2011.07.23 (Sat)

2. ブンデスリーガ 2011/12 第2節 ボーフム vs. FSVフランクフルト

 ボーフムのホーム開幕戦をネットで観戦しました。対戦相手はFSVフランクフルト。昨シーズンの2度の対戦ではいずれも1:0でボーフムが勝利しています。

 私は昨シーズンのボーフムの試合は入替戦2試合を含めてずいぶん見ましたが、そのとき強く感じたのは攻撃のバリエーションが非常に乏しいということです。中盤に守備的な選手を3人配置し両サイドハーフを置く4-1-4-1 というフォーメーションですが両サイドの選手(特に左)が攻撃を組み立てるタイプの選手ではないので右サイドからの突破、さらに右サイドバックからのクロスだけが頼りという状態でした。そんな具合なので実力的に格下と思われる相手でも1試合に1点取れるかどうかという状態でした。アザウアクがいれば違うのですが、彼がしばらく欠場するリーグ戦序盤は昨シーズン序盤の悪夢の再現を心配してしまいます。
 そんなわけで私はこの試合はボーフムの両サイドハーフに入った選手がどれだけ攻撃に絡むことができるのか注目していました。開幕戦(デュッセルドルフに0:2で敗戦)は3部のオッフェンバッハから加入したベルガーが入っていたようですが警告2枚で退場となり出場停止で、この試合は19歳のオグツハン・ケフキルが左サイドに入りました。右はベテランのフライヤーです。
 
 前半のボーフムはショートパスをつないで相手を崩そうとする意図が見えましたが、残念ながらパスやトラップなど一つ一つのプレーの精度が低くスピードのある攻撃ができず、FSVフランクフルトの組織的な守備を崩せません。ケフキルは実力的にまだまだという印象ですが時折面白いプレーがあり将来性は感じさせてくれました。ボーフムが前半につくったチャンスは2度だけでしたが、ひとつはケフキルが左サイドで何度か切り替えして相手を交わしてあげたクロスが逆サイドのフライヤーが折り返し中央のアイディンがシュートを放った場面。2つ目はペナルティエリア外側からのフリーキックのチャンスでケフキルが左足で直接ゴールを狙い、わずかに枠をはずした場面でした。一方、右のフライヤーに全く精彩がなかったのが気がかりです。特に攻め込んだときの判断の悪さ、ボールを持ちすぎるところが気になりました。いずれにせよボーフムのサイドハーフの人材不足は深刻なのではないかと感じます。緊縮予算の中で難しいとは思いますが、他クラブからの補強などないのでしょうか。

 対戦相手のFSVフランクフルトは序盤はほとんど見せ場はありませんでしたが、徐々にカウンターから攻め込む機会が多くなります。29分に右サイドからカウンターでチャンスを作り中央からイェレンが右足のシュートした場面はスピードのある素晴らしい攻撃でした。しかし、こちらも本当にミスが多くせっかくのチャンスを生かせません。

 後半も前半と同じ状態が続きましたが、痺れを切らしたのかフンケルは61分にキフケルとフォクトに代えてギンチェクとフェデリコを同時に入れます。ボーフムはTestspielでアイディンとギンチェクの2トップも試していたようなので、システムを変えることでどのような変化が出るか注目していましたが、この試合に関してはアイディンが中盤に下がってしまう形になりあまり効果的ではなかった気がします。それでもボーフムは交代で入ったフェデリコとギンチェクのコンビで88分にゴールを決めて、ドローで仕方ないといった内容の試合で3ポイントをとりました。ドルトムントからレンタルしているギンチェクは消えているように見える時間がありますが決定機にはしっかりと顔を出しゴールを決める私好みのストライカーです。テセがいないリーグ戦序盤のFWはギンチェクを最初から使ってもよいのではないでしょうか。
 
 今シーズン、初めてツヴァイテの試合を映像で見たのですが内容は残念なもので、乱暴な言い方をすればツヴァイテリーガの下位チーム同士の対戦で見られるような試合でした。正直に言えば私もボーフムの試合でなければ前半で見るのをやめていたでしょう。
 また、スタジアムの雰囲気もホーム開幕戦とは思えないほど寂しいもので、ゴール裏以外はガラガラの状態。昨シーズンの途中からはこんな状態がずっと続いていますが開幕戦からそうなるとは驚きです。ホームで魅力に欠けるサッカーをしていてはファンはますます離れていきます。今シーズン、今さら急にサッカーの内容や質を変えられないでしょうから、せめて結果を残さないといけません。


2. BUNDESLIGA 2011/12 2.Spieltag
22.07.2011, 18:00 Uhr, rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum 1848 - FSV Frankfurt 1899 1:0 (0:0)
Bochum: Luthe - Kopplin, Maltritz, Sinkiewicz, Ostrzolek - Johansson - Freier, Vogt (61. Federico), Dabrowski, Kefkir (61. Ginczek) - Aydin
Frankfurt: Klandt - Huber, Schlicke, Gledson, Teixeira - Y. Stark, Heitmeier (66. Cinaz) - Sv. Müller (69. Gueye), Yelen, Fillinger - Benyamina (74. Gaus)
Tore: 1:0 Ginczek (88.)
Gelbe Karten: Federico, Ginczek - Müller, Heitmeier
Zushauer: 12.313.
Schiedsrichter: Robert Hartmann (Wangen)

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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

11:49  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

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