2012.03.25 (Sun)

ブンデスリーガ2011/2012 第27節 グラートバッハ vs. ホッフェンハイム

 DFBポカールの準決勝はバイエルン相手に堂々と渡り合い惜しくもPK戦で敗退となったもののその試合ぶりは賞賛に値するものでした。その死闘からわずか3日ということもありグラートバッハは常に固定していたメンバーを何人か入れ替えてきました。DFBポカールで負傷したシュトランツルに代わりブラーウェルス、ノルトヴァイトに代えてマルクス、ハンケに代わりデカマルゴが入り、右サイドハーフにはDFBポカールで途中から出場したヘアマンが久しぶりにスタメン復帰です。
 ホッフェンハイムは25節でバイエルンに7失点の大敗を喫したりスポーツディレクターのタナー氏が解任されたりと穏やかでない状態です。前回の両チームの対戦では1:0でホッフェンハイムが勝利しています。その試合、私はジンスハイムのスタジアムで観戦しましたが、グラートバッハのコンビネーションが非常に悪くパスミスを繰り返し結果的にイビシェビッチのゴール一発に沈められた一戦でした。しかしそのイビシェヴィッチはシュトゥットガルトに移籍してしまいもういません。またグラートバッハのチームとしての完成度はその試合のあとに飛躍的に高まっています。

 前半は30分過ぎまで全く互角の展開となりました。どちらも中盤でパスを回しながらDFラインの裏を狙いますが最終ラインがしっかりと組織されていて決定機は作れません。どちらもミスが少ないレベルの高い試合内容だったと思います。どちらもチャンスが作れない展開がしばらく続きましたが、グラートバッハは38分にヘアマンが後方からのパスをペナルテイエリア内で受けて体勢を崩しながらもフリーのロイスへつなぎロイスがしっかり決めて先制ゴールを決めました。
 先制ゴールを奪えば相手が攻撃に重点を置かざるを得なくなり、カウンターの得意なグラートバッハの試合になります。40分には左サイドをドリブルで上がったダエムスが折り返したボールをアランゴが左足で強烈なシュートを撃ち、42分には右サイドをデカマルゴがあがり逆サイドにへクロス、完全フリーのヘアマンが頭でゴールを狙うなど思い描いたとおりの攻撃を展開できるようになります。これらのチャンスで追加点がとれなかったのは残念ですが、この日のグラートバッハの守備は完璧で全く危なげなくこのままでも逃げ切れるように感じました。

 後半はホッフェンハイムがボールを保持しグラートバッハが守りカウンターのチャンスをうかがう展開とらりましたが、グラートバッハは高い位置からもしっかりプレスをかけホッフェンハイムは思ったようなパス回しができませんでした。しかし、ホッフェンハイムは途中交替でロベルト・フィルミーノが入ると高い位置でボールをキープできるようになり細かいパス回しで揺さぶりをかけるようになります。グラートバッハの守備は安定して防いでいましたが、77分にフィルミーノがペナルテイエリア付近の狭いところでノイシュテッターとヤンチュケを抜き去り左足でシュートを決め同点に追いつきました。このシュートはブラーウェルスに当たって角度が変わりテアシュテーゲンには不運でした。さらにその2分後には右からのザリホヴィッチのコーナーキックをヴクチェヴィッチに頭で決められあっという間に逆転されてしまいます。グラートバッハはロスタイムにダエムスが左足でミドルシュートを撃ちましたがシュタルケに弾き出されてしまい、追いつくことはできませんでした。

 グラートバッハは同点に追いつかれるまでは本当に安定していてバイエルンを120分無失点に抑えた自信も感じられました。それだけにまさかこのような結果になるとは想像できませんでした。同点ゴールは相手選手の個人技に不運も加わったものだし、2点目もセットプレーからの失点で相手に崩された感じは全くありませんでした。しかし、2失点は一瞬の集中力の欠如につけこまれた結果であり。それは水曜日の深夜の激闘と無関係ではなかったかもしれません。そしてやはり追加点が取れるそうだった前半の終わりごろの時間帯で点が取れなかったことがこのような結果につながったと思います。
 結局、ホッフェンハイムには今シーズンも2敗で終わりました。グラートバッハはホッフェンハイムには全く勝てず昨シーズンようやく初勝利をあげたばかりです。監督も選手も代わっているのに苦手意識だけは引き継がれていくのでしょうか。ちょっと憂鬱になります。
 第27節の他の試合の結果、グラートバッハは順位を4位に落としましたが5位とは11ポイントの差があります。今の調子を維持できればELは確定的でしょう。ここからはCLを目標にできれば3位をめざしてほしいと思っています。


1. BUNDESLIGA 2011/12 27.Spieltag
24.03.2012, 15:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - TSG 1899 Hoffenheim 1:2 (1:0)
Borussia: ter Stegen - Jantschke, Brouwers, Dante, Daems - Neustädter, Marx (83. Leckie) - Herrmann (78. Wendt), Arango - Reus, de Camargo (74. Hanke)
Hoffenheim: Starke - Beck, Vorsah (82. Vestergaard), Compper, Johnson - Rudy, Williams (58. Firmino), Weis, Salihovic – Babel (69. Schipplock)
Tore:1:0 Reus (38.), 1:1 Firmino (77.), 1:2 Vukcevic (79.)
Gelbe Karten: Marx, Brouwers, Wendt - Compper, Firmino
Zuschauer: 52.796
Schiedsrichter: Wolfgang Stark (Ergolding)

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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

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