2011.05.26 (Thu)

ブンデスリーガ 2010/11 入替戦 ボーフム vs. グラートバッハ

 グラートバッハ、1部残留おめでとう! リーグ戦前半の絶望的ともいえる状態からよく巻き返しました。

 ボーフムで行なわれた第2戦、グラートバッハは心配されたロイスが問題なく出場を果たし、第1戦と全く同じスタメン。ボーフムは、フンケル監督が公言していた通り、出場停止のコップリンのポジションにフライアーを起用し右サイドハーフにはアザウアクを入れ、左にはデディッチを起用してきました。TVに映し出されたレヴィアパワーシュタディオンよい雰囲気。私はこのスタジアムはかなりお気に入りです。小さいですが満員になれば熱気が凝縮された感じでスタジアム全体が盛り上がるのです。

 試合の序盤は、当然のごとくグラートバッハは無理をせずに守りボーフムが攻める形になりました。まず3分にコーナーキックからのマルトリッツが頭で合わせたシュートがクロスバーに弾きスタジアムが沸きました。ボーフムはその後も前に押し込む形が続きますが、TV中継でも解説の清水氏が言っていた通り前線にタレントがいないのが厳しいところ。押し込んではいるものの決定機を作るところまでは行きません。
 グラートバッハはボールを奪ってカウンターを狙う戦術をとりますがロングボールにイドリスが競り勝っても全体的に引いてしまっているのでセカンドボールは拾えず、またロイスも完全にマークされ自由にプレーができない状態でした。
 入替戦の第2戦となれば、結果がすべてという試合であり、スリリングで楽しいサッカーを期待するのは間違いだということはわかってはいますが、それにしてもかなり退屈な展開で睡眠不足の私は早くも眠くなりかけました。そんなときに試合が動きます。24分にボーフムがカウンターから左サイドでアイディンが粘り前線へ上がってきたダブロフスキーへボールをつなぐと、ダブロフスキーから中央への折り返しが、あわててカバーに入ったノルトヴァイトのオウンゴールを誘ったのです。

 ボーフムが先制したことで2試合合計が1:1となりこの段階で試合の行方はわからなくなりました。グラートバッハは攻めなくてはならなくなりましたが、攻撃モードへの切り替えにずいぶん時間がかかりました。守備的になるのは当然のことですが、全体のバランスまで崩してしまってはいけません。意外な形で早い時間に失点してしまったことによる同様もあったかもしれません。前半の終了間際にようやく落ち着きを取り戻し、逆に押し込むようになりました。

 後半にはいるとグラートバッハに多くのチャンスが生まれるようになります。55分にカウンターからペナルティエリア内でGKルーテとイドリスの競り合いからこぼれたボールをロイスが押し込みます。これは明らかなオフサイドでしたが次第にゴールが近づいてきた感じがしました。その後は特に左サイドが自由になりダエムスが積極的に攻撃参加できるようになりました。
 そして、試合の行方はあっけなく決まります。74分にロイスと途中から入ったデカマルゴの間のワンツーパスでロイスが抜け出し、フリーになったロイスの左足のシュートが決まりました。それまでは徹底的にマークされていたロイスでしたが、相手の一瞬の隙を突いたという形でゴールを決めました。その姿にはもはやストライカーとしての貫禄を感じます。この入替戦ではアウェイゴールルールが適用されるのでこの段階でボーフムが追いつくためにはあと2ゴールが必要ということになり、実質的にこのゴールひとつで試合を決めてしまったといってもよいでしょう。
 残り時間でボーフムは攻勢をかけますが攻撃があまりにも単調でゴールの気配が感じられないままドローで試合が終わり、2試合合計で2:1となりグラートバッハの残留が決まりました。

 私は、TV画面にグラートバッハの選手たちが喜びを爆発させる様子が映し出されるのを見て、ようやくシーズンが終わったという実感とともになんともいえないほっとした気持ちになりました。まずしばらくは、(ボーフムの1部昇格失敗には目をつぶり)グラートバッハの1部残留を喜びたいと思います。そして、時間ができたら、グラートバッハとボーフムの1シーズンに関して個人的に思うことを振り返ってみようと思います。


Bundesliga 2010/11 Relegation Rückrunde
25.05.2011 20:30 Uhr rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum - Borussia M'gladbach 1:1 (1:0)
Bochum: Luthe – Freier, Matritz, Yahia, Ostrzolek – Johansson, Dabrowski – Azaouagh (63. Federico), Toski, Dedic (75. Saglik) – Aydin
Borussia: ter Stegen – Jantschke, Stranzl, Dante, Daems – Nordtveit, Neustädter – Reus (85. Matmour), Arango – Hanke (90. Brouwers), Idrissou (68. de Camargo)
Tore: 1:0 Nordtveit (Eigentor, 24.), 1:1 Reus (72.)
Gelbe Karte: Ostrzolek, Aydin, Dabrowski - Dante
Zuschauer: 29.448 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Peter Gagelmann (Bremen)

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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : TV観戦記

21:45  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(2)  |  Edit  |  Top↑

Comment

reisさん、本当におめでとうございます。
多少は気持ちに差があっても、どちらも応援しているチーム同士の対戦、きっと胃の痛くなる思いをなさったことでしょう。

来季はこんな思いをしなくて済むように、両チームにがんばってほしいですね。
ロイス君のゴールは素晴らしかったです。
kamecave |  2011年05月27日(金) 00:39 |  URL |  【コメント編集】

かめさん、ありがとうございます。
グラートバッハとボーフムが注目されてTV中継もされるなんて、
入替戦でなければ、自分にとって祭りだったんですけどね・・・。
グラートバッハは危なかったですが、怪我人さえ出なければ、
こんなに危険な目にあわなかったと思うのですよね。
来シーズンは、ぜひ今の主力選手たちに残ってもらい、
もう少し安心して試合を楽しめるように頑張ってほしいです。
ボーフムは、この入替戦でも思った以上に元気がなかったですし、
来季はちょっと心配ですね。クラブとしても正念場でしょうね。
reis |  2011年05月27日(金) 23:07 |  URL |  【コメント編集】

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