2015.03.25 (Wed)

ブンデスリーガ2014/2015 第26節 バイエルン vs. グラートバッハ

 第26節はバイエルン戦。バイエルンは今季アウェイでヴォルフスブルクに1敗しただけ。ホームでは無敗を誇り、それどころかドローもシャルケ戦で1つ記録しているだけでそれ以外はすべて勝利しています。グラートバッハは前回のホームでの対戦ではスコアレスドローで1ポイントを獲得していますが、アウェイで1ポイントをとることも容易ではありません。しかし、この試合の前日にレヴァークーゼンが勝利しているため、グラートバッハは順位を落とさないためには負けられなくなりました。

 試合は序盤からバイエルンが一方的にボールを保持して責める展開となりました。しかし、これは誰もが予想したことです。グラートバッハは危ないシーンを何度か作られたものの守備が崩れることはなく粘り強く対応します。
 20分、ドリブル突破を図ったロッベンがヤンチュケに倒され負傷。ロッベンは数分間はプレーしたものの結局ミュラーと交代。ロッベンには気の毒ですが、しっかりとブロックを作っていても個人技で打開できるロッベンがいなくなり、グラートバッハが楽になったのは間違いありません。
 30分に右サイドのヘアマンが相手DFラインの裏を取り中央へクロスを送るとラファエルがダイレクトで右足シュート。このシュートはGKノイアーの正面でしたがやや反応が遅れたノイアーはこのシュートを抑えきれず後方へこぼしボールはゴールラインを越えました。ノイアーらしからぬミスですが、それまでの30分にボールには1、2度しか触れていなかったので急に撃たれたミドルシュートにあわてたのかもしれません。いずれにしても最初のシュートがグラートバッハにとってラッキーな先制点になりました。そして、このゴールによりグラートバッハが守りバイエルンが攻める形がますます強まりました。

 前半はゴールシーンを除けばただ守っているだけだったグラートバッハも後半はプレスを掛けてボールを奪いカウンターを仕掛ける形が作れるようになり、70分にはこの試合FWで起用されたハーンのミドルシュートがノイアーの手をはじきポストに当たるという惜しいシーンもありました。そして77分、相手ボールを奪ってドリブルで攻め込んだクラマーからのパスを受けたラファエルが再び決めて2点差としました。バイエルンは結局最後までボールは保持しつつも決め手を欠き0:2のまま試合が終わりました。

 この試合はラッキーな先制点があったとはいえ、ファヴレのゲームプランを忠実に実行したチームの完勝といえるのではないでしょうか。特に後半の戦い方はバイエルンに対する理想的な戦い方であったと感じます。すばらしいの一言です。

 ノイアーのミスは論外としてもバイエルンは精彩を欠きました。また前半から嫌な存在だったアロンソを下げたことでさらに攻撃が単調になりました。このままならあと90分戦っても失点しないのではないかとすら感じました。試合後にグラウディオラ監督はロッベンとリベリーの不在が痛かったとコメントしています。確かにそれは事実でしょうが、彼自身の選手起用が裏目に出た面も否定できないと思います。この試合に向けての準備、采配も含めて監督の力量にも差があったのではないかと感じます。

 まず最初の関門を突破して3位をキープしました。そして5位のシャルケとは8ポイントの差をつけました。1勝が勝点3となった1995/96シーズン以降、26節終了時点でチャンピオンズリーグ圏外の最高順位のチームに8ポイント以上の差をつけていたチームは25ありそのうち最終的にチャンピオンズリーグ出場を逃したのはわずか1例だけ。つまり今季のグラートバッハが4位以上で終わる確率は96%だという数字があります。(RPの記事(Historie sieht Borussen sicher in den Top 4)参照)
 しかし、次はまだ一度も勝ったことがないアウェイでのホッフェンハイム戦。まだまだ大変な相手が続くのでどうなるかはまったくわかりませんが、チームがよい雰囲気に満たされていることは間違いありません。


BUNDESLIGA 2014/15 26. Spieltag
22.03.2015 18:30 Uhr, Allianz-Arena, München
FC Bayern München - Borussia M'gladbach 0:2 (0:1)
Bayern: Neuer – Rafinha, Boateng, Badstuber, Bernat – Alonso (61. Rode) – Schweinsteiger, Alaba – Robben (24. Müller), Götze (70. Lahm) – Lewandowski
Borussia: Sommer – Jantschke, Stranzl, Dominguez, Wendt – Xhaka, Kramer – Herrmann (88. Nordtveit), Johnson – Raffael (81. Hazard), Hahn (72. Kruse)
Tore: 0:1 Raffael (30.), 0:2 Raffael (77.)
Gelbe Karten: / - Jantschke, Hahn
Zuschauer: 75.000 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Florian Meyer (Burgdorf)

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2015.03.22 (Sun)

2015 J-League Division 2 第3節 大宮 vs. 京都

 3月も中旬になると花粉が猛威を振るっており、花粉症に悩まされる私にとっては辛いシーズンとなりました。しかし、ホームで昇格候補の京都を迎え撃つ一戦となれば観戦に行かないわけにはいきません。私は花粉が付かないようなジャケットに帽子をかぶり眼鏡、マスクをつけて完全防備でスタジアムに向かいました。
 余談ですが、このような恰好ですので、スタジアムで出会った知人にもすぐに気付いてもらえませんでした。この時期はスタジアムでもかなり多くの人がマスクをしており、仮に何か問題があった場合でも犯人の特定がしづらいのではないかと感じます。幸い、日本にはいわゆるフーリガンは少なくスタジアムで問題を起こす人間はほとんどいないので問題にはならないでしょうが・・・。


 大宮は前節に引き続き攻撃の柱になる家長とムルジャが欠場となりましたが、前節のセレッソ戦とは違い富山、清水の2トップとし渡邊はベンチスタート。またDFラインではキャプテンの菊地が復帰し横山に代わってCBに入り、右SBは今井に代わり渡部がスタメンに名を連ねました。京都はGKの清水が負傷のため代わって杉本、U-23代表に選出された原川に代わって宮吉、FWは有田に代わってダニエル・ロビーニョが入るなど、どちらも前節とはメンバーを変えてのスタートです。


 試合が始まりわずか2分で京都がPKをゲットしますが、大黒のPKを加藤が止めて京都の先制を阻止しました。その後はどちらもパスミスが多くペースを作れず前半はスコアレスで終わりました。大宮は相変わらず決定機どころかシュートまでつながらない状態で、特に古巣との対戦ということで気合が空回りしたか横谷のところでボールロストする形が目立ちました。どちらかといえば京都の方が攻撃の形は作っていたようですが攻撃が単調で、攻撃パターンの一つである右からのクロスは中をしっかり固めた大宮のCBが弾き返し、どちらにも決定機は少なく見所の少ない前半でした。

 後半、今度は53分に河本がペナルティエリア内で倒されて大宮がPKを獲得。こちらはカルリーニョスが落ち着いて決めて先制しました。その後はどちらも中盤が間延びしてスペースができお互い攻めあう形になるのですが、やはりミスが多く目立ちました。京都は59分に山瀬を入れるとそこをうまく突いた形でチャンスを作るようになり、67分に山瀬のコーナーキックを大黒が決めて同点に追いつきました。しかし、この得点の原因となったコーナーキックは大宮の渡部が相手選手が周囲にいない状況の中、何を勘違いしたかヘディングでゴールラインの外にクリアしたことにより生まれたもの。こういうミスは得てして失点につながるものです。
 その後も京都が優勢な展開が続きましたが、大宮は83分に富山を諦め渡邊を入れ4-2-3-1のような形にします。前節は全く機能しなかったフォーメーションですが、この試合では機能し徐々にボールを保持し前線へ良い形でボールが供給されるようになりました。そして89分に渡部が放り込んだクロスにゴール前に上がっていた河本がヘディングでゴールを決めて再び突き放しました。河本の打点の高さが印象に残りましたが、前に出すぎていた杉本のポジションもおかしく感じました。この得点が決勝点となり試合は2:1で大宮の勝利という形で決着しました。


 試合全体を通してみると攻撃の形をしっかり作りチャンスを作れていたのは京都の方であり、京都が勝利していて不思議でない試合でした。この展開で3ポイントを取れたことは重要です。それだけに加藤のPK阻止、河本のヘディングでのゴールが光ります。前節のセレッソ戦では良いところがなかなか見当たらない敗戦の中で、わずかながらよかったのが加藤、河本、大山だと感じたのですが、この試合でも加藤、河本に救われたといった感想を持ちました。
 しかし、この試合の大宮は前節に比べると着実に良くなってきてはいると思います。攻撃面では渡邊が入ってからは横谷も持ち味を出せるようになり中盤から良い形で前線へボールがつなぐ形が何度かできました。しかし、FWだけは全く変わっていません。特に富山は迷いがあるのかすべてのプレーが中途半端で判断が遅く、ボールをキープすることもできず、まともにシュートも打てていない状況です。彼のプレーには多くのファンがフラストレーションを感じたことでしょう。ムルジャの復帰がいつになるかわかりませんが、ムルジャへのマークは厳しくなるのは間違いなく、富山や清水の奮起は不可欠です。


2015 Jリーグ Division2 第3節
2015年3月21日(土), 17:04, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - 京都サンガF.C. 2:1 (0:0)
大宮: 加藤 - 渡部, 菊地, 河本, 和田 - 金澤, カルリーニョス (90.+1 横山), 泉澤 (89. 播戸), 横谷 - 富山 (83. 渡邊), 清水(慎)
京都: 杉本 - 黄 大城, バヤリッツァ, 山口, 石櫃 - 駒井, 金 南一, 宮吉 (59. 山瀬), 佐々木 (85. 伊藤) - ダニエル ロビーニョ, 大黒
得点: 1:0 カルリーニョス (54., PK), 1:1 大黒 (67.), 河本 (89.) 
警告: 菊地, 横谷, 金澤 - ダニエル ロビーニョ
観客: 7,173人
主審: 佐藤 隆治

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2015.03.14 (Sat)

2015 J-League Division 2 第2節 C大阪 vs. 大宮


 今年も長居にやってきました。大宮の関わる試合では2度目ですが前回同様、今回も雨の中での試合になりました。大宮はムルジャと家長が怪我で欠場となり、富山がトップに入り2列目に泉澤、横谷、渡邊が並ぶ形になりました。私は試合前にそれを知ってこの試合は今後の大宮を占える試合になるのかなと思いました。前回の栃木との練習試合では壊滅的でしたが公式戦に入ってどうなったのか期待と不安を持ちながらキックオフを待ちました。


 前半からセレッソが一方的に攻め込む展開となりますがチャンスを自らのミスでつぶしてしまいく決定機は作れません。それでも時間が経過するにつれて徐々にチャンスを作るようになり最後はいつゴールを決めてもおかしくない状態でハーフタイムに入りました。大宮は相手のパスミスを良い形で奪うことはありましたが、そこから先がつながらずこちらも決定機はありませんでした。むしろ点が入る気配すら感じられませんでした。
 大宮はハーフタイムで選手交代も含めて何らかの手を打ってくると思いましたが後半も特に変わらず。開始直後こそ前へ向かう意識が見えましたがすぐに前半同様の展開となり、53分に玉田に先制ゴールを許してしまいました。その後、横谷、渡邊を清水、大山に変えたことでようやくわずかながらチャンスをつかめるようになり終盤に河本のヘディングで同点に追いつきました。それまでの展開からドローで終えることができれば大宮にとっては喜ばしいことだったと思いますが、さすがに甘くはありません。
 90分に玉田にすばらしいフリーキックを直接決められ、アディショナルタイムにはGKがペナルティエリアを飛び出してのクリアがミスとなり扇原に無人のゴールにロングシュートを決められて試合終了となりました。

 一度は追いついただけに残念な気持ちが強かったのですが、80分くらいはセレッソが一方的に攻め大宮は防戦一方だっということを考慮すればセレッソの勝利はきわめて妥当な結果だったと思います。この試合の大宮は守備はまだまだ課題はあるものの前節の前半のようなひどい状況ではありませんでした。相手のもたつきに助けられた気もしますが少なくても前半はまずまず踏ん張っていたと思います。
 むしろこの試合で私が気になったのはほとんど攻撃の形が作れなかったということです。家長やムルジャがいないということが影響していることは明らかでした。先週の開幕戦と同じ感想になりますが、大宮のFWと2列目も選手は本当に動きが少ないと思います。セレッソ大阪は前節の金沢のように守りを固めてくるわけではありません。また、守備にも結構ミスが目立っていました。そのような相手に対してもスペースを作るような作業を怠っていてはチャンスは作れません。当然ながらボールを保持しても前線へのパスの出しどころがなく動きを止めてはバックパス・・・。まったくスピード感のないもたもたしたサッカーをやっているように見えました。


 今季の大宮はなぜか専門家の皆様の評価は高く昇格候補とされているようですが、私はプレーオフ枠も難しいと予想しています。その理由はこの試合を見れば明らかでしょう。大宮には選手の個の力で優位に立てる選手はごく一部いますが、彼らが徹底マークされたらどうなるのか。彼ら(特に家長)がいないだけで何もできなくなってしまうのでは、これから先が思いやられます。他チームは家長さえ抑えておけば大丈夫だと考え徹底的に抑えにくるでしょう。それに対抗するには個の力でなくチームとして戦うことが不可欠なのですが、シーズンがスタートした現在でもそれがまったく感じられないのです。どこに原因があるのかはよくわかりませんが、かなり根が深い問題なのではないかと思います。
  大宮の悪いことばかり目に付いた試合ですが、良い点を上げるならGK加藤の堅実なプレーと河本の安定感、そして途中から入った大山の積極性でしょうか。大山などはもっと長い時間使ってみればよいのではないかと思います。

 セレッソ大阪についても触れておきます。この試合に関してはまだコンビネーションが悪く不用意なパスミスも目立ちました。最初のうちは苦しい試合もあると思います。彼らは何かの間違いでJ2にいますが、スタメンのみならずベンチの選手の顔ぶれも本当に豪華です。J2はJ2の戦い方がありそれを試合で実践できないと昇格は厳しいと思うのですが、これだけのメンバーを揃えればそんなことは関係なく昇格はできるでしょうし、J1ですぐに優勝争いに絡んでいくことも可能だと思います。


2015 Jリーグ Division2 第2節
2015年3月15日(日), 17:00, ヤンマースタジアム
セレッソ大阪 - 大宮アルディージャ 3:1 (0:0)
大阪: キム ギンヒョン - 染谷, 丸橋, 酒本, 山下 - 扇原, 長谷川 (46. カカウ), 山口 - フォルラン (90.+2 茂庭), 玉田, 関口 (78. 安藤)
大宮: 加藤 - 今井, 横山, 河本, 和田 - 金澤 (88. 片岡), カルリーニョス, 渡邉 (76. 大山), 横谷 (66. 清水(慎)), 泉澤 (89. 渡部) - 富山
得点: 1:0 玉田 (53.), 1:1 河本 (84.), 2:1 玉田 (90.), 3:1 扇原 (90.+3)  
警告: / - /
観客: 15,584人
主審: 上田 益也

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21:26  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2015.03.14 (Sat)

2. ブンデスリーガ 2014/15 第25節 ボーフム vs. ハイデンハイム

 ツヴァイテリーガ第25節。ボーフムは初めてハイデンハイムをホームに迎えての一戦となりました。両チームは過去に2度対戦しており、2012年にはDFBポカールの試合をハイデンハイムで戦い2:0でボーフムが勝利、そしてハイデンハイムがツヴァイテに昇格した今季のリーグ戦のハイデンハイムでの試合は5:0でハイデンハイムが勝利しています。この試合はハイデンハイムにとってはクラブの歴史に残る大勝で選手たちは、今回の対戦にもその試合の良いイメージを持って試合に臨めたようです。当時ボーフムはノイルーラー監督がチームを率いていましたが、早い時間に先制され落ち着く間もなく攻め込まれると全くチームを立て直すことがでずにおわるという残念な内容でした。そしてホームで攻撃的なサッカーをする相手に対して全く無策な戦いぶりはファンに不満を抱かせる試合の一つとなりました。余談ですが、私にとってはその不満が積み重なって絶望感に変わったのがインゴルシュタット戦。ノイルーラー解任の引き金になった試合でした。

 ボーフムはフェアベーク監督がチームを率いるようになり最初のウニオンベルリン戦はファンを失望させる酷い内容でしたが、その後は昇格を争うカールスルーエや好調FSVフランクフルトを相手に圧倒するなど内容はよくなっています。とりわけフェアベーク監督が自らのフットボール哲学と言うオフェンシブな戦い方を試合でも実践できています。残念ながら勝利という結果にはなかなか結びついていないものの選手は手応えを感じているようです。
 ハイデンハイムのシュミット監督はこの試合の前に、最近のボーフムの攻撃のバリアブルな面を警戒し特に守備の安定性が重要だとした上で、ボーフムの不安定な守備をつきボールロストやセットプレーを狙いたいとコメントしていました。

 前半、ボーフムが普段通りにボールを保持しパス交換をしながら相手の作ったスペースに縦パスを入れチャンスを作ろうとしますが、シュミット監督の狙い通りハイデンハイムは組織的な守備でスペースを与えません。またボーフムが最終ラインでボールを回すとFWと2列目の4人が思い切ってプレスをかけてパスミスを誘います。
 しかし、ボーフムは11分に4-2-3-1のフォーメーションの右サイドハーフに入ったシェスタクのクロスからテロッデがヘディングでゴールを奪い先制しました。シェスタークの鋭いクロスはGKのツィマーマンが直接キャッチするかに見えましたがツィマーマンの目の前でハイデンハイムDFのヴィテックが頭でクリアを試みたボールがGKを飛び越えてファーサイドで待ち構えるテロッデへの最高のパスとなりました。ボーフムにとってはラッキーなゴールでした。
 さらに19分にはシェスタクの左足からのミドルシュートが決まり2点リードしました。早い時間で2点をリードしたボーフムですが内容はさほどよかったとは言えないものでした。試合後のフェアベーク監督は「2:0とリードしても満足はできなかった。真ん中でプレーしすぎていたし選手間の距離も離れすぎていた。ハイデンハイムの4バックがしっかりしていてFWがプレーしづらかった。」と語ったようにパスが思い通りつながらず、たびたびハイデンハイムにカウンターを仕掛けられるなど思った通りのサッカーができていなかったと思います。そして41分にはパスミスから相手にチャンスを与えてしまいペナルティエリア内でラッツァがニーダーレヒナーを倒しPKを取られ1点差とされてしまいました。

 ハーフタイムにフェアベーク監督は一気に2人を交代します。リードしているのに2人も一気に変えたことに少々驚いたのですが、これはフェアベーク監督によれば「ギュンデュスにアグレッシブさを求めたこと、チェロッツィを怪我の不安から退かせたこと」が理由のようです。前半同様の展開が続きましたが71分にボーフムはテラッツィーノとテロッデのコンビネーションから作ったチャンスをシェスタークが決めて再び2点差とすると、その直後にシェスタークに代わって左サイドハーフに入ったグレゴリッチもゴールを決めて3点差とし試合を決めました。後半のハイデンハイムは前半同様にボールを奪ってカウンターを狙う形ですが、前半とは違い2列目の選手の運動量が落ちニーダーレヒナーが単独で攻め込む形ばかりとなりました。ニーダーレヒナーのスピードに手を焼いたボーフム守備陣ですが、さすがのニーダーレヒナーも単独突破したうえに正確なシュートまで要求するのは無理があります。
 その後、ボーフムにはPKのチャンスがありましたが、テロッデがこのPKを失敗するなど少々不満を感じる部分はありましたが、3点差での勝利はボーフムにとって素晴らしい結果と言えるでしょう。
 
 試合内容だけを見ると最近の数試合に比較するとよくなかったと思いますが勝利という結果に結びつきました。必ずしも内容と結果はイコールではないことを証明した形ですが、良い結果が出せたことは選手たちには自信になるはずです。先制ゴールなどは多分にラッキーな面もありますが、常にアグレッシブに攻め込んでいたからこそチャンスが得られたわけでこれもフェアベークのスタイルが浸透してきたことの証ではないかと思います。もう少し試合を重ねれば安定して結果を残せるようになるはずで今後が楽しみではあるのですが、果たして来季にどれだけの選手が残ることになるのか、そちらが心配になってきました。 


2. BUNDESLIGA 2014/15, 25. Spieltag
13.03.2015, 18:30 Uhr, rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum 1848 - 1. FC Heidenheim 1846 4:1 (2:1)
Bochum: Esser - Celozzi (46. Bulut), Fabian, Bastians, Perthel - Losilla, Latza (46. Gündüz) - Eisfeld, Terrazino, Sestak (72. Gregoritsch) - Terodde
Heidenheim: Zimmermann - Strauß, Wittek, Kraus, Heise - Griesbeck (82. Göhlert) - Leipertz, Reinhardt (72. Voglsammer), Titsch-Rivero (9. Riese), Schnatterer - Niederlechner
Tore: 1:0 Terodde (11.), 2:0 Sestak (19.), 2:1 Leipertz (41./FE), 3:1 Sestak (71.), 4:1 Gregoritsch (74.)
Gelbe Karten: Losilla - /
Zuschauer: 14.639.
Schiedsrichter: Benjamin Cortus (Röthenbach)

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12:13  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2015.03.08 (Sun)

2015 J-League Division 2 第1節 大宮 vs. 金沢

 いよいよ今年のJリーグが始まりました。さいたま市は正午ごろにも霧雨が降る寒い1日でしたがホームでの開幕戦となればスタジアムには行かなくてはなりません。昨年は仕事の都合で観戦できなかったので余計にそう思います。


 戦いの場がJ2に変わってもやはり開幕戦は華やかなイベントの中に緊張感が混じった独特の雰囲気を感じます。と、同時にまたサッカーシーズンが始まるのか。またひとつ年を取ったんだなと寂しくも感じます。


 対戦相手の金沢は昨年J3で優勝しJ2に昇格してきたチーム。自分の不勉強もあってどんなチームなのかよく知りませんが守備のしっかりとした良いチームだという印象を持っていました。なお、その印象はこの試合のあとも変わることはありませんでした。

 試合について記しておきます。前半は金沢が良いサッカーを見せてくれました。予想通りコンパクトに組織され大宮にスペースは与えず、大宮が無理なパスを通してきたところをカットし手数をかけずにゴールへ向かいます。攻撃に移った時の選手間の連係もよくパスもよく通り、またひっかけられた場合でもローズボールをよく拾うことができ二次攻撃を仕掛けることができていました。残念なのは最後の決定力が不足していたことでしょうか。決定機でトラップをミスしたり、シュートがGKの正面だったりしてゴールは奪えませんでした。
 一方の大宮は守備面で落ち着きがありませんでした。金沢の速い攻撃に押し込まれプレッシャーを受けると不用意なミスをしてピンチを招き失点していてもおかしくない場面が何度かありました。攻撃については決定機は一つも作れませんでした。とにかく中盤から前の選手たちに動きが少なくボールは持ってもパスの出しどころがない状態。仕方なく無理やりトップのムルジャや家長にロングパスを入れては金沢にカットされることの繰り返し。個々のプレーの遅さも気になりました。前半を見れば明らかに金沢のペース。このままでは失点も時間の問題かと思いました。

 しかし、後半は大宮が守備面で安定したと同時に中盤での連動した動きが見えるようになりゴール前に迫る回数も増えてきました。それでも金沢は粘り強く守り大宮の決定機はなく。膠着した展開が延々と続きます。おそらくスタジアムで見ていた人たちの多くがスコアレスドローを意識し始めたと思われる頃についに大宮が細かいパスワークで金沢の守備を崩すことに成功し家長の先制ゴ-ルが決まりました。結果的には大宮がワンチャンスを得点に結びつけて勝利。金沢にとってみればあと一歩のところで勝点を逃す結果となってしまいました。


 先月、このブログの記事に書いたことの繰り返しになりますが、今季の大宮は対戦相手の守備に手を焼き得点力不足に悩まされることになると思います。これを打開して1試合に2点、3点を取れるような戦い方ができるようになるのは容易ではなく、できたとしても相当な時間を要することになるでしょう。それを考えるとやはり大切なのは守備、特に相手のカウンターへの対象が必要になるかと思います。そして、膠着した展開になっても我慢強く戦い地道に勝点を積み上げていくことが大切だと思います。今日の試合を見てそれを再認識しました。
 今日の試合のようにワンチャンスを決めて1:0で勝つという展開は、その点では理想的な結果ではあるのですが、前半の守備は感心できません。これはしっかりと守った結果の無失点ではなく、相手攻撃陣のミスに助けられての無失点だからです。他のチーム相手では先制されていたでしょう。守備の改善は大きな課題です。

 今後もJ2では相手との力関係がどうであれ今日のような試合が多くなることが予想できます。試合後の選手のコメントを読むと選手たちもその点を自覚しているようです。試合後に家長は「予想の範囲内。我慢が必要。焦って攻めてカウンターを受けることは避けたかった。90分を通して勝てばいい。ずっとボールを支配し続けて、圧倒するなんていうことは考えていない」(大宮アルディージャ公式サイトのマッチレビューより引用)と語っていたようです。
 私は客観的に見て大宮の6位以内は難しいのではないかと思っていますが、「我慢」をしながらしぶとく結果を残していく今日のような戦い方を続けることができれば、より上位を狙えると思います。次の試合も注目したいと思います。


2015 Jリーグ Division2 第1節
2015年3月8日(日), 14:04, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - ツエーゲン金沢 1:0 (0:0)
大宮: 加藤 - 今井, 横山, 河本, 和田 - 金澤 (88. 片岡), カルリーニョス, 家長, 横谷 - ムルジャ (66.泉澤), 富山 (60. 清水(慎))
金沢: 原田 - 廣井 (72. 阿渡), 太田, 作田, チャ ヨンファン - 辻尾, 秋葉, 山藤, 佐藤 ( 67. 金子) - 清原 (88. 田中), 水永
得点: 1:0 家長(86.) 
警告: なし
観客: 8,635人
主審: 井上 知大

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21:25  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2015.03.08 (Sun)

ブンデスリーガ2014/2015 第24節 マインツ vs. グラートバッハ

 ブンデスリーガ第24節。この試合が始まる前に行われた試合ではグラートバッハとCL圏内の順位を争うシャルケ、アウクスブルクがともに勝利しているためグラートバッハにとってはなんとしても勝ちたい試合でした。しかし、水曜日にDFBポカールを戦った疲労が影響したのでしょうか。残念な結果に終わりました。

 グラートバッハはこの試合もローテーションを行いましたが、この数試合とは違ってDFBポカールのスタメンから4人を入れ替えるにとどまりました。特に守備的な選手の中には替えの効かない選手が何人かいて彼らの疲労が心配ではあります。対するマインツはポカールが終了しているため日程的な問題はありません。
 なお、この試合はフジテレビNEXTで中継されました。普段はFohlen.TVが配信する録画をパソコン画面で見ている私もTV画面でライブ中継を見られるのは嬉しいことです。これも岡崎選手のお陰です。付け加えると、ブンデスリーガに移籍している日本人選手には私の嫌いな選手が多いのですが、岡崎選手は数少ない好きな選手の一人。純粋に感謝の気持ちです。しかしTV中継では当然のことながら岡崎選手中心の実況、解説になるので対戦相手のファンとして少々イライラさせられるのは事実です。

 さてこの試合は前半からグラートバッハが良いサッカーを展開しました。特にシュトランツル、ヤンチュケの読みの良さやクラマーの運動量が守備面で発揮されマインツにチャンスを作らせず、26分には先制点を奪いことにも成功します。この先制点、トラオレのクロスをラファエルが頭で決めたプレーでしたが、トラオレのクロスは本当に素晴らしいものでした。中央で待つラファエルとはかなり距離がありましたが、精密機械のように正確に放たれた矢のようなクロス。これを見られただけでこんな時間に起きていて良かったと、少なくてもこの時点では思いました。また、これまで昨シーズンほど活躍が目立っていないラファエルが久しぶりにゴールを決めたこともグラートバッハにとってよかったことだと思います。

 前半はグラートバッハがうまくゲームをコントロールしているという印象でしたが、後半に入ると徐々にマインツの勢いに押されるようになってきました。その理由の一つにはやはり疲労があったのだと思います。それでも重要な部分ではシュトランツルが中心となって相手の攻撃を食い止め失点を許さず、67分にはラファエルの追加点が生まれて2点差にし勝利に大きく近づいたかと思いました。
 しかし、ここからが大変でした。73分にガイスに直接フリーキックを決められ1点差に。このフリーキックに対してはゾマーの反応が悪かったように思えましたが壁ぎりぎりの高さで越えてきたボールであったために対処しづらかったのでしょうか。試合後にゾマーは「あのゴールは明らかに自分の責任だ。」とコメントしていましたが。
 直後にグラートバッハはクルーゼがディフェンスラインの裏に抜け出しGKと1対1になるという決定機をつくりましたが、クルーゼは左足のシュートをポストに当ててしまい2点差に突き放す絶好のチャンスを逃してしまいます。するとマインツはスローインのボールをベルが頭でつなぎ最後は岡崎が頭で押し込んで同点に追いつきました。2点リードから1点返され突き放すチャンスを逃した後に同点に追いつかれるという展開。こんな展開の試合はサッカーではよくあります。私自身も何度も見たことがあります。
 同点に追いついてからはマインツのチャンスが続きグラートバッハは何とかドローに持ち込み1ポイントを獲得したという格好になってしまいました。しかし、2:0とリードしそこまではゲームもコントロールできていたという状況を考えればあたかも試合に負けたような悔しい気持ちになってしまいます。良い状態を90分続けるというのは本当に大変なのだと思います。


BUNDESLIGA 2014/15 24. Spieltag
07.03.2015 18:30 Uhr, Coface-Arena, Mainz
1.FSV Mainz 05 - Borussia M'gladbach 2:2 (0:1)
Mainz: Karius – Brosinski, Bungert, Bell, Park – Geis, Baumgartlinger – de Blasis, Malli (88. Koo), Clemens (46. Hofmann) - Okazaki
Borussia: Sommer – Korb, Jantschke, Stranzl (71. Brouwers), Wendt – Xhaka, Kramer – Traoré (63. Herrmann), Johnson – Raffael (89. Nordtveit), Kruse
Tore: 0:1 Raffael (26.), 0:2 Raffael (67.), 1:2 Geis (73.), 2:2 Okazaki (77.)
Gelbe Karten: Hofmann - Xhaka, Wendt
Zuschauer: 34.000 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Marco Fritz (Korb)

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2015.03.07 (Sat)

DFBポカール 2014/15 3回戦 オッフェンバッハ vs. グラートバッハ

 DFBポカールは3回戦の8試合が3月3日、4日の2日間にわたって開催されました。グラートバッハにリーグ戦はCL出場権獲得という大きな目標があるものの2位以上を狙うのは現実的ではない状況になっており、タイトルという意味ではこのDFBポカールにチャンスがあります。幸いにも組み合わせに恵まれ3回戦に勝ち進んだ1部リーグ所属チームのうち唯一4部のクラブと対戦することになりました。ポカールで下のカテゴリーと対戦する難しさはあるものの対戦相手に恵まれたと言ってよいでしょう。勝利が求められる試合です。

 対戦相手のオッフェンバッハは現在はレギオナルリーガ南西部地区に所属。グラートバッハは1回戦でも同じリーグのホンブルクと対戦していますが、同じ地域リーグのチームとポカールで2度対戦するというのは珍しいことではないかと思います。オッフェンバッハはかつてはDFBポカール優勝経験もあるクラブですがグラートバッハとは2007/08シーズンに2部リーグで対戦して以来となります。その後は低迷し3部へ降格、さらに2012/13シーズン終了後には経営破たんにより3部のライセンスを取得できずに4部へ強制降格されるなど苦しい状況が続いています。しかし今季はリーグ戦で首位と好調。そしてホームのビーベラー・ベルクは独特の雰囲気があり対戦相手が嫌がるスタジアムで、過去にポカールでは幾度となく番狂わせを起こしてきました。そんなこともありグラートバッハにとってもちろん油断は禁物です。
 
 過密スケジュールで試合をしているグラートバッハは当然ながら3日前のリーグ戦(パダボーン戦)のスタメンから6人を変えてきました。対するオッフェンバッハは先週末の2015年最初のリーグ戦(ホンブルク戦)がピッチコンディション不良のため延期されておりこの試合が2015年最初の公式戦となります。
 前半はオッフェンバッハのアグレッシブなサッカーを展開しました。決定機といえる大きなチャンスは多くなかったのですが積極的にプレスをかけ攻撃の形を作りチャンスと見るや思い切りの良いミドルシュートを放つなどさすがリーグ戦首位のチームだという印象を持ちました。前半のグラートバッハは思ったようにパスを通すことができず最初のうちは苦労していたように見受けられました。どうもこのスタジアムはかなり芝が深いようでボールが走らなかったようです。試合後のコメントでシュトランツルが「ピッチの状態がショートパスに向いていないので、戦い方を少し切り替えた」とコメントしています。これも慣れないアウェイでの試合の難しさですね。

 後半も大きく展開が変わることはありませんでしたが、52分に思わぬことからグラートバッハが先制します。左からのコーナーキックのボールに対するペナルティエリア内での空中戦でオッフェンバッハのマルクス・ミュラーがボールを手に当ててしまいグラートバッハにPKが与えられました。ビデオで見返すと、ミュラーはあたかもバレーボールのスパイクのように思いっきり手を伸ばしてボールに当てています。正直なところ理解に苦しむプレーでしたが、いずれにせよこのラッキーなPKをクルーゼが決めてグラートバッハが先制に成功しました。その後はオッフェンバッハもややスペースを作るようになりグラートバッハのチャンスが増えてきましたが決め手はなく時間が経過。83分グラートバッハはついにヘアマンがクラマーとのワンツーからドリブルでペナルティエリア内に侵入しそのまま決めて2点差として試合を決めました。

 試合を通してみれば相手の高いモチベーションと集中力に手を焼きつつも決めるところをしっかり決めたグラートバッハが順当に勝利した試合と言えるでしょう。オッフェンバッハの立場で見ればやはり52分のPKは本当にもったいなかったことと思います。それまではほぼ互角と言ってよい試合を展開していただけになぜ馬鹿げたハンドをしてしまったのかとミュラー本人が一番悔やんでいるでしょう。しかし、試合後にオッフェンバッハのシュミット監督は「これがフットボールだ。本当に不運なアクションだったが、それもフットボールの一部だ。我々はマルクスを罵りはしない。」とコメント。一方のファヴレ監督は妥当な勝利だったと話しつつオッフェンバッハの戦いぶりを称賛していました。
 さて次の対戦相手はどうなるでしょう。この記事を書いている時点では未定ですがおそらく1部のチームとの対戦となるでしょう。リーグ戦が重要なのは言うまでもありませんが、ここまで来たらDFBポカールも本気で狙ってほしいものです。

【追記】
 現地時間の3月8日にDFBポカール準々決勝の組み合わせ抽選が行われグラートバッハの対戦相手は唯一3部で勝ち残っているビーレフェルトに決まりました。くじ運に恵まれています。絶対に勝たないといけません。


DFB Pokal 2014/15 Achtelfinale
04.03.2015 20:30 Uhr Sparda-Bank-Hessen-Stadion, Offenbach
Kickers Offenbach - Borussia Mönchengladbach 0:2 (0:0)
Offenbach: Endres – Vetter, Maier, Modica, Mangafic – Gjasula – Röser (72. Korb), Schwarz, Pintol, Cappek – Müller (64. Bäcker)
Borussia: Sommer – Jantschke, Stranzl, Brouwers, Wendt – Kramer, Xhaka (87. Nordtveit) – Hahn (73. Johnson), Herrmann – Hazard, Kruse
Tore: 0:1 Kruse (52., Handelfmeter), 0:2 Herrmann (83.)
Gelbe Karten: Gjasula, Müller - Kramer, Xhaka, Brouwers
Zuschauer: 20.500 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Christian Dingert (Lebecksmühle)

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2015.03.02 (Mon)

ブンデスリーガ2014/2015 第23節 グラートバッハ vs. パダボーン

 残念ながらELは敗退したグラートバッハですが、この第23節、ホームでのパダボーン戦のあとはミッドウィークにDFBポカール(オッフェンバッハ戦)があるためまだしばらくは過密スケジュールが続きます。これを見据えてかファヴレ監督はスタメンを大幅に入れ替えました。セビージャ戦からはドミンゲス、クラマー、アザール、ヘアマン、クルーゼがスタメンをはずれベンチスタートとなりました。(ドミンゲスは怪我のためベンチ外)

 序盤はアウェイのパダボーンがアグレッシブに攻撃を仕掛けてきました。中盤中央のルップやバカロルツがサイドに展開しシュトッペルカンプがドリブルで運び左からクロスを入れるという攻撃が多く見られました。左SBのヴェントの裏を狙われた形です。そしてパダボーンの右からのクロスに対してファーサイドでメハのマークをはずしてしまいフリーでシュートをうたれるような危険な場面も目に付き少々不安を感じるスタートでした。幸いグラートバッハは相手のラストプレーの精度の低さにも助けられ失点をすることはありませんでしたが、いざボールを奪っても中盤でのコンビネーションが悪く普段どおりにボールが動かせず苦労しました。
 しかし10分を経過したあたりから次第にコンビネーションも改善しボールもスムーズに回るようになりました。そして18分のジョンソンの先制ゴールが生まれます。ある程度の距離のあるところから思い切りよく放ったシュートはマークについていたツィークラーにあたり角度が変わりゴールネットを揺らしました。グラートバッハにとってはラッキーな先制点です。これがさらに落ち着きをもたらしたか、グラートバッハは安定した戦いぶりを見せ、パダボーンに危ない場面は作らせませんでした。ただしメハのキックは本当に脅威となっていましたが・・・。
 
 後半もパダボーンが攻め込む時間帯がありましたがほとんどの時間はグラートバッハがゲームをしあ配していたといえるでしょう。選手の交代も的確でした。後半から入ったヘアマンがスピードを生かした突破で自らチャンスを作り出しました。81分にヘアマンが放ったシュートはぴったりと付いていたメハの体にあたりころころと転がるようにゴールへ入っていきました。こちらも先制ゴール同様ラッキーなゴールでした。
 
 結果的に2:0でグラートバッハの勝利。試合展開から見て妥当な結果といえるでしょうが、いまひとつすっきりしないのは2つのゴールはいずれも相手選手にあたって角度が変わりGKが反応できないというラッキーなものだったから。確かに先日のELの試合に比べるとなんとも冴えない戦いぶりではありました。それでも3ポイントをしっかり獲得できたということが重要です。この試合の結果、グラートバッハは3位をキープしただけでなく4位との差を4ポイントに広げ徐々に3位争いをリードしつつあります。ポカールは残っていますが、リーグ戦に集中できる状況となった今、ライバルたちがもたつく隙にリードを広げておきたいところです。


BUNDESLIGA 2014/15 23. Spieltag
01.03.2015 15:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - SC Paderborn 07 2:0 (1:0)
Borussia: Sommer - Korb, Stranzl, Jantschke, Wendt - Nordtveit, Xhaka - Johnson, Traoré (73. Herrmann) - Raffael (84. Kramer), Hrgota (68. Kruse)
Paderborn: Kruse - Heinloth (79. Duksch), Ziegler, Hünemeier, Brückner - Bakalorz (59. Vrancic), Rupp - Meha, Stoppelkamp (66. Koc) - Kachunga, Lakic
Tore: 1:0 Johnson (18.), 2:0 Herrmann (81.)
Gelbe Karten: / - Rupp, Vrancic
Zuschauer: 53.152
Schiedsrichter: Michael Weiner (Giesen)

テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

23:12  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2015.03.01 (Sun)

UEFAヨーロッパリーグ 2014/15 グラートバッハ vs. セビージャ

 大変残念ですがボルシア・メンヒェングラートバッハの今季のヨーロッパ・リーグが終了しました。ノックアウトラウンドの対セビージャ戦、1stレグはアウェイで攻め込みながら決定機を決めきれず0:1で敗戦。ホームでの2ndレグも2:3で敗れてしまいました。


 グラートバッハの最初の失点はカウンターからでした。中盤でボールを奪ったセビージャは左へ展開。ヴィダルが左サイドを駆け上がり中央へクロスを入れると中央に上がってきたバッカが合わせてゴールを決めました。バッカにはシュトランツルがついていましたが、ゴール前でわずかに先にボールに触られてしまいました。
 19分にグラートバッハはシュトランツルのロングパスを受けたクルーゼが中央のシャカへパスすると、シャカはヘアマンとのコンビネーションでスペースを作り右足で同点ゴールを決めました。
 26分にセビージャは中盤でボールを奪うと素早くヴィトロへパスを出し、ヴィトロがスピードを生かしてマークについていたドミンゲスを振り切る形で左足シュートを決めて再びリード。
 あきらめないグラートバッハは29分にラファエルのパスを受けたアザールが右足で至近距離から綺麗に決めてサイド同点に追いつきました。前半からグラートバッハがボールを支配し、守備的なセビージャを押し込みますがボールロストからカウンターを浴びるという形。前半で2:2となりこの時点でグラートバッハにとって非常に厳しくなってしまいました。しかし、グラートバッハのホームでの強さ、そしてスタジアムの普段とも違った雰囲気がもしかしたらという気持ちを持たせてくれました。

 

 後半も攻めるグラートバッハ、守るセビージャという形は変わりません。決定機の数もお互い同じくらいあったでしょうか。しかし68分のシャカの退場で1stレグも含めた結果の行方はほぼ決まってしまいました。その後は数的不利の状況でなかなかチャンスを作れない状態が続く中、ファヴレ監督は最後の賭けに出ました。最終ラインを1人削ってFWのフルゴタを入れ、同時に右サイドはヤンチュケに代えて攻撃力のあるジョンソンを入れたのです。この賭けは裏目に出て交代のわずか1分後にジョンソンがヴィトロに振り切られ決勝点となるゴールを決められてしまいました。しかし、この後退を非難する気は毛頭ありません。残された時間で勝負をかけるのは当然のことです。

 サッカーの場合、審判の微妙なジャッジはある程度は運、不運という形で受け入れなくてはいけないものであり、それをとやかく言いたくはないのですが、この試合はずいぶんグラートバッハに不利なジャッジが多かったと思います。ペナルティエリア内でセビージャの選手にハンドがあった場面は見逃されるし、シャカの2枚目の警告はずいぶん厳しいものに思えました。しかし、それでも懸命にプレーする選手の姿や彼らをサポートするファンの作り出すスタジアムの雰囲気には感動すら覚えました。もし、私が現地にいたなら興奮で訳が分からない状態になっていたかもしれません。

 冷静に振り返れば、アウェイの試合も含めたセビージャ戦の2試合は、ゲームそのものはコントロールできていてチャンスも作れていました。課題となったのはシュートの決定力です。特にアウェイでの試合で1つでもゴールを決めることができていたらと思わずにはいられません。
 それでも2シーズン前に比べればかなりの進歩です。またELそのものの結果のみならず並行して行われているリーグ戦でも2シーズン前とは違い上位につけているという点がそれを証明しています。
 ここからはリーグ戦、およびDFBポカールに集中していくことになります。まずは明日のパダボーン戦でしっかり3ポイントを獲得することです。


Europa League, 2014/15, Zwischenrunde, Rückspiel
26.02.2015 19:00 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - FC Sevilla 2:3 (2:2)
Borussia: Sommer – Jantschke (78. Johnson), Stranzl, Dominguez (78. Hrgota), Wendt – Kramer, Xhaka – Herrmann (72. Traoré), Hazard – Raffael, Kruse
Sevilla: Rico – Figueiras, Carriço, Kolodziejczak, Trémoulinas (82. Navarro) – Krychowiak, Iborra – Vidal, Banega (65. Mbia), Vitolo – Bacca (78. Gameiro)
Tore: 0:1 Bacca (08.), 1:1 Xhaka (19.), 1:2 Vitolo (26.), 2:2 Hazard (29.), 2:3 Vitolo (79.)
Gelbe Karten: Xhaka, Hazard - Iborra, Rico, Bacca, Vidal, Gameiro
Gelb-Rote Karte: Xhaka (68., wiederholtes Foulspiel)
Zuschauer: 45.337 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Marijo Strahonja (Kroatien)

テーマ : UEFAヨーロッパリーグ - ジャンル : スポーツ

00:37  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(2)  |  Edit  |  Top↑
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