2012.02.05 (Sun)

ブンデスリーガ2011/2012 第20節 ヴォルフスブルク vs. グラートバッハ

 ボルシア・メンヒェングラートバッハはヴォルフスブルクとアウェイで対戦しましたが、数少ない決定機を生かせずにスコアレスドローに終わりました。この第20節、上位チームはドルトムントが勝利して首位にたちましたが、バイエルン、シャルケはともにドローに終わりグラートバッハの順位は4位のままとなっています。

 この試合はフジテレビONEで生中継されました。私は最近はTV中継のある試合は翌日に録画で見ることが多いのですがこの日はライブ中継を見ることができました。この週末のドイツは寒波に見舞われどこも気温は氷点下だったようですが、ヴォルフスブルクでは雪も降っていて中継の映像から十分すぎるほど寒さが伝わってきました。
 グラートバッハはCBのシュトランツルが腹痛により欠場し代わりにブラーウェルスが入りました。ヴォルフスブルクは前節出場の長谷部に代わってウィンターブレークに獲得したシソコがブンデスリーガデビュー、またマンジュキッチに代わってポルターが初めてスタメンで起用されました。

 試合前のマガト監督のコメントからもグラートバッハのカウンターを警戒するコメントがありましたが、前半のヴォルフスブルクは想像以上に慎重に試合をしているという印象を受けました。特に何か仕掛けてくるわけでもなく相手の出方をうかがうかのような印象です。もっともそういった仕掛けをできる選手が不在だったということもあるかもしれませんが。
 グラートバッハはいつもどおりボールを奪ったら相手の裏を狙います。前半に何度かうまく相手DFラインの裏をとりビッグチャンスになりかける形がありましたが、この日はことごとくオフサイドをとられてしまいました。本当にこの試合のヴォルフスブルクのDFラインは集中して素晴らしいラインコントロールができていたと思います。ただ、この試合でバックスタンド側にいたアシスタントレフリーのSascha Thielertの基準ではきわどいプレーはすべてオフサイドとなるようでかなり微妙なジャッジはすべてオフサイド。特に2度目のハンケが抜け出してゴールネットを揺らしたシーンはTV中継のリプレーで見ると思わず唸ってしまう微妙なジャッジでした。

 後半、ヴォルフスブルクはシソコに代えてマンジュキッチを入れてきましたが、これがうまく行きました。前線でボールを落ち着かせるポイントができたことで攻撃が活性化しマンジュキッチを経由してのサイド攻撃も決まるようになり始めます。51分にはシェーファーがマンジュキッチとのコンビネーションから左サイドを抜けて中央にクロスを入れますが走りこんできたポルターにわずかに合いません。そして、54分デジャガのコーナーキックをフェリペにフリーで合わされたシーン、そしてその1分後ノルトヴァイトの不用意なパスミスからジョズエにミドルシュートを撃たれたシーンはテアシュテーゲンのスーパーセーブに阻まれます。しかし、後半の最初のうちはヴォルフスブルクが優勢となり勝負を仕掛けてきたのかと感じましたが、その後は次第に失点をしないことを重視する慎重なサッカーになっていきます。
 グラートバッハも後半はほとんどチャンスがつくれず、見所は58分にノイシュテッターの放ったミドルシュートと69分にヘアマンがDFラインの背後に出したパスに反応したロイスが抜け出しGKと1対1になったシーンくらいでした。69分のチャンスはなんとしてでも決めなくてはいけないプレーだと思いますが、やはりこういう膠着した試合展開ですのでさすがのロイスも慎重になりすぎたように思います。

 結果的にスコアレスドローに終わったこの試合は、客観的に見ればシュートシーンも少なく見所の少ない試合だったと思いますがグラートバッハにとっては重要な意味を持つ試合だたのではないかと思います。対戦相手はグラートバッハの攻撃を多少なりとも研究してくるならカウンターを未然に防ぐべくコンパクトな形を保ち、絶対に先制点を奪われないように序盤は失点のリスクを避けて慎重に試合を進め、後半にチャンスをうかがい勝負をかけてくるという作戦を狙ってくることが多くなるように思います。まさにこの試合はそのモデルになるような試合だったと思います。そしてヴォルフスブルクはこの試合では最後まで崩れることはありませんでした。そんな厳しい試合で失点することなく最低限の1ポイントをとれたことは十分評価してよいと個人的には思います。グラートバッハには今後は集中力を切らさない粘り強さと少ないチャンスを生かす決定力がますます求められることになりそうです。

 なお、この試合で1ポイントを獲得したグラートバッハは20試合を終えた時点で当初からクラブの関係者が口にしていた勝点40ポイントを達成しました。シーズンが始まるときにこれだけ早く目標をクリアするとは誰も予想していなかったのではないでしょうか。


1. BUNDESLIGA 2011/12 20.Spieltag
04.02.2012, 15:30 Uhr, Volkswagen-Arena, Wolfsburg
VfL Wolfsburg - Borussia M'gladbach 0:0 (0:0)
Wolfsburg: Banglio – Träsch, Russ, Felipe, Rodriguez – Josué, Jiracek – Sissoko (46. Mandzukic), Schäfer – Dejagah (62. Sio), Polter (82. Ochs)
Borussia: ter Stegen – Jantschke, Brouwers, Dante, Daems – Nordtveit, Neustädter – Herrmann, Arango – Reus, Hanke (75. de Camargo)
Tore: keine
Gelbe Karte: Jiracek - Jantschke
Zuschauer: 30.000 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Peter Gagelmann (Bremen)

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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : TV観戦記

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