2015.12.31 (Thu)

今季の大宮について思うこと

 今年は夏あたりから仕事が忙しくなり11月下旬あたりからブログ更新もままならない状況が続き、久しぶりの更新になります。ちなみにスタジアムで観戦した試合に関してはたとえ一文だけでも記事に残すつもりで続けています。
 さて2015年もそろそろ終わりますので、このあたりで大宮アルディージャについて思ったことをまとめておこうと思います。

 開幕当初の大宮についてはネガティブな印象を持たざるを得ませんでした。毎年同じことを繰り返した上にとうとうJ2に降格。これを機にクラブのあり方を含めた大きな改革を行うのか、あるいはこれまでの路線でJ1復帰を目指すのか。クラブは後者を選択しました。しかも、いろいろ問題のあったフロントもそのまま居座る形で。
 開幕直前の栃木との練習試合、開幕の金沢戦、第2節のセレッソ大阪戦はチームとしての連動した動きがほとんどなく、守備は不安定。開幕まで何をやっていたんだと怒りすら覚えました。さらに千葉戦では格の違いを見せつけられる完敗。これではプレーオフ圏内も難しいのではないかと思いました。そんなこともあって最終的にJ2優勝でJ1復帰を決めるという結果は想像できませんでした。恐れ入りました。素直に脱帽です。

 J2では特別な戦い方をするチームが多く、個々の能力で上回っていても簡単には勝てないのはわかっていました。そしてシーズン序盤での戦いぶりを見て、接戦をいかにものにしていくか。1年でJ1復帰を果たすためには内容よりも結果重視。そして一戦一戦の積み重ねが重要になるだろうと実感しました。結果的には大宮はその通りに結果を残したのだと思います。他の上位候補とされたチームがもたつく中、着実に勝点を積み上げ気づいたら首位に立ち2位以下を引きはなしていました。ただ、その間の試合も簡単な試合は一つもありませんでした。例えばアウェイの岐阜戦も結果だけみれば5点差での快勝ですが、先制点を奪うまではどう転ぶか全くわからなかった試合でした。終盤は守備の弱さが表面化しもたついたものの、春から夏にかけての積み重ねがものを言って逃げ切った形です。

 家長、ムルジャへのマークは厳しくなることは想像していたので、もう1つか2つ得点につながる形が必要だと思っていました。この点では泉澤の成長が大きかったと思います。ドリブルに関してはすでにJ1でも通用するところを示していましたが、今季はゴールの意識も高くなり家長とのコンビネーションもよく得点につながる形になりました。リーグ戦終盤にマークが厳しくなりましたが、それを打開できるかどうかはこれからの課題なのでしょう。他には、カルリーニョスの広い視野、播戸のFWとしてのボールの引き出し方やスペースの作り方なども印象に残りました。
 守備では加藤、河本の加入が大きかった。特に加藤は何点失点を防いだことでしょう。彼がいなければ昇格はできなかったといっても過言ではないと思います。結果論かもしれませんが、大宮の補強は素晴らしかったといえると思います。ただ、見方を変えれば、これだけ河本や加藤がぎりぎりのプレーをしてもかなりの失点を記録したという事実を見ても、こと守備面に関しては優勝チームにふさわしい力があったとは思えません。
 今季の大宮は昨季と比べると改善された部分も多いですが、それは滅茶苦茶だった昨季を本来の姿に戻しただけであって、何か劇的に進化したという部分はないと感じます。もちろんシーズントータルの勝ち点が多かった大宮が昇格をすることは誇れることだと思います。しかしそれでもシーズン終盤でのチームの完成度を見ると、一緒に昇格を決めた磐田や福岡に劣ると言わざるを得ません。シーズン終盤になってJ2下位との試合に苦戦の連続では困るのです。客観的に見て来季は降格候補一番手でしょう。早急に弱点(特に守備面)の改善が必要です。すでに来季に向けてCBに山越、SBに奥井、沼田などを補強していますが彼らがうまく機能することを望みます。そして1部への残留を最低限の目標として、上位争いをするチームを相手に一泡吹かせてほしいものです。楽しみにしています。

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テーマ : 大宮アルディージャ - ジャンル : スポーツ

09:57  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑
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