2011.10.02 (Sun)

2. ブンデスリーガ 2011/12 第10節 インゴルシュタット vs. ボーフム

 ボーフムの試合は金曜の夜や月曜の夜に開催されることが多く、日本時間だと土曜日の明け方、または火曜日の明け方ということになり体力的にダメージが大きく、特に火曜日の明け方ともなれば仕事に支障をきたす危険性もあるためなかなか見られないのが辛いところです。

 今週は土曜日の昼の試合なので久しぶりに見ることが出来ました。なお、このブログでインゴルシュタットの絡んだ試合を記事にすることが多い気がしますがこれは私がインゴルシュタットのファンだというわけではなく単なる偶然です。
 ボーフムはフンケル監督解任後、ベルクマン監督が指揮をとるようになり2試合目となる前節でデュイスブルクに勝利し連敗を止めいったん最下位から抜け出しました。ちなみに現在最下位のアーヘンはボーフムを解任されたフンケル監督が就任しています。
 
 ボーフムはテセと乾の2トップ、中盤はトップ下にフェデリコ、ボランチにクラマー、そしてセンターバックはアクヴィスタパーツェとヨハンソンのコンビといった具合に大幅にフォーメーションを変えてきました。一方のインゴルシュタットはGKはキルシュシュタインではなくホッフェンハイムから加入したオズジャンを使ってきました。両チームの対戦は昨シーズンは2試合とも3点差でインゴルシュタットが勝っています。

 この試合、前半から激しい攻め合いとなりました。まず3分にボーフムは右サイドを抜けたフライヤーと中央の乾でビッグチャンスを作り右サイドから上がったアザウアクがシュートを放ちましたが、今シーズン初出場のGKオズジャンが防ぎます。6分にインゴルシュタットは左サイドからの折り返しをライトルがシュートしますが、これはルーテが防ぎました。
 試合がなかなか落ち着かないまま10分にインゴルシュタットは左からの折り返しを中央のバドルが決めて先制します。折り返しのボールをしっかりとクリアできずバドルへの絶妙のパスにしてしまったヨハンソンの致命的なミスでした。20分にはDFラインの裏へのパスを受けたバドルがルーテの飛び出しを見逃さずループシュートを決めて早くも2点リード。昨シーズンの悪夢がよみがえります。その後、ボーフムはテセの左足のミドルシュートが決まり、インゴルシュタットは右サイドからバドルのクロスをブフナーが決めて3点目。前半で3:1と激しく点を取り合う展開になりました。前半だけで2ゴール1アシストのバドルはアメリカ人のFW。前節、大敗したパダボーン戦でも唯一光を放っていた選手でよく覚えていますが、この試合の前半の活躍も素晴らしかったです。

 インゴルシュタットには失礼ですが、この程度のチームに大敗を繰り返しているようではまずいことは確かであり、本来であれば私は腹立たしさを抑えきれずにこの時点で見ることを放棄していたと思います。しかし、不思議とそういう気にはならず後半も見てみたいなという気持ちでした。確かにくだらないミスで3失点はしていますが、攻撃の場面ではフンケルのチームでは見られなかったようなパターンで幾度と無く決定的なチャンスを作り出していたからです。GKの好セーブが無ければ3:3でもおかしくない気がしました。

 後半に入ると期待通りにボーフムの一方的な展開になります。前半は多少ギクシャクしていたように見えたコンビネーションがスムーズに行くようになり、スルーパスとDFの裏への飛び出しのタイミングもしっかりと合うようになりチャンスの連続でした。その結果として後半はテセの2ゴールと途中交代で入ったギンチェク、そして乾にもゴールが生まれ3:5と大逆転でボーフムが勝ちました。

 試合に関して、まず守備の話から・・・。ヨハンソンのセンターバックというのはどうなのでしょう。この試合を見る限りでは酷いものでしたが・・・。正直に言うともう勘弁して欲しいなと思います。アクヴィスタパーツェについてはボーフムの中ではまずまずのレベルだと思いました。ピンチに陥ったときの慌てぶりも気にはなりましたが、この点は経験を重ねることで改善されるかもしれませんのでしばらくは大目に見るべきなのかもしれません。

 一方、攻撃についてはすばらしいものがありました。若干機能していない選手もいたようですが、乾を中心にして左のアザウアク、右のフライヤーが連動しながらチャンスを次々と作り出しました。特に左からチャンスを作れるようになり攻撃が多彩になりスピードも増したと思います。テセのハットトリック、ギンチェクも決定力もすばらしいのですが、中盤でチャンスを多く作れるようになることが得点力アップにつながると思います。
 当然、この試合だけで判断できませんが、昨年から絶望感しか味わっていなかった私に今後への期待感を抱かせてくれただけで嬉しく思います。ボーフムの試合を見てよかったと思える試合は本当に久しぶりです。


2. BUNDESLIGA 2011/12 10.Spieltag
01.10.2011, 13:00 Uhr, Audi-Sportpark, Ingolstadt
FC Ingolstadt 04 - VfL Bochum 1848 3:5 (3:1)
Ingolstadt: Özcan - Bambara, Pisot, Biliskov, Fink - Buchner, Matip (83. Ikeng), Schäfer (85. Akaichi), Leitl - Buddle, Mo. Hartmann (76. Knasmüllner).
Bochum: Luthe - Kopplin, Acquistapace, Johansson, Ostrzolek - Kramer - Freier, Azaouagh (70. Ginczek) - Federico (90. Aydin) - Chong Tese (89. Dabrowski), Inui
Tore: 1:0 Buddle (10.), 2:0 Buddle (20.), 2:1 Chong Tese (37.), 3:1 Buchner (43.), 3:2 Chong Tese (61.), 3:3 Ginczek (79.), 3:4 Chong Tese (89.), 3:5 Inui (90.+1)
Gelbe Karten: Ginczek
Zuschauer: 6.008
Schiedsrichter: Bastian Dankert (Rostock)

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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

10:12  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(2)  |  Edit  |  Top↑

Comment

お久しぶりです。遅くなりましたがおじゃまします。
私はこの試合見れなったんですが、
reisさんが「見て良かった」と思うのだから
かなりいい試合だったんですね。
後からボーフムTVでも契約しようかな。

ハイライトを見た限りでは、ヨハンソンのCBは悪い冗談としか思えませんが
人がいないんだからしょうがないんでしょうね。
ただボランチの選手が1枚後ろに下がっただけでああなるか、というのも
監督としては予想外だったかも。

スコアを見た時よりも、得点経過を見た時の方が信じられませんでした。
よくあのボーフムが、前半で3点取られた後に、
逆転するだけの精神力があったなあと。
監督交代の効果はじわじわと出てきているのかもしれませんね。
新しく就任したコーチも、なかなかのキャラクターのようです。
ちょっと面白くなってきましたね。
のもん |  2011年10月07日(金) 00:58 |  URL |  【コメント編集】

のもんさん
こんにちは。この試合の特に後半はすごかったですよ。ゴールシーン以外も何度もチャンスがありましたから。これだけ攻めまくるボーフムを見たのは久しぶりです。
冷静に見れば、まだまだ課題だらけの内容ですが、フンケルの戦術では考えられなかった攻撃的なサッカーを展開してくれたことだけでついつい嬉しくなってしまいました。今まで気になって試合を見ては、いらいらして不愉快な思いをしていましたが、これからは勝っても負けても心から応援できそうな気がしてきました。
そういえば、のもんさんのブログ拝見して気づいたのですがコーチもJリーグ経験者だったのですね。なんだか心強く感じます。
reis |  2011年10月08日(土) 07:33 |  URL |  【コメント編集】

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