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2016.12.25 (Sun)

第96回天皇杯準々決勝 大宮 vs. 湘南

 天皇杯準々決勝を観戦しました。私にとっては前回の観戦が11月3日のJリーグセカンドステージ最終節ですから1か月半ぶりです。年の瀬も押し迫ったこの時期にまだ贔屓クラブの試合を観戦ができるというのは幸せなことです。


 気持ちよい晴天でしたが、試合が始まるころには日が傾き、寒くなってきました。両チームサポーターの応援が響き渡る一方で大宮サポーターが陣取るゴール裏のスタンドの後方のオレンジ色に染まった空におびただしい数のカラスが飛び交い、何やら不気味な雰囲気が漂う中試合が始まりました。

 序盤は湘南が高い位置から激しくプレスをかけてボールを奪い素早く攻撃へ切り替えチャンスを作りかけます。大宮は立ち上がりこそ押し込まれていたもののやがてボールをテンポよく回すことで湘南のプレスをいなすと、中盤でのパス交換からスペースを作り攻め込むようになります。特に左サイドの泉澤がフリーでボールを受けてチャンスの起点となることが多く、大宮は何度も決定機を作ることができました。一方で湘南にはほとんどシュートは撃たせず内容では圧倒しました。ただ、それでも得点は32分の泉澤のゴールだけ。2回ほどあったGKとの1対1は梶川に阻まれ、ポストにあてたシュートも2回ほどありました。本当に力のあるチームであれば前半で3点を取って試合を決めていたことでしょう。もっとも、相手の湘南は何点差がついていても決して諦めずに反撃してくるチームですから試合が決まるというのは言い過ぎかもしれませんが、少なくてもかなり有利にはなったはずです。


 後半に入ってから早い時間帯に湘南のDF奈良輪が2枚目の警告で退場となります。数的優位になった大宮はさらにボールを保持する時間が長くなりましたが、1点リードしている余裕からかパス回しのスピードやボールのないところでの動きが落ちチャンスは作れなくなります。「数的優位になったことで安心してしまったり、ちょっと足を止めてしまったり、ちょっとしたスキが生まれてしまった」と試合後の渋谷監督のコメントにありましたがどんな展開であっても油断してはいけません。
 スタンドで観戦している私もこのような展開が一番怖いと感じていてはっきり言って嫌な予感はしていました。攻められ続ける湘南はGK梶川が1対1で好セーブを連発。攻められる機会が少なくなった大宮守備陣とGK塩田の連係はどうなのかといった不安です。案の定、70分に湘南が中央でボールを細かくつないだところに守備陣が引きつけられ右サイドの菊地俊介がフリーでパスを受けてゴールを決めました。このプレーの発端は塩田のミスキックであるし、相手のパス回しに食いついてサイドをフリーにしてしまった大屋のプレーもいけませんでした。
 湘南はそれまでシュートらしいシュートはなく本当にワンチャンスを活かした形ですが、これにより試合のペースを完全に掴み、それまでがうそのように大宮ゴールに迫るようになります。試合の序盤に見られたようなプレスもよみがえり数的不利を感じさない攻撃を展開するようになります。こうなると湘南が勝利しても全くおかしくない気持ちがしてきましたが、その後はどちらも得点は奪えずに同点で90分を終えました。


 延長戦。93分に湘南はセットプレーのチャンスで途中から入った藤田祥史がゴールを決めて逆転に成功します。セットプレーに飛び込んだ藤田がキャッチしようとした塩田よりもわずかに早く頭で競り勝ちバックヘッドでゴールに流し込んだというもの。これも塩田はうまく処理できなかったものでしょうか。やや不満を感じるプレーでした。

 延長の後半に入ると大宮は延長前半終了直前に交代で入ったペチュニクが前線で圧力をかけさらにCBの菊地を攻撃参加させます。こうなるとさすがに数的不利で戦ってきた湘南の選手たちにとってはかなり厳しくなります。111分、118分に菊地がゴールを決め、120分には大屋が決めて大宮が逆転勝利しました。最後は大宮が数的優位を生かして力ずくでゴールを奪ったという印象が残ります。
 この試合の大宮は決して褒められる戦いではなかったもののリードされても慌てることなく最後まで戦った点は評価できます。これは1シーズンJ1で戦い結果を残したことによる自信も大きいのだと思います。昨季まではこのような試合は私の記憶には残っていません。また、大宮には菊地や河本などいざという時のパワープレーで得点が期待ができるDFを擁しているのも大きいです。
 一方の湘南についてはこれまで持っていた良いチームだという印象は変わりません。特に選手の諦めない気持ちや監督をはじめとしたベンチ、そしてゴール裏サポーターとの一体感には心を動かされました。


 さて大宮にとって天皇杯のベスト4進出はクラブ史上2度目の快挙です。前回は2005年、国立競技場で浦和に延長の末に敗れています。今回の対戦相手は川崎ですので客観的に見れば勝利はかなり難しいと思います。しかし天皇杯は一発勝負なのでどうなるかはわかりません。ただ一つ言えるのは得点のチャンスは少ないはずですのでそれをしっかりと得点に結びつけることができなければ勝利はないということです。この試合でしっかりとした結果が残せなかったFWの選手たちの奮起を期待しています。

<コメント引用>
天皇杯全日本サッカー選手権大会 第5回戦 湘南ベルマーレ戦 レビュー (大宮アルディージャ 公式サイト)


第96回天皇杯全日本サッカー選手権 準々決勝
2016年12月24日(土) 16:04, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - 湘南ベルマーレ 4:2 延長 (1:1, 1:0)
大宮: 塩田 - 奥井, 菊地, 河本, 大屋 - 大山, 横谷, マテウス (76. 家長), 泉澤 (76. 清水) - 江坂, ムルジャ (105.+1 ペチュニク)
湘南: 梶川 - 奈良輪, 石川, アンドレ バイア, 島村 - 藤田(征) (62. 菊池), 菊地, 三竿, 高山 - 山田 (90.+1 藤田(祥)), 大槻 (56. 長谷川)
得点: 1:0 泉澤 (32.), 1:1 菊地 (70.), 1:2 藤田(祥) (93.), 2:2 菊地 (111.), 3:2 菊地 (118.), 4:2 大屋 (120.)
退場: 奈良輪 (52.; 警告X2)
警告: 泉澤 - 島村
観客: 10,297人
主審: 山本 雄大
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テーマ : 大宮アルディージャ - ジャンル : スポーツ

タグ : スタジアム観戦記

17:25  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑

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