2013.05.11 (Sat)

2. ブンデスリーガ 2012/13 第32節 ボーフム vs. ケルン

 前日の夜にボルシアパークでの試合観戦を終えた私はメンヒェングラートバッハのホテルに宿泊。当日の朝、列車でボーフムへ向かいました。メンヒェングラートバッハからボーフムまで乗り換え無しで行く列車もありますがちょうどよい時間の列車がなく、デュッセルドルフで乗り換えていくことにしました。しかしデュッセルドルフで乗り換える予定だった列車(RE)はケルンサポーターでぎっしり満員で乗ることができず仕方なく各駅停車のSバーンでとことことボーフムまで行くことになりました。

 レヴィアパワーシュタディオンはこじんまりとして少々古くさい雰囲気もあり非常に好きなスタジアムなのですが、残念ながらボーフムが2部降格して以降は入替戦やDFBポカール(バイエルン戦)を除けば常に半分以上が空席の状態で試合が行なわれていました。しかしノイルーラー監督になって最初のホームゲーム(第30節パウリ戦)では26,000人を超える観客が入り、この試合はついにチケットがソールドアウト。最高の雰囲気の中で試合が行なわれることになりました。


 この試合はボーフムの良い面が目立ちました。前線での守備でプレスをかけて相手のミスを誘発しボールを奪うと迷いことなく前へ向かうという意思統一ができていたと思います。しかし30分にケルンに先制点が入ります。ブレチコの右からの低いクロスを頭でクリアしようとしたアクヴィスタパーチェがミス。慌ててクリアしたボールがフリーだったチヒへの絶好のパスとなってしまいます。チヒの右足のシュートは一度はポストに跳ね返りますが、それが再び自分のところに跳ね返ってくるという運もあり今度は左足でゴールを決めました。ノイルーラー監督に変わってからは目立たなかった守備のミスがついに出てしまいました。そしてこれがボーフムにとってはノイルーラー監督になって初の失点でした。これまでのボーフムであればいくらよい内容であっても先制されると自滅してしまう試合ばかりでしたが、最近の連勝で自信を取り戻したのか、その後も失点前と同じくやや優勢な展開が続いていたので後半に期待がもてる前半の試合内容でした。


 後半、54分に田坂がGKと1対1になりますがシュートは決まりません。絶好のチャンスを逃したボーフムですが、それでもよい流れは変わらず、65分にチャトコフスキのフリーキックをデディッチが頭で決めてついにボーフムが同点に追いつきました。同点になってからはケルンも攻撃的になりどちらもゴール前に攻め込む見ごたえのある試合となりました。そして79分にチャトコフスキのコーナーキックをマルトリッツがニアサイドで頭で対に逆転。私の観戦していたブロックはほとんどがケルンサポーターでしたが、このあたりからは少数派のボーフムサポーターの声援が上回っていました。
 その後、ボーフムには追加点の絶好のチャンスが2度ほどありましたが決まらず、後半特に中断がなかったにもかかわらず5分という馬鹿げたアディショナルタイムが表示されましたが、その間にあった大ピンチもマルトリッツのゴールライン前でのクリアやルーテのセーブで凌ぎボーフムが勝ちました。


 本当に素晴らしい試合を見ることができました。2005年に初めてこのスタジアムで試合を見た時のことを思い出しました。その試合でもボーフムは終盤にマルトリッツがセットプレーからヘディングで決勝ゴールを決めて勝利。そのときの興奮が忘れられずボーフムの応援をするようになったのです。そして今またマルトリッツのゴールで歓喜の瞬間を味わっているのです。
 私がドイツで見たボーフムの試合はこの試合で6試合目ですが4勝2分と無敗です。普段は不甲斐ない試合を見せ付けられて私もこのブログでも文句ばかり書いてしまっていますが、はるばるドイツまで出かけたときにこういう素晴らしい試合を見せてくれるとは。


2.BUNDESLIGA 2012/13 32.Spieltag
04.05.2013 13:00 Uhr, rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum 1848 - 1.FC Köln 2:1 (0:1)
Bochum: Luthe - Freier, Maltritz, Acquistapace, Lumb - Goretzka, Kramer - Tasaka (87. Eyjolfsson), Rzatkowski (81. Dabrowski) - Delura (66. Iashvili), Dedic
Köln: Horn - Brecko, Maroh, McKenna, Hector - Lehmann (78. Jajalo), Matuschyk - Chihi (84. Maierhofer), Clemens, Bröker (77. Przybylko) - Ujah
Tore: 0:1 Chihi (30.), 1:1 Dedic (65.), 2:1 Maltritz (79.)
Gelbe Karten: / - Maroh, Brecko, Przybylko
Zuschauer: 28.400. (Ausverkauft)
Schiedsrichter: Manuel Gräfe (Berlin)
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : スタジアム観戦記

14:58  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(2)  |  Edit  |  Top↑

Comment

更新がないのでどうしたのかなと思いましたが、現地まで観に行ってたのですね!
のもんさんのところにも書かせてもらったのですが、この試合のお天気からお客さんの入り、結果などすべてが文句のつけようがないくらい素晴らしく、自分もネット越しながら感動して観ていました。
アキスタパーチェのミスも全員で挽回出来てよかったです。AT5分の表示が出た時は軽くめまいがしてしまいましたが、そして案の定、ボールを持ったら蹴り飛ばす展開に少々閉口しましたが、なんとか守りきり、最高の雰囲気で始まった試合を最高の形で締めくくることが出来たという感じです。まあ一つ言うならばデディッチには追加点を決めてもらいたかったですが(笑)。
そして今日、負けはしましたが残留を決めることが出来、ホッと胸をなでおろしているところです。これで次節の最終戦は満員になるか微妙なところですが、できれば感謝の意も込めて入場無料にするなど「粋なこと」をやってもらいたい、と勝手に思っています(まあ財政的に余裕がないし、どこのクラブもそんなことやってないでしょうが/笑)。
mas |  2013年05月13日(月) 04:33 |  URL |  【コメント編集】

masさん。コメント有難うございます。
はい、この試合を観戦できて本当によかったと思います。今まではこういう大事なところで不甲斐ない試合を繰り返して客も減ってしまったんですよね。
今回の旅行ですが、本当のことを言うとアウエに負けた試合のあまりの酷さにもう降格するだろうと真剣に思い、2部での試合を絶対見ておこうと強引に休みを取って観戦に行ったのです。それがまさかこういう結果になるとは想像できませんでした。
失点シーンはよく見なれたミスなので「またかよ!」と思いましたが、よく逆転したと思います。ボーフムの2つのゴールシーンでは本当に泣きそうになりましたよ。
最終戦も完売はしないかもしれませんが、もう20000枚以上売れているようですね。これが来シーズンにつながってくれたらと思います。
reis |  2013年05月14日(火) 00:11 |  URL |  【コメント編集】

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