2015.07.20 (Mon)

ボーフム選手の移籍状況 (2015/16)

 早いものでもうツヴァイテリーガの2015/16シーズンの開幕が近づいてきました。新シーズンに向けて選手の動きを整理しておくとともに今季のボーフムで期待したい選手などについて記しておきたいと思います。

■ ボーフム選手の移籍状況
【Out】
 GK
  Michael Esser → Sturm Graz
  Marius Weeke → SC Wiedenbrück 2000
 DF
  Heiko Butscher → 引退
  Fabian Holthaus → Fortuna Düsseldorf
  Nicolas Abdat → VfL Wolfsburg II
 MF
  Danny Latza → 1.FSV Mainz
  Adnan Zahirovic → Hapoel Akko
  Yusuke Tasaka → Kawasaki Frontale
  Thomas Eisfeld → FC Fulham
 FW
  Joel Reinholz → 未定
  Mikael Forssell → 未定
  Stanislav Sestak → Ferencvaros Budapest
  Michael Gregoritsch → Hamburger SV

【In】
 GK
  Manuel Riemann ← SV Sandhausen
 DF
  Giliano Wijnaldum ← Go Ahead Eagles Deventer
  Tim Hoogland ← FC Fulham
  David Niepsuj ← VfL Bochum II
  Gökhan Gül ← VfL Bochum II
 MF
  Michael Maria  ← VfL Bochum II 
  Arvydas Novikovas ← FC Erzgebirge Aue 
 FW
  Janik Haberer ← TSG Hoffenheim
  Nando Rafael ← Henan Jianye
  Peniel Mlapa ← Borussia Mönchengladbach

 GKはエッサーが移籍するがザントハウゼンの正GK、リーマンを獲得。DFは左SBのホルトハウスの穴をワイナルドゥムが埋める形となり、戦力は維持できそうです。ボランチはラッツァの移籍が痛いのですが、フラムから元シャルケのホークラントを獲得。彼がラッツァの穴を埋めてくれることを期待します。攻撃的な選手ではサイドアタッカーのシェスターク、田坂が抜けた代わりにホッフェンハイムから若いハベラーを獲得しましたがトータルで見ると戦力ダウンになります。昨季、頭角を現したギュンドュスやU23から昇格したマリアの成長を期待したいところ。また、どうしても埋まらないのがアイスフェルト。ローン契約が切れていったん所属クラブのフラムに戻ったアイスフェルトですが依然としてボーフムは彼の獲得に動いていますがどうなることか。
 FWはジョーカーとして渋い働きを見せたフォルセルの代役としてナンド・ラファエルを獲得しました。ラファエルは昨年いっぱいで中国、河南建業との契約が満了し半年間フリーとなっていましたが、テストマッチではそのブランクを感じさせない動きを見せておりそれなりに働いてくれそうです。余談ですが、このラファエル、河南では大宮にいたラファエルと一緒にプレーしていたようです。

 そんな具合で昨季と比較すると昨季ツヴァイテで最多失点を記録してしまった守備陣はそのままの戦力を維持。昨季、ツヴァイテ最多得点を記録した攻撃陣はやや戦力が落ちたという印象が残ります。
 
 個人的に注目したい選手はまずはシムネクです。フェアベーク監督が指揮するようになり、試合ごとにしっかりした分析を行いコンセプトを持って試合に臨んでいることが感じられますし、攻撃的で魅力あふれるサッカーが少しずつできるようになってきました。一方で守備面は全く改善される気配が見えませんでした。今季もテストマッチの失点シーンの映像を見ると昨季から改善されているようには見えません。昨季、守備陣のリーダーとしての役割を期待されながら怪我でほとんど出場できなかったシムネクがなるべく早く復帰しフル稼働できれば少しは改善されるのではないかと期待しています。
 もう一人注目したいのがグレゴリッチ。前所属のホッフェンハイム、レンタル先のザンクトパウリではセンスは感じさせるものの結果が残せなかった彼も昨季はボーフムでブレーク一歩手前まで来たように思います。今季は正式にボーフムに移籍となり気持ちの上でも集中できるのではないかと思います。フェアベークのサッカーにおいても彼の存在は不可欠です。今季は攻撃の中心となってほしいと思います。ひとつ気がかりなのがHSVへの移籍に関する話です。このオフの間にHSVからのオファーがあったようですが金額面で話がまとまらずいったんはおさまっていたようですが、HSVがレヴァークーゼンにターを売却して得た資金でグレゴリッチを買い取る資金を得たため再び獲得に動くのではないかという話があるようです。仮にグレゴリッチが抜けるとなればボーフムにとっては相当な痛手となるでしょう。

 (2015.8.8 追記)
  結局、グレゴリッチはHSVへ移籍することが決まり、一方でMFのノヴィコヴァスをアウエから、FWのムラパをグラートバッハから獲得しました。2人とも攻撃的な選手でサイドからの突破を得意とする選手。点取り屋ではありませんがスピードを生かして相手守備を崩す力はあります。彼らとジモン・テロッデのコンビネーションがうまく機能すればグレゴリッチの抜けた穴は埋まるのではないかと期待しています。

 今季のツヴァイテはドリッテからの昇格が底力のあるビーレフェルトとデュイスブルク、エアステからの降格チームがフライブルク、パダボーンと強力。さらに本来力を持っているライプツィヒやカイザースラウテルン、ニュルンベルク、デュッセルドルフ、カールスルーエがツヴァイテに残ったことで昇格争いのみならず中位までも含めた争いが相当激しくなると思われます。個人的には昇格候補はライプツィヒ、フライブルクと見ていますが、実力のあるクラブも少し調子を崩せば一気に下位に沈むこともあるのではないかと予想しています。そんな中でボーフムはどこまでやれるのか。個人的にはなんとか一桁順位に食い込んでほしいところ。現実的にはかなり厳しいと思いますが、近い将来の1部昇格を真剣に考えるならばぜひ実現してほしいと思います。そしてそのためには守備の改善が絶対に必要です。


スポンサーサイト

テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

22:06  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2015.07.13 (Mon)

2015 J-League Division 2 第23節 大宮 vs. 岡山

 個人的な話ですが、この1ヶ月は休暇をとって旅行をしたりその後は仕事が多忙になったりでなかなか大宮の試合を観戦できない状況でした。そんなわけで今回の観戦は18節のアウェイ栃木戦以来、1か月ぶりとなりました。その間に大宮はヴェルディに敗れたり、札幌に勝利はしたものの2失点するなどチームの状態、特に守備に関して変化が見えてきたようです。一時的なものであり修正ができるのであればよいのですが、例年通りならそろそろ夏場の失速時期に入るころでもあり少々心配ではあります。

 そんなわけで久しぶりのスタジアム観戦となった岡山戦。私は特に大宮の守備に注目してみようと思いました。この試合の大宮は前節の札幌戦で怪我により途中で退いた菊地が欠場し福田がスタメン。また清水慎太郎が前節同様に左サイドハーフに入りました。このフォーメーションが機能するかどうかも楽しみです。


 キックオフの後、しばらくは岡山がプレッシャーをかけてきたように見えましたがその後はお互い大きな動きは無し。どちらもチャンスどころかシュートもほとんどない試合展開でした。しかし、13分に大宮が左サイドで和田が相手をかわしてクロスを上げると中央で河本が合わせてあっさりと先制。最初のチャンスをしっかりとゴールに結びつけました。
 その後もどちらも連係が悪くボールを奪って縦パスを入れてはそれがミスになり相手に奪われるシーンの繰り返し。こうなった原因はもしかしたら普段とは違う選手を起用したことによる連係不足だったのかもしれません。いずれにせよどちらにもミスが多い残念な内容の前半でした。


 しかし後半に入ると大宮の攻撃にリズムが出てきたように思えました。前半に比べると縦パスがつながるようになりチャンスを作れるようになりました。58分の追加点はまさにその形。横山から播戸へ縦パスが入りそのボールを播戸が素晴らしいタイミングで左へ出すと抜け出した横谷がしっかりと決めました。


 2点差のまま90分が経過し、大宮はほぼ勝利を手にしていましたが、仕上げに途中から入った泉澤がドリブルから中央に切り込んで右足でゴールを決めました。このプレーはすっかり泉澤の得意の形になりました。それにしても泉澤は本当に魅力あふれる選手になりました。最近の私は彼のプレーを楽しみにスタジアムに行っていると言っても過言ではありません。

 大宮は試合内容で相手を圧倒した印象は全くありません。どちらかといえばチャンスをうまく得点に結びつけ、終わってみれば3点差で完勝していたという印象が強いです。大宮の試合巧者ぶりが光りました。前半を見た時点では連係面で不安を感じたのですが、この蒸し暑さの中でも最後までよく走れていたと思います。
 注目していた守備ですが、河本、福田のCBコンビは安定していて問題はなかったと思います。前半は相手のパスを読みピンチを未然に防ぎ、空中戦や1対1も危なげありませんでした。後半は中盤にスペースができてしまい相手のカウンターから何度かピンチがありましたが、そこでも慌てることはありませんでした。相手がもっとプレッシャーをかけてきたときにうまく対応できるのかどうか見てみたいところですが、福田がある程度計算できることがわかったのは大宮にとって大きな収穫だと思います。長いシーズンですので、このままフィニッシュできるはずはなくどこかで調子が落ちることはあるし、相手にも研究されると思います。そんな時にも守備がしっかりしていれば大きく崩れる心配は少ないと思うのです。

 これからも続く過密スケジュール。私もなるべくスケジュールを調整しできる限りスタジアムで観戦したいと思っています。
 

2015 Jリーグ Division2 第23節
2015年7月12日(日), 18:04, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - ファジアーノ岡山 3:0 (1:0)
大宮: 加藤 - 渡部, 福田, 河本, 和田 - 横山, カルリーニョス, 横谷, 清水(慎) (75. ムルジャ) - 家長 (83. 渡邊), 播戸 (59. 泉澤)
岡山: 中林 - 久木田, 岩政, 武田 - 田中, 渡邊, 千明, 田所 - 片山 (85. 久保), 押谷 (78. 伊藤), 染矢 (59. 矢島)
得点: 1:0 河本 (13.), 2:0 横谷 (58.), 3:0 泉澤 (90.+2)
警告: なし
観客: 10,077人
主審: 飯田 淳平

テーマ : 大宮アルディージャ - ジャンル : スポーツ

タグ : スタジアム観戦記

23:52  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

2015.07.02 (Thu)

テストマッチ TSGデュルメン vs. VfLボーフム

 ドイツ、ブンデスリーガは2014/15シーズンが終了したと思ったら早くも新シーズンに向けて各クラブでトレーニングを開始しています。とりわけツヴァイテリーガは日程の関係上6月中旬から始動しているクラブも多くボーフムもその一つです。私は6月下旬に休暇を利用してドイツを旅行していましたが、ちょうど旅行期間中にボーフムのテストマッチが行われることを知り見に行くことにしました。

 この試合の対戦相手のTSGデュルメンはベツィルクスリーガ(8部)に所属。デュルメンはボーフムの北約30キロに位置する人口約46000人の小さな町です。町の中心からスタジアムまでは徒歩約30分の位置にありますが公共の交通機関は全くないので自家用車がなければ歩いていくしかありません。幸い当日は天気が良かったのでのんびりと歩いていくことにしました。閑静な住宅街の中を抜けて畑が広がるあたりにスタジアムはありました。


 小さな町の小さなクラブにとっては、テストマッチとはいえツヴァイテリーガのクラブと試合をするというのは一つのイベントのようでスタジアムはちょっとした祭りのような雰囲気でした。デュルメンの選手たちもかなり気合が入っていた様子です。


 ボーフムは前半に昨季までの主力選手と控えに入っていた選手、後半は選手を全員入れ替えて新加入選手とユースの選手を中心に構成されたメンバーで戦いました。結果的に11得点したことについては相手との実力差を考えれば当然のことだと思いますが、前後半を通じて気になったのが選手同士の連係のまずさから相手に不用意にボールを奪われるシーンが目についたことです。ただデュルメンの選手とは個の力の差がありすぎるため、ボールを奪われても体をぶつけて簡単にボールを奪い返すことができるため相手のチャンスにはならずに済んでいたのですが、これが実力のあるチームとの試合なら失点につながるのではないかと思います。昨シーズンリーグ最多失点を記録した守備陣は今のところは今季も不安です。実際に後半にひとつ失点確実というようなシーンもありました。


 個々の選手の中で目立った選手をあげておくと、前半は右サイドハーフに入ったミヒャエル・マリアが精力的に動き2ゴールをあげました。クライファートが監督を務めるキュラソー代表にも招集された20歳のマリアは田坂やシェスタークが抜けた今季は出場機会がありそうです。ただ2ゴール以外に決定機はまだあり、さらなるシュートの正確性を求めたいところ。後半は3ゴールを決めたナンド・ラファエルとこの試合がボーフムの一員としてのデビューとなったティム・ホークラント。ラファエルは連携面ではまだ不十分とはいえストライカーらしくチャンスと見るやシュートを狙っていく姿勢は期待が持てます。またホークラントは中盤に入ってのプレーでしたが経験豊富な選手らしく守備面ではチームを統率している様子でした。彼の加入が守備力の強化につながることを期待したいです。

 ところで写真でもお分かりと思いますが、私はこの試合は立席のチケット(10ユーロ)を購入していた関係でピッチレベルで見ていました。後半はボーフムが攻め込むサイドが遠くになりよく見えませんでした。なんとか目を凝らして一生懸命ボールを追っていたのですが、ふと周りを見るといつの間にか隣に前半出場したロジラやマリア、テラッツィーノ、後ろにはカクタルアやペアテルがいて少し離れたところではテロッデがファンと談笑しながら試合を見ています。なんだかいつの間にか私一人が選手たちに囲まれて試合を見ているような状態になり、試合よりもそちらが気になってしまいました。
 
 ボーフムはこの試合が3試合目のテストマッチですがいずれもかなり格下の相手との試合であくまでも調整という位置づけであり勝敗は全く参考になりません。しかし次からは3部のミュンスターなど実力的に近い相手との本格的なテストが行われます。かなり厳しい戦いが予想される今季のツヴァイテリーガでボーフムがどこまで戦えるのか見極めることができそうです。


Testspiel
27.06.2015 18.30 Uhr, Sportzentrum Nord (TSG-Stadion am Grenzweg), Dülmen
TSG Dülmen - VfL Bochum 1848 0:11 (0:6)
Dülmen : Sylla - Schulte, Gerson, T.Korte, Espeter, Schwarz, Kock, Wies, Langener, C.Korte, Besler
Bochum (1.Hz.): Luthe – Celozzi, Fabian, Cacutalua, Perthel – Bulut, Losilla, Haberer – Maria, Terodde, Terrazzino
Bochum (2.Hz.): Dornebusch – Niepsuj, Lach, Gül, Wijnaldum – Saglam, Hoogland, Gulden – Pavlidis, Rafael, Cwielong
Tore: 0:1 Losilla (10.), 0:2 Maria (12.), 0:3 Terodde (13.), 0:4 Terodde (29.), 0:5 Haberer (35.), 0:6 Maria (45.), 0:7 Rafael (47.), 0:8 Gül (54.), 0:9 Rafael (60.), 0:10 Cwielong (67.), 0:11 Rafael (73.)
Zuschauer: 2.000
Schiedsrichter: Dr. Lennart Brüggemann (Rheine)

テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : スタジアム観戦記

06:26  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑
 | BLOGTOP |