2012.04.21 (Sat)

2.ブンデスリーガ 2011/12 第32節 コットブス vs. ボーフム

 試合の話の前に今週コップリンに関するニュースが2つ続けてありましたのでその話から。まず最初はコップリンは鼠蹊部の手術を受けることになり今シーズンの残り試合を欠場することになったというニュースから。公式サイトの記事のトット氏のコメントによるとコップリンはすでに数週間前から痛みがあったにもかかわらず試合への出場を訴え続けていました。しかし、前節の1860戦のドローで残留への見通しが立ってきたことから手術に踏み切ったとのことです。
 そして続けて入ってきたのは、コップリンの古巣ウニオン・ベルリンと2015年6月までの契約を結んだというニュースです。コップリンはボーフムがツヴァイテに降格してからの2年間右サイドバックのレギュラーとして常に試合に出場してきました。そのプレースタイルは守備には不安を抱えながらも右サイドからの攻撃参加やスローインは印象に残りました。チームの去り方としてはとても残念な形になってしまいましたが、古巣での活躍を期待しています。

 さて、試合の話に移ります。今節の対戦相手コットブスはともに2部残留を争う相手でありどちらも負けられない一戦です。ボーフムはこの9試合勝利なし。コットブスは8試合勝利なしでこのところのチームの状態を見る限り現時点でのツヴァイテ最弱決定戦といってもよい対戦といえるのではないでしょうか。
 ボーフムは冒頭に記したとおりコップリンが今季残り試合を欠場することになったため左サイドバックのみならず右サイドバックも選手がいなくなってしまった感じがします。コップリンの代役は本来センターバックのアクヴィスタパーチェが務め、左サイドバックは少々懐かしいベーニヒ、センターバックはマルトリッツとエイヨルフソン。そしてボランチにシンキヴィッツ、左サイドハーフにフォクトといった具合にシーズン当初から考えると滅茶苦茶とも思えるフォーメーションとなってしまいました。もちろんこれが苦渋の選択なのはわかっていますが・・・。一方のコットブスのメンバーを見るとGKはなんと元ボーフムのレンノ。とても懐かしい顔を見た気がします。

 前半はコットブスが押し込む展開となります。序盤こそボールが落ち着かず苦労している様子でしたが20分を経過したあたりからはサイドからの攻撃がうまくいくようになりチャンスを多く作るようになります。コットブスがサイドを攻めるのは当然の事、なにしろ相手の単純なミスが期待できるのですから。コットブスの先制点もボーフムのミスが重なって生まれたものでした。ベーニヒのクリアミスがこぼれたボールをエイヨルフソンがランゲロフにあっさりと奪われ折り返したボールを最後は右サイドで完全にフリーになっていたライメリンクが難なく決めました。このとき右サイドバックのアクヴィスタパーチェもペナルティエリアの真ん中でボールウォッチャーになっていました。
 前半のボーフムは中盤で全くボールがつながらず前線までボールが渡りません。データ上はシュート2本(枠内はゼロ)となっていましたがいつシュートがあったのか思い出せません。対するコットブスもチャンスこそ多いのですがフィニッシュの精度が低く攻撃も雑でとにかく闇雲にミドルシュートを撃つばかり。積極的な姿勢はよいのですがこの試合のボーフムDFのパフォーマンスを考えればもう少し落ち着いて揺さぶりをかけられたのではないかとも思います。

 後半、ボーフムはFWのゲラシュヴィリに代えて体調が万全でないフライヤーを入れ乾をトップにします。58分に高い位置からのスローインのボールをコットブスDFがペナルティエリア内でクリアしきれずにこぼれたボールを後方からフォクトが蹴りこんで同点。後半に入っても決定機のなかったボーフムにとってワンチャンスを決めた形になりました。フォクトは前節もロスタイムに似たようなゴールを決めていますが意外に得点能力があるのかもしれません。そういえばフュルト戦では素晴らしいゴールを味方ゴールに蹴りこんでいましたね。
 ボーフムは66分にシンキヴィッツに代えてダブロフスキを左サイドハーフにいれフォクトをボランチにしたことでようやくチーム全体が落ち着き攻撃の形がつくれるようになって来ました。ここから乾、ダブロフスキに連続して決定機がありさらに終了間際にはギンチェクが完全フリーでヘディングシュートを撃つなど逆転のチャンスはあったのですが決めきれずにドローに終わりました。

 今季もツヴァイテリーガの試合を何試合か見ましたが、それらと比べてもこの試合はもかなりクオリティーの低い試合で見ているのが辛くなってきました。ドリッテリーガの試合はこんな感じなのでしょうか。試合後にベルクマン監督、ボンマー監督がコメントしているように前半と後半(特に同点になってから)で全く違った展開になった試合でしたが総合するとドローという結果はどちらにとっても納得できる結果だったのではないでしょうか。ボーフムはこの試合で勝点が34となりました。この試合のクオリティーでは残り2試合で勝点を取れるようには思えないのですが、下にいるチームの今後の対戦相手を考えるとなんとか残留できるのではないかという感じがしてきました。でも私はまだ安心できません。

参考記事
 Kopplin wird an der Leiste operiert (VfL Bochum 公式)
 Kopplin wechselt zu Union Berlin (VfL Bochum 公式)


2. BUNDESLIGA, 32. Spieltag
21.04.2012, 18:00 Uhr, Stadion der Freundschaft, Cottbus
FC Energie Cottbus - VfL Bochum 1848 1:1 (1:0)
Cottbus: Renno - Engel, Hünemeier, Möhrle, Ziebig - Kruska, Banovic - Reimerink (63. Bittencourt), Sörensen (74. Müller), Adlung - Rangelov
Bochum: Luthe - Acquistapace, Maltritz, Eyjólfsson, Bönig - Sinkiewicz (66. Dabrowski) - Federico, Vogt (83. Berger) - Inui - Gelashvili (46. Freier), Ginczek
Tore: 1:0 Reimerink (33.), 1:1 Vogt (58.)
Gelbe Karten: Möhrle, Reimerink - Maltritz, Sinkiewicz
Zuschauer: 15.822.
Schiedrichter: Tobias Christ (Münchweiler)
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

11:19  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

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