2016.04.17 (Sun)

2016 J-League Division 1 1stステージ第7節 大宮 vs. 甲府

 J1第7節の大宮対甲府の試合を観戦しました。この試合キックオフ前には熊本地震の犠牲者への追悼と被災地の復興を願い黙祷が行われました。14日夜から大きな地震に始まり相次いでいる地震による被害は大きく今節は九州地方で開催される試合や被災地のクラブが関わる試合は中止されています。震災に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。

 さて、大宮の対戦相手の甲府の特徴は堅守です。今季これまで対戦してきたチームとは違った強さを持つチームに対して大宮のサッカーがどれだけ通用するのか楽しみにしていました。
 

 前半は大宮が相手へしっかりとプレスをかけてボールを奪う形ができていたと思います。また、この試合の大宮は普段より中盤と前線の連係が良くボールがスムーズに動かせていました。ただ、甲府の守備は想像通りに固く、バランスを崩すことはなく大宮が良い位置でボールを奪っても甲府の守備を崩すには至りませんでした。
 しかし、32分に大宮は右サイドを横谷が抜け出して中央へ入れたボールをGKの河田が弾くと、それを正面に詰めていた家長が押し込んで先制しました。大宮はこれが最初のシュートだったようです。その後も大宮がボールを保持し甲府にチャンスを作らせずに前半を終了しました。


 後半に入ると1点を追う甲府が当然のごとく前への圧力をかけてきました。それに対して大宮は完全に守勢に回ってしまいます。甲府は56分にチュカ、61分に森晃太を入れるとさらに攻撃が活性化しここからは完全に一方的に甲府が攻める形になり、大宮が失点するのは時間の問題ではないかという状態になります。そして、75分に右からのコーナーキックをチュカに頭で合されて同点に追いつかれてしまいました。その後も甲府の展開が続きましたが、大宮も85分を過ぎたあたりからようやく攻撃に転じ甲府ゴールに人数をかけて迫りました。しかしこの時間帯も点を奪うためにバランスを崩して攻めている感じもありカウンターからかなり危険な形を作られていました。それでも幸い失点はすることなくそのままドローで試合が終わりました。


 結果的に引き分けに終わりましたが、後半の甲府が優勢だった展開を見る限り、この試合は甲府が勝利していておかしくない試合だったと思います。得点以外にもクリスティアーノの強烈なシュートがクロスバーを直撃するシーンなどチャンスは甲府の方に多くありました。大宮にとってラッキーだったのは、甲府は攻撃に関しては連係が良いとは言えずいい形を作りながらシュートまで持っていけないシーンが多かったことです。いずれにしても90分間を通してみれば、ドローという結果は大宮にとってラッキーだったように思えます。
 では、大宮に勝つチャンスがなかったのかというと全くそんなことはなく、むしろ後半をもう少しうまく戦えていたら問題なく勝利を手にすることができていたようにも思えます。

 まず、どうしても腑に落ちないのがなぜ後半になり運動量が落ちてしまったのか。そしてそんな状況にもかかわらず選手交代などの手を早めに打てなかったのかということです。運動量が落ちたように見えた点については、コンディションの問題というよりは、戦い方の問題でバランスを重視するあまり受け身になってしまったということのようです。
「運動量が少ないことは気になりませんでしたが、プレッシャーを掛けるタイミングを逸していると感じていました。」(渋谷監督)
「つなぐことを優先しすぎたところがあったし、もっとゴールに向かっていって良かったと思います。」(金澤選手)
というコメントからもそうだったのかと思います。
 しかし、そうであっても素人の目から見ても明らかにまずい状況が続いているにもかかわらず、なぜもっと早く選手を変えて状況を打開しようとしないのだという疑問は残ります。この点については試合後の監督コメントなどで言及はなかったようです。まあ、素人にはわからない別な理由があったのかもしれませんが、この試合をしっかり分析して今後に生かしてくれることを願っています。
 それから前半の内容について。相手との1対1での競り合い、セカンドボールの奪取という点では相手を上回り結果としてポゼッションを高めることができており、開幕戦の頃からはかなり良くなっていると思います。連係もよくなりスペースを使った動きもできていたと思います。ただ、相手の守備を崩せたのは1度だけというのが実態です。まだ満足できるレベルだとは思いません。こちらも今後に期待しています。

<引用記事>
レビュー|J1 1st 第7節甲府戦 (大宮アルディージャ公式サイト)


2016 Jリーグ Division1 第7節
2016年4月16日(土), 16:04, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - ヴァンフォーレ甲府 1:1 (1:0)
大宮: 加藤 - 奥井, 菊地, 河本, 和田 - 横谷 (73. 江坂), 金澤, 岩上, 泉澤 (79. ペチュニク) - 家長, ムルジャ (84. 沼田)
甲府: 河田 - 新井, 山本, 津田 - 松橋 (90.+2 黒木), セレスキー, 保坂 (61. 森), 田中 - 稲垣, ニウソン (56. チュカ), クリスティアーノ
得点: 1:0 家長 (32.), 1:1 チュカ (75.)
警告: / - /
観客: 9,659人
主審: 廣瀬 格

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テーマ : 大宮アルディージャ - ジャンル : スポーツ

タグ : スタジアム観戦記

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