2015.07.02 (Thu)

テストマッチ TSGデュルメン vs. VfLボーフム

 ドイツ、ブンデスリーガは2014/15シーズンが終了したと思ったら早くも新シーズンに向けて各クラブでトレーニングを開始しています。とりわけツヴァイテリーガは日程の関係上6月中旬から始動しているクラブも多くボーフムもその一つです。私は6月下旬に休暇を利用してドイツを旅行していましたが、ちょうど旅行期間中にボーフムのテストマッチが行われることを知り見に行くことにしました。

 この試合の対戦相手のTSGデュルメンはベツィルクスリーガ(8部)に所属。デュルメンはボーフムの北約30キロに位置する人口約46000人の小さな町です。町の中心からスタジアムまでは徒歩約30分の位置にありますが公共の交通機関は全くないので自家用車がなければ歩いていくしかありません。幸い当日は天気が良かったのでのんびりと歩いていくことにしました。閑静な住宅街の中を抜けて畑が広がるあたりにスタジアムはありました。


 小さな町の小さなクラブにとっては、テストマッチとはいえツヴァイテリーガのクラブと試合をするというのは一つのイベントのようでスタジアムはちょっとした祭りのような雰囲気でした。デュルメンの選手たちもかなり気合が入っていた様子です。


 ボーフムは前半に昨季までの主力選手と控えに入っていた選手、後半は選手を全員入れ替えて新加入選手とユースの選手を中心に構成されたメンバーで戦いました。結果的に11得点したことについては相手との実力差を考えれば当然のことだと思いますが、前後半を通じて気になったのが選手同士の連係のまずさから相手に不用意にボールを奪われるシーンが目についたことです。ただデュルメンの選手とは個の力の差がありすぎるため、ボールを奪われても体をぶつけて簡単にボールを奪い返すことができるため相手のチャンスにはならずに済んでいたのですが、これが実力のあるチームとの試合なら失点につながるのではないかと思います。昨シーズンリーグ最多失点を記録した守備陣は今のところは今季も不安です。実際に後半にひとつ失点確実というようなシーンもありました。


 個々の選手の中で目立った選手をあげておくと、前半は右サイドハーフに入ったミヒャエル・マリアが精力的に動き2ゴールをあげました。クライファートが監督を務めるキュラソー代表にも招集された20歳のマリアは田坂やシェスタークが抜けた今季は出場機会がありそうです。ただ2ゴール以外に決定機はまだあり、さらなるシュートの正確性を求めたいところ。後半は3ゴールを決めたナンド・ラファエルとこの試合がボーフムの一員としてのデビューとなったティム・ホークラント。ラファエルは連携面ではまだ不十分とはいえストライカーらしくチャンスと見るやシュートを狙っていく姿勢は期待が持てます。またホークラントは中盤に入ってのプレーでしたが経験豊富な選手らしく守備面ではチームを統率している様子でした。彼の加入が守備力の強化につながることを期待したいです。

 ところで写真でもお分かりと思いますが、私はこの試合は立席のチケット(10ユーロ)を購入していた関係でピッチレベルで見ていました。後半はボーフムが攻め込むサイドが遠くになりよく見えませんでした。なんとか目を凝らして一生懸命ボールを追っていたのですが、ふと周りを見るといつの間にか隣に前半出場したロジラやマリア、テラッツィーノ、後ろにはカクタルアやペアテルがいて少し離れたところではテロッデがファンと談笑しながら試合を見ています。なんだかいつの間にか私一人が選手たちに囲まれて試合を見ているような状態になり、試合よりもそちらが気になってしまいました。
 
 ボーフムはこの試合が3試合目のテストマッチですがいずれもかなり格下の相手との試合であくまでも調整という位置づけであり勝敗は全く参考になりません。しかし次からは3部のミュンスターなど実力的に近い相手との本格的なテストが行われます。かなり厳しい戦いが予想される今季のツヴァイテリーガでボーフムがどこまで戦えるのか見極めることができそうです。


Testspiel
27.06.2015 18.30 Uhr, Sportzentrum Nord (TSG-Stadion am Grenzweg), Dülmen
TSG Dülmen - VfL Bochum 1848 0:11 (0:6)
Dülmen : Sylla - Schulte, Gerson, T.Korte, Espeter, Schwarz, Kock, Wies, Langener, C.Korte, Besler
Bochum (1.Hz.): Luthe – Celozzi, Fabian, Cacutalua, Perthel – Bulut, Losilla, Haberer – Maria, Terodde, Terrazzino
Bochum (2.Hz.): Dornebusch – Niepsuj, Lach, Gül, Wijnaldum – Saglam, Hoogland, Gulden – Pavlidis, Rafael, Cwielong
Tore: 0:1 Losilla (10.), 0:2 Maria (12.), 0:3 Terodde (13.), 0:4 Terodde (29.), 0:5 Haberer (35.), 0:6 Maria (45.), 0:7 Rafael (47.), 0:8 Gül (54.), 0:9 Rafael (60.), 0:10 Cwielong (67.), 0:11 Rafael (73.)
Zuschauer: 2.000
Schiedsrichter: Dr. Lennart Brüggemann (Rheine)

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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : スタジアム観戦記

06:26  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

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