2011.03.16 (Wed)

ブンデスリーガ2010/2011 第26節 ブレーメン vs. グラートバッハ

 先週の金曜日に発生した地震の影響で自宅の室内が酷い状態となり、当日ネットでサッカーを見ている余裕などなく、さきほどようやくタイトルの試合を確認したところです。もちろん、結果は先に知っていましたが・・・

 この試合はグラートバッハとブレーメンの試合はどちらにとっても非常に重要な試合でした。特にグラートバッハにとっては、ここで離されるようではもはや来シーズン1部で試合をすることが非常に難しくなってしまいます。
 そんな重要な試合を前にして、このところ好調のデカマルゴが練習中の怪我により長期離脱となったのは非常に痛いです。この試合では代わりにイドリスがFWの位置に入りました。また、前節の試合で鼻骨を折ってしまったダンテはフェースマスクをつけて強行出場。前節、初めてスタメンで起用されまずまずのプレーを見せたヤンチュケが右サイドバックの位置に入りました。
 
試合の経過
 東北地方太平洋沖地震による被災者を追悼する黙祷のあと試合が始まりました。試合開始直後からブレーメンは攻撃モード全開でした。まず、2分にシルヴェストルが左からあげたクロスをゴール前でフリーになっていたヴァーグナーが頭でシュートします。バイリーが辛うじて反応しポストにも助けられましたが、このあともブレーメンの攻撃は勢いを増します。
 18分にはヴァーグナーからの素晴らしいスルーパスに反応してバルクフレーデが抜け出しましたが、このシュートもバイリーが止めました。26分にはシュトランツルがピサロにドリブル突破を許しますがダンテが何とかカバーに入り難を逃れました。さらに34分にはピサロのクロスをバルグフレーデがボレーでシュートしますが、これもバイリーが防ぎました。
 そんな具合に防戦一方となりながらなんとか踏ん張ってきたグラートバッハでしたが、39分についに失点してしまいました。左サイドバックのダエムスが高い位置でボールを奪われてしまい、相手のカウンター攻撃を受けてしまいました。ブレーメンは奪ったボールを素早くピサロにつなぎ、ピサロのクロスをファーサイドのヴァーグナーが頭で合わせてゴールの右隅に決めたのです。その後もブレーメンは43分にボロフスキの強烈な右足のシュートがクロスバーを直撃されますがゴールにはなりませんでした。
 前半はとにかくブレーメンの一方的な展開。グラートバッハは相手の流れるようなパスワークと多彩な攻撃についていくのが精一杯で攻撃までは手が回せない状態でした。ちなみに前半のシュート数は9:1となっていました。

 後半、グラートバッハはマルクスに代えてノルトヴァイトを入れ建て直しを図ります。それでも前半同様に押し込まれる場面が多かったのですが、60分を過ぎたあたりからようやく相手のディフェンスラインの裏を取ろうとする攻撃ができるようになりました。スルーパスに反応したノイシュテッターが絶妙なタイミングで抜け出してシュート。この絶好のチャンスで枠をはずしてしまったノイシュテッターにはガッカリですが、カウンターからの守備には脆さのありそうなブレーメンに対しては有効な攻撃が出てきました。
 ブレーメンは途中からマリンとアルナウトヴィッチをと同時に投入し、その後はスピードを生かしたカウンター攻撃を見せ始めました。グラートバッハも終盤に捨て身の攻撃を見せ、残り5分を切ったあたりからは激しい打ち合いの様相を呈してきました。グラートバッハは、86分にロイス、87分にシュトランツルに絶好のゴールチャンスがありましたが決めきれず、逆にブレーメンは88分にカウンターからアルナウトビッチがGKと完全に1対1になる決定的チャンスがありましたが、なんとこれをはずしてしまいました。結果的にはこれが本当に大きく試合を決定付けることになります。

 3分間のロスタイムが2分経過したところでグラートバッハにフリーキックのチャンスが与えられました。アランゴのフリーキックをダンテがメルテザッカーに競り勝ちシュートを決め同点。土壇場で追いついたグラートバッハが辛うじて1ポイントを手にすることになりました。

感想
 試合全体を通した感想を正直に言うと、グラートバッハの大ファンの私ではありますがこの試合のブレーメンの攻撃には惚れ惚れとしてしまいました。ショートパスをダイレクトでつないで崩してきたり、カウンターから手数をかけずに相手の裏をとったり、ミドルシュートやマリンのようなドリブラーもいたり実に多彩な攻撃パターンを見せてもらいました。守備の脆さを含めてブレーメンは楽しいチームだと思います。今シーズンはかなり苦戦していますが降格することはまずないでしょう。
 グラートバッハは、リーグ戦の状況を考えれば3ポイントとれないと満足できないはずですが、この試合展開でドローに持ち込んだのは上出来だと思います。怪我をしながら出場し試合を通して守備ではぎりぎりのところで踏ん張り最後に同点ゴールまで決めたダンテはやはり素晴らしい選手だと思いました。あと、付け加えるならボルシアファンはアルナウトビッチにも感謝しなくてはいけないと思います。
 グラートバッハは次がカイザースラウテルンとの対戦になりますが、この試合は本当に重要な試合です。ドローも許されないでしょう。


1. Bundesliga, 2010/11 26.Spieltag
12.03.2011, 17:30 Uhr, Weserstadion, Bremen
SV Werder Bremen - Borussia M'gladbach 1:1 (1:0)
Bremen: Wiese - Fritz, Mertesacker, Prödl, Silvestre - Frings - Bargfrede, Borowski (71. Wesley) - Trinks (58. Marin) - Pizarro, Wagner (58. Arnautovic)
Borussia: Bailly - Jantschke, Stranzl, Dante, Daems – Fink (78. Herrmann), Marx (46. Nordtveit) – Reus, Neustädter, Arango – Idrissou (65. Hanke)
Tore: 1:0 Wagner (39.), 1:1 Dante (90.+2)
Gelbe Karte: Prödl, Bargfrede, Marin
Zuschauer: 40.500 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Manuel Gräfe

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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

09:52  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

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