2015.01.05 (Mon)

2014/15シーズン後半のグラートバッハに期待すること

 2014年はグラートバッハにとって素晴らしいシーズンでした。リーグ戦では4位につけELでは決勝トーナメントへ進出、DFBポカールでもベスト16に勝ち残っています。その結果を踏まえて、繰り返しになりますが、今季の後半にグラートバッハに期待することを書き綴ってみたいと思います。
 
 リーグ戦後半の目標はヨーロッパリーグ出場権の獲得ということになるでしょう。12月29日のブンデスリーガ公式サイトに掲載されたマックス・エベールSDのインタビュー記事の中で彼はブンデスリーガの状況について「バイエルンミュンヘンが突出していて、それに続くのがドルトムント、シャルケ、レヴァークーゼンといったここ数年のチャンピオンズリーグの常連、それに対抗できるのがヴォルフスブルクとホッフェンハイム。そのあとにグラートバッハやアウクスブルクなど"金の力だけで成功を手にすることが難しいクラブ"が続く」と語っています。グラートバッハとアウクスブルクは同格ではないと思いますが、この話から見てグラートバッハはヨーロッパリーグの出場権を手にできれば成功と考えているのは間違いないと思います。
 では、そのためには勝点をどれだけ獲得すればよいのか。参考までに1勝で3ポイントの規定となった1995/96シーズン以降、ヨーロッパリーグ(UEFAカップ)出場権を獲得したクラブの平均勝点を計算すると54となっています。現在、グラートバッハは勝点27なので同じペースでポイントを積み上げることができればヨーロッパリーグは確保できそうです。
 ここで気になるデータを一つ。グラートバッハは直近の9シーズンのうち7シーズンでリーグ戦後半の数字がリーグ戦前半の数字を下回っています。つまり例年リーグ戦後半に失速するという傾向があるのです。例えば、昨季は3位でウインターブレークに入ったものの後半戦は7試合未勝利というまさかの失速もあり最終的には6位に終わっています。今季はこのような事態は避けなくてはなりません。もちろん、このことは選手を含めたボルシア関係者もわかっているはずです。
「昨年は我々はこの時期に似たような順位にいたが、リーグ戦の後半にそれを移すことができなかった。もちろん中断明けはもっとよくしていくことが重要だ。」(ヤンチュケ)
「これまではとてもうまくいったが、我々は再びゼロからはじめて全力を尽くさなくてはならない」(エベールSD)

 とにかく調子のムラをなくすこと。そして下位チームへの取りこぼしは避けることです。

 次にヨーロッパリーグについて。グラートバッハの決勝トーナメント1回戦の対戦相手は昨季のチャンピオン、スペインのセビージャに決まりました。強敵であるのは間違いありませんが、スペインリーグで上位で争っているビジャレアルと互角に戦えたことを考えれば実力的に近いと思われるセビージャも勝てない相手ではないと思います。個人的にはこの関門をなんとか突破してベスト8くらいには進んでほしいと思っています。

 そしてDFBポカール。こちらは次の相手が4部のキッカーズ・オッフェンバッハに決まっています。これは相手との力関係を考えても落とすわけにはいきません。DFBポカールに関しては組み合わせ次第ですが決勝まで進んでほしいなと思っています。今季のチームにはそれだけの力はあると思います。

 リーグ戦、ヨーロッパリーグ、DFBポカールのいずれについても共通していえることは怪我人を出さずに安定した力を発揮することが大前提で最も重要なことだと思います。今季のグラートバッハは特に選手のコンディションを考慮しつつうまくローテーションを行っていると思います。主力選手の何人かに怪我があったのは残念ですが、ポリヴァレントな選手を起用することでカバーできる範囲で済んでいます。これをシーズン通して続けていかなくてはなりません。

 選手起用に関してはボランチに注目したいと思います。先日、クリストフ・クラマーが来季からレヴァークーゼンに復帰することを表明しました。これは残念なニュースではあるのですが、もともとクラマーはレヴァークーゼンと契約しておりグラートバッハでは2年間のローン契約でプレーしているのだから当然の話ではあります。ただ現在のグラートバッハではクラマーは必要不可欠な存在になってしまっているだけに今のままでは来季が心配です。リーグ戦後半は来季も見据えて脱クラマーを進めていってほしいと思います。そのためには他所からの選手を獲得するという方法もあると思います。事実、すでにメディアには何人かの選手の名前が挙がっていますが、エベールSDのインタビューでは「私と監督は今のチームに確信を持っているし、潜在能力のある若手も控えているので、中断期間中の特に何かをすることはない。何かチャンスがあれば変わるかもしれないが可能性は低い」とのこと。しかし、個人的にはもし獲得できるなら早めに獲得して戦術に組み込んでいってほしいものだと思います。果たしてどうなるのかこの冬の移籍市場にも注目したいと思います。

<参考記事>
Eberl: "Stellen nicht bei jeder Krise alles in Frage“ (ブンデスリーガ公式サイト)
Jantschke: "27 Spiele gehen an niemandem spurlos vorüber" (RP Online)
Borussia spielt gegen den Rückrunden-Trend (RP Online)

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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

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