2015.03.14 (Sat)

2. ブンデスリーガ 2014/15 第25節 ボーフム vs. ハイデンハイム

 ツヴァイテリーガ第25節。ボーフムは初めてハイデンハイムをホームに迎えての一戦となりました。両チームは過去に2度対戦しており、2012年にはDFBポカールの試合をハイデンハイムで戦い2:0でボーフムが勝利、そしてハイデンハイムがツヴァイテに昇格した今季のリーグ戦のハイデンハイムでの試合は5:0でハイデンハイムが勝利しています。この試合はハイデンハイムにとってはクラブの歴史に残る大勝で選手たちは、今回の対戦にもその試合の良いイメージを持って試合に臨めたようです。当時ボーフムはノイルーラー監督がチームを率いていましたが、早い時間に先制され落ち着く間もなく攻め込まれると全くチームを立て直すことがでずにおわるという残念な内容でした。そしてホームで攻撃的なサッカーをする相手に対して全く無策な戦いぶりはファンに不満を抱かせる試合の一つとなりました。余談ですが、私にとってはその不満が積み重なって絶望感に変わったのがインゴルシュタット戦。ノイルーラー解任の引き金になった試合でした。

 ボーフムはフェアベーク監督がチームを率いるようになり最初のウニオンベルリン戦はファンを失望させる酷い内容でしたが、その後は昇格を争うカールスルーエや好調FSVフランクフルトを相手に圧倒するなど内容はよくなっています。とりわけフェアベーク監督が自らのフットボール哲学と言うオフェンシブな戦い方を試合でも実践できています。残念ながら勝利という結果にはなかなか結びついていないものの選手は手応えを感じているようです。
 ハイデンハイムのシュミット監督はこの試合の前に、最近のボーフムの攻撃のバリアブルな面を警戒し特に守備の安定性が重要だとした上で、ボーフムの不安定な守備をつきボールロストやセットプレーを狙いたいとコメントしていました。

 前半、ボーフムが普段通りにボールを保持しパス交換をしながら相手の作ったスペースに縦パスを入れチャンスを作ろうとしますが、シュミット監督の狙い通りハイデンハイムは組織的な守備でスペースを与えません。またボーフムが最終ラインでボールを回すとFWと2列目の4人が思い切ってプレスをかけてパスミスを誘います。
 しかし、ボーフムは11分に4-2-3-1のフォーメーションの右サイドハーフに入ったシェスタクのクロスからテロッデがヘディングでゴールを奪い先制しました。シェスタークの鋭いクロスはGKのツィマーマンが直接キャッチするかに見えましたがツィマーマンの目の前でハイデンハイムDFのヴィテックが頭でクリアを試みたボールがGKを飛び越えてファーサイドで待ち構えるテロッデへの最高のパスとなりました。ボーフムにとってはラッキーなゴールでした。
 さらに19分にはシェスタクの左足からのミドルシュートが決まり2点リードしました。早い時間で2点をリードしたボーフムですが内容はさほどよかったとは言えないものでした。試合後のフェアベーク監督は「2:0とリードしても満足はできなかった。真ん中でプレーしすぎていたし選手間の距離も離れすぎていた。ハイデンハイムの4バックがしっかりしていてFWがプレーしづらかった。」と語ったようにパスが思い通りつながらず、たびたびハイデンハイムにカウンターを仕掛けられるなど思った通りのサッカーができていなかったと思います。そして41分にはパスミスから相手にチャンスを与えてしまいペナルティエリア内でラッツァがニーダーレヒナーを倒しPKを取られ1点差とされてしまいました。

 ハーフタイムにフェアベーク監督は一気に2人を交代します。リードしているのに2人も一気に変えたことに少々驚いたのですが、これはフェアベーク監督によれば「ギュンデュスにアグレッシブさを求めたこと、チェロッツィを怪我の不安から退かせたこと」が理由のようです。前半同様の展開が続きましたが71分にボーフムはテラッツィーノとテロッデのコンビネーションから作ったチャンスをシェスタークが決めて再び2点差とすると、その直後にシェスタークに代わって左サイドハーフに入ったグレゴリッチもゴールを決めて3点差とし試合を決めました。後半のハイデンハイムは前半同様にボールを奪ってカウンターを狙う形ですが、前半とは違い2列目の選手の運動量が落ちニーダーレヒナーが単独で攻め込む形ばかりとなりました。ニーダーレヒナーのスピードに手を焼いたボーフム守備陣ですが、さすがのニーダーレヒナーも単独突破したうえに正確なシュートまで要求するのは無理があります。
 その後、ボーフムにはPKのチャンスがありましたが、テロッデがこのPKを失敗するなど少々不満を感じる部分はありましたが、3点差での勝利はボーフムにとって素晴らしい結果と言えるでしょう。
 
 試合内容だけを見ると最近の数試合に比較するとよくなかったと思いますが勝利という結果に結びつきました。必ずしも内容と結果はイコールではないことを証明した形ですが、良い結果が出せたことは選手たちには自信になるはずです。先制ゴールなどは多分にラッキーな面もありますが、常にアグレッシブに攻め込んでいたからこそチャンスが得られたわけでこれもフェアベークのスタイルが浸透してきたことの証ではないかと思います。もう少し試合を重ねれば安定して結果を残せるようになるはずで今後が楽しみではあるのですが、果たして来季にどれだけの選手が残ることになるのか、そちらが心配になってきました。 


2. BUNDESLIGA 2014/15, 25. Spieltag
13.03.2015, 18:30 Uhr, rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum 1848 - 1. FC Heidenheim 1846 4:1 (2:1)
Bochum: Esser - Celozzi (46. Bulut), Fabian, Bastians, Perthel - Losilla, Latza (46. Gündüz) - Eisfeld, Terrazino, Sestak (72. Gregoritsch) - Terodde
Heidenheim: Zimmermann - Strauß, Wittek, Kraus, Heise - Griesbeck (82. Göhlert) - Leipertz, Reinhardt (72. Voglsammer), Titsch-Rivero (9. Riese), Schnatterer - Niederlechner
Tore: 1:0 Terodde (11.), 2:0 Sestak (19.), 2:1 Leipertz (41./FE), 3:1 Sestak (71.), 4:1 Gregoritsch (74.)
Gelbe Karten: Losilla - /
Zuschauer: 14.639.
Schiedsrichter: Benjamin Cortus (Röthenbach)
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

12:13  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

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