2010.12.05 (Sun)

ブンデスリーガ2010/2011 第15節 グラートバッハ vs. ハノーファー

 14試合を終えた時点で勝点10で最下位、40失点、ホームでは未だに勝利無し…。

 グラートバッハにとってこのホームでのハノーファー戦の結果は極めて重要なものになりそうです。これまで、最下位とはいってもそれなりに点は取れているし、守備の崩壊も怪我人だらけという事情を考慮しクラブはフロンツェク監督を支持してきました。しかし、それもそろそろ限界に来ています。
 相手のハノーファーに関しては、当初は順位争いのライバルとなるだろうとみなす人が多かったことと思います。グラートバッハの選手たちのインタビューなどでそれらしきことを話しています。しかし、今相手は4位のチームです。確かに昨シーズンの終盤、肝心なところでチームが調子を上げて最終戦で快勝し残留を決めたのですが、昨シーズンと今のどこが違うのかも興味があります。

 グラートバッハはデカマルゴとボバディージャの2トップ、アランゴをスタメンに戻しロイスを右サイドハーフに回しました。また、前節(ドルトムント戦)でフル出場したカルセンブラッカーをこの試合も起用しています。

 この試合もグラートバッハは先制ゴールを決めます。ちなみにグラートバッハが先制点を入れるのはこれで5試合連続です。17分のフリーキックのチャンス。ゴールまではかなり距離がある位置でしたがブラッドリーの蹴ったボールはゴール前で競り合ったボバディージャの頭、デカマルゴの右足をかすめるようにしてそのままゴールに入りました。グラートバッハは30分にもブラッドリーのコーナーキックのボールをペナルティエリア内でフリーになったアランゴがボレーシュートを放つなど決定的チャンスがありました。
 心配な守備ですが、前半を見る限りではハノーファーの攻撃は全く迫力がなく、唯一、ペナルティエリアの中で脅威となっていたヤコナンに対しても2人でしっかりと対応しほとんど仕事をさせませんでした。
 しかし、43分にボバディージャがピントとのボールの奪い合いで倒れこんだピントに足を挟まれた腹いせに蹴りを入れてしまい一発レッドカードで退場となります。しかも映像では退くときに審判に暴言を吐いていたようなのが気になります。実に愚かなプレーです。今年はアランゴも同じようなプレーをしてしばらく出場停止になったりしていますが、こういったこともチームの不振の原因になっています。またこのレッドカードの数分後にロイスがラフプレーで警告をもらってしまったのも痛いところ。ロイスの警告は5枚目です。

 数的不利の状況に陥ったグラートバッハですが、後半も引き続き安定した守備を見せていました。ハノーファーが数的優位を生かせない単調な攻撃を繰り返していたのにも助けられていました。しかし59分にスロムカ監督は精彩を欠いていた中盤のスティンドルに代えてハンケを投入して流れが変わりました。ハンケが攻撃に顔を出すことでヤコナンへのマークが甘くなり、ヤコナンが自由に動けるようになります。
 73分にペナルティエリア内のさほどスペースのないところからヤコナンにクロスをあげられ、ゴール前のハンケがヘディングで決めて同点に追いつかれます。そのすぐ2分後にはシュミーデバッハの右からのクロスをゴール前でフリーになったヤコナンが難なく決めて実にあっさりと逆転されてしまいました。
 その後ハノーファーは守りに入り、グラートバッハの攻撃を問題なくかわして試合が終わりました。ハノーファーは昨シーズンと比べると守備がかなりよくなっているという印象を持ちました。またこの試合に関しては選手交代が効果的だったと感じます。

 実に残念な結果です。伝統的にホームでは強いはずのグラートバッハが、いまだにホームで1勝もしていないなんて・・・。冒頭に書いたとおりグラートバッハの不振の原因は監督だけにあるとは思えません。しかし、これだけ嫌な負け試合を見せられてサポーターは我慢できるのかが問題です。事実、後任候補の噂も出始めているようですし・・・。
 この意味でこの試合は勝っておきたいところでしたが、嫌な逆転負けを繰り返す結果となりました。この結果を受けてクラブがこれまでと同様に監督を支持していくのかどうか注目したいと思います。
 本来、監督交代をするのであれば中途半端な時期ではなく早い決断がよいのですが、今回のケースに限ってはもう少し辛抱し、ウィンターブレークでの補強、怪我人復帰を待ちたいというのが私の希望です。


1. Bundesliga, 2010/11 15.Spieltag
04.12.2010, 15:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - Hannover 96 1:2 (1:0)
Borussia: Heimeroth - Levels, Callsen-Bracker, Anderson, Daems - Reus, Marx (81. Matmour), Bradley, Arango - de Camargo (72. Idrissou), Bobadilla
Hannover: Fromlowitz - Cherundolo, Eggimann, Pogatez, C. Schulz - Stindl (59. Hanke), Pinto, Schmiedebach, Rausch - Ya Konan (89. Forssell), Schlaudraff (82. Chahed)
Tore: 1:0 Bradley (17.), 1:1 Hanke (73.), 1:2 Ya Konan (75.)
Rote Karte: Bobadilla (43.)
Gelbe Karten: Reus, Daems - Stindl
Zuschauer: 37.195.
Schiedsrichter: Marco Fritz (Korb)


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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

09:11  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

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