2017.08.27 (Sun)

2. ブンデスリーガ 2017/18 第3節 ブラウンンシュヴァイク vs. アウエ

 ツヴァイテリーガのブラウンシュヴァイク対アウエを観戦しました。ブラウンシュヴァイクでの観戦は初めてです。当日は試合開始前から雨が降り出しましたが、アイントラハトシュタディオンは屋根付きなので安心です。
 かなり早い時間に入場したので最初のうちはスタンドはほとんど空席でした。この時間、ファンの多くはスタジアム周辺でビールを飲んだりしていたようです。最初は静かなスタジアムがキックオフに向けて徐々に盛り上がっていく様子を眺めているのは楽しく、これもスタジアム観戦の醍醐味だと思います。私が時間があれば少々早めにスタジアムに向かうのはそういう理由もあります。

 ブラウンシュヴァイクは昨季は3位でシーズンを終えましたがプレーオフでヴォルフスブルクに敗れ昇格を逃しています。しかし長く指揮を執るリーバークネヒト監督の戦術は浸透しているようで戦力的にも昨季と大きく変わらないことから、私は今季も昇格争いに加わるだろうと予想しています。一方のアウエはリーグ戦はまだ2試合を終えたところですが、連敗スタートとなり早くも監督を解任し、この試合がロビン・レンクが指揮する最初の試合となります。


 キックオフ前には前日にバルセロナで起きたテロ事件の犠牲者を追悼する黙祷が捧げられました。その直後にホーム、アウエサポーターブロックにDFBを批判する横断幕が掲げられ、"Fussballmafia, DFB! Fussballmafia, DFB!" のコールが響き渡ります。このような光景はこの数日観戦した他のスタジアムでも同様に見られました。

 中盤で激しくプレスをかけボールを奪ったら素早いショートカウンターを仕掛けるスタイルで序盤から見応えのある攻防が展開されました。アウエは8分にケプケのドリブル突破からティファ-トに決定機がありましたがシュートはDFにブロックされ決まらず、ブラウンシュヴァイクもニーマンに決定機がありましたがメネルのファインセーブで得点できず。
 24分、アウエはコーナーキックのチャンスでティファートのキックをナザロフが右足でダイレクトボレーシュートを決めて先制します。それまでしっかりと守ってきたブラウンシュヴァイクの守備陣でしたが、この場面ではナザロフを完全にフリーにしてしまいました。
 しかしそのすぐ2分後、ブラウンシュヴァイクは中盤からのロングパスをニーマンが(おそらく背中で)落とし、それを拾ったケリフィがミドルシュートを決めてすぐに同点に追いつきました。


 ブラウンシュヴァイクのリーバークネヒト監督。バックスタンド側から見てもすぐわかる激しいジェスチャーで選手に指示を追っていました。

 後半は、ブラウンシュヴァイクが攻める時間が長くなりましたが、押しこまれたアウエもカウンターから何度かチャンスがありました。アウエの守備陣のプレーには随所に危なっかしいところがありましたが、肝心なところでは5人で連携してしっかりと守っていました。これは好印象です。
 終盤は試合がやや膠着。さらにどうしても勝ち点がほしいアウエがドロー狙いで守備を固めてくると、ブラウンシュヴァイクにはそれを崩す力はなく試合は結局1:1のドローに終わりました。
 

 この試合は終盤はややお互いプレーが荒くなったり、アウエが守りに入ったこともありますが、前半は非常に見応えのある良い試合でした。ブラウンシュヴァイクは思っていた通りチームとしてのまとまりがあり大きく崩れることはないと思います。アウエも守備をしっかり構築できれば戦い方次第では良いところまで行けそうな気もします。

 さて、この試合で私の今回のドイツスタジアム観戦旅行は終わりです。休暇の日程の都合上、ブンデスリーガの試合(特にグラートバッハ)を観戦できなかったことが残念ですが、十分に楽しむことができました。また機会があればぜひ行きたいという思いが強くなりました。


2. BUNDESLIGA 2017/18, 3. Spieltag
18.08.2017, 18:30 Uhr, Eintracht-Stadion, Braunschweig
Eintracht Braunschweig - FC Erzgebirge Aue 1:1 (1:1)
Braunschweig: Fejzic - Reichel, Valsvik, Baffo, Sauer, Boland, Zuck (65. Nkansah), Biada (57. Hernandez), Dacaj, Khelifi, Nyman (77. Abdullahi)
Aue: Männel - Kalig, Rapp (60. Hertner), Riese, Wydra, Tiffert, Rizzuto, Fandrich, Köpke (90. Cacutalua), Bertram (87. Strauß), Nazarov
Tore: 0:1 Nazarov (24.), 1:1 Khelifi (26.)
Gelbe Karten: Nyman, Zuck - Tiffert, Kalig, Riese, Rizzuto
Zuschauer: 20.300
Schiedsrichter: René Rohde (Rostock)

テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

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2017.08.27 (Sun)

DFBポカール 2017/18 1回戦 パダボーン vs. ザンクト・パウリ

 パダボーンでDFBポカール1回戦、SCパダボーン対ザンクト・パウリの試合を観戦しました。私にとってパダボーンを訪れるのは2度目のこと。前回の訪問はちょうど10年前の春でした。当時は素晴らしい晴天でしたが、今回も前日までの曇天からは想像できない好天に恵まれ心がうきうきしてきます。


 試合会場のベンテラー・アレーナ。10年前にはまだなかったスタジアムです。10年前のパダボーンは2部で戦っていたのですが、この10年の間に3部降格、2部昇格、1部昇格、2部降格、3部降格と目まぐるしく昇格、降格を繰り返してきました。その点では対戦相手のパウリと共通する部分があります。
 
 この試合は相手が2部の人気クラブ、ザンクト・パウリということもあってスタジアムは満員、チケットは完売だったようです。私はバックスタンドで観戦したので周囲の人たちは普通の家族連れが多いように思いましたが、スタジアムに"Helden geben nie auf"という応援歌が流れると皆立ち上がってマフラーを掲げ熱唱。この一体感はたまりません。それにしてもパダボーンファンはいつからこんな熱くなったのでしょうか。10年前のヘルマン・レンス・シュタディオンにはもっと牧歌的な空気が漂っていたのですが・・・。
 

 試合は前半からパダボーンのアグレッシブなサッカーが展開されます。とりわけボールを奪ってからの切り替えの速さ、前への意識の高さが目立ちます。本来、格上のはずのザンクト・パウリがパダボーンのプレスに押されやりにくそうにしているのを感じました。パウリの前線で構えるアジズ・ブハドゥズは能力の高い選手でしたが、お世辞にも安定感があるとは言えないパダボーンのCBも懸命の守備で自由にさせません。
 試合が動いたのは41分。パダボーンがMFのヴァセイが相手のクリアしたボールを受けて右足トラップで相手をかわし左足でゴール左隅に決めて先制しました。これはテクニカルなスーパーゴールでした。前半はこの1点だけでしたが試合は完全にパダボーンのペースでした。
 
 後半に入るとパウリも攻撃に比重を置くようになりますが、パダボーンのカウンターも効果的に決まるようになります。パダボーンには何度か追加点のチャンスがありましたが、なかなか決まらず時間が経過していきます。そろそろスタジアム全体が伝わってきたところ、79分にパダボーンに追加点が入りました。ミヒェルが相手の激しいプレッシャーを受けながらもドリブルでペナルティエリア近くまで持ち込み、パスを受けたアントヴィ・アドイェイが決めました。ちょうどこの時間、パウリはCBのゾビーヒが負傷の手当てのためピッチから出ており数的不利な状態でした。パダボーンにはラッキーだったと思います。
 その後もパダボーンは84分と90分にも決定的なシーンを作りながらも決めきれず、逆に91分にアラグイに決められて1点差に詰め寄られます。ただ、パダボーンは最後まで集中力は切らすことなくプレーし、2:1で勝利を手にしました。


 パウリも決して悪い出来だったとは思いませんが、パダボーンが真っ向勝負で上回ったといった印象です。前線のミヒェルのキープ力と両サイドのスピードが噛み合うと魅力的な攻撃が展開され見ていても楽しいサッカーです。私の久しぶりに楽しいサッカー観戦ができました。もちろんこの日のスタジアム全体の素晴らしい雰囲気も含めて大満足の一日でした。


DFB Pokal 2017/18 1. Runde
14.08.2017 18:30 Uhr Benteler Arena, Paderborn
SC Paderborn 07 - FC St. Pauli 2:1 (1:0)
Paderborn: Ratajczak, Boeder, Schonlau, Strohdiek, Herzenbruch, Zolinski (62. Bertels), Krauße, Wassey, Antwi-Adjei (85. Geurts), Srbeny, Michel (90. van der Biezen)
St.Pauli: Heerwagen, Sobiech, Nehrig, Bouhaddouz, Buchtmann, Möller Daehli, Buballa, Hornschuh, Sahin (64. Allagui), Kalla (46. Dudziak), Litka (46. Sobota)
Tore: 1:0 Wassey (41.), 2:0 (79.) Antwi-Adjei, 2:1 (90.) Allagui
Gelbe Karten: Zolinski, Schonlau, Strohdiek / -
Zuschauer: 15,000
Schiedsrichter: Sven Jablonski (Bremen)

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2017.08.26 (Sat)

DFBポカール 2017/18 1回戦 ネッティンゲン vs. ボーフム

 カールスルーエでDFBポカール1回戦、FCネッティンゲン対VfLボーフムを観戦しました。FCネッティンゲンは昨季まではレギオナルリーガ・ズュートヴェスト(4部)に所属していましたが今季はオーバーリーガ・バーデン・ヴュルテンベルク(5部)に降格となっています。しかしこのネッティンゲン、カップ戦には強く直近の6シーズンで4度DFBポカールへの出場を果たしています。ただ、過去3回はいずれも初戦で敗退しています。
 ネッティンゲンのホームスタジアム、パノラマシュタディオンは収容人数がわずか3800人でありDFBポカール開催の基準を満たさないため、過去もカールスルーエで試合を行っているのです。
 私自身はカールスルーエでの観戦は2度目になります。その時に見た試合はツヴァイテリーガのカールスルーエ対ボーフムでした。当時、カールスルーエには大宮にも在籍していたラフリッチ、ボーフムには乾貴士や鄭大世がいてそれなりに楽しめた試合でした。


 大きなスタジアムを使用したのはよいもののこの試合の来場者は2700人であり、メインスタンドとアウェイサポーターブロック以外は開放しておらず、やや盛り上がりには欠けましたが、どことなくほのぼのとした雰囲気に包まれ、こういうサッカー観戦も悪くはないなと感じます。

 さて試合ですが、キックオフ直後はボーフムがツヴァイテリーガの貫禄を見せます。1分にサーラムが先制。3分にはサーラムのフリーキックをヒンターゼアが決めてたちまち2点差に。さらに6分にはヒンターゼアがポスト直撃の惜しいシュートを放ちました。結果論ですが、これが決まっていたら試合は一方的になっていたかもしれません。
 しかしその後ボーフムは2点リードの余裕からか攻撃の勢いを緩めてしまい、徐々にネッティンゲンの選手たちが落ち着いてプレーできるようになってきます。


 後半に入り51分にネッティンゲンはセットプレーから素早いリスタートで右サイドを突破、中央に入れたボールに対してやや対応が遅れたファビアンがデサンティスを倒しPKを献上してしまいます。これは客観的に見てかなり微妙なジャッジでしたが、このPKをキャプテンのブレンナーが決めてネッティンゲンが1点差とします。この瞬間のスタジアムはまるでチームが勝利したかのような騒ぎとなり、ネッティンゲンの選手たちのプレーにも勢いが出てきます。
 そこでボーフムのアタラン監督は精彩を欠いていたメルケル、ホークラントを下げてシュテーガー、ギュンデュツを入れて対応、その後ヒンターゼアが2ゴールを決めて勝敗を決めました。その後、両チーム1点ずつ取り合い最後は2:5となりボーフムが順当に勝利し2回戦へ進むことになりました。


 両チームの印象ですが、まずボーフムに関してはどうもチームとしての連動性が欠けていて攻撃にリズムがないと感じます。今季はすでに2試合を消化していますが結果を出せていないことも納得してしまう内容でした。開幕前に突然フェアベーク監督を解任し、アタラン監督が指揮を執るようになって間もないということも影響しているように思います。まだしばらくは我慢が必要でしょう。
 一方のネッティンゲンについては、個々の力では劣るもののハードワークで応戦した選手たちの頑張りは十分感じられました。また、85分にビルガーの決めた直接フリーキックも素晴らしく、なかなか良いチームだと思いました。


DFB Pokal 2017/18 1. Runde
13.08.2017 15:30 Uhr Wildparkstadion, Karlsruhe
FC Nöttingen - VfL Bochum 2:5 (0:2)
Nöttingen: Dups - J. Kern (64. Braun), N. Kolbe, Frank (73. Schürg), Fuchs - T. Brenner, C. Bitzer - de Santis, Bilger, Gür - Neziraj (82. Walter)
Bochum: Dornebusch - Hoogland (62. Gündüz), Fabian, Bastians, Soares - Losilla, Saglam, Merkel (57. Stöger) - Kruse, Hinterseer, Wurtz (75. Bandowski)
Tore: 0:1 Saglam (1.), 0:2 Hinterseer (3.), 1:2 Brenner (51., FE), 1:3 Hinterseer (65.), 1:4 Hinterseer (74.), 2:4 Bilger (85.), 2:5 Bandowski (87.)
Gelbe Karten: - / Soares, Merkel, Hoogland
Zuschauer: 2,700
Schiedsrichter: Robert Schröder (Hannover)

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2017.08.25 (Fri)

レギオナルリーガ ズュートヴェスト 2017/18 第3節 FSVフランクフルト vs. ヴォルムス

 レギオナルリーガ・ズュートヴェスト(南西部地区リーグ)の第3節、FSVフランクフルト対ヴォルマティア・ヴォルムスの試合を観戦に行きました。この試合はホームチームのFSVフランクフルトにとって今季のホーム開幕戦になります。会場のフランクフルター・フォルクスバンク・シュタディオンは、フランクフルトの中西部、ボーンハイム地区にあり中心部から地下鉄で15分くらいで行くことができます。

 ホームチームのFSVフランクフルトは2季前までは2部リーグに所属していましたが2季連続の降格で今季は4部のレギオナルリーガで戦うことになりました。対戦相手のヴォルムスもかつては2部リーグに所属していたこともありますがここ数年はずっと4部での戦いが続いています。


 ホーム開幕戦ということでそれなりに盛り上がるかと思いましたが、観客数は2000人にも満たず寂しい感じです。チケットはもちろんその場で購入できました。天気が良ければ立見席でもよかったのですが、小雨が降り8月とは思えない肌寒い天気でしたので屋根のあるバックスタンドのチケットを購入しました。スタジアムに入場し食べ物を買いこんだりしているとあっという間にキックオフ。
 スタジアム全体は閑散としてはいましたが、それでもゴール裏のサポーターブロックでは試合開始直後から熱い応援が続けられていました。


 前半からほぼ互角の展開でした。FSVは右SBのベッカーがかなり高い位置をとり攻撃の起点となる動きを見せます。しかし残念ながらクロスの精度や前線の選手との連係が噛み合わずに決定機はさほど作ることができません。一方のヴォルムスはサイドに展開したりFWに縦パスを入れてそこを起点に左右に展開するなど攻撃に意図が感じられ、サイドへのロングパスから中央へのクロスという単調な攻撃を繰り返すFSVとは対照的でした。
 前半終了直前、Patrick Huckle の左からのクロスに飛び込んだベルベルが相手DFに競り勝ちゴールへ押しこんで先制しました。それまではどちらにもそれほど大きな決定機はなく、FSVフランクフルトがやや押し気味であり1点リードという結果は妥当ではないかと思いました。

 後半は最初の10分くらいにFSVに追加点のチャンスがありましたが決めきれず、次第にヴォルムスのペースになります。そして70分にセットプレーからゲスヴァイナーがヘディングで決めて同点。そして87分にはシュトラウプがペナルティエリアに切りこんで左足で入れたクロスに中央に詰めていた安東が頭で合わせて逆転。試合はそのまま終了しました。


 決勝ゴールを決めた安東大介選手については知らなかったのですが、あとで経歴を調べてみると藤枝明誠高校、愛知学院大学の出身で2015年からドイツのオーバーリーガのクラブでプレーし、今季からヴォルムスに加入したようです。この試合を見る限りではチームの主力となっているようです。
 一方のFSVで印象に残ったのは中盤でプレーしたアザウアク。名前に聞き覚えがあると思って調べてみるとかつてシャルケ、マインツ、ボーフムなどでプレーしていたミムーン・アザウアクの弟でした。FSVに関しては個々の選手の奮闘もやや空回りという感じでチームとして機能していないように見受けられました。しばらくは我慢が続きそうです。


Regionalliga Südwest, 2017/18, 3. Spieltag
12.08.2017, 14:00 Uhr, Frankfurter Volksbank-Stadion, Frankfurt
FSV Frankfurt - Wormatia Worms 1:2 (1:0)
FSV: Aulbach - C. Becker (89. Dalmeida), Sierck, Torre Howell, Huckle - N. Seegert (76. Andacic), Pollasch - Bell Bell (84. Matuschewski), Azaouagh, Schick - Namavizadeh
Worms: Miltner - Ö. Yildirim (62. Staub), Auracher, Maas, S. Schmitt - Pinheiro, Himmel, Stulin - Dorow (90. Afari) - Gösweiner, Ando
Tore: 1:0 Bell Bell (45. + 4), 1:1 Gösweiner (70.), 1:2 Ando (87.)
Gelbe Karten: Becker, Huckle, Naavizadeh / Himmel, Pinheiro, Dorow
Zuschauer: 1.695
Schiedsrichter: Timo Lämmle

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2017.07.12 (Wed)

2017 J-League Division 1 第18節 大宮 vs. 札幌

 残留ラインを挟んだ15位札幌と6位大宮の対戦。現在はわずか1ポイント差ですがシーズン終了時にはその差はどてつもなく大きなものになります。残留争いのライバル同士の対戦については結果が重要であり、極端に言えば試合内容はどうでもよいのです。

 前半はどちらにも決定機はほとんどありませんでした。大宮はやはりこの試合でもボールを奪ってからの切り替えの遅さが気になりましたが、少なくても先週の横浜戦よりは前線が動いてスペースを作り縦パスを通そうとするチャレンジが多く見られたと思います。守備に関しては札幌が強引にゴール前にボールを入れてきたときの対応にやや不安を感じたものの、全体としてはよかったのではないかと思います。


 後半に入ると大宮が立て続けに2つのゴールを決めて優位に立ちました。先制点は岩上のロングスローに対する競り合いからこぼれたボールを大前が蹴りこんだゴール。その2分後には右サイドからのクロスを大前がシュートしGKに弾かれたボールを江坂が詰めて2点目。このあとも大前に2度ほど決定機がありましたが決めきることができませんでした。これが試合結果に大きく響くことになるとはこの時点では考えていませんでした。 


 それ以降の大宮は守備に重心を置いた形になり札幌の反撃を受けるようになります。2点リードで守備意識が高くなったのか、あるいはスタミナの問題で運動量が落ちたのか理由はわかりませんが、いずれにせす自陣で札幌の攻撃を受け続けることになります。
 81分に札幌はゴール正面で得たフリーキックを福森が直接決めて1点差。そこからさらに勢いに乗って攻めますが、大宮もゴールは許さず時間が経過していきます。
 4分間のアディショナルタイムも超過した96分、大宮がペナルティエリアの外、斜め左の位置でファールを取られ札幌にフリーキックのチャンス。ここで再び福森が直接決めて同点となり、そこで試合が終わりました。まさにラストプレーでのゴールで試合は2:2のドローに終わりました。


 なんという結末でしょう。不用意なファールで相手の得意な位置でフリーキックを与えてしまったことはまずいですが、それを2本とも決めた福森が見事だったというしかありません。どちらも素晴らしいキックでした。

 確かに大宮にとっては限りなく敗戦に等しいドローでしょう。しかし結果はドローです。15位との差は広がりませんでした。まだ残り16試合あります。チーム全体にショックが残る試合でしたが幸いここでしばらく中断が入ります。ここでしっかりと課題を見直してその先のリーグ戦に臨んでほしいと思います。


2017 Jリーグ Division1 第18節
2017年7月8日(土), 19:00, NACK5スタジアム
大宮アルディージャ - 北海道コンサドーレ札幌 2:2 (0:0)
大宮: 松井 - 渡部, 河本, 菊地, 和田 - 大山 - 岩上 (68. 沼田), 横谷 (82. 金澤), 茨田, 大前 (63. マテウス) - 江坂
札幌: ク・ソンユン - 菊地, 河合 (73. 小野), 福森 - マセード, 兵藤 (90. 上原), 荒野, 宮澤, 早坂 (46. 内村) - ヘイス, 菅
得点: 1:0 大前 (47.), 2:0 江坂 (49.), 2:1 福森 (81.), 2:2 福森 (90.+6.)
警告: 横谷, 大山, 江坂 - 荒野
観客: 11,863人
主審: 上田 益也

テーマ : 大宮アルディージャ - ジャンル : スポーツ

タグ : スタジアム観戦記

00:23  |  Omiya Ardija  |  Trackback(0)  |  Comment(0)  |  Edit  |  Top↑
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