2013.05.22 (Wed)

ブンデスリーガ2012/2013 第34節 グラートバッハ vs. バイエルン

 ブンデスリーガ2012/13シーズンもいよいよ最終節。グラートバッハは理論上はまだEL出場権獲得に可能性は残していますが現実にはほぼ不可能な状態となりました。私は32節シャルケ戦の敗戦ですでにELはあきらめていましたが、この試合に関しては最終節ですので相手がバイエルンとはいえ何とか勝利で締めくくってほしいと思っていました。

 グラートバッハは前節大活躍のフルゴタがスタメンに入り、この試合がグラートバッハでの最後のプレーとなるハンケと2トップを組みます。また、CBのドミンゲスが怪我のために欠場し代わりにブラーウェルスが入りました。一方のバイエルンは来週にウェンブレーでのCL決勝を控えていますがベストメンバーを組んできました。選手としてグラートバッハで活躍したハインケス監督がリーグ戦最後の試合をメンヒェングラートバッハで行なうというのも因縁を感じます。

 前半3分、アランゴのフリーキックにシュトランツルが頭であわせていきなり先制。さらに1分後にダンテのパスミスを拾ったフルゴタがハンケにパスしハンケが決めてあっという間に2:0。しかし、2分後にバイエルンはシュヴァインシュタイガーからリベリー、マルティネスとつながりマルティネスが決めて2:1。その3分後にはアランゴからヘアマンへすばらしいパスが出て相手と3対2の状況を作り出しヘアマンが冷静に中央のノルトヴァイトへパス、ノルトヴァイトが決めて3:1と再び2点リードします。なんと素晴らしい立ち上がりでしょう。ここまでリーグ戦33試合でわずか15失点。バルセロナ相手に2試合無失点のチームを相手に10分で3点を取ったのですよ!

 しかし、両チームには簡単には埋められない実力差があったのは明らかで、またグラートバッハは序盤の飛ばしすぎもたたり、その後はバイエルンに逆転されてしまいました。冷静に見れば、攻撃に力を入れるあまり守備がおろそかになったのは明らかで、相手がリベリーやロッベンであればそういった穴を見逃してくれるはずがありません。確実に勝利を狙うのであればまずい戦い方だったといえるでしょう。試合後にファヴレ監督もそのことは話しています。
「この試合は私たちの今季を象徴するものに見えた。良いサッカーをしていても突然しっかり守ることを忘れてしまう。3:1でリードしているなら我慢してしっかり守り4:1にしようとは考えないことだ。バイエルン相手にリベリーやロッベンのようなサイドの選手と1対1の状況を作ってはならない。それは致命的だ。中央でも多くのスペースを作ってしまった。このようなよいチームを相手にしたときは最高の守備をしなくてはならない。さもなければ失点は時間の問題だ。」(グラートバッハ公式サイトのインタビュー抜粋)

 しかし、それでも私個人としてはこの試合の戦い方については全く文句はありません。ファンとして甘い考えかもしれませんが最初の10分で十分満足です。何度も言いますが今シーズンのバイエルンから3点は(例えそれが相手のミスによるものだったとしても)予想してませんでした。そしてこの試合を最後にチームを離れるハンケのゴールも見ることができました。

 古い話ですが1977/78シーズンにグラートバッハはケルンと優勝を争い首位ケルンと勝点で並んではいたものの得失点差で10点差をつけられ2位で最終節を迎えたことがありました。このときグラートバッハは優勝こそ逃したもののドルトムント相手に12:0という伝説となる試合をしています。私はもちろんその試合を見ていたわけではないのですが、相手や状況は違っても僅かに残された可能性に向かってゴールを積み重ねていく様子を見て、ついついその試合をイメージしてしまいました。

 ブンデスリーガは全日程を終了しグラートバッハは8位に終わりました。今シーズンのグラートバッハについての感想は機会があればこのブログに書こうと思いますが、今、率直に思うことはよく頑張ったということです。もちろんEL出場権を得られればさらによかったのですが、昨シーズン活躍した主力3人が移籍したことなど考えれば上出来ではないかと思います。もちろん、昨シーズン完璧だった守備が最後までしっかりしなかったことなど課題は多いですが、また来季がに期待を抱かせてくれるサッカーをしてくれたと思います。


BUNDESLIGA 2012/13 34.Spieltag
18.05.2013, 15:30 Uhr, Stadion im Borussia-Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - FC Bayern München 3:4 (3:2)
Borussia: ter Stegen - Jantschke, Stranzl, Brouwers, Wendt - Nordtveit, Xhaka – Herrmann (77. Younes), Arango – Hanke (84. de Jong), Hrgota (65. Rupp)
Bayern: Neuer - Lahm, Boateng, Dante, Alaba - Martinez, Schweinsteiger – Robben (81. Shaqiri), Müller (81. Pizarro), Ribery – Mandzukic (75. Gomez)
Tore: 1:0 Stranzl (4.), 2:0 Hanke (5.), 2:1 Martinez (7.), 3:1 Nordtveit (10.) , 3:2 Ribery (18.), 3:3 Ribery (53.), 3:4 Robben (59.)
Gelbe Karten: keine
Zuschauer: 54.010 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Thorsten Kinhöfer (Herne)

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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

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