2011.12.04 (Sun)

ブンデスリーガ2011/2012 第15節 グラートバッハ vs. ドルトムント

 グラートバッハとドルトムントの首位決戦。グラートバッハはセンターバックにシュトランツルが復帰、左足小指骨折のため欠場のロイスの代役としてボバディージャがスタメンに入りました。また、U-22のオリンピック予選から戻った大津は風邪のためベンチ入りしませんでした。一方、ドルトムントはレヴァンドフスキをトップに置き、2列目にグロスクロイツ、香川、ゲッツェを並べた4-2-3-1のフォーメーション。ボランチにはギュンドアンが入りました。

 開始早々にドルトムントはフンメルスからのフィードにゲッツェが飛び出しチャンスとなります。その後、グラートバッハはドルトムントの勢いに押される形でゴール前での攻防が続きますが、ここは凌いで早い段階での失点を免れました。グラートバッハにとって最初のチャンスは、7分にダンテのロングフィードに絶妙のタイミングでボバディージャが飛び出したシーンでしたが、ボバディージャのループ気味のシュートは枠をとらえませんでした。その後、16分にドルトムントはサンターナのロングパスにレヴァンドフスキがオフサイドぎりぎりのタイミングで抜け出しますがダンテ、テアシュテーゲン、ヤンチュケが3人で懸命にクリアします。ドルトムントは、1トップと2列目の3人のコンビネーションで何度もグラートバッハのDFラインの背後に抜け出す動きを見せます。微妙なオフサイドのジャッジやグラートバッハのDFの懸命の守備もあってシュートは少なかったのですが、得点の気配は強く感じました。
 そしてついにその瞬間がやってきます。40分にゲッツェの右からのコーナーキックにレヴァンドフスキが頭で合わせて先制ゴールが決まりとうとうドルトムントが先制、そのまま1点リードでハーフタイムに入りました。前半のグラートバッハはドルトムントの早いプレスにより前線へのパスがほとんどつながらず、またボランチの2人が下がった位置でのプレーを余儀なくされ前線へ効果的なボールが出せず、思い通りには攻められません。FW2人のコンビネーションで相手を抜いていく場面は全くなくダンテやアランゴからのロングパスに競り合うだけで孤立気味。決定機はなく、前半を通して見た印象ではこのドルトムントのリードという結果は妥当なものと感じました。

 後半に入っても展開は変わらずドルトムントが攻めグラートバッハが守る形になります。なかなかチャンスを作れなかったグラートバッハでしたが72分にダンテからアランゴ、ボバディージャを経由してハンケにパスがわたり、ハンケが右足でゴールの左に決めて同点とします。数少ないチャンスをしっかりとものにしたハンケの決定力が光りました。
 同点に追いつかれたドルトムントですが、その後、76分にゲッツェが香川とのワンツーで絶好のチャンスを作りますがシュートはテアシュテーゲンがセーブします。終盤に入るとグラートバッハはロングボールを主体とした攻撃一辺倒になります。なんとなく偶然に任せたようなサッカーは本来のスタイルとは違う形であり決定機も生み出せません。一方、守備ではピンチの連続でしたが、特にこの日の守備陣はダンテを中心によく守りました。そして1:1のドローで試合終了。

 グラートバッハに関して、「この試合にロイスがいたら・・・」ということは言いたくありませんが、彼の不在により攻撃のパターンが単調になってしまったのは否定できません。代わりに入ったボバディージャは力強いドリブル突破が持ち味だと思いますが、ポストプレーに終始しドルトムントのフェリペ・サンターナ相手に頑張っていたとは思いましたが、本来の持ち味を発揮できなかったと思います。しかし、試合後のファヴレ監督のコメントによれば、「長い間スタートから出ることがなかったが良い結果を残した」と高評価。またゴールを決めたハンケも「得点のシーンでは、ラウルは私がスペースに走っていくのを良く見ていた。私はロイスとは息があっているが、ラウルもそれなりにプレーした。」とまずまずの評価をしているようです。
 いずれにせよ、グラートバッハにとってはこの試合の内容でドローであればまずまずだと思います。ドルトムント相手にロイス抜きでここまで戦えるのであれば今後急に失速することもないのではないでしょうか。グラートバッハは今シーズンはここまでの15試合ですでに30ポイントをとりました。昨シーズンは1シーズンを通して36ポイントでしたのでウィンターブレーク前にこの数字に到達することも可能な状態です。ここまでのグラートバッハには全く文句のつけようがありません。


1. BUNDESLIGA 2011/12 15.Spieltag
03.12.2011, 15:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - Borussia Dortmund 1:1 (0:1)
Borussia: ter Stegen - Jantschke, Stranzl, Dante, Daems - Nordtveit, Neustädter - Herrmann, Arango – Bobadilla (83. Leckie), Hanke (90. Brouwers). / Bank: Heimeroth, Wendt, Zimmermann, Marx, Rupp.
Dortmund: Weidenfeller - Piszczek, Santana, Hummels, Schmelzer - Gündogan, Kehl – Großkreutz (86. Perisic), Götze (77. Barrios), Kagawa (77. Blaszczykowski) - Lewandowski.
Tore: 0:1 Lewandowski (40.), 1:1 Hanke (72.)
Gelbe Karten: Schmelzer, Santana
Zuschauer: 54.047
Schiedsrichter: Felix Zwayer (Berlin)

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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : TV観戦記

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