2012.03.10 (Sat)

2.ブンデスリーガ 2011/12 第25節 パダボーン vs. ボーフム

 今シーズンのブンデスリーガも残り10試合となりました。今シーズンのブンデスリーガ1部の最大の驚きがボルシア・メンヒェングラートバッハの躍進と言えると思いますが、2部ではSCパダボーンの予想外の健闘だといえるでしょう。どちらも好きなクラブなので私は非常に嬉しいです。せっかくここまできたのだからパダボーンにはぜひ1部昇格を勝ち取ってほしいと思っています。しかし第25節の対戦相手のボーフムも個人的には応援しているクラブですので、私にとってはどちらかに肩入れして見ることができないことがつらいです。

 パダボーンは4-2-3-1のフォーメーションですが、エースストライカーでここまでリーグ得点王のプロシュヴィッツが前節頬骨を骨折する怪我を負い欠場し、ワントップには代わりにマシューテイラーが入りました。ボーフムは4-4-2のフォーメーション。前節、出場停止や怪我などの理由で欠場していたトスキ、ダブロフスキ、フェデリコが戻ってきました。
 前半はどちらかといえばボーフムに勢いがありました。特に前半の終わりころは相手ゴールに迫り攻撃を展開する時間が長かったですが、攻め込んでからフィニッシュまでに一工夫足りず決定的なシュートは多くありませんでした。大きなチャンスは37分に右サイドをアザウアクが相手との競り合いで粘りながら中央へ折り返し乾がシュートしたシーンでしたが、乾のシュートはクロスバーを越えました。
 パダボーンの攻撃はスピード感こそ感じられませんが選手間の連係のよさとスペースを巧みに使う展開力を感じます。ショートパスをつなぎながらフリーの選手ができるとそこに的確なタイミングでパスが出て、常にボールが動いているような印象です。しかし残念ながら中央は崩しきれずフリーでシュートを撃てるような場面はほとんど作れませんでした。

 後半に入るとややパダボーンが優勢となりますが一方的なものではなくゴールが決まりそうな気配はありません。パダボーンは63分にブリュックナー、ボーフムは68分にフライヤーと切り札になりそうな選手を入れてきますが状況は変わらず。毎試合、必ず1回は大きなミスをするボーフムの守備陣もどういうわけか安定していて結局最後まで大きな見所の無いスコアレスドローに終わりました。

 試合を振り返ってみると、どちらもチャンスが少なくスコアレスドローという結果は妥当なものだと思います。そして、この結果はもちろんパダボーンにとっては痛いものとなりました。リーグ戦も終盤を迎え、上位チームはこれからますます勝敗を重視したサッカーをしてくるのは間違いなく今後は下位との対戦での取りこぼしが許されなくなるでしょう。そんな状況で10位のボーフム相手にスコアレスドローという結果に満足できるはずはありません。試合後にシュミット監督は「ドローという結果はOKだ。確かに最高の試合ではなかったがどちらももてるものすべてを出して戦った。」(パダボーン公式サイトより引用)とコメントしていますが、内心は悔しかったのではないかと思います。この試合のパダボーンは特に内容が悪かったとは思いませんが、やはり攻撃面では最後のところでプロシュヴィッツの不在がおおきかったかなと感じずにはいられません。代役を担ったテイラーは奮闘していましたがサイドでボールを受けることが多くペナルティエリアで仕事をする機会はほとんどなかったように思います。プロシュヴィッツのなるべく早い復帰が待たれます。

 一方、ボーフムにとっては収穫の多い試合だったといえるかもしれません。同じ無得点でも前節と違ってチャンスを作ることもできず攻撃の面では物足りなさを感じましたが、それでも試合を通してコンパクトな形を保ち、このところ非常に不安定なプレーを見せているDFも最後まで頑張ったと思います。常にこのようなパフォーマンスを示してくれれば私もそれほど悲観的にはならずにすみます。


2. BUNDESLIGA, 25. Spieltag
09.03.2012, 18:00 Uhr, Energieteam-Arena, Paderborn
SC Paderborn 07 - VfL Bochum 1848 0:0 (0:0)
Paderborn:Kruse - Wemmer, Mohr, Strohdiek, Demme (64. Bertels) - Krösche (79. Krösche), Alushi - Brandy (64. Brückner), Kara, Meha - Taylor
Bochum: Luthe - Kopplin, Maltritz, Acquistapace (86. Eyjólfsson), Toski - Kramer - Azaouagh (70. Freier), Dabrowski (81. Ginczek) - Federico - Gelashvili, Inui
Tore: Keine
Gelbe Karten: Brandy - Kopplin, Toski, Azaouagh
Zuschauer: 13.202.
Schiedrichter: Tobias Stieler (Obertshausen)


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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

10:30  |  SC Paderborn 07  |  Trackback(0)  |  Comment(2)  |  Edit  |  Top↑

Comment

飲みに行ってしまったので、気になっていたのですが観戦できず残念でした。
レポートありがとうございました。
パダボーンの側としては勝ち点3取りたかったですね。
まあ、プロシュヴィッツが出られないときはこんな状況も仕方ないかも。
最後までなんとか昇格争いにはついて行ってほしいですね・・・。
kamecave |  2012年03月12日(月) 21:59 |  URL |  【コメント編集】

かめさん。コメントありがとうございます。
この試合のパダボーンは昨シーズンのパダボーンのようでした。
プロシュヴィッツの存在の大きさを感じます。あとメハのフリーキックも
珍しく精度が低かったように思います。
今後はもう取りこぼしは許されないですね。といってもパダボーンはまだ3敗しかしていないのですね。
なんてハイレベルの争いなのでしょう。
reis |  2012年03月13日(火) 02:42 |  URL |  【コメント編集】

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