当時3部に所属していたダルムシュタットと対戦し延長を戦ってもゴールを奪えずPK戦で敗れています。
 ここ数年グラートバッハは戦術的にも相手にひかれてスペースを完全に消されると苦戦する傾向があります。失点してはいけないのは当然ですが、なるべく早めに先制する相手が多少無理しても攻めに転じなくてはならず、グラートバッハは攻めやすくなります。先制点が非常に大事です。

 グラートバッハはこの試合はクルーゼが尿路結石の手術後で復帰が遅れて欠場。またW杯優勝メンバーのクラマーもトレーニングへの合流が遅れてこの試合は欠場しています。代わってフルゴタがラファエルと2トップを組み、ボランチはノルトヴァイトがシャカとのコンビでスタメンに名を連ねました。新加入のトラオレとハーンが左右のサイドハーフ、ゾマーがゴールを守ります。

 前半、グラートバッハが期待通りわずか8分で先制に成功しました。ラファエルのコーナーキックに対する相手の中途半端なクリアがハーンの前にこぼれたところをハーンが鋭く左足を振りぬきました。グラートバッハはほとんど危ない場面もなかったのですが、20分に右サイドを崩されシュテゲラーにミドルシュートを決められてしまいました。シュテゲラーのシュートは素晴らしかったですが、グラートバッハの守備はあまりにも軽くずいぶんあっさりとシュートを撃たれたなと感じました。
 同点になった後もグラートバッハが攻勢をかける展開は変わらず、何度もシュートの手前までは行きますが決定機というほどの大きなチャンスはさほど多くはありません。しかし、前半のアディショナルタイムにグラートバッハは中盤での細かいパス回しからフルゴタがフリーになりゴール右隅に流し込み再びリードしてハーフタイムに入りました。

 1点リードしたことでグラートバッハは余裕をもって後半に臨めたと思います。51分にシャカがラファエルとドッペルパスで抜け出しフリーのフルゴタへパス。フルゴタが難なく決めて自身2点目のゴールで2点差をつけました。流れるようなパス回し。実に素晴らしいゴールでした。結果論ですがこれで試合はほぼ決着したと言えるでしょう。その後もグラートバッハは何度かチャンスがありあと2点くらいとれたようにも思いますが、一方的にボールを支配し危ない場面もほとんどなく、今年は無難に2回戦へと進むことになりました。DFBポカールは結果が全てだと思っていますので私自身はこの試合に満足です。
 
 ところで、このブログでも私は今季最も期待する選手はフルゴタだと書きましたがさっそく2ゴールをきめました。これを自信にしてリーグ戦やELでも頑張ってほしいと思います。試合全体を見れば得点シーン以外では例えば左右からクロスが入るタイミングで相手との駆け引きからフリーになったりとかそういう仕掛けができればもっと良い選手になるのではないかと思います。
 個人的にはこの試合のベストプレーヤーはトラオレ。練習試合からずっとよいパフォーマンスを見せていましたがこの試合もとても良かったですね。彼がサイドでボールを受けるとかなりの確率で相手を振り切って精度の高いクロスが入ってきます。

 チーム全体としても守備面で少々問題はあったものの全体的には良かったのではないかと思います。もっともこの試合は相手が4部でしたので次の試合でどんなプレーを見せてくれるのか楽しみにしたいと思います。次はELプレーオフ、FKサラエボ戦です。


DFB Pokal 2014/15 1. Runde
16.08.2014 15:30 Uhr Waldstadion, Homburg
FC 08 Homburg - Borussia Mönchengladbach 1:3 (1:2)
Homburg: Buchholz - Gäbler, Halet, Noll, Fischer - Kröner, Kilian - Gallego (80. Timpone), Wolf (69. Pinna), Stegerer - Hesse (41. Vaccaro).
Mönchengladbach: Sommer - Korb, Jantschke, Stranzl, Wendt - Nordtveit, Xhaka - Hahn, Traore (72. Herrmann) - Hrgota (78. Hazard), Raffael.
Tore: 0:1 Hahn (8.), 1:1 Stegerer (20.), 1:2 Hrgota (45.+2), 1:3 Hrgota (51.)
Gelbe Karten: Gallego, Kröner - /
Zuschauer: 17.000 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Benjamin Cortus (Röthenbach)

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2014.08.16 (Sat)

2014/15シーズンのグラートバッハに期待すること

 さて、いよいよ今日(8月16日)のDFBポカール1回戦を皮切りにグラートバッハの2014/15シーズンの公式戦が始まります。毎年のことですが、シーズン開始を前に選手の動きを整理して、私自身の期待について記しておこうと思います。

■ 選手の動きについて

【OUT】
 GK
  Marc-André ter Stegen → FC Barcelona
 MF
  Juan Arango → Club Tijuana
  Lukas Rupp → SC Paderborn 07
 FW
  Luuk de Jong → PSV Eindhoven
  Peniel Mlapa → 1.FC Nürnberg

【IN】
 GK
  Yann Sommer ← FC Basel
 MF
  Fabian Johnson ← 1899 Hoffenheim
  André Hahn ← FC Augsburg
  Ibrahima Traoré ← VfB Stuttgart
  Thorgan Hazard ← FC Chelsea

 チームを去った選手の中で大きな存在はGKのテアシュテーゲンとMFのアランゴ。テアシュテーゲンの代わりは新加入のゾマーが務めることになります。ゾマーはバーゼルの正GKとしての実績がありW杯ブラジル大会にもスイス代表に選ばれ実力は申し分なし。W杯の影響でチームへの合流が遅れたのが気がかりではありますが試合をこなせばDFラインとの連係も問題ないでしょう。また、アランゴが抜けた左サイドはシュトゥットガルトから加入したトラオレが埋めることになりそうです。アランゴのような魔法の左足はないもののトラオレもフリーキックは得意。またアランゴにはなかったスピードを持っています。タイプは違いますがうまく噛み合えばアランゴの穴を埋めて余りある活躍も期待できそうです。そのほか中盤はスピードのあるドイツ代表クラスのハーンやアメリカ代表のジョンソンを獲得。さらに昨シーズンのベルギー最優秀選手に選ばれたトルガン・アザールをチェルシーからレンタルで獲得するなど大幅な戦力アップに成功したと言えるでしょう。欲を言えばFWにもう一人、ラファエル、クルーゼを脅かすような選手が欲しいところで、選手の獲得へ動いてはいるようです。

■ 今季のグラートバッハに期待すること

 今季のグラートバッハはELに出場します。まずは8月21日(アウェイ)、28日(ホーム)にグループステージ出場をかけてFKサラエボとプレーオフを戦うことになりました。グラートバッハはおととしもCLプレーオフ敗退からELに出場していますが、今にして思えばこの時は選手の補強も含めて準備が整っていたとは思えませんでした。結果としてELはグループステージで敗退しリーグ戦も順位を落としてしまいました。今季は選手の補強もそれなりにできているので本気でELを勝ち進み、なおかつリーグ戦も昨シーズンと同レベルの順位を期待しています。
 ポイントになるのは戦術の幅を広げること、選手をいかにして使い分けていくかということだと思います。この数年のファヴレ監督を見た印象は戦術的には中盤でボールを奪ってからのショートカウンターという確立された形を持っているが、オプションはほとんどないと感じます。確かにこれまではそこまで要求するのは酷だと思っていましたが、昨年あたりからファヴレの戦術にあった選手を的確に補強でき戦力アップができてきました。また、選手層も厚くなった今、さらに上を目指すには戦術面での柔軟性がほしいところです。
 また、ファヴレ監督は決まった選手で固定して戦うことが得意で、複数ポジションをこなせる選手をうまく使って怪我人や出場停止などの影響を最小化してきました。しかし、一方で選手を状況に応じて使い分けていくという点、つまりローテーションについてはどうなのでしょう。今季はEL(勝ち進むことが前提ですが)とリーグ戦を戦うためローテーションを考えていく必要が出てきます。前回のELでは選手層が薄かったとはいえ、この点はうまくできずにキプロスのクラブ相手にポイントを落としたりして、結果的にはリーグ戦と同じメンバーでELを戦い、ELとリーグ戦で中途半端な戦い方になってしまったという印象を拭いきれません。今季はローテーションをうまく行いELとリーグ戦を乗り切ってほしいと強く願っています。

 では具体的にどのような結果を期待しているかというと、まずELでは最低でも決勝トーナメントへ進んでほしいと思います。そのあとは組み合わせなど運にも左右されますが、ベスト8まで進めれば文句は言いません。とにかくELについては私も前回とは違って少々厳しい目で見ようと思っています。と、書いていて気づきましたが私自身が平日開催の試合をどこまで見ることができるのか・・・。少々不安です。
 リーグ戦に関しては、他クラブの補強状況などを見ると今季もバイエルン、ドルトムント、シャルケ、レヴァークーゼンの4強、続いてヴォルフスブルク、そのあとにグラートバッハという序列が大方の予想ではないかと思います。私もそう思いますが、グラートバッハファンの私としてはそれでは全く面白くありません。グラートバッハには上位5チームの1つを崩して5位に食い込んでほしいと思います。できればヴォルフスブルクよりは上に行ってほしいというのが正直な気持ちです。
 
■ 特に期待する選手

 今季はフルゴタに期待したいと思います。これまでは時折素晴らしいプレーを見せ素質の片鱗を見せるものの安定して力を発揮できていない印象がありましたが、試合数が増える今季は飛躍のチャンスです。ファンの期待も大きいはず。ぜひ期待に応えてほしいと思います。

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2014.08.09 (Sat)

2014 J-League Division 2 第25節 京都 vs. 水戸

 西京極にJ2の京都対水戸の試合を見に行ってきました。西京極での観戦は初めてです。西京極は京都市街の中心、烏丸から電車で3駅、駅からも歩いてすぐの場所にあります。


 このスタジアムはかつては1946年の第1回国民体育大会の陸上競技のメイン会場として使用されたという歴史もある古い競技場。もちろんスタンドや照明などは改修が施されてきているのですが、それでも古き良き陸上競技場といった風情がありなかなか良い雰囲気です。まあ、たまに見に来る人間だからそんなこと言えるのであって、京都サポにしてみれば屋根付きの専用スタジアムが欲しいところだと思いますが・・・。


 この日は京都在住のオカジさんと京都ゴール裏で観戦。スタジアムに着く少し前あたりから雨が降り出しました。相変わらず私の観戦する試合は雨が多いです。
 さて試合について。前半は京都が押し気味。山瀬を中心にパスが良く回り水戸を押し込みあと少しでゴールというチャンスが何度かありました。この試合で川勝監督は神戸から加入して間もない田中英雄をスタメン起用していましたが、その田中も何度か攻撃に絡みよい動きを見せていました。
 一方の水戸は相手ボールに対してプレッシャーをかけないので高い位置でボールが奪えず、カウンター攻撃にも厚みがなくシュートまで持っていくことができません。前半は京都に危ない場面は皆無でした。


 後半に入ると水戸が前半と変わってアグレッシブにプレスをかけるようになり試合としては面白くなってきました。しかし、やはり先制したのは京都でした。55分に京都は右からのコーナーキックからの競り合いでこぼれたボールを田森がゴールに蹴りこみます。しかし、水戸もその8分後に途中交代で入って間もない吉田が左足でボレーシュートを決めて同点に追いつきました。あたりにも突然放ったシュート。そして決めた吉田もそれほど喜びを体で表現しなかったこともあり、遠くから見ていた私はゴールが決まったのかどうかしばらくわかりませんでした。
 その後はどちらも中盤にスペースができカウンターからの打ち合いの様相を呈しますがどちらもチャンスがありつつ決定力を欠きドローに終わりました。試合の全体を通してみれば京都が優勢に立つ時間が長く先制もできていただけに京都にとっては悔しいドローだったと思います。
 リーグ戦も後半に入りそろそろ順位が気になってくる頃です。京都はこの試合のように押し気味の試合をいかにして結果に結びつけられるかが重要になりそうです。 


2014 Jリーグ Division2 第25節
2014年8月3日(日), 19:04, 西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都サンガF.C. - 水戸ホーリーホック 1:1 (0:0)
京都: オ スンフン - 石櫃, バヤリッツァ, 酒井, 駒井 - 田中 (89. 横谷), 田森, 山瀬, 中山 (85. 福村), 伊藤 (68. ドウグラス) - 大黒
水戸: 本間 - 新里, 冨田, 田中, 石神 - 中里, 広瀬, 鈴木(雄) (63. 鈴木(隆)), 小澤 (56, 吉田), 船谷 (74. 尾本) - 三島
得点: 1:0 田森 (55.), 1:1 吉田 (63.)
警告: / - /
観客: 5,119人
主審: 吉田 寿光

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01:39  |  J-League  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2014.08.02 (Sat)

ボーフム選手の移籍状況 (2014/15)

 さて、2014/15シーズンのツヴァイテリーガも始まります。ボーフムは昨シーズンから選手を大幅に入れ替え、ほとんど別のチームとして戦うことになります。私自身も選手の移籍情報は把握できない状況でしたので一覧にまとめました。

【Out】
 GK
  Jonas Ermes → 未定
 DF
  Marcel Maltritz → 引退
  Jonas Acquistapace → AC Omonia Nicosia
  Holmar Örn Eyjolfsson → 未定
  Carsten Rothenbach → 未定
  Felix Bastians → Hertha BSC
 MF
  Slawo Freier → 引退
  Lukas Sinkiewic → 未定
  Christian Tiffert → 未定
 FW
  Sven Kreyer → Rot Weiss Essen
  Richard Sukuta-Pasu → FC Brügge
  Mirkan Aydin → Eskisehirspor

【In】
 DF
  Timo Perthel ← Eintracht Braunschweig
  Jan Simunek ← 1.FC Kaiserslautern
  Stefano Celozzi ← Eintracht Frankfurt
 MF
  Anthony Losilla ← SG Dynamo Dresden  
 FW
  Michael Gregoritsch ← FC St. Pauli
  Stanislav Sestak ← Bursaspor
  Simon Terodde ← 1.FC Union Berlin
  Marco Terrazzino ← SC Freiburg

 昨シーズンのFWとDFのほとんどがチームを去ることになりましたが、各ポジションにそれなりに選手は補強できたと思います。特にFWに関しては新加入の三選手(テラッツィーノは実際には攻撃的MF?)は明らかに昨シーズンの選手よりも決定力がありチャンスが作れれば得点力は大幅にアップしそうです。
 ただボーフムとしては、そこへ質の良いパスを供給できるゲームメイカーの補強を考えていたようですが、良い選手が見つからずMFは田坂、シヴィーロン、そして新加入のテラッツィーノがその役割を担うことになります。彼らは典型的なゲームメイカーではないですが、攻撃の起点となりつつゴールも狙ってほしいと思います。思い通り補強できたFWが生きるかどうかは彼らにかかっていると言ってもよいと思います。

 中盤は層が薄かったボランチにロジラを補強できました。一方でDFはセンターバックは引退したマルトリッツの後任としてシムネクを獲得。左右のサイドバックもペアテル、チェロッツィというスペシャリストを獲得。スタメンは組めるようになりました。ただし、バックアップの層が非常に薄いのが気がかりです。控えの選手はセンターバックはブッチャー、左サイドバックはホルトハウス、右サイドバックはユングヴィルトが対応でしょうか。DFに怪我人が出たり極端に不調な選手が出るとまずい状態です。

 さて、今季、私が最も期待する選手として昨年に続きファビアン・ホルトハウスの名をあげたいと思います。昨シーズンにブレークを期待しましたが、思ったように出番が与えられなかったホルトハウスですが、U19代表では大活躍。左サイドバックとしてフル出場し見事欧州選手権優勝に貢献しました。今シーズン、最初は左サイドバックはペアテルが主力として使われるでしょうが、ホルトハウスのボーフムでの活躍も見たいと思っています。

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17:11  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(2)  |  Edit  |  Top↑
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