2013.04.06 (Sat)

2. ブンデスリーガ 2012/13 第28節 ボーフム vs. アウエ

 第28節のツヴァイテリーガはヘルタとブラウンシュヴァイクの1位、2位の対戦、ケルンとラウテルンの3位、4位の対戦がありますが、個人的にはアウエとボーフムの14位、15位の対戦に注目です。ボーフムはリーグ戦再開後の8試合を1勝4敗3分と非常に悪い状態が続いていますが、対戦相手のアウエは1勝5敗2分とそれ以下の状態で、おそらく現時点でのツヴァイテ最弱決定戦といってもよい対戦でしょう。思うように勝点を積み上げられない両チームは徐々に下との差は縮まっていて残留争いを戦う上で非常に重要な試合となりました。

 ボーフムは前節のヘルタ戦で途中出場でリーグ戦に復帰したアイディンを1トップ、トップ下にイアシヴィリ、右SHには同じく前節途中交替で怪我から復帰したフライヤーを入れるという思い切ったフォーメーションで試合に臨みます。
 試合開始わずか8分でスコアが動きます。ペナルティエリア左側でフリーキックを得たアウエは、ホーホシャイトのフリーキックをクリングバイルが頭で決めて先制しました。危険な位置でのフリーキックに対し相手へのマークが甘く結果的にフリーでシュートを決められてしまうというお決まりの形で失点シーンが早くもみることになりました。守備的に戦うアウエに対して先制点を奪われることは禁物だと思ったのですがまさか8分に失点してしまうとは言葉がありません。
 予想通り守備に人数を割くアウエに対しボーフムは強引に攻めますがやはり守備網を崩すのは容易ではなく苦し紛れにボールを回し最後にゴレツカやチャトコフスキが無理やりミドルシュートを放つだけで相手にとっては全く危険ではありません。そして29分にまたもセットプレーの流れからニケリヒに決められて2点差。こうなるとボーフムの選手たちは浮き足立ってしまいミスを連発し全く攻撃を組み立てられず、37分にまたしてもセットプレーからの早いリスタートに対処できず失点してしまい、この非常に重要な一戦はわずか37分で事実上決着がついてしまいました。
 
 ボーフムにとってこの試合の敗戦は言葉では言い表せないほど大きなものです。残念ながらこの試合は警告の累積により出場停止となった田坂のインタビュー記事を読む機会がありましたが、彼によるとボーフムの選手に最も欠けているのは自信だということが書かれていました。前節のヘルタ戦もこのアウエ戦もそうですが失点するともうみていられないほど酷い試合になってしまうのはまさにそういった精神面の弱さが出ているように思います。逆に無失点、あるいは終盤まで失点しなかったラウテルン戦、ブラウンシュヴァイク戦では上位チーム相手でも互角以上に戦えることもあるのです。相手がアウエだからというだけでなくボーフムのキャラクターを考えても先制点がいかに重要だったかがわかります。
 もうひとつ、理解に苦しんだのがこの試合のフォーメーションです。これまで試合に出ているFWが全く点を取れない状況でアイディンに期待をするのはわかりますが、前節の状態をみるとアイディンに1トップを任せるというのはどうだったのでしょう。素人の私としてはアイディンとデディッチの2トップにして、ほとんどチームに貢献していないイアシヴィリははずすべきではなかったかと。またフライヤーもとても本来もパフォーマンスには程遠い状態で、それならばまだ可能性のあるオルテガを最初から使ってみるべきだったと思うのです。結果論ではありますがアイディンは精彩を欠き、特に36分に相手GKの信じられない凡ミスも得点につなげることができない始末。イアシヴィリとフライヤーも結局前半だけでピッチを去りました。

 まだリーグ戦は残り6試合あるのでもちろんボーフムがツヴァイテに残留できる可能性は十分にあります。しかし、今後の対戦相手やザントハウゼンとの差を考えると入替戦に滑り込むのも厳しくなったように思います。この試合はそのくらい悲観的にさせてくれる内容でした。とにかくまぐれでよいから1勝してこの悪い流れを変えたいところですが、もう遅すぎるかもしれません。このような惨状であれば監督解任という流れが自然ですがこの時期に監督を変えてうまくいったという話はほとんど聞いたことがありません。そもそもベルクマン前監督を解任したあとに金が無くて監督が見つからずナイツェルコーチが監督をすることになった経緯を考えると代行監督はいないはずです。とにかく悲観的な要素しかありませんが、とにかく残り試合は現体制の元でチームに貢献できる選手でメンバーを固定し先制点をとることに全精力を傾けることが必要だと思います。そして、ザントハウゼン戦には必勝して16位を確保して入替戦に挑む。もうこれしかありません。 

引用記事
Tasaka vermisst beim VfL Bochum das Selbstvertrauen (WAZ)


2.BUNDESLIGA 2012/13 28.Spieltag
05.04.2013 18:00 Uhr, rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum 1848 - FC Erzgebirge Aue 0:3 (0:3)
Bochum: Luthe - Rothenbach (78. Delura), Maltritz, Eyjolfsson, Chaftar - Kramer, Goretzka - Freier (46. Ortega), Iashvili (46. Dedic), Rzatkowski - Aydin
Aue: Männel - Schlitte, Nickenig (87. Hensel), Paulus, Klingbeil - Schröder, Pezzoni - Fink (79. Kocer) - Müller, Hochscheidt (90. König) - Sylvestr
Tore: 0:1 Klingbeil (8.), 0:2 Nickenig (29.), 0:3 Müller (37.)
Gelbe Karten: Eyjolfsson, Kramer - Nickenig
Zuschauer: 13.133.
Schiedsrichter: Robert Hartmann (Wangen)

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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

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