2011.05.15 (Sun)
ブンデスリーガ2010/2011 第34節 ハンブルガーSV vs. グラートバッハ
ブンデスリーガの最終節が終わりました。グラートバッハはアウェイ、ハンブルクのアイエムテック・アレーナでHSVと対戦して1:1のドロー。15位のヴォルフスブルクがホッフェンハイムに勝ち、17位のフランクフルトがドルトムントに敗れたため下位チームに順位の変動はなく、ヴォルフスブルクの1部残留とフランクフルトの2部への降格、グラートバッハの入替戦出場が決まりました。ベストのシナリオは入替戦なしで残留を決めてしまうことでしたので少々残念ではありますが、シーズン前半のことを考えればここまで来たのは上出来ともいえるでしょう。
さて、一応試合を振り返っておきます。といっても、実は私はこの試合に関しては冷静に試合の状況を追っていられる状態ではなかったのでかなり雑です。お許しください。
この試合は序盤からグラートバッハに勢いが感じられました。ノイシュテッターやロイスが積極的にミドルシュートを狙い、イドリスもドリブル突破してシュートするなど何度も相手ゴールに迫り、あと一歩というシーンもありました。
そして、41分にグラートバッハは相手のファールでゴール正面でフリーキックのチャンスを得ます。ここでアランゴの左足が炸裂して先制しました。その後もハンケのミドルシュートが相手に当たってコースが変わりゴールぎりぎりをはずれるというシーンもあり追加点を期待できる感じでした。HSVの攻撃に対しては、左サイドにいたエリアには手を焼きましたがそれほど大きなピンチもなく無失点で切り抜け、このままのサッカーを続ければこの試合も無失点でいけそうだと感じました。
後半に入りすぐにジンスハイムでヴォルフスブルクがリードされ、ドルトムントではフランクフルトがリードしたという情報がスタジアムにも入ります。グラートバッハにとって勝てば残留決定、負ければ降格決定という状態となり、ハンブルクまで押しかけたグラートバッハサポーターもさらに盛り上がります。しかし、それに反して試合のほうはかなり雲行きが怪しくなってきました。前半とは違ってグラートバッハは全体に下がり気味になりHSVに押し込まれる場面が増えてきたのです。
そして、HSVはゼロベルトに代わって入ったルート・ファン・ニステルローイが躍動します。71分にディークマイヤーが後方から浮かせたボールを絶妙のトラップ、飛び出してきたテアステーゲンの目の前でまさに跳ね馬のごとく跳躍してループシュートを狙います。ゴールライン直前でダンテが懸命に頭でクリアしますが後方から詰めていたベンハティラが蹴りこんで同点となりました。これは悔しいけれどファンニステルローイの素晴らしいプレーだったと思います。
その後はヴォルフスブルクが逆転し、グラートバッハはこの試合での残留決定は難しくなりましたが、フランクフルトが逆転されたため入替戦は確保できそうな状態になり終盤はあまり無理をせず、しっかりとドローで終えたという試合でした。
さて、この記事を書いている段階では入替戦の相手は、VfLボーフムか、グロイター・フュルトのどちらかということになります。私はボーフムも応援しているのでグラートバッハとボーフムの対戦というのはできれば避けてほしかったのですが果たしてどうなるでしょうか。過去の相性などはありますが、最近のグラートバッハの状態とボーフム、フュルトの状態を見比べれば、よほどおかしなことをしなければ勝てるとは思います。とにかく、もうひと頑張りです。
ところで、5月5日の投稿で残留争いの行方について予想しましたが見事当たりましたね。まあ、残り2試合の段階でのよそうですから別に難しいことではありません。なにしろ、私はこの数年は不本意ながらリーグ戦終盤は残留争いに注目し続けているのですから。と、少し自慢してみましたが、実はよくあたったなと思っているのです。
1. Bundesliga, 2010/11 34.Spieltag
14.05.2011, 15:30 Uhr, Imtech-Arena, Hamburg
Hamburger SV - Borussia M'gladbach 1:1 (0:1)
Hamburg: Rost – Diekmeier (84. Benjamin), Kacar, Westermann, Aogo – Tesche, Zé Roberto (68. van Nistelrooy) – Rincon, Ben-Hatira, Elia – Guerrero (38. Pitroipa)
Borussia: ter Stegen – Jantschke, Stranzl, Dante, Daems – Nordtveit, Neustädter – Reus, Arango – Hanke (74. De Camargo), Idrissou
Tore: 0:1 Arango (41.), 1:1 Ben-Hatira (71.)
Gelbe Karte: Ben-Hatira - Arango
Zuschauer: 57.000 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Mauel Gräfe (Berlin)
さて、一応試合を振り返っておきます。といっても、実は私はこの試合に関しては冷静に試合の状況を追っていられる状態ではなかったのでかなり雑です。お許しください。
この試合は序盤からグラートバッハに勢いが感じられました。ノイシュテッターやロイスが積極的にミドルシュートを狙い、イドリスもドリブル突破してシュートするなど何度も相手ゴールに迫り、あと一歩というシーンもありました。
そして、41分にグラートバッハは相手のファールでゴール正面でフリーキックのチャンスを得ます。ここでアランゴの左足が炸裂して先制しました。その後もハンケのミドルシュートが相手に当たってコースが変わりゴールぎりぎりをはずれるというシーンもあり追加点を期待できる感じでした。HSVの攻撃に対しては、左サイドにいたエリアには手を焼きましたがそれほど大きなピンチもなく無失点で切り抜け、このままのサッカーを続ければこの試合も無失点でいけそうだと感じました。
後半に入りすぐにジンスハイムでヴォルフスブルクがリードされ、ドルトムントではフランクフルトがリードしたという情報がスタジアムにも入ります。グラートバッハにとって勝てば残留決定、負ければ降格決定という状態となり、ハンブルクまで押しかけたグラートバッハサポーターもさらに盛り上がります。しかし、それに反して試合のほうはかなり雲行きが怪しくなってきました。前半とは違ってグラートバッハは全体に下がり気味になりHSVに押し込まれる場面が増えてきたのです。
そして、HSVはゼロベルトに代わって入ったルート・ファン・ニステルローイが躍動します。71分にディークマイヤーが後方から浮かせたボールを絶妙のトラップ、飛び出してきたテアステーゲンの目の前でまさに跳ね馬のごとく跳躍してループシュートを狙います。ゴールライン直前でダンテが懸命に頭でクリアしますが後方から詰めていたベンハティラが蹴りこんで同点となりました。これは悔しいけれどファンニステルローイの素晴らしいプレーだったと思います。
その後はヴォルフスブルクが逆転し、グラートバッハはこの試合での残留決定は難しくなりましたが、フランクフルトが逆転されたため入替戦は確保できそうな状態になり終盤はあまり無理をせず、しっかりとドローで終えたという試合でした。
さて、この記事を書いている段階では入替戦の相手は、VfLボーフムか、グロイター・フュルトのどちらかということになります。私はボーフムも応援しているのでグラートバッハとボーフムの対戦というのはできれば避けてほしかったのですが果たしてどうなるでしょうか。過去の相性などはありますが、最近のグラートバッハの状態とボーフム、フュルトの状態を見比べれば、よほどおかしなことをしなければ勝てるとは思います。とにかく、もうひと頑張りです。
ところで、5月5日の投稿で残留争いの行方について予想しましたが見事当たりましたね。まあ、残り2試合の段階でのよそうですから別に難しいことではありません。なにしろ、私はこの数年は不本意ながらリーグ戦終盤は残留争いに注目し続けているのですから。と、少し自慢してみましたが、実はよくあたったなと思っているのです。
1. Bundesliga, 2010/11 34.Spieltag
14.05.2011, 15:30 Uhr, Imtech-Arena, Hamburg
Hamburger SV - Borussia M'gladbach 1:1 (0:1)
Hamburg: Rost – Diekmeier (84. Benjamin), Kacar, Westermann, Aogo – Tesche, Zé Roberto (68. van Nistelrooy) – Rincon, Ben-Hatira, Elia – Guerrero (38. Pitroipa)
Borussia: ter Stegen – Jantschke, Stranzl, Dante, Daems – Nordtveit, Neustädter – Reus, Arango – Hanke (74. De Camargo), Idrissou
Tore: 0:1 Arango (41.), 1:1 Ben-Hatira (71.)
Gelbe Karte: Ben-Hatira - Arango
Zuschauer: 57.000 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Mauel Gräfe (Berlin)
スポンサーサイト
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
| BLOGTOP |