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2013.06.09 (Sun)

2012/13シーズンのグラートバッハを振り返る

 2012/13シーズンのグラートバッハについて簡単に振り返っておきます。

■ 守備力の低下
 2011/12シーズンと比較して大きく変わったのは守備力のダウンでしょう。失点が24から49に倍増しました。得点は49から45に減りましたがとるべきところではしっかり取れていた印象がありますので、やはり順位を下げてしまった最大の要因は守備力の低下だったといわざるを得ません。
 ファヴレ監督は最終節のバイエルン戦が2012/13シーズンのグラートバッハを象徴する試合だとコメントしていました。つまり、攻撃を気にするあまり守備の意識を怠ってしまうということです。たしかにそんなシーンがシーズンを通して目につきました。ファヴレ監督は基本的にスピードのある選手が少ないタッチでボールを回し一気にゴールへ向かうカウンターが得意です。2011/12はパスを出すアランゴやハンケがロイスやヘアマンと息が合ったプレーを見せていましたが、2012/13はまだコンビネーションが合っていないのにダイレクトパスを使った早い攻撃にこだわるあまりに守備意識が希薄になり、不用意にボールを奪われて逆襲をくらうことが多かったのではないかと思います。要するにグラートバッハ最大の武器だったコンビネーションの良さが失われてしまったということなのではないかと思います。もう少し落ち着いてプレーできなかったかなと感じました。

■ 新加入3選手について
 選手同士のコンビネーションの問題についてはやはり主力選手が入れ替わったことが大きなポイントになりました。2012/13シーズンは前のシーズンに活躍したロイス、ダンテ、ノイシュテッターの代わりとしてデヨング、ドミンゲス、シャカの3人が加入しました。抜けた3人はいずれもチームの中心選手だったので新加入の選手のパフォーマンスは注目されました。

 FWのデヨングはグラートバッハ史上最高額を使って獲得した選手ですので当然ロイス並みの活躍を期待されたと思いますが、残念ながらその期待には応えられませんでした。もっともドリブルや裏に抜け出すプレーが得意なロイスと典型的な点取り屋タイプのデヨンクは全くタイプが違うので同じ戦術では噛み合わないのは当然です。そうなると試合に出ながら連係を深めていくしかないかなと思いましたが途中で怪我などもあって思い通りに行きませんでした。デヨング個人についてはFWとしてのキープ力や強さなどを見れば実力のある選手であることは間違いありません。周りの選手との連係で力を発揮するタイプだと思うので来季はコンスタントに出場してほしいと思います。

 MFのシャカは攻撃力に関してはノイシュテッター以上の力を持っているでしょう。しかし、ファヴレ監督はボランチには守備も求めていてシャカはそこにうまくはまらなかったように思います。本人もその点は意識しているようで終盤に起用された試合では少しずつ良さを出してきていました。これがシャカの持ち味かと言うと違うと思うのですが、このチームでプレーするためには仕方ないのだと思います。

 ドミンゲスに関してはダンテのような1対1での強さはなくスピードのある相手には簡単に抜かれてしまうシーンが目につき、当初は期待はずれの選手だと思っていました。しかし、試合を重ねるうちにそのような不安定な面は目立たなくなり今ではCBとして欠かせない存在に成長しました。結果的には新加入3選手のうち最も使える選手になったと思います。

■ 頑張った選手
アランゴ、ノルトヴァイト、シュトランツルの3人は昨シーズン以上のパフォーマンスを発揮しました。アランゴは相変わらずスーパーゴールを連発、ノルトヴァイトは守備に専念していた2011/12シーズンとは違い攻撃の起点としての役割も増え大変だったと思いますが選手としての幅は広がったと思います。今ではチームに欠かせない存在となりました。これは彼が怪我で欠場した試合のチームのパフォーマンスを見れば明らかです。個人的にはチーム内のMVPではないかと思います。またシュトランツルはCBだけでなく右サイドバックの控えとしても働きセットプレーでの得点能力も発揮しました。もともと今シーズンで引退するつもりだったようですが結局契約を延長しました。彼にはまだ頑張ってもらわなければ困ります。

■ 総括
 今シーズンのグラートバッハはリーグ戦終盤までELの可能性を持ちながらの戦いとなりましたが結果的にはEL出場権は獲得できませんでした。残念な結果ではありますが客観的に見ればそれだけの力がなかったのは事実であり8位という順位は順当な結果だと思います。昨シーズンの躍進と比較して否定的にとらえるファンも多いと思いますが、個人的にはそこそこ満足できるシーズンだと思っています。長期的に見ればチームとしての力は確実に上がってきていることが実感できるシーズンでした。今まで常に降格ゾーンを気にしてきたことを思えば上出来といえるでしょう。昨シーズンは特別だったのです。
 また来シーズンは今シーズンほど大きな選手の入れ替えはないのでさらにチームがよくなることが期待できそうです。
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

21:04  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(3)  |  Edit  |  Top↑

Comment

フライブルクでのプレーを見る限りクルーゼは確実にロイスの果たした走る司令塔かつポストプレーヤーとしての役割、どちらかというと出し手だったアランゴハンケと受け手だったヘアマンの仕事のどちらも高水準でこなせる選手ですし期待大ですね。問題はデヨングとジャカで、どちらもシーズン通して流動的なプレーが不得手であることを露呈してましたから再び11-12のサッカーの再現を目指すにあたって非常にかみ合わないことになりかねないかなと。クラマーとノイシュテッターのプレースタイルが近いと個人的に嬉しいんですがどうなんですかね? いずれにせよ全員が駒となって淀みないプレーを連発するあのサッカーがまた見られることを願ってやまないです。
Yoizumi |  2013年06月12日(水) 17:52 |  URL |  【コメント編集】

Yoizumiさん
確かにクルーゼが良い選手であることは間違いないですよね。前回のフライブルク戦でも注意していたのにやられてしまったと記憶しています。デヨングとシャカは扱いが難しいですね。大金使ってとった選手なのでうまく機能してほしいとは思うのですが・・・。でも彼らの代わりを務められそうな選手も加わるので期待はできるかなと思っています。
reis |  2013年06月13日(木) 01:42 |  URL |  【コメント編集】

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 |  2013年06月21日(金) 15:01 |   |  【コメント編集】

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