2015.11.09 (Mon)

2. ブンデスリーガ 2015/16 第14節 パダボーン vs. ハイデンハイム

 昨季はブンデスリーガ1部で善戦しながらも残留を果たせず再び2部で戦うことになったパダボーンですが、今季も選手の流出はあったもののそれなりの戦力を揃えることができたことから、私はシーズン開幕前は上位争いに加わると予想していました。しかし、いざシーズンが開幕するとなかなかポイントをとることができず、今季から指揮を執ることになったゲルハウス監督が早くも解任されてしまいました。そして後任監督はあのシュテファン・エッフェンベルク。
 エッフェンベルク監督のパダボーンがどのようなサッカーを見せてくれるのか興味があり第14節のハイデンハイム戦に注目してみました。対戦相手のハイデンハイムは2007年からチームを率いるフランク・シュミット監督の攻撃的なサッカーが浸透し昨季は初の2部昇格ながら終盤まで上位をキープし、今季も上位争いに加わっています。

 そんな両チームの対戦なので期待はしていたのですが、それを裏切らない好ゲームになりました。両チームともアグレッシブに相手にプレスをかけてボールを奪うとテンポよくボールを動かしスペースを狙います。どちらも攻守の切り替えが早いこと。目の離せない攻防が展開されました。
 そんな中で次第にパダボーンが試合の主導権を握る形に変わってきます。19分に右サイドをドリブルで上がったコチからのクロスをフリーでシュトッペルカンプがシュートしますがわずかに枠をはずします。22分には左サイドを上がったブリュックナーのクロスの跳ね返りをコチが左足でシュートしますがGKがファインセーブ。さらに25分にもシュトッペルカンプが強烈なシュートを放つも決まらず。この時間帯のパダボーンの波状攻撃は素晴らしかったのですがこういう時間帯にはしっかり点を取っておかないとあとで痛い目にあうのは明らか。
 しかしこの試合のパダボーンはこの流れをしっかりゴールに結びつけました。39分に左サイドからのブリュックナーのクロスをラキッチが頭で流すと待ち受けていたコチが豪快なボレーシュートをゴールネットに突き刺したのです。これは思わず声が出てしまう素晴らしいゴール。ハイデンハイムも決して悪い内容ではなかったのですが、バランスよく両サイドに展開し、サイドでも攻防で優位に立ったパダボーンが攻めまくった印象が残りました。

 後半は両チームとも多少ペースダウンした感じで、相手ボールへのプレスは甘くなりコンパクトな形を保てなくなってきた感じはしましたが、54分にパダボーンはラキッチとザクリクが決定的なチャンスを作りますがこれを決めきれません。ハイデンハイムは65分にこの試合は前線で奮闘していたモラビがロングボールを収め、そこからの折り返しを後半から入ったグリマルディが狙いすましたようにゴール右隅へ決めて同点に追いつきました。これも絶妙なコースに決めた素晴らしいゴールでパダボーンのGKクルーゼは一歩も動けませんでした。
 同点に追いつかれたパダボーンはすぐにプロシュヴィッツを入れて攻撃を活性化を試みますが試合の流れは変わりませんでした。終了直前の94分には入ったばかりのゲーラートの放ったミドルシュートをバカロルツがペナルティエリア内で手でブロックするプレーがありましたが主審のギュンター・ペアルはPKを取らず、パダボーンは救われました。そしてそのまま1:1のドローで試合は終了しました。

 主審のPK見落とし(あるいはあえて取らなかったのか?)には救われたものの試合を通してみればパダボーンが攻める時間が長く決定機も数多くありました。どちらかといえばパダボーンにとって悔しいドローでしょう。前半に何度もあった決定機にあとひとつ決めていれば、あるいは後半にあった決定機を決めていればとついつい考えてしまいます。
 ただ、パダボーンのサッカーからは順位表の下半分に位置しているとは思えないクオリティーを感じました。まだパスミスなどが多く修正する余地はあるものの攻撃に回った時のパスワークとコチやブリュックナーの前へのスピードと噛み合えばツヴァイテではトップクラスの攻撃力となるでしょう。「さすがエッフェンベルク!」と言ってよいのかどうかはまだわかりませんがこの試合を見る限り、まだまだ上位に食い込んでくる可能性は大いにあると感じました。


2. BUNDESLIGA 2015/16 14. Spieltag
08.11.2015 13:30 Uhr, Benteler-Arena, Paderborn
SC Paderborn 07 - FC Heidenheim 1:1 (1:0)
Paderborn: Kruse - Heinloth, Hoheneder, Wahl, Brückner - Bakalorz, Wydra (70. Ndjeng) - Koc, Saglik (73. Ouali), Stoppelkamp - Lakic (66. Proschwitz).
Heidenheim: Zimmermann - Robert Strauß, Mathias Wittek, Kraus, Feick - Titsch-Rivero, Theuerkauf - Halloran (75. Leipertz), Schnatterer (90.+3 Göhlert) - Voglsammer (46. Grimaldi), Morabit.
Tore: 1:0 Koc (39.), 1:1 Grimaldi (65.)
Gelbe Karten:Wydra, Hoheneder - Mathias Wittek, Grimaldi, Titsch-Rivero
Zuschauer: 9.488
Schiedsrichter: Günter Perl (Pullach)

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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

10:30  |  SC Paderborn 07  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

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