2012.11.05 (Mon)
ブンデスリーガ2012/2013 第10節 グラートバッハ vs. フライブルク
グラートバッハはリーグ戦の合間にEL(マルセイユ戦)、DFBポカール(デュッセルドルフ戦)を戦いELと先週末のリーグ戦(ハノーファー戦)には勝利したもののDFBポカールは延長戦を戦いながら敗れてしまいました。怪我人も出てきていることもあり過密日程による選手の疲労が心配です。
ところで私もこのところ仕事のほうが忙しくなかなかブログが更新に時間が避けない状況になりました。それでも一応試合はそこそこ見ていたのであとでまとめて更新したりしていたのですが、この2週間ほどは睡眠時間も取れないような異常な状況になりサッカーの試合を見る余裕がなくなりました。そんなわけでグラートバッハのELやDFBポカールなどもハイライト映像程度しか見ていないのでブログの記事にはできませんでした。
さて余談はさておき、フライブルク戦に話を進めます。グラートバッハは前節のハノーファー戦で機能したヘアマンをトップ下に配置するフォーメーションをとってきました。ただこの試合はキャプテンのダエムスが腹筋を痛めて欠場となり代わってヴェントが左SBに入りました。対戦相手のフライブルクは順位こそグラートバッハよりも下ですが得点はグラートバッハよりも多く失点は少ないというデータがあり調子はそれほど悪くなさそうです。
前半はグラートバッハが下がり目になり序盤はフライブルクが押し込む形となります。とりわけ最初の20分くらいはグラートバッハにはチャンスは全くなく、フライブルクには17分のクルーゼの左足のミドルシュートや19分にコーナーキックのボールがファーサイドでフリーで待ち構えるマキアディに渡りシュートを撃たれるなどヒヤリとするシーンがありました。フライブルクの攻撃はクルーゼ、カリギウリが中心で彼らが頻繁にポジションを代えてグラートバッハのサイドを崩しにかかります。しかし、中央でドミンゲスとブラウェルズが跳ね返しそれ以上のチャンスは与えませんでした。グラートバッハも徐々に攻撃のリズムを掴みますが、前半はアランゴのフリーキックをドミンゲスが左足であわせたシーンくらいしかチャンスは無く全体的に見所の乏しい展開となりました。
後半に入りわずか4分でグラートバッハが先制しました。ヴェントがいったんマルクスにボールを預け自ら相手DFラインの裏に抜け、そこにマルクスからの絶妙のスルーパスが出ます。ヴェントが折り返すと中央でデカマルゴが落ち着いてゴールに流し込みました。実にきれいに決まったゴールでした。
その後もヘアマンのドリブル突破やルップの左足ミドルシュートなど惜しい場面がありましたがゴールは決まらず、そうこうするうちに77分にPKを与えてしまい同点に追いつかれてしまいました。
このPKとなったシーンですが見た目にはボールから離れたところでヴェントとゾルクが交錯していてどちらかが押し倒したようには見えずPKはおかしいと思えるのですが、主審のシュタルク氏はその前にアランゴがゾルクに足をかけてしまったと見たようです。確かにそのように見えなくもありません。しかし、この試合はそのあとも何度かグラートバッハに不利となる判定が続いたことでファヴレ監督も激昂してしまい試合の終盤には退席を命じられてしまいました。
退席後はなぜかファンの子どもたちの中に混じって興奮気味にゲームの様子を見守る姿が映像に映し出されとても微笑ましく感じました。
試合全体についての感想ですが、1点リードしたあとにリードできるチャンスがあったにもかかわらず決め切れなかったのがドローという結果になってしまったという点では残念な試合だったと言わざるを得ません。ホームにもかかわらず消極的な戦い方になってしまったことについては、過密日程で怪我人も出ているという状況の中ではしかたないとは思います。しかし、だからこそこういう勝てそうな試合ではしっかりと勝ちきれなかったのはもったいないことだと感じるのです。長いリーグ戦、この先何があるかわかりませんので。
ところでファヴレ監督は試合後にPKとなった場面について「審判は難しいジャッジでPKを与えることもできたと言っていた。我々はそのジャッジは受け入れなくてはならない。もう済んでしまったことだし我々はもはやそれを変えることはできないのだ。」という冷静なコメントを残しています。そのわりにはかなり興奮していたような気がしますが・・・。
1. BUNDESLIGA 2012/13 10.Spieltag
03.11.2012, 15:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - SC Freiburg 1:1 (0:0)
Borussia: ter Stegen – Stranzl, Brouwers, Dominguez, Wendt – Nordtveit, Marx – Rupp, Arango – Herrmann (72. Mlapa), de Camargo (72. Hanke).
Freiburg: Baumann – Sorg, Krmas, Diagne, Mujzda – Schuster, Makiadi (90. Guédé) – Schmid, Caligiuri – Kruse (90.+2 Jendrisek), Freis (69. Rosenthal).
Tore: 1:0 de Camargo (49.), 1:1 Caligiuri (77./Foulelfmeter)
Zuschauer: 47.673
Gelbe Karte: Stranzl
Schiedsrichter: Wolfgang Stark (Ergolding)
ところで私もこのところ仕事のほうが忙しくなかなかブログが更新に時間が避けない状況になりました。それでも一応試合はそこそこ見ていたのであとでまとめて更新したりしていたのですが、この2週間ほどは睡眠時間も取れないような異常な状況になりサッカーの試合を見る余裕がなくなりました。そんなわけでグラートバッハのELやDFBポカールなどもハイライト映像程度しか見ていないのでブログの記事にはできませんでした。
さて余談はさておき、フライブルク戦に話を進めます。グラートバッハは前節のハノーファー戦で機能したヘアマンをトップ下に配置するフォーメーションをとってきました。ただこの試合はキャプテンのダエムスが腹筋を痛めて欠場となり代わってヴェントが左SBに入りました。対戦相手のフライブルクは順位こそグラートバッハよりも下ですが得点はグラートバッハよりも多く失点は少ないというデータがあり調子はそれほど悪くなさそうです。
前半はグラートバッハが下がり目になり序盤はフライブルクが押し込む形となります。とりわけ最初の20分くらいはグラートバッハにはチャンスは全くなく、フライブルクには17分のクルーゼの左足のミドルシュートや19分にコーナーキックのボールがファーサイドでフリーで待ち構えるマキアディに渡りシュートを撃たれるなどヒヤリとするシーンがありました。フライブルクの攻撃はクルーゼ、カリギウリが中心で彼らが頻繁にポジションを代えてグラートバッハのサイドを崩しにかかります。しかし、中央でドミンゲスとブラウェルズが跳ね返しそれ以上のチャンスは与えませんでした。グラートバッハも徐々に攻撃のリズムを掴みますが、前半はアランゴのフリーキックをドミンゲスが左足であわせたシーンくらいしかチャンスは無く全体的に見所の乏しい展開となりました。
後半に入りわずか4分でグラートバッハが先制しました。ヴェントがいったんマルクスにボールを預け自ら相手DFラインの裏に抜け、そこにマルクスからの絶妙のスルーパスが出ます。ヴェントが折り返すと中央でデカマルゴが落ち着いてゴールに流し込みました。実にきれいに決まったゴールでした。
その後もヘアマンのドリブル突破やルップの左足ミドルシュートなど惜しい場面がありましたがゴールは決まらず、そうこうするうちに77分にPKを与えてしまい同点に追いつかれてしまいました。
このPKとなったシーンですが見た目にはボールから離れたところでヴェントとゾルクが交錯していてどちらかが押し倒したようには見えずPKはおかしいと思えるのですが、主審のシュタルク氏はその前にアランゴがゾルクに足をかけてしまったと見たようです。確かにそのように見えなくもありません。しかし、この試合はそのあとも何度かグラートバッハに不利となる判定が続いたことでファヴレ監督も激昂してしまい試合の終盤には退席を命じられてしまいました。
退席後はなぜかファンの子どもたちの中に混じって興奮気味にゲームの様子を見守る姿が映像に映し出されとても微笑ましく感じました。
試合全体についての感想ですが、1点リードしたあとにリードできるチャンスがあったにもかかわらず決め切れなかったのがドローという結果になってしまったという点では残念な試合だったと言わざるを得ません。ホームにもかかわらず消極的な戦い方になってしまったことについては、過密日程で怪我人も出ているという状況の中ではしかたないとは思います。しかし、だからこそこういう勝てそうな試合ではしっかりと勝ちきれなかったのはもったいないことだと感じるのです。長いリーグ戦、この先何があるかわかりませんので。
ところでファヴレ監督は試合後にPKとなった場面について「審判は難しいジャッジでPKを与えることもできたと言っていた。我々はそのジャッジは受け入れなくてはならない。もう済んでしまったことだし我々はもはやそれを変えることはできないのだ。」という冷静なコメントを残しています。そのわりにはかなり興奮していたような気がしますが・・・。
1. BUNDESLIGA 2012/13 10.Spieltag
03.11.2012, 15:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - SC Freiburg 1:1 (0:0)
Borussia: ter Stegen – Stranzl, Brouwers, Dominguez, Wendt – Nordtveit, Marx – Rupp, Arango – Herrmann (72. Mlapa), de Camargo (72. Hanke).
Freiburg: Baumann – Sorg, Krmas, Diagne, Mujzda – Schuster, Makiadi (90. Guédé) – Schmid, Caligiuri – Kruse (90.+2 Jendrisek), Freis (69. Rosenthal).
Tore: 1:0 de Camargo (49.), 1:1 Caligiuri (77./Foulelfmeter)
Zuschauer: 47.673
Gelbe Karte: Stranzl
Schiedsrichter: Wolfgang Stark (Ergolding)
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ
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