2013.08.26 (Mon)

ブンデスリーガ2013/2014 第3節 レバークーゼン vs. グラートバッハ

 前節はハノーファーを相手にホームで快勝。その内容は今季の躍進を期待させてくれる素晴らしい内容だっただけに、私は今節のレバークーゼン戦はそれが果たして上位に通用するのかどうかを見極める試金石となるのかと思っていました。
 グラートバッハは前節では攻撃的な位置の4人にボランチも加わったスペクタクルな攻撃を展開し楽しませてくれました。これが強豪相手に通用するのかというのは気になりますが、そもそもボールを保持できなければその攻撃は成り立たないのは事実で、実際に開幕戦のバイエルン戦ではグラートバッハの良い面は単発的にしか見られませんでした。過去のレバークーゼン戦ではどうしても相手のプレッシャーに押されてしまい攻撃の形が作れずに良くてもドローが精いっぱいという試合を多く見ている印象があるので、バイエルン戦のような展開になってしまう危険性も高いという不安も感じてはいました。ということで勝敗のポイントはまずはグラートバッハが試合を通して安定した守備を維持できるかという点になると予想していました。

 そして、試合の結果は私の予想が悪いほうに的中してしまいました。

 試合の展開は前半23分にアランゴがペナルティエリア内でハンドでPKを取られキースリングが決めてレバークーゼンが先制。28分には右サイドを崩し最後はサムが決めて2点目。
 後半に入ると54分にグラートバッハはクルーゼとヘアマンのコンビで相手の左サイドを崩しシュトランツルが決めて反撃開始。その3分後にはGKレノのキャッチミスをアランゴが決めてあっという間に同点に追いつきました。しかしさらにその3分後にサムが再び決めて3:2。72分にはカストロのミドルシュートが決まり最終的に4:2という結果となりました。

 レバークーゼンの3トップ。キースリングと少し下がり目にいるサムとソンを全く止めることができませんでした。特にサムには最初から最後までやりたい放題にやられてしまったという印象が強く残ります。彼の動きに中盤のクラマーやシャカ、両サイドバックがつられてしまい簡単にスペースを作り次々とレバークーゼンの選手に突破を許してしまいました。結果としてシャカやクラマーが攻撃の起点となることはできず、アランゴやヘアマンも押し込まれた形となるため攻撃への切り替えも遅れ、ハノーファー戦で見られたような頻繁なポジションチェンジとパス交換があまり見られませんでした。
 こうした点はとりわけ前半に顕著で、実際のところレバークーゼンは前半であと2点くらいとって試合を決めてしまうことは可能でした。そのくらい多くの決定機がレバークーゼンにありそのほとんどをサムが演出していました。全く恐ろしい選手です。
 そんな展開にも関わらずグラートバッハが一度は同点に追いつくことができたのは運がよかったのだと思います。特に同点ゴールは相手GKのありえないミスでもらったゴールでしたから。グラートバッハに関して残念だったのはせっかく同点になった後にいったんゲームを落ち着かせることができなかったということです。勢いに乗って攻めるのは良いのですがそこで守備がおろそかになりバランスを崩してしまうという悪癖は昨シーズンよく見られましたが今シーズンも改善されていないのかと思うとガッカリです。もっともまだ先は長いので長い目で見守りたいとは思いますが。

 ところで気になるのは先制点となったアランゴのハンドです。レバークーゼンのコーナーキックの場面。ファーサイドに上がったボールにアランゴとトプラクが重なるように競り合いトプラクが頭で合わせたボールが不運にも一緒に跳ねたアランゴの腕に当たってしまったのです。このように意図せずにあたってしまった場合はハンドとはみなされないはずですが、実際には主審の判断に任されていて、現実にはとにかく手に当たってしまったらファールを取られているケースが多いように感じます。グラートバッハは開幕戦でもドミンゲスが2つ微妙なジャッジによりハンドによるPKを取られています。運が悪いとはいえ3試合で3つめであればファヴレ監督も穏やかではありません。「主審のせいで負けたのではない」と言いつつも「ブンデスリーガはファンタスティックですべてがパーフェクトだ。しかし、この規定に関しては破滅的だ」とハンドをとる基準に関する不満を口にしています。まあPKをもらえるのならよいのですが取られる側ばかりですから嫌になりますね。

<引用記事>
Stimmen zum Spiel (Borussia公式サイト)
Lucien Favre kritisiert Handspiel-Regel (RP Online)


1. BUNDESLIGA 2013/14 3.Spieltag
24.08.2012, 15:30 Uhr, BayArena, Leverkusen
Bayer 04 Leverkusen - Borussia M'gladbach 4:2 (2:0)
Leverkusen: Leno - Hilbert (61. Donati), Toprak, Spahic, Boenisch - Lars Bender, Reinartz, Castro - Sam, Kießling (83. Hegeler), Son (88. Kruse)
Borussia: ter Stegen - Jantschke, Stranzl, Dominguez, Daems - Kramer, Xhaka (75. Hrgota) - Herrmann (87. de Jong), Raffael, Arango (75. Younes) - Kruse
Tore: 1:0 Kießling (23., Handelfmeter), 2:0 Sam (28.), 2:1 Stranzl (54.), 2:2 Arango (57.), 3:2 Sam (60.), 4:2 Castro (72.)
Gelbe Karten: / - Xhaka
Zuschauer: 29.243
Schiedsrichter: Felix Brych (München)
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

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