2015.08.02 (Sun)

2. ブンデスリーガ 2015/16 第2節 ボーフム vs. デュイスブルク

 ツヴァイテリーガ2015/16シーズンが開幕しました。シーズン開幕に合わせるように仕事が多忙となり開幕戦は試合の結果やレポートを読んだだけで映像は見られませんでした。ボーフムはアウェイで降格チームのパダボーンと対戦し新加入のハベラーのゴールにより0:1で勝利。幸先の良いスタートを切りました。
 そして第2節、ホームでの開幕戦の相手は昇格チームのデュイスブルクです。ボーフムとデュイスブルクは地理的には非常に近くこれも一つのダービーです。デュイスブルクは開幕戦はホームで昇格候補の1つと予想されるカイザースラウエルンに1:3で敗れています。ボーフムとデュイスブルクは先月にテストマッチを行っておりボーフムが勝利しています。デュイスブルクの新シーズンのオープニングイベントとして開催されたこの試合はボーフムがAチームで戦った前半に2:0でリード、Bチームに選手を入れ替えた後半に1失点して2:1というものでした。ただこれはあくまでテストマッチ。開幕戦で敗れたデュイスブルクが必死に勝点を取りに来ることは間違いなくボーフムも我慢が必要とされる試合になると予想していました。

 ボーフムのGKはルーテ、中盤にはボランチに新加入のホークラント、トップ下にハベラー、右サイドにブルートが入ったほかはほぼ昨季終盤と同じメンバーです。なお、個人的に今季の活躍を期待していたグレゴリッチは開幕直前にHSVへ移籍が決まりました。
 試合は前半からボーフムが主導権を握る展開となりました。デュイスブルクは自陣に深く引いてコンパクトに守りボールを奪ったらサイドに展開し攻め込むという意図が見えました。しかしデュイスブルクは攻撃が手薄なうえに雑でパスミスが多くボーフムは攻め込まれる前に容易にボールを奪い返すことができました。また守備的に戦ってはいるもののデュイスブルクの守備は思いのほか緩く、時間が経過するにつれボーフムは次々と攻め込むようになります。しかし攻撃に入った時のパスの精度が悪くコンビネーションに難がある印象を受けました。
 ボーフムの決定機は27分に右からのコーナーキックをファーサイドでファビアンが頭で合わせたシュートは枠をとらえたがGKラタイチャクが弾きだした場面と29分に左からのコーナーキックに飛び込んだホークラントが頭でたたきつけたシュートがクロスバーに弾かれた場面でした。いずれもセットプレーからのチャンスでしたが、この時間あたりからは一方的な展開となりボーフムに足りないのはゴール前でのプレーの精度だけ、それ以外は完全にデュイスブルクを圧倒した前半でした。

 攻め込みながら点が取れないというのは気分がよくないもので、昨季のボーフムにはよくこういう展開の後に失点してしまい敗れてしまう試合がいくつかありました。ただこの試合は後半になっても試合の展開は変わらず、開始間もなくロジアから中央からテロッデへ決定的なパスが通りテロッデが左足で放つなどチャンスはボーフムにありました。そして56分についにボーフムに先制点が入ります。右サイドのブルートからのクロスに対してゴール前での競り合いからこぼれたボールに後方から走りこんだペアテルが左足で思い切りよく放ったシュートがデュイスブルクのCB、マイスナーの体に当たり角度が変わりゴールへ。さすがにこれにはGKのラタイチャクも反応できませんでした。ペアテルのシュートは完全にミスキックで枠を外していただけにボーフムにとってはラッキーな先制点でした。
 1点が入ると試合はさらにボーフムの一方的な展開となりました。そして68分にハベラーからのパスを受けて右サイドを抜けたブルートがGKとの1対1を落ち着いて決めて追加点。事実上、これで勝敗は決まりました。その後はボーフムは無理して攻めずDFラインや中盤でのパス交換に終始し試合を落ち着かせ、84分には前がかりになったデュイスブルクDFの裏をとったテロッデがGKとの1対1を決めてダメを押しました。

 90分間にわたり一方的に試合をコントロールできたボーフムに一度たりとも危ない場面はありませんでした。ブンデスリーガ公式によるとシュート数は23:6と大きな差がついていましたが、デュイスブルクの6本のシュートも大きく枠を外したものか、力のないGK正面へのミドルシュートばかりでした。デュイスブルクはまだ本来の力を出せていないと思いますが、仮にこのままだとツヴァイテ残留がかなり心配になるレベルです。

 ボーフムは序盤こそ連携の悪さが目に付きましたが、徐々にサイドチェンジや裏への飛び出しなど相手のスペースを使った攻撃ができるようになってきたという印象があります。後半は中盤がそのような攻撃の起点となりボールを動かせていたと思います。新加入のハベラーは思った以上に良い選手で、仮にアイスフェルトの獲得ができなくても大きな戦力ダウンにならないのではないかと感じさせてくれました。 
 一方、今季のボーフムの課題は守備だと思いますがこの試合に限っては攻め込まれるシーンが少なすぎてあまり参考にはなりませんでした。次節は昇格候補筆頭格のフライブルクが相手ですので、ここでチェックができると思います。

 最後にフェアベーク監督の試合後のコメントを・・・。
「もちろん常に3ポイントを望んではいるが誕生日にそれを達成できてうれしい。我々の戦い方は素晴らしかった。とても安定していた。我々が試合に規律を持ちこんだことを示せた。はっきりと言わなくてはならないが後半のティモのゴールは運がよかった。しかし、もし相手にしっかりと走られて、セカンドボールもとられていたらゴールは生まれなかっただろう。ハードワークの賜物だ。またチームが2点目、3点目のゴールを取ろうとしたことは嬉しかった。我々は良い方向に向かっている。今日の序盤は相手が良かったので難しい試合になりえたが、結果として我々は相手にほとんどチャンスを与えなかった。この点で選手たちを大いに称賛したい。素晴らしい試合だった。」(VfLボーフム公式サイトから抜粋して要約)

 そういえば8月1日はフェアベーク監督の誕生日でした。この勝利は選手たちからの良いプレゼントになったのではないでしょうか。とにかく選手層が薄いボーフムは怪我人が出るとたちまち失速することも十分考えられるので行けるときに貪欲にポイントを積み上げてほしいと思います。


2. BUNDESLIGA 2015/16, 2. Spieltag
01.08.2015, 13:00 Uhr, rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum 1848 - MSV Duisburg 3:0 (0:0)
Bochum: Luthe - Celozzi, Fabian, Bastians, Perthel - Haberer, Losilla, Hoogland - Bulut (82. Weis), Terodde, Terrazzino
Duisburg: Ratajczak - Feltscher, Meißner, Bomheuer, Wolze - Bajic (68. Holland), Bohl (75. Iljutcenko) - Bröker, Dausch, Janjic - Onuegbu (64. Brandstetter)
Tore: 1:0 Perthel (56.), 2:0 Bulut (68.), 3:0 Terodde (84.)
Gelbe Karten: / - Dausch, Meißner
Zuschauer: 23.542.
Schiedsrichter: Florian Meyer (Burgdorf)



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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

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