2016.05.10 (Tue)

ブンデスリーガ2015/2016 第33節 グラートバッハ vs. レバークーゼン

 今季のグラートバッハのホーム最終戦は重要な試合となりました。グラートバッハはすでにEL出場権を獲得できる7位以上でシーズンを終えることは確定していますが、ぜひ現在の4位をキープしてCLプレーオフを戦う権利を手にしたいところです。しかし、この4位争いが大混戦でおそらく残り2試合を勝利しないと順位は下がってしまうことでしょう。その意味ではドローも許されない状況だといえます。もちろんホーム最終戦ということ。また対戦相手のレバークーゼンには今季はアウェイで0:5と完敗しておりそのリベンジという2つの意味でも負けられない試合です。

 グラートバッハはキックオフ直後から攻勢をかけました。開始1分も経過しないうちに決定機を作りだしましたが、ヴェントのシュートは惜しくもポストに当たってゴールは決まりませんでした。その後も勢いに任せて攻め続けたグラートバッハですが決定機を決められないうちに徐々にレバークーゼンの反撃を受けるようになります。
 そして20分、ついにチャルレス・アランギスに先制ゴールを決められてしまいました。なお、アランギスはブンデスリーガ初ゴールでした。この時間帯になるとさすがにグラートバッハも勢いに任せた攻撃はなくなりゲームは落ち着いた形になりました。1点リードを許した形で前半終了が濃厚となった43分にグラートバッハが追いつきました。右サイドのトラオレがペナルティエリア内でボールを失いかけながらしぶとくボールをキープし左足で思い切りよく放ったシュートを相手GKが弾き、そのボールをハーンが落ち着いてゴールに蹴りこみました。このゴールは幾分ラッキーだった面もありますが、トラオレの粘りとハーンの落ち着きが生み出したゴールで、時間帯から見ても非常に良いゴールでした。

 後半も目まぐるしい攻防が続き、どうしても勝利したいグラートバッハには我慢が必要な展開となりましたが、79分に左サイドからヴェントが中央に入れてきたボールが、シュティンドルから右でフリーになっていたハーンにボールが出てきました。これをハーンがゴールの左隅に突き刺して逆転。シュティンドルは意図してハーンに出したのか、あるいは偶然こぼれたボールがハーンのところに行ったのかは定かではありませんが、膠着した展開を打ち破る素晴らしいゴールでした。そしてこのゴールが結果的に値千金のゴールになるのです。
 そしてもうひとつ忘れてはならないのがゾマーの好守です。レバークーゼンは前半も後半も何度か決定機を作りグラートバッハゴールを脅かしましたが、ゾマーの好セーブで1失点で凌ぎました。
 
 混戦となっていた4位争いですが、前節終了時点でグラートバッハと勝点で並び5位となっていたヘルタがダルムシュタットにまさかの敗戦、1ポイント差で6位のシャルケがアウクスブルクと引分けたため、グラートバッハは4位をキープし、さらに5位に浮上してきたマインツとは3ポイント差としました。グラートバッハとマインツの得失点差には11の差があるので最終節にグラートバッハが大敗しなければ4位はキープできます。最終節までもつれ込むと思っていた4位争いもあっけなく決着してしまいました。グラートバッハファンの私はハーンを始めとしたグラートバッハの選手だけでなく、シャルケとの試合で試合終了直前に同点ゴールを決めたアウクスブルクのダニエル・バイアーにも感謝しなくてはいけないのかもしれません。

 今季でチームを去ることが決まっているノルトヴァイト、シュトランツル、ブラウウェルス、フルゴタにとってはグラートバッハの選手としての最後のホームゲームとなりました。ノルトヴァイト、シュトランツルは2010/11シーズンのウィンターブレークにボルシアに加入。当時のグラートバッハはDFに怪我人が続出し大量失点を繰り返し最下位で降格確実という状況でした。結局そのシーズンは入替戦に残り奇跡的に降格を逃れたのですが彼らの貢献度は非常に高かったともいます。シュトランツルのキャプテンシーと安定した守備、そしてセットプレーでの得点力でチームに大きく貢献しました。ノルトヴァイトはボランチ、センターバック、右サイドバックをこなすポリヴァレントなタイプでどのポジションでも安定した力を発揮する選手でボルシアには欠かせない存在でした。また時折見せる豪快なミドルシュートも魅力的でした。 
 そして私個人としては特にブラウウェルスには思い入れがあります。2007年にドイツに旅行した時に見たツヴァイテリーガの試合(観戦記:「2.Bundesliga 06/07 第31節 SCパダーボーン07×FCエルツゲビルゲ・アウエ を観戦(怠け者の備忘録)」)で活躍、その後グラートバッハに加入し、CBでありながら得点感覚も持ち合わせチーム内の得点王になったシーズンもありました。
 フルゴタといえばマインツでのハットトリックが強烈に印象に残っています。あとはPKでのループシュートでしょうか。彼の場合はポカールやテストマッチで格下相手だと容赦なく点を取りまくるイメージがあるのでツヴァイテに移籍すれば得点王を狙えるのではないかと考えてしまいます。もちろんブンデスリーガでのプレーを希望するのだと思いますが、移籍先での活躍を期待しています。
 さてグラートバッハは最終節はアウェイでインゴルシュタットと対戦します。ホームでは滅法強いのにアウェイでは勝てない状況が続いています。良い形でシーズンを締め括るためにも最後はアウェイでの勝利を強く願っています。


BUNDESLIGA 2015/16 33. Spieltag
07.05.2016 15:30 Uhr, Stadion im Borussia Park, Mönchengladbach
Borussia M'gladbach - Bayer 04 Leverkusen 2:1 (1:1)
Borussia: Sommer - Elvedi, Christensen, Nordtveit - Traoré (80. Herrmann), Dahoud (77. Hazard), Xhaka, Wendt - Raffael (88. Stranzl), Stindl, Hahn
Leverkusen: Leno - Bender, Ramalho, Toprak (83. Frey), Henrichs - Kramer (46. Jedvaj), Aranguiz - Kruse, Calhanoglu - Kießling, Chicharito
Tore: 0:1 Aranguiz (20.), 1:1 Hahn (43.), 2:1 Hahn (79.)
Gelbe Karten: Wendt, Traoré - Jedvaj
Zuschauer: 54.010 (ausverkauft)
Schiedsrichter: Bastian Dankert (Rostock)
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

22:59  |  Bor. M'gladbach  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

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