2012.02.25 (Sat)

ブンデスリーガ2011/2012 第23節 グラートバッハ vs. ハンブルガーSV

 前節でリーグ戦2位に順位を上げたグラートバッハはホームでHSVと対戦しました。

 前節の試合中に相手選手との競り合いで鎖骨を骨折したヘアマンが欠場し、代わりに前節欠場したハンケが復帰。デカマルゴとハンケの2トップにアランゴ、ロイスが両サイドハーフに入るというフォーメーションになりました。対戦相手のHSVには前回の対戦ではアウェイで1:0で勝利していますがその試合はミヒャエル・エニング監督解任直前でチームはボロボロの状態でした。しかし現在はフィンク監督のもとチームは立ち直りこの数試合は特にアウェイで強さを見せています。そのHSVはFWのペトリッチが控えに回りアルスランがスタメンに起用されました。

 前半のHSVは見方によっては消極的とも取れる戦い方で20節に対戦したヴォルフスブルクを思い出だしてしまいました。それに対してグラートバッハは中盤でのボールロストが多くなかなかリズムが作れない状態。4人の攻撃的な選手の間のコンビネーションもしっくりと行かない感じでなかなかチャンスが作れませんでした。
 そんな少々イライラするような展開の中、20分にグラートバッハは右からのコーナーキックをファーサイドで待ち構えていたブラーウェルスがダイレクトでシュートします。しかしこれはゴールラインにいたディークマイアーにクリアされました。このあたりの時間からようやくグラートバッハらしいスピードのあるパス交換がみられるようになりましたが、この試合ではそれが長続きせず単発的な攻撃に終わってしまい、この数試合で見られたような波状攻撃は影を潜めたまま。28分にデカマルゴが絶妙のタイミングでDFラインの裏をとってGKと1対1の状況を作りますがドロプニーに防がれてしまいました。膠着した展開ではこういった決定機はなんとしてもモノにしてほしいところですが・・・。
 それでも前半終了直前に得たフリーキックのチャンスでアランゴのキックをハンケが頭で角度を変えてゴールに流し込んで先制し前半を終えます。ハンケのポジションはオフサイド気味ではありましたが素晴らしいゴールでした。

 後半に入るとHSVは攻撃的になります。まず、ゲレーロが個人技でペナルティエリア内に攻め込み、アルスランへパスを出しますがアルスランのボレーシュートは枠をはずしました。そして55分にはアオゴのコーナーキックをゲレーロが落としアルスランが右足で蹴りこんで同点に追いつきます。
 同点に追いつかれたグラートバッハは後半はよいところがありませんでした。前線の選手に動きが少ないこともあり相手にパスを簡単に奪われるシーンが目立ちなかなかよい形でゴールに近づけません。79分にデカマルゴに変えて大津を右サイドハーフにいれロイスをトップに上げましたが状況を打開することはできませんでした。89分にはコーナーキックのチャンスでファーサイドにいたアランゴが完全にフリーになっていましたがヘディングシュートは枠を外れました。安定した守備でグラートバッハの攻撃を防いでいたHSVでしたがセットプレーでは気が抜けたかのような守備を繰り返していただけにゴールを決めてほしかったところでしたが、残念ながらドローに終わりました。

 この試合は最近の2試合を基準に考えてしまうと残念な部分が目についてしまいますが、冷静に考えればしっかりとしたサッカーを展開したHSVを相手に1ポイントとれたことは決して悪い結果ではないと思います。
 攻撃の面ではうまく行っていない感じはしましたがこれはやむをえないことでしょう。今のグラートバッハのサッカーは選手間のコンビネーションがよくないと成り立たないのでヘアマンが抜けた穴はすぐには埋まらないはずです。実際、ハンケとデカマルゴの関係がうまく行っていたとは思えませんでした。
 しかし、思い出してみればシーズン序盤はロイスが右サイドハーフに入る形でも少ないチャンスをしっかり決めてリーグ屈指の守備力で守りきるというスタイルでそれなりの試合はできていました。この試合も失点は痛かったけれどそれ以外はしっかりと守ることはできていたし決定機を決めることができれば勝てていた試合でした。まだ決して悲観することはないと思います。

 それにしても途中から登場してくる控え選手(前節のレッキーやこの試合の大津など)が、常に試合の中でお互いをわかりあっている選手の中に入っていくのは容易ではないと思います。その結果、レギュラー選手と控え選手の間に(選手個人の能力ではなく戦術面や連係面で)格差が広がってしまうのではないかと素人の私は心配になります。来シーズンのことも考えるとこの機会に控え選手にチャンスを与えてみたらよいのではないかと思うのです。


1. BUNDESLIGA 2011/12 23.Spieltag
24.02.2012, 20:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - Hamburger SV 1:1 (1:0)
Borussia: ter Stegen - Jantschke, Brouwers, Dante, Daems - Neustädter, Nordtveit - Reus, Arango - Hanke, de Camargo (79. Otsu).
Hamburger SV: Drobny - Diekmeier, Westermann, Rajkovic, Aogo - Rincon, Jarolim - Sala (72. Ilicevic), Jansen (83. Son) - Arslan (90.+1 Kacar), Guerrero
Tore: 1:0 Hanke (45.), 1:1 Arslan (56.)
Gelbe Karten: Reus - Rincon, Arslan, Jarolim
Zuschauer: 53.049 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Günter Perl (Pullach)

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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

21:55  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

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