2015.09.19 (Sat)

2. ブンデスリーガ 2015/16 第7節 ボーフム vs. デュッセルドルフ

 ツヴァイテリーガ第7節。ボーフムはホームにデュッセルドルフを迎えての一戦です。前節で開幕からの連勝はストップしたものの内容は悪いものではなく、また対戦相手が近隣の人気クラブということもあってレヴィアパワーシュタディオンはほぼ満員となりました。
 ボーフムはこの試合も開幕からスタメンは1人の選手も変えていません。もちろんこの試合も全く同じ顔触れです。前半から両チームがアグレッシブにぶつかり合う激しい攻防が展開されました。どちらにもチャンスがあったのですがボーフムのルーテ、デュッセルドルフのレンジンクの好セーブもありどちらも一歩も譲りません。デュッセルドルフはペナルティキックからデミルバイやコッホが精度の高いキックでゴールを脅かし、ボーフムはボランチから左右へ展開しハーベラーやテラッツィーノが攻め込み良い形を作っていました。先制点はボーフムに入りました。チェロッツィのアーリークロスが跳ね返されたボールをホークラントが胸トラップして左足のボレーシュートをゴール右隅に決めた素晴らしいシュートでした。

 後半はボーフムがペースをつかみ試合をコントロールするようになりようやく試合が落ち着いてきましたが、時折デュッセルドルのカウンターを受けて危ない場面を作られてしまいます。60分にはデュッセルドルフが右サイドをシャウアーテが上がりクロスをベブーが頭で合わせ、69分にも右サイドをサラレルが突破し中央に入れたクロスにヤコナンが合わせますがいずれもルーテがセーブ。
 試合終盤に入るとデュッセルドルフは攻撃的な選手を投入し思い切った攻撃を仕掛けるようになりますが、80分にカウンターからボリーが放ったシュートはクロスバー直撃。82分のファン・ダイネンのシュートはルーテが素晴らしいセーブを見せて、運にも見放されていたように思えました。
 前がかりになるデュッセルドルフに対してボーフムもよい形でボールを奪いカウンターのチャンスは十分にあったのですが、点を取りに行こうとはせず、かと言って時間を使ってボールをキープするわけでもなく中途半端にボールを奪われることが多く嫌な感じはしたのですが、その通りになりました。92分にコーナーキックを得たデュッセルドルフ。一度はボーフムがクリアしますがこぼれたボールを拾いシュトローディクが浮かせたボールをファン・ダイネンが頭で合わせて土壇場で同点に追いつきました。デュセルドルフの選手や監督が抱き合って大喜びする手前でピッチに背を向けてがっくりと下を向くフェアベーク監督の姿があまりにも好対照で面白かった。

 ボーフムとしてはほぼ手にしていた3ポイントを失ってしまっただけに悔しい結果だったと思いますが、試合をトータルで見ればデュッセルドルフに多く決定機があっただけにドローというのは妥当な結果だったでしょう。フェアベーク監督は「最後の10分間はうまくプレーできずアディショナルタイムに失点してしまったが、これは妥当な結果だ。」とコメントしています。
 客観的に見ればこの試合は激しく攻守が入れ替わりお互い決定機も多くレベルの高い見応えのある楽しい試合だったと思います。試合後にデュッセルドルフのクラマー監督は「非常に激しい熱戦だったと思う。フットボールとしての質も高かった。このように攻守の入れ替わる試合は2部の試合ではめったに見られない。」とコメントしていますが、まさにその通りだと思います。ドローという結果ですが、スタジアムで観戦した両チームのファンも楽しめたのではないかと想像します。

 ボーフムの選手層の薄さを考えれば、第7節を終えて首位に立っているという状況は上出来で、いつかは落ちてくるだろうとは思います。問題はいつまで粘れるかということですが、開幕から2か月経過した今となっては各チームはそれなりに各々が目指すスタイルや戦術が確立されボーフムのアドバンテージはなくなってきている印象を受けます。ボーフムの直近の2引分けはいずれもリードしながら追いつかれたもの。勝てる試合を勝ちきれないという展開は昨季の試合とダブって見えます。昨季は無敗で迎えた第8節にアウェイで昇格チーム(ハイデンハイム)にまさかの大敗を喫して一気に失速しましたが、今季も第8節は昇格チームのビーレフェルトとアウェイでの対戦が組まれています。嫌な予感がします。

 一方、デュッセルドルフですが、なぜこのチームが7試合で5ポイントしか取れていないのか不思議です。控えの選手も含めてこれだけの戦力を備えているのはフライブルク、ライプツィヒ、カイザースラウテルンくらいではないかと思います。そしてこの試合で見られたようなアグレッシブなサッカーにも悪いところがあるとは思いません。間違いなくツヴァイテトップクラスのチームです。開幕ダッシュには失敗し少々出遅れたようではありますが、いずれは上位争いに食い込んでくる可能性は高いと思います。


2. BUNDESLIGA 2015/16, 7. Spieltag
19.09.2015, 18:30 Uhr, rewirpowerSTADION, Bochum
VfL Bochum 1848 - Fortuna Düsseldorf 1:1 (1:0)
Bochum: Luthe - Celozzi (90. Wijnaldum), Fabian, Bastians, Perthel - Haberer (75. Eisfeld), Losilla, Hoogland - Bulut, Terodde, Terrazzino (72. Mlapa)
Düsseldorf: Rensing - Schauerte, Haggui, Strohdiek, Bellinghausen (71. Pohjanpalo) - Koch, Schmitz - Bebou (75. Bolly), Demirbay, Sararer - Ya Konan (80. van Duinen)
Tore: 1:0 Hoogland (27.), 1:1 van Duinen (90.+2)
Gelbe Karten: Losilla, Celozzi - Demirbay
Zuschauer: 27.561
Schiedsrichter: Sascha Stegemann (Niederkassel)

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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

13:02  |  VfL Bochum  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

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