2011.10.16 (Sun)

ブンデスリーガ2011/2012 第9節 グラートバッハ vs. レバークーゼン

 ブンデスリーガ2011/12シーズンがスタートして2ヶ月が経過しそろそろ今シーズンの各クラブの戦力が見えてくるころです。しかし、今シーズンは、ここまで別格の強さを見せつけている首位バイエルンを除けば上位から中位にかけては大混戦となっていてどうなることやら全くわかりません。
 今節の対戦相手のレバークーゼンは9位ですが2位のブレーメンとはわずか3ポイント差です。もともと力のあるチームではあるのですが、過去の対戦を振り返るとグラートバッハにとって非常に相性が悪く昨シーズンアウェイで勝利するまではずいぶん長く勝てない相手でした。そんなこともあって、私はいくら好調のグラートバッハでもこの試合に勝つのは難しいだろうと思いながら中継画面を見ていました。

 グラートバッハはベルギー代表に招集されたデカマルゴが練習中の怪我で欠場、さらにボバディージャも練習中に背中の神経を痛めたという情報があったのでおそらくは大事を取ってベンチスタート。代わりにロイスがトップに入り右サイドハーフにヘアマン、守備的な位置にはマルクスに代わり久しぶりにノルトヴァイトがスタメン。右サイドバックにはダエムスが復帰しました。また、この試合で初めて大津が控えのメンバーに入りました。レバークーゼンは出場停止でこの2試合欠場していたドイツ代表のシュールレが復帰しています。

 まず、開始早々にグラートバッハはアランゴからのロングフィードを相手ディフェンスとゴールキーパーの間で受けたロイスが至近距離からシュートしますがGKのレノが体を張ってセーブします。一方のレバークーゼンは19分に左サイドハーフに入っていたサムにフリーでシュートを放つチャンスがありました。この決定機はテアシュテーゲンがセーブしたもののそれに続くコーナーキックのチャンスでライナーツの先制ゴールが生まれました。
 グラートバッハは、中盤でショートパスはつながるものの前線へは効果的なパスがつながらず大きなチャンスはなかなか作れません。特にロイスに対する相手のマークは厳しく、ロイスがボールを持つと2人、3人と次々に相手選手が取り囲んでしまいます。それでも30分を経過したあたりから徐々にチャンスを作れるようになってきます。36分にアランゴのパスを左サイドで受けたハンケが角度の無いところからシュートしますがクロスバーを直撃。その後、アランゴとヘアマンがポジションチェンジするとレバークーゼンのマークも緩くなり次々とスルーパスが通りシュートチャンスが作れるようになります。しかし、この日、レバークーゼンのGKレノは絶好調でグラートバッハはなかなかゴールを決めることはできません。

 後半は開始早々にまたしてもロイスが抜け出し完全にレノと1対1になりますがシュートは止められてしまいました。この数試合のロイスはチャンスは作り出すけれどシュートの決定力に問題を抱えているような気がします。その後、グラートバッハは中盤からのロングボールを使い相手ディフェンスラインの裏をとる攻撃をしかけるようになりますが、これが非常に有効でした。この形になるとアランゴが大活躍で、次々に精度の高いパスをロイスやハンケに供給します。56分にこの形でハンケがディフェンスの裏にぬけてレノと1対1の状態を作りました。このチャンスはハンケが枠をはずしてしまいましたが、65分にロイスがアランゴからのクロスを受け今度はレノも交わして角度の無いところからゴールを決めてついに同点に追いつきました。
 68分には判定に不服で副審に暴言を吐いたカストロがレッドカードで退場となり、グラートバッハはさらに一方的に攻めることになります。そして、72分にアランゴのパスに対して抜け出したヘアマンがレノの頭上を越すループ気味のシュートを落ち着いて決めてついにリード。試合の展開から考えて、さすがの私もこのゴールでグラートバッハは勝てるかと思ったのですが、やはりレバークーゼンとの対戦は特別なのでしょうか。87分にペナルティエリアの外側、ゴールのほぼ正面の位置からシュールレに目が覚めるようなミドルシュートを決められてしまいました。グラートバッハは残りの時間はひたすらパワープレーでゴールを狙いますが決め手を欠き、ロスタイムのラストプレーでのロイスのシュートもレノが顔面で防ぎそのまま試合は終わりました。

 冒頭に書いたとおり、私は過去の経験からレバークーゼンには勝つのは難しいと思っていて、正直を言うと頭の中では負けでも仕方が無いとさえ思っていました。ですので、結果だけ見たのであればドローという結果に満足していたかもしれません。しかし、試合を通して見るとやはりどう考えてもこの試合は勝たなくてはいけない試合だったと思います。いったい何度ゴールキーパーと1対1のチャンスがあったのでしょう。参考までにこの試合のシュート数は23対8です。さらに相手に退場者が出てしかも87分までリードしているという展開。これだけ考えればこの試合のドローは負けに等しいでしょう。もうひとつ付け加えるならこの試合のファヴレ監督の選手交代には少々納得がいきません。ノルトヴァイトをマルクスに代えたのは良いとして、1点リードしたところでヘアマンからボバディージャに代えた意図が理解できません。素人の意見ですが、いくら数的優位にあったとはいえ、きっちりと守れる形の選手交代をすべきではなかったかと思うのです。確かにシュールレの同点ゴールは、それだけを見れば防ぎようの無いスーパーゴールでしたがそうなる前の対応をしっかりしていたのかどうか疑問です。それらも含めて残念極まりない試合でした。

 グラートバッハは次節はアウェイでホッフェンハイムと対戦、その後DFBポカールの2回戦を戦ったあとホームでハノーファーと対戦する予定です。


1. BUNDESLIGA 2011/12 9.Spieltag
15.10.2011, 15:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - Bayer 04 Leverkusen 2:2 (0:1)
Borussia: ter Stegen - Jantschke, Stranzl, Dante, Daems – Nordtveit (69. Marx), Neustädter – Herrmann (74. Bobadilla), Arango - Reus, Hanke.
Leverkusen: Leno - Balitsch, Reinartz, Schwaab, Kadlec - Bender, Ballack (61. Rolfes) - Castro, Sam (68. Derdiyok), Schürrle – Kießling.
Tore: 0:1 Reinartz (20.), 1:1 Reus (65.), 2:1 Herrmann (72.), 2:2 Schürrle (87.)
Gelbe Karten: Arango, Stranzl – Reinartz, Ballack, Balitsch, Kießling.
Rote Karte: Castro (68.)
Zuschauer: 52.858
Schiedsrichter: Wolfgang Stark (Ergolding)
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

15:15  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

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